赤牛岳(新穂高から)
- GPS
- 13:15
- 距離
- 57.1km
- 登り
- 4,357m
- 下り
- 4,337m
コースタイム
01:30 新穂高無料駐車場
04:20 双六小屋
06:45 水晶岳
08:00 赤牛岳
09:25 水晶岳
12:15 双六小屋
14:40 新穂高無料駐車場
ブドウ糖150g, 黒糖わらび4, 塩10g
天候 | 快晴微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
朝の雪渓は固くて滑るので上か下から巻く |
その他周辺情報 | 下山後の風呂は荒神の湯 |
写真
感想
先週は不完全燃焼だったので今週末はガッチリやろう。ということで新穂高へ。天気が良い日の小池新道の下りはつらい。土曜は登ってくる人とのスライドが、日曜は下山する人の追い越しが大変だ。なので「赤牛日帰りピストンはもうやめたほうがいい」と2年前の記録に書いた。しかしわさび平小屋、鏡平小屋、双六小屋は7/10から営業開始。さらに土曜は大雨なので既に山に入っているのは相当気合の入った人だけ。日曜の日帰りピストンならほとんど誰にも会わないのでは?ということで土曜の夜明け前に東京を出て松本へ。髪を切ったりサウナ行ったり下界の用事を色々済ませた。日が暮れる前に新穂高へ向かう。松本はそんなに降っていなかったが平湯や新穂高はものすごい雨だった。蒲田川は茶色い水が轟々と音を立てて暴れていた。怖い。川の音とクルマの天井を叩く雨の音。ぐっすり眠れなかったらどうしようかと思ったが涼しくてよく眠れた。明日は本当に晴れるのだろうか。
1時起床の1時半出発。新穂高の無料駐車場には10台くらい。小屋が開いていなくても昨日が大雨でも登る人は登る。仲間。雨は止んで星が見えていた。駐車場はすごい雨だったが山の中はあまり降らなかったのか、植物は濡れていないし岩は乾いている。ハイマツでびしょ濡れになるのを覚悟していたのに拍子抜けだ。どういうことだ。秩父沢は激流だが橋が設置されているので難なく。ここだけが心配だった。計画通り双六小屋で朝を迎えたら安定の中道で三俣蓮華へ。この時期の蓮華から三俣小屋へ下る斜面は雪が残っていて面倒だが今年は全然雪が無かった。三俣山荘は冬仕様のままで誰もいないように見えた。
最近は水晶方面へ行く時は黒部源流ではなく鷲羽-ワリモを登っている。黒部源流で靴を濡らさないように歩くのが疲れるので。黒部源流経由の方が高低差が少なく岩苔乗越の手前で水が汲めるので直近に雨が降っていなければ黒部源流の方が楽。双六から水晶の間に登山者が5~6人いた。いつ、どこから登ってきたのか、昨日の雨の中を山で過ごしたのかはわからない。双六, 鷲羽, 水晶で会った人たちはみんな強そうだった。ガスが出てきたら水晶で引き返すつもりだったが天気が良いので赤牛まで行こう。駐車場を出て6時間半で赤牛岳に着いた。ギンギンに仕上がった2年前の9月のタイムの30分遅れだった。まだ脚ができていない。帰りも行きと同じくらいかかりそうだ。水晶、ワリモ、鷲羽、三俣蓮華。帰りの登り返しも淡々と登る。双六小屋から先は弓折分岐まで登り基調なので最後まで頑張る。弓折分岐まで戻ってきたら後は下るだけ。下りの脚は意外と残っていてスパスパ下りてゆく。予想通り、小池新道を登ってくる人は3人くらいしか居なくて超快適だった。たっぷり13時間かけて下山した。赤牛岳の日帰りピストンは楽しくはない。黒部湖に下りてフネに乗ったり、水晶まででやめておいてブナ立尾根に抜けた方が楽しい。もうやることは無いでしょう。
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