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Yamareco

記録ID: 5649070
全員に公開
沢登り
甲斐駒・北岳

【シン沢屋交流会】南アルプス神宮川 笹ノ沢〜コタキノ沢

2023年06月25日(日) [日帰り]
 - 拍手
マリベ その他24人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:15
距離
5.3km
登り
600m
下り
618m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:11
休憩
0:06
合計
5:17
8:04
285
スタート地点
12:49
12:55
26
13:21
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ゲート付近にばらばらと10台以上

感想

キノポンさんの追悼山行
第5回シン沢屋交流会のメンバーと
2023.6.25

くわしい沢の様子や
いくつかの感想は
tamoshimaくんがヤマレコにあげた
山行記録から見ることができる。
👉記録ID:5651221
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5651221.html

*******
そこにも書いたが、
いくら追悼山行だと聞いても
キノポンさんが亡くなられた沢に
入っていく覚悟は決まらなかった。

ただ参加の意思を決めたのは
現地の滝で何を思うか
そのことを自分に課すため。

結果として参加してよかった。

現地では、
同行されていた方から
当時の状況をいくつか聞き
自分の目で実際の滝を見ることで
具体的に思うことがあった。

総勢25人ほどの、
賑やかすぎる追悼山行。

滝の前では線香をあげて黙祷もしたけれど
それ以外はみんな自由に登った。
事故の滝すらも登る人がいたし
この滝やべぇぞっていうのを
果敢に登る輩も複数名いたw

https://www.instagram.com/reel/CugiF3Kvy3e/?utm_source=ig_web_copy_link&igshid=MzRlODBiNWFlZA==

そういう仲間に囲まれているのは
キノポンさんらしいと思うし、
大勢でこの場を共有できたことが
よかったという感想につながった。

事故の際に同行されていた方に
参加するか迷ったと、話したら
「この場を乗り越えないと
 みんな前に進めないでしょ」
というような返答をくれた。

#シン沢屋交流会
#ゴルジュ突破やろうぜ

************

以上はインスタ上の感想。
ここから山行記録として。

●当日朝、道の駅白州で合流してから林道へ。一部のメンバーはそろっていないが、先行して歩きだす。毎度思うが、交流会だけだと顔と名前が十分覚えられないけど、山に一緒に入ると、その人の印象を具体的に持てたり、顔や名前や所属会などを少しでも覚えて帰ることができる。

●今回は、いままで実態の不明だったSAWAMAFIAのメンバーが何名かいることをこの目で見ることができた(笑)意外と普通の人たちで、別の所属があって、掛け持ちで入っているようだった。その中のお一人、Miyazakiさんと前後して歩くことができた。また、前日にばたちゃんとさっちゃんとヤチキ沢に入っていたことで、女子の知り合いがいるのも安心感。この3名の近くを歩いていることが多かった。

●でかい堰堤から入渓。そこから上流に行くのかと思いきや、堰堤の左岸側に入り込んでいる支流が目指す笹ノ沢だと聞く。左岸へ付いていくと、すぐに1つ目の滝。大きいけれど、容易な滝。また適当に歩いていくと、直爆のでかい滝に出た。写真で見た気がする。それをたもしまくんが果敢にリード。おもしろい動画が撮れた(笑)

●その次が、事故のあった滝だった。パッと見は大きな滝に見えないけれど、上のほうにずっと水流が続く、けっこう大きな(長い)滝だった。しかし確かにノーロープで取り付いたとしても不思議ではない滝だった。また、もし落ちても、死ぬような滝とも思えなかった。一壁でグランドしても骨折しない人がいれば、落ちても死ななそうな滝で死んでしまうこともある。その違いは、何なのか分からない。キノポンさんが死んでしまったことについて、誰もが何か言えるようで言えない、分からないことが多いような反応をされていたのは、そういうことか…と感じた。これは、行って見てみないと、分からない感覚だった。

●滝の前で線香をあげ、黙祷をした。それからロープを出して登っていった人もいるし、私はあえて全く登らず、左岸から巻き上がった。

●その先からはあまり立派な滝はなくて、登れる気持ちの良い滝が多かった。人が死んでしまった谷なのだから、陰険で悪絶なイメージを持ってしまっていたけど、笹ノ沢は普通に沢登りで楽しそうな、明るい大きくてきれいな谷だった。登れる滝が少ないと、評価が低い印象を持っていたけど、自分にとってはきれいでいい谷だな、と感じた。

●コタキノ沢へ下るために、途中の支沢へ入っていった。そこがびっくり。すぐに見たこともない形の滝が現れた。それを越えて行ってもまたびっくり。こんなのある!?というような絶壁の、岩が積み重なったような洞窟のような見たことない滝が現れた。花崗岩質なので、摂理が発達していて、若干1名が取り付いた。それを見学していると、どうもその先の巻きがよくないようなので、ロープのお世話になるために自分は先を急いだ。

●その見たことない大滝を巻くために、斜面のトラバース。確かにあんまりよくない。ずりずりした。快適ではないが、張ってもらったロープのおかげで前進する。落ち口に出ると、そこからは何もなかった。歩いて歩いて、コタキノ沢へのコルに向けて、小さな谷を上がる。

●コタキノ沢は事前に踏み跡というか小路ができていると聞いていたので、安心していた。が、一度転ぶ。脛を打って、めっちゃ痛かった……打撲くらいでよかった。

●沢を横断する橋まで出てくる。しばらくで、「コタキ」に出る。聞いていた通り、超立派な大滝だった(笑)

そんなこんなで林道へ帰還。時間的にも14時とか。ちょうどいいくらい。スムーズに帰ってこられてよかったし、沢も難しくはなくてよかった。何名かの顔を覚えられたような気がする。

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