記録ID: 5652411
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無雪期ピークハント/縦走
霊仙・伊吹・藤原
横山岳 白谷道の登りはアルプスを越える険しさか?
2023年06月25日(日) [日帰り]
滋賀県
ファンキー小太郎君
その他1人
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 07:35
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 996m
- 下り
- 995m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:52
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 7:34
距離 9.1km
登り 1,000m
下り 1,004m
14:59
天候 | 晴れ☀️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■害虫・獣 山ヒルはいませんでしたが、鹿がいるようですし、揖斐川山系にも山ヒルが出るようになったらしいので、これから出ても不思議じゃない。マダニは大丈夫でした。アブ?は頂上付近からブナ林間にいました。スズメバチ🐝は見ませんでした。猪🐗は気配がなかった。熊🐻は糞がありましたので、気をつけた方がいい。福井県や岐阜の揖斐川山系と隣接していますので要注意。マムシがおります。谷沿いでは気をつけており、見ませんでしたが、頂上に近い渓流の始点付近のガレ場でした。息が上がっているはずで、注意力も散漫になりますので注意が必要です。 ■登山口〜白谷本流コース出合 最初はなだらかな傾斜ですが、渡渉箇所があり、くるぶしまでは水に入ります。ローカットは間違いなく濡れます。また林道との出合までの直線50mの登りには最難関、要注意です。傾斜度50°あります。先行者がいる場合は、小岩の落石も要注意です。足元が崩れやすい地質です。また踏み足が多く、本線がどれなのか?わかりません。どこを通っても行けるとは思いますが、だいたいの場所は足元は砂利のような地質、片足で踏ん張るだけで、崩れてきます。その上、2日前までの雨で崩れやすい上に、掴みどころやお助けロープも一切ありません。とにかく足場が固定する箇所を確保し、掴む木や枝、岩が無い箇所は根本のしっかりした草を何本も持って、つかみ這い上がります。下手うつと、ほぼ直角の斜面を滑落します。この山の関係者の方は、足元がもっと悪くなる前に、ロープの設置をした方が良いかと思います。 ■出合から頂上 超危険な山じゃんと目が覚めましたので、ヘルメットを着用。五銚子の滝までは、無難に登れます。但し渓流登りのような箇所もあり、水量によっては危険個所もありうるかも。いずれにしても渡渉箇所が多いので、苔など付いた岩などで滑って頭を打たないように。五銚子の滝を回り込んだ辺りから、頂上まで直線約500m 傾斜度40°以上の登りが延々続きます。かなり体力を使います。 ■頂上から東峰 なだらかな登り降りの傾斜の尾根道。ブナ林ハイクに突入しますので、気分上昇します。また四方の眺めも良く、伊吹山、揖斐方面の両白山地、比良山地、白山方面など抜群の眺めが待っています。降り場面が多くなるので、トレッキングポールを出しました。 ■東峰から分岐 ブナ林が続く 絶好なロケーション。ほぼ降りですが、不注意がなければ歩きやすい稜線です。 ■分岐から東峰登山口 登山口まで数百メートル手前まで来ると、松林の尾根に出ます。(看板設置有り) 虎ロープが張ってあるので、わかりますが、結構な急斜面。ここが要注意箇所です。 ■登山口から駐車地まで アスファルトの林道が2.5劼曚病海、ちょっとうんざりな道。夜這橋からすぐの箇所で斜面が少々急な箇所があり、路面に苔が生えている個所がありますが、そこは滑りやすいです。雨の日や降った翌日などは特に注意。家内が滑って尻もちをつきました。 |
その他周辺情報 | トイレ: 事前に調べた時に登山口の小屋にあるのは調べておりましたが、北陸道 神田PAのトイレを利用した。予想通り、横山岳 白谷登山口駐車場の小屋の隣にあるトイレは、ドボン式で男女兼用。換気の為か?窓も開いているので、女性は利用しにくいと思います。高速を利用して登る方はSA,PAで利用した方が良いです。 お土産: おそらく近くには美味しいものが、たくさんあると思いましたが、名神を使う時には、近江スエヒロの「焼肉弁当」を買って帰るのが習わしになっている。近江牛と思いがちですが、養老店は岐阜県にあるために飛騨牛になります。3大和牛は松阪・神戸・近江牛と言いますが、私的には、飛騨・近江・伊賀牛だとかってに思っております。ちなみに日本一番古い和牛は神戸牛と思っている方も多いですが、実は滋賀県の近江牛400年!彦根藩井伊家が広めました。山を始めてから、好きになった滋賀県! 良い山が多いですが、旨いものも多い。 コンビニ:ICを降りてから1軒あったような気がします。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
バックパック(My Trail CO LT50
家内 山と道・ミニ2)ヘルメット(MAMMUT WALL RIDER
家内 black daimond vapor)
トレッキングポール( ゴッサマーギア・スリーピースカーボン
家内 レキ・クレシダ)
雨具(山と道・UL All-weather Hoody・pants各自)
熊鈴各自
熊よけスプレー各自
熊除け用爆竹ピストル
警笛各自
携帯電話各自
サバイバルナイフ
Garmin(FENIX6X)
Garmin(Gasmap66i)
ゴミ袋各自
|
---|---|
共同装備 |
予備(長袖シャツ
半袖Tシャツ
下着
靴下)
濡タオル
救急医療セット
雨具
Garmin750
ヘッデン(PETZL各1)
エマージェンシーキット(ビバーク用ライト「アクモキャンドル
赤色発煙筒「ココデス」SOL ヒートシートサバイバルブランケット
ポイズンリムーバー)地形図
ガイドマップ
筆記具
ヒルスプレー
ダニ
蚊
ハエスプレー
サランラップ
ツェルト(ファイントラック1.5)
|
備考 | Tシャツ:stastic・オール エレベーションシャツ ボトムス:gramicci&nonnative・climber pants インナーウェア:aclima・woolnet singlet インナーパンツ:wacoal・CW-Xスポーツショーツ ソックス:Hiker Trash H.Y.O.H サポーター:バンテリン膝サポーター シューズ:A'rcterycs・アクルックス LTブーツ グローブ:patagonia・ソフトシェルグローブ キャップ:ビンテージキャップ |
感想
正直な話、ここまで急登の谷道だとは思っていませんでした。
あらかじめ地図で傾斜度をチェックしましたが、細部まで詳しく見ないで、ポイントからポイントの傾斜度だけ測りましたので、出合直下、山頂直下の難所は見逃しました。反省点です。舐めてかかると危険な山です。若い方のブログですと、急峻、ハードぐらいの書き方が多いですが、敢えて言いますが、県警山岳隊も過去にこの山で救助訓練をしておりますし、もちろん遭難者もおります。滋賀県の山では危険度ランキングでも上位かと思います。アルプスにもこんなにも長い急傾斜はないのじゃないか?と言う人もいましたので、もしかすると日本一の急傾斜度距離の長さだったりして・・・気になる方は登ってください。危険度はお勧めの白谷コースです。ふぅ。1日経っても腕が痛い。
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コメントありがとうございます。梯子があるなら、完全に間違えておりますね。踏み足があり、まっすぐ進みましたが、登り着いた箇所がガードレールでしたが、梯子は見当たりませんでした。迂回ルートがあるのですね。私たちの前を行ったカップルも悪戦苦闘してましたので、直線ルートはよく考えると危なかったですね。踏み足がかなりありますので、多くの方が直進しているはずですから、虎ロープで通行止めにした方がいいですね。あのルートはやばいです。
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