ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 5680862
全員に公開
ハイキング
白神山地・岩木山

雨の日はブナ林へ★津軽遠征(梵珠山&おまけの縄文・中世遺跡)

2023年06月30日(金) ~ 2023年07月02日(日)
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
11:51
距離
29.4km
登り
597m
下り
591m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
1:40
休憩
0:38
合計
2:18
12:17
64
小館BS
13:21
13:59
36
14:35
野沢BS
2日目
山行
4:49
休憩
1:25
合計
6:14
8:01
80
9:21
9:21
3
9:29
9:37
67
10:44
10:56
10
11:06
11:12
11
11:42
12:15
5
12:20
12:21
4
12:25
12:25
39
13:04
13:09
7
13:16
13:29
45
14:14
14:15
0
14:15
宿泊地
3日目
山行
3:01
休憩
0:17
合計
3:18
8:25
112
浪岡駅
10:17
10:34
69
11:43
浪岡駅
天候 連日 曇り時々雨
過去天気図(気象庁) 2023年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
1日目(6/30) 小牧野遺跡
 行き 青森駅(古川BS)から青森市市バス(入内線)で小館BS
 帰り 野沢BSから青森市市バス(大柳辺線)で青森駅(古川BS)
 泊)青森駅前のビジネスホテル
2日目(7/1) 梵珠山
 大釈迦駅から徒歩
 泊)弘前駅周辺のビジネスホテル
3日目(7/2) 浪岡城址
 浪岡駅から徒歩
★大人休日倶楽部パス利用
コース状況/
危険箇所等
〇梵珠山
 よく整備されていて、危険個所はありません。ルート明確、指導標完備。
その他周辺情報 〇梵珠山
 青森県立自然ふれあいセンター
http://www.bonjyu-furesen.info/
〇小牧野遺跡
https://komakinosite.jp/
〇浪岡城址
https://www.city.aomori.aomori.jp/bunkaisan/bunka-sports-kanko/bunka/bunka-geijutsu/inishie/shinai-iseki/03/04.html
1日目(6/30)。前泊の日は縄文へワープする。朝7時代のこの後の2本のはやぶさは全席満員。仕方なく朝早い臨時便の203号に乗って新青森へ。
2023年06月30日 06:55撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4
6/30 6:55
1日目(6/30)。前泊の日は縄文へワープする。朝7時代のこの後の2本のはやぶさは全席満員。仕方なく朝早い臨時便の203号に乗って新青森へ。
早く着きすぎたので、のっけ丼をネタをじっくり選ぼう。
2023年06月30日 10:46撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/30 10:46
早く着きすぎたので、のっけ丼をネタをじっくり選ぼう。
ここでしか食べることのできないネタばかりにしようとしたが、ついホタテとエビを載せてしまう。それにヤリイカとコマイッコとヒラメと名前を忘れた白身。
2023年06月30日 11:01撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
6
6/30 11:01
ここでしか食べることのできないネタばかりにしようとしたが、ついホタテとエビを載せてしまう。それにヤリイカとコマイッコとヒラメと名前を忘れた白身。
「北海道・北東北の縄文遺跡群」の一つ「小牧野遺跡」へのバスは1日1本しかないのだ。(入内腺。他にも行ける路線はあるが)
2023年06月30日 11:27撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/30 11:27
「北海道・北東北の縄文遺跡群」の一つ「小牧野遺跡」へのバスは1日1本しかないのだ。(入内腺。他にも行ける路線はあるが)
小館BSで降りたのは他に1人だけ。世界遺産の宣伝が誇らしげだが。(車ではそこそこ来ていた)
2023年06月30日 12:15撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/30 12:15
小館BSで降りたのは他に1人だけ。世界遺産の宣伝が誇らしげだが。(車ではそこそこ来ていた)
「縄文の学び舎・小牧野館」は廃校した校舎を活用している。ちょうど青森市の小学生が集団で訪れていた。展示はオーソドックスだが丁寧に展示解説されていた。(無料)
2023年06月30日 12:27撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
6/30 12:27
「縄文の学び舎・小牧野館」は廃校した校舎を活用している。ちょうど青森市の小学生が集団で訪れていた。展示はオーソドックスだが丁寧に展示解説されていた。(無料)
そこから、遺跡までは30分、標高差100mを無舗装の農道を登る。荒れた人工林だし、結構しんどい(写真はシシウド)。
2023年06月30日 13:01撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/30 13:01
そこから、遺跡までは30分、標高差100mを無舗装の農道を登る。荒れた人工林だし、結構しんどい(写真はシシウド)。
遺跡に着くと一変した。気持ちの良い丘の上。「小牧野の森・どんぐりの家」というガイド施設がある。休憩所の役割だな。
2023年06月30日 13:10撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/30 13:10
遺跡に着くと一変した。気持ちの良い丘の上。「小牧野の森・どんぐりの家」というガイド施設がある。休憩所の役割だな。
小牧野遺跡は、環状列石を中心とした祭祀の場所だ。住居は2棟だけなので、三内丸山遺跡のような定住の場所ではない。
2023年06月30日 13:30撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4
6/30 13:30
小牧野遺跡は、環状列石を中心とした祭祀の場所だ。住居は2棟だけなので、三内丸山遺跡のような定住の場所ではない。
しかし、環状列石だけでなく、その周辺が広く保存されていて、自由に歩けるので、ここに縄文人がいたんだという実感を得ることができる。
2023年06月30日 13:22撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
6/30 13:22
しかし、環状列石だけでなく、その周辺が広く保存されていて、自由に歩けるので、ここに縄文人がいたんだという実感を得ることができる。
例えば、ところどころに生えている樹は、縄文時代のものではあり得ないのだが、この花をいっぱいに咲かせたクリだとか、、、
2023年06月30日 13:17撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
6/30 13:17
例えば、ところどころに生えている樹は、縄文時代のものではあり得ないのだが、この花をいっぱいに咲かせたクリだとか、、、
ミズナラだとか、、、
2023年06月30日 13:29撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
6/30 13:29
ミズナラだとか、、、
オニグルミだとか、、、
2023年06月30日 13:18撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
6/30 13:18
オニグルミだとか、、、
ツノハシバミ(この仲間はヘーゼルナッツ)だとか、実を食べることが出来る樹が多いのだった。
2023年06月30日 13:39撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/30 13:39
ツノハシバミ(この仲間はヘーゼルナッツ)だとか、実を食べることが出来る樹が多いのだった。
ツノハシバミは、住居跡に生えていた。
2023年06月30日 13:41撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
6/30 13:41
ツノハシバミは、住居跡に生えていた。
そして、遺跡全体が丘の上にあって、、、
2023年06月30日 13:55撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/30 13:55
そして、遺跡全体が丘の上にあって、、、
周辺を見渡せるのである。縄文へタイムスリップした感じがする。(見えるは、八甲田山か。よくわからない)
2023年06月30日 13:49撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4
6/30 13:49
周辺を見渡せるのである。縄文へタイムスリップした感じがする。(見えるは、八甲田山か。よくわからない)
ついでに日本海側の樹のカンボクの実。(これは食べられないようだ)
2023年06月30日 13:56撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
6/30 13:56
ついでに日本海側の樹のカンボクの実。(これは食べられないようだ)
2日目(7/1)。今回の目的の雨のブナ林。大釈迦駅で降りて、梵珠山に向かいます。
2023年07月01日 08:00撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
7/1 8:00
2日目(7/1)。今回の目的の雨のブナ林。大釈迦駅で降りて、梵珠山に向かいます。
登山口まで約70分の車道歩きだが、脇に旧道が続いていた。
2023年07月01日 08:19撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
7/1 8:19
登山口まで約70分の車道歩きだが、脇に旧道が続いていた。
田園風景が続く。
2023年07月01日 08:33撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
7/1 8:33
田園風景が続く。
ここにも、クリの花が満開。
2023年07月01日 08:39撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
7/1 8:39
ここにも、クリの花が満開。
山に近づくと、雨が降ってきた。
2023年07月01日 08:55撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/1 8:55
山に近づくと、雨が降ってきた。
マンガンの道登山口。かつてマンガン鉱石を運び出したという、尾根道だ。
2023年07月01日 09:37撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
7/1 9:37
マンガンの道登山口。かつてマンガン鉱石を運び出したという、尾根道だ。
咲き始めのエゾアジサイがお出迎え。
2023年07月01日 09:38撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
7/1 9:38
咲き始めのエゾアジサイがお出迎え。
エゾアジサイの葉はでかいのである。
2023年07月01日 09:39撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
7/1 9:39
エゾアジサイの葉はでかいのである。
仮設の橋を渡ると、、、(この春までは通行止めだったようだ)
2023年07月01日 09:41撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/1 9:41
仮設の橋を渡ると、、、(この春までは通行止めだったようだ)
すぐ、ブナ林となる。
2023年07月01日 09:46撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
7/1 9:46
すぐ、ブナ林となる。
ブナですね。
2023年07月01日 09:52撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
7/1 9:52
ブナですね。
標高150mにもなっていないのにブナ林とは、津軽は違うなあ。
2023年07月01日 09:55撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4
7/1 9:55
標高150mにもなっていないのにブナ林とは、津軽は違うなあ。
ところが、すぐ霧に囲まれる。山とは言え標高150mなのにである。だからこそ、ブナ林なのか。
2023年07月01日 10:02撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
7/1 10:02
ところが、すぐ霧に囲まれる。山とは言え標高150mなのにである。だからこそ、ブナ林なのか。
雨もひどくなってきたようで、雨音が大きくなる。しかしブナの傘のおかげで、濡れることはない。
2023年07月01日 10:05撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
7/1 10:05
雨もひどくなってきたようで、雨音が大きくなる。しかしブナの傘のおかげで、濡れることはない。
少し登ると針葉樹が出てくる。
2023年07月01日 10:07撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
7/1 10:07
少し登ると針葉樹が出てくる。
ヒノキアスナロ(ヒバ、アテ)だ。津軽半島や下北半島に多い樹。
2023年07月01日 10:08撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4
7/1 10:08
ヒノキアスナロ(ヒバ、アテ)だ。津軽半島や下北半島に多い樹。
このあたりは、ヒノキアスナロの純林で雰囲気が変わる。
2023年07月01日 10:13撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
7/1 10:13
このあたりは、ヒノキアスナロの純林で雰囲気が変わる。
ヒノキアスナロの巨木。
2023年07月01日 10:14撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
7/1 10:14
ヒノキアスナロの巨木。
陸奥湾が見える。雲に覆われているのは、この山だけみたいだ。
2023年07月01日 10:17撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
7/1 10:17
陸奥湾が見える。雲に覆われているのは、この山だけみたいだ。
地面には、ツルアリドオシの花。
2023年07月01日 10:20撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
7/1 10:20
地面には、ツルアリドオシの花。
樹木のアリドオシによく似た花を咲かせる野草。みんな2つずつ咲いていた。
2023年07月01日 10:20撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
7/1 10:20
樹木のアリドオシによく似た花を咲かせる野草。みんな2つずつ咲いていた。
ブナの巨木もところどころにある。
2023年07月01日 10:24撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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7/1 10:24
ブナの巨木もところどころにある。
ヤマブキショウマ。葉がヤマブキにそっくり。
2023年07月01日 10:28撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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7/1 10:28
ヤマブキショウマ。葉がヤマブキにそっくり。
ここが一番の急登だったが、たいした登りではない。
2023年07月01日 10:30撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/1 10:30
ここが一番の急登だったが、たいした登りではない。
これ、すごいデカいんです。アキタブキ。フキの北国版は、馬鹿デカくなるそうだ。エゾアジサイと同じですね。ちゃんとフキノトウもあるという。
2023年07月01日 10:30撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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7/1 10:30
これ、すごいデカいんです。アキタブキ。フキの北国版は、馬鹿デカくなるそうだ。エゾアジサイと同じですね。ちゃんとフキノトウもあるという。
霧はますます濃くなって、、、
2023年07月01日 10:41撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
7/1 10:41
霧はますます濃くなって、、、
寺屋敷北広場。東屋がある。
2023年07月01日 10:45撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
7/1 10:45
寺屋敷北広場。東屋がある。
気持ちよさそうな広場だが、ほとんど何も見えない。
2023年07月01日 10:52撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
7/1 10:52
気持ちよさそうな広場だが、ほとんど何も見えない。
ツルアジサイ。
2023年07月01日 10:54撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
7/1 10:54
ツルアジサイ。
山頂へはひと登りですぐだった。
2023年07月01日 11:06撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
7/1 11:06
山頂へはひと登りですぐだった。
八甲田山が見えるはずだが、何も見えない。
2023年07月01日 11:05撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
7/1 11:05
八甲田山が見えるはずだが、何も見えない。
梵珠七観音。
2023年07月01日 11:06撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
7/1 11:06
梵珠七観音。
まだ時間があるので、先に進もう。
2023年07月01日 11:08撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
7/1 11:08
まだ時間があるので、先に進もう。
ここにも、昨日の縄文遺跡にあったシシウドかと思ったが、どうも葉の形からはアマニュウみたい。
2023年07月01日 11:12撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
7/1 11:12
ここにも、昨日の縄文遺跡にあったシシウドかと思ったが、どうも葉の形からはアマニュウみたい。
このタイプの花は区別がつかないが、、、
2023年07月01日 11:13撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
7/1 11:13
このタイプの花は区別がつかないが、、、
オオダイコンソウかな。
2023年07月01日 11:14撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
7/1 11:14
オオダイコンソウかな。
2体の観音様。「観音堂跡」とあった。この先には滝もあるようだが、ここで戻ろう。
2023年07月01日 11:24撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
7/1 11:24
2体の観音様。「観音堂跡」とあった。この先には滝もあるようだが、ここで戻ろう。
実になったツクバネソウ。
2023年07月01日 11:29撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
7/1 11:29
実になったツクバネソウ。
これは、ありふれたケキツネノボタンかな。
2023年07月01日 11:33撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
7/1 11:33
これは、ありふれたケキツネノボタンかな。
梵珠山頂に戻ったが、相変わらず何も見えない。
2023年07月01日 12:06撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
7/1 12:06
梵珠山頂に戻ったが、相変わらず何も見えない。
昼食とし、デザートは青森駅で現地調達した和菓子。いもとあるが、単なる白あんだった。でも美味しい。
2023年07月01日 11:57撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
5
7/1 11:57
昼食とし、デザートは青森駅で現地調達した和菓子。いもとあるが、単なる白あんだった。でも美味しい。
周辺には、オオヤマフスマに、、、
2023年07月01日 12:13撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
7/1 12:13
周辺には、オオヤマフスマに、、、
これは、ゲンノショウコみたいだ。自宅近くでもよく見かける。
2023年07月01日 12:14撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
7/1 12:14
これは、ゲンノショウコみたいだ。自宅近くでもよく見かける。
隣の釈迦堂山は、尾根続きで高低差はほとんどない。
2023年07月01日 12:23撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/1 12:23
隣の釈迦堂山は、尾根続きで高低差はほとんどない。
下りは、谷沿いの「サワグルミの道」を行く。こちらの森はブナよりも、、、
2023年07月01日 12:26撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/1 12:26
下りは、谷沿いの「サワグルミの道」を行く。こちらの森はブナよりも、、、
ヤマグワに、、、
2023年07月01日 12:30撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
7/1 12:30
ヤマグワに、、、
渓畔林の代表格のトチノキに、、、
2023年07月01日 12:36撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
7/1 12:36
渓畔林の代表格のトチノキに、、、
ウリノキと多彩だ。
2023年07月01日 12:41撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
7/1 12:41
ウリノキと多彩だ。
エゾアジサイも満開だった。
2023年07月01日 12:37撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
7/1 12:37
エゾアジサイも満開だった。
岩木山展望台。どうせ見えないだろうと思ったが、、、
2023年07月01日 12:45撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/1 12:45
岩木山展望台。どうせ見えないだろうと思ったが、、、
下界には雲がない。岩木山は、雲を被っている。あちらも雨なんだろう。
2023年07月01日 12:45撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4
7/1 12:45
下界には雲がない。岩木山は、雲を被っている。あちらも雨なんだろう。
下っていくとブナが登場する。
2023年07月01日 12:47撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
7/1 12:47
下っていくとブナが登場する。
ブナの巨木が多い。
2023年07月01日 12:47撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
5
7/1 12:47
ブナの巨木が多い。
地図だと、「日本一のブナ」への道。通行止めとあったが、突破する。
2023年07月01日 13:03撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
7/1 13:03
地図だと、「日本一のブナ」への道。通行止めとあったが、突破する。
薮化しつつあったが、踏み跡はしっかりあった。これが日本一か?
2023年07月01日 13:06撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4
7/1 13:06
薮化しつつあったが、踏み跡はしっかりあった。これが日本一か?
いや違った。やや荒れている道に表示があった。
2023年07月01日 13:08撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
7/1 13:08
いや違った。やや荒れている道に表示があった。
あれが、「日本一のブナ」だな。日本一太いブナだというが、どうやら一部折れてしまったようだ。
2023年07月01日 13:08撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
7/1 13:08
あれが、「日本一のブナ」だな。日本一太いブナだというが、どうやら一部折れてしまったようだ。
登山道に戻る。暫く降りると、こちらのブナの方が太いかもしれない。
2023年07月01日 13:17撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
5
7/1 13:17
登山道に戻る。暫く降りると、こちらのブナの方が太いかもしれない。
ブナの巨木を見上げる。
2023年07月01日 13:17撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
7/1 13:17
ブナの巨木を見上げる。
「サワグルミの道」のサワグルミは、渓流の底に育つ場合が多いという。これがそうかな。(渓流林のもうひとつのトチノキは斜面に多いらしい)
2023年07月01日 13:28撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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7/1 13:28
「サワグルミの道」のサワグルミは、渓流の底に育つ場合が多いという。これがそうかな。(渓流林のもうひとつのトチノキは斜面に多いらしい)
サワグルミは、平地に多いというオニグルミ(昨日の縄文遺跡にあった)と葉が同じ。花と実が全然違うので探したが付いていなかったので、よくわからないが、これがサワグルミだろう。
2023年07月01日 13:27撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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7/1 13:27
サワグルミは、平地に多いというオニグルミ(昨日の縄文遺跡にあった)と葉が同じ。花と実が全然違うので探したが付いていなかったので、よくわからないが、これがサワグルミだろう。
「サワグルミの道」登山口。雨はあがっていた。地面は乾いているので、ここではほとんど降らなかったようだ。
2023年07月01日 13:29撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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7/1 13:29
「サワグルミの道」登山口。雨はあがっていた。地面は乾いているので、ここではほとんど降らなかったようだ。
今日のルート。累積登り502mとあるが、そんなに登った感じはしない、なだらかな山でした。そして駅近の素晴らしいブナ、ヒバ、畦畔林。
2023年07月01日 14:17撮影
3
7/1 14:17
今日のルート。累積登り502mとあるが、そんなに登った感じはしない、なだらかな山でした。そして駅近の素晴らしいブナ、ヒバ、畦畔林。
今日は弘前に泊まる。温泉宿は満杯だったが、そこに泊まる必要はない。青森は、温泉銭湯のメッカなのだ。温泉銭湯が近くにあるビジネスホテルにした。
2023年07月01日 14:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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今日は弘前に泊まる。温泉宿は満杯だったが、そこに泊まる必要はない。青森は、温泉銭湯のメッカなのだ。温泉銭湯が近くにあるビジネスホテルにした。
岩木山がよく見える場所にある温泉銭湯。晴れてきた。
2023年07月01日 15:59撮影 by  SHV45, SHARP
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岩木山がよく見える場所にある温泉銭湯。晴れてきた。
境関温泉400円也。見かけはデイスパみたいにでかいが、紛れもない銭湯。シャンプーなどを備えておらず、皆さん持参なのだ。
2023年07月01日 17:08撮影 by  KeyMission 80, NIKON
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境関温泉400円也。見かけはデイスパみたいにでかいが、紛れもない銭湯。シャンプーなどを備えておらず、皆さん持参なのだ。
入浴後はコーヒー牛乳なのだ。おぉ、なつかしのコーヒー缶ではないか。しかし、なぜ北東北限定なのだろう。
2023年07月01日 17:00撮影 by  KeyMission 80, NIKON
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入浴後はコーヒー牛乳なのだ。おぉ、なつかしのコーヒー缶ではないか。しかし、なぜ北東北限定なのだろう。
3日目(7/2)。最終日は、中世にワープする。特急も止まる浪岡駅をスタート。
2023年07月02日 08:26撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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3日目(7/2)。最終日は、中世にワープする。特急も止まる浪岡駅をスタート。
ここにも、温泉銭湯。
2023年07月02日 08:31撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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ここにも、温泉銭湯。
ここは旧浪岡町の中心街のはずだが、えらく寂しい。浪岡町は青森市と合併した時の大騒動が有名だ。合併を決めた町長がリコールされ、新町長のもとで住民投票が行われた。
2023年07月02日 08:33撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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ここは旧浪岡町の中心街のはずだが、えらく寂しい。浪岡町は青森市と合併した時の大騒動が有名だ。合併を決めた町長がリコールされ、新町長のもとで住民投票が行われた。
住民投票の結果は圧倒的に合併反対。しかし時はすでに遅く、すでに決定されていた合併は覆られなかった(2004年)。この町は、その時点で時の流れがストップしたかのようだった。
2023年07月06日 15:44撮影
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住民投票の結果は圧倒的に合併反対。しかし時はすでに遅く、すでに決定されていた合併は覆られなかった(2004年)。この町は、その時点で時の流れがストップしたかのようだった。
しかし、中世にはここには浪岡城があったのだ。「青森市中世の館」という立派な博物館でその歴史を偲ぶことが出来る。
2023年07月02日 09:05撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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しかし、中世にはここには浪岡城があったのだ。「青森市中世の館」という立派な博物館でその歴史を偲ぶことが出来る。
その隣には、廃校となった「浪岡小学校」が佇んでいた。
2023年07月02日 09:03撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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その隣には、廃校となった「浪岡小学校」が佇んでいた。
浪岡小学校の前の使われていないポスト。間違えて投函しちゃうんではないか。
2023年07月02日 09:04撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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浪岡小学校の前の使われていないポスト。間違えて投函しちゃうんではないか。
この小学校の校舎は、博物館の一部となっていて、見学できた。
2023年07月02日 09:44撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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この小学校の校舎は、博物館の一部となっていて、見学できた。
なつかしの本を発見。1964年の東京オリンピックの公式記録写真集だ。体操の名花チャスラフスカ!
2023年07月02日 09:47撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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なつかしの本を発見。1964年の東京オリンピックの公式記録写真集だ。体操の名花チャスラフスカ!
浪岡城址は、北畠親房の子孫の浪岡北畠氏の館だとされる。国史跡指定が昭和15年とは随分古い。
2023年07月02日 10:00撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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浪岡城址は、北畠親房の子孫の浪岡北畠氏の館だとされる。国史跡指定が昭和15年とは随分古い。
行ってみてびっくりしたのは、これがバカでかいのだ。これが全体図。
2023年07月02日 10:34撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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行ってみてびっくりしたのは、これがバカでかいのだ。これが全体図。
その一角の内館が、いわば本丸。
2023年07月02日 10:29撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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その一角の内館が、いわば本丸。
ここだけでもただっ広い。(樹々は、サクラだった。ソメイヨシノが植えられたのだろう)
2023年07月02日 10:29撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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ここだけでもただっ広い。(樹々は、サクラだった。ソメイヨシノが植えられたのだろう)
三角点もある。標高35.8m。
2023年07月02日 10:32撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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三角点もある。標高35.8m。
内館の復元図(「青森市中世の館」にあったもの)。ここに城主たちが住み、その外側の北館に家臣たちが住んでいたわけだ。
2023年07月02日 09:16撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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内館の復元図(「青森市中世の館」にあったもの)。ここに城主たちが住み、その外側の北館に家臣たちが住んでいたわけだ。
北館も広い。中世の一大拠点だったのだろう。
2023年07月02日 11:03撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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北館も広い。中世の一大拠点だったのだろう。
浪岡城の最盛期は16世紀の前半。後半には落城し、以来、田畑となり古城址としてだけ語り継がれてきた。明治になって、北畠氏(=南朝)というわけで、称揚されたわけだ。歴史の変転。
2023年07月02日 10:27撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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浪岡城の最盛期は16世紀の前半。後半には落城し、以来、田畑となり古城址としてだけ語り継がれてきた。明治になって、北畠氏(=南朝)というわけで、称揚されたわけだ。歴史の変転。
周りの樹々を見てみた。初日の縄文遺跡と同じでオニグルミがたくさん生えていた(梵珠山のサワグルミではないようだった)。この周辺には縄文遺跡が多数あるという。縄文人も栄えていたのだろう。
2023年07月02日 10:24撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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周りの樹々を見てみた。初日の縄文遺跡と同じでオニグルミがたくさん生えていた(梵珠山のサワグルミではないようだった)。この周辺には縄文遺跡が多数あるという。縄文人も栄えていたのだろう。
縄文遺跡でもここでも、草地は一面、シロツメクサとこの黄色い花で埋め尽くされていた。何の花か。その繁殖力からシロツメクサと同様に帰化植物なのか。見た目は茎がするっと伸び、ブタナみたいだが。
2023年07月02日 11:00撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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縄文遺跡でもここでも、草地は一面、シロツメクサとこの黄色い花で埋め尽くされていた。何の花か。その繁殖力からシロツメクサと同様に帰化植物なのか。見た目は茎がするっと伸び、ブタナみたいだが。
ブタナ(仮)に混ざって咲いていたコウリンタンポポ。これは帰化植物。北海道に多いらしい。
2023年07月02日 10:59撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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ブタナ(仮)に混ざって咲いていたコウリンタンポポ。これは帰化植物。北海道に多いらしい。
浪岡駅に戻ってきた。駅のホームの写真はリンゴだった。現在の売りはリンゴなのだろう。
2023年07月02日 12:38撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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浪岡駅に戻ってきた。駅のホームの写真はリンゴだった。現在の売りはリンゴなのだろう。
駅前には観賞用のリンゴ園があって、さまざまな品種が展示されていた。これはヒロサキフジという品種。早生のフジだという。もちろんリンゴも外国産だ。
2023年07月02日 12:18撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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駅前には観賞用のリンゴ園があって、さまざまな品種が展示されていた。これはヒロサキフジという品種。早生のフジだという。もちろんリンゴも外国産だ。

感想

雨の森が好きだ。

今期の大人の休日倶楽部パス(2週間限定)は、予定が立たなかった上、胸の打撲のため一旦は諦めたが、5日前に行ける算段がついた。しかし、全国的に雨予報。前々から計画していたら、岩手山か岩木山、或は八甲田にしていただろう。(結果的には岩手山は良い天気だったようだ。残念)。

しかし、雨を承知でこれらの山は避けたい。やっぱり止めるかなと思ったが、雨のブナ林を思い付いた。鉄道駅から歩いていける低山の梵珠山。元々、雪山を狙っていた山だ。標高500mに満たないが、積雪量の多い地域のこと、低いところまでブナ林に覆われているのだ。ブナ林なら雨が幾ら降っても大丈夫。却って美しいのではないかという目論見だった。

さて、青森に入った初日は降ったり止んだりと予想通りの不安定な天候。九州中国の豪雨被害がニュースに流れる。しかし、翌日の津軽は曇りのち晴れの予報なのだ。岩木山に変更しようかとも思ったが、今回はリハビリ登山だったことを思い出し(2週間前の胸の打撲がまだ痛む)、雨の降らないブナ林じゃつまんないかなとも思いつつ、計画通り梵珠山に向かった。

しかし、登山口に着いたら雨なのである。標高が低いとはいえ、山は山。下界は降った形跡がなかったのに、山だけが雨(そう酷くはない)。下山後に岩木山がよく見えたが山頂まで1/3が雲に隠れていたので雨だったのではないか。

山で雨ということは、濃霧で囲まれること。経験で知っていた筈だが、これを思いつかなかった。当然ブナ林の中も真白で何も見えない。梵珠山は森より前に、山だったのだ。私が想像していたのは、家の近くの標高100mの照葉樹林。雨のこの森は美しく輝くのだ。山とは言えないので霧など出ない。

霧に囲まれたブナ林は、幻想的ではあった。これはこれで好きだ。そしてある程度の雨でも、雨具は必要なかった。青森の夏の昼間の暑さは関東と変わらないので、この季節この標高にして涼しく過ごせたのは良かった。だが、雨のブナ林に何を期待していたのか、とも思う。

とはいうものの、標高150mあたりから広がっていたブナ林は、立派なブナの巨木も多く、さすがに本場は違うと思った。その上が、サワグルミやトチノキなどの渓畔林。さらにその上が、ヒノキアスナロ(ヒバ)林となり、その上にもブナが出てきた。この順番が興味深かった。

おそらく、この一帯の低地には、今は無いもうないが、かつてはブナ林が拡がっていたのだろう。今でも、駅から歩いて行ける標高150mに残されたブナ林は貴重だと思う。

<縄文遺跡と中世遺跡>
せっかくだから、前泊日(1日目)と後泊日(3日目)に、近くの縄文遺跡(小牧野遺跡)と中世遺跡(浪岡城址)に行ってみた。雨が前提なのでバスも使ったが、梵珠山(旧浪岡町)も含めて相互に近いので、すべて歩いて巡ることも可能だったろう。

縄文遺跡(小牧野遺跡)は、ガイド施設の展示はオーソドックスだったが、数ある「北海道・北東北の縄文遺跡群」の中でも、遺跡のある丘全体が広くて自由に歩くことが出来て、縄文人を偲ぶには特にうってつけだと思う。

自分の興味の範囲では、クリやオニグルミやツノハシバミなど縄文人の食べていたであろう木の実がなる樹々が生えていたのが嬉しかった。

中世遺跡(浪岡城址)は、その巨大さに驚いた。こちらも丘全体が保存されていて、堀の遺構も良好に残されていた。その広大さは、ここが戦いに特化した山城ではなく、常時居住していた平城であるからなのだろうが、往時の浪岡北畠氏の一大拠点だったことがよくわかった。

その盛期は短く16世紀後半には、滅ぼされ、以来、田畑となったが江戸時代にも北畠氏の古城址として語り継がれ、南朝の北畠氏ということで、明治になって称揚されたという歴史の変転が興味深かった。だから今に至っても城址として残されたのだろう。

併せて、今のこの町の現状をみるにつけ、旧浪岡町の2004年の合併騒動に思いを至さざるを得なかった。合併を決めた町長がリコールされて、新町長のもとで住民投票が行われ、圧倒的に合併反対という結果だったが、しかし時はすでに遅く、すでに決定されていた合併は覆られなかったという、合併の経緯。

今後、この地はどうなっていくのだろう。

たった3日間の短い思いつきの津軽旅だったが、行ってみるものである。

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コメント

駅近のブナ林‥ まさか、津軽とは、全く想像していませんでした!

標高500に満たなくてもブナ林があるなんて、さすが北国ですよね。

葉っぱが大きいと南国のイメージですが、北国の短い夏に太陽のエネルギーを効率的に吸収するためなんですかね。

今回も、遺跡探訪と絡めての山旅、楽しませていただきました。

やっぱりブナの枝ぶりはいいですね☆
2023/7/10 20:56
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たんぼりんさん、ありがとうございます。

今回の津軽というのは、年3回の大人の休日倶楽部パスを使わなければ損、という貧乏性のためだったんですが、この切符のおかげで、青森や岩手にはよく行っています。閑散期の発売なので、梅雨期と冬だけなんですが。

梵珠山は、「県民の森」として整備され、子どもたちの自然観察もよく行われているようです。標高も低いですし、急登もなく、登山というより散策という感じでした。

近くの大釈迦駅周辺は江戸〜明治前半には、西津軽への交通・流通の要地として、宿場町の浪岡駅周辺より栄えていたそうです(翌日の浪岡城址と同じ旧浪岡町のエリアなので、もともと浪岡町歴史博物館だったらしい「青森市中世の館」にそのあたりの歴史の説明がありました)から、街に近い里山ということだったんだと思います。今でも山のすぐそばまで農地がひろがっていました。

ですから、もともとありふれた森だったんだと思います。それが、巨木も多いブナ林なんですから、関東の人間にとっては驚きですね。丹沢でも伊豆でも、奥深い森の標高1000mまで登らないと見ることができませんからね。

青森にも杉の人工林があったりしますが(前日の縄文遺跡への道が荒れた人工林でした)、梵珠山には、全くない。かといって、大きな神社があるわけでもなく、社叢林として残されたわけでもない。石仏は残っているので、仏教の信仰はあったんでしょうが、どうやらそれらは見捨てられていたようです。

たまたま、昔のまま残されていた森を県が「県民の森」として確保したということのようです。里にこれだけ近いブナ林は、青森でも珍しいのかもしれません。

この日は、雨で濃霧でしたが、それでも何人かの方が登りに来ていました。4組とすれ違ったかな。ソロが多かったです。装備はしっかりしていましたが、急いでいる様子はなく散策っていう感じでしたので、この森が好きで、いつも来られているのかもしれません。気軽に歩け、これだけのブナ林ですから人気なんでしょう。

だから、素晴らしい雨のブナ林、と断言したいところだったのですが、「雨のブナ林」の何が良かったか、じつはよく分からなかったのが正直なところです。ブナの葉に日が差してきらきら光る、といった美しさとは違って、「雨のブナ林」の美しさを感じ取るには、その森に何度も通ってよく知ることが必要なのかもしれません。もっと近ければいいんだけど。

葉の大きいアキタブキは、そのでかさに驚き、写真を撮っておいて、あとで調べました。フキとは種が違うとのことですが、東京で育てると普通のフキの大きさにしかならないそうです。北海道ではもっと大きくもっと多く生えているとか。気温のせいなのでしょうか。津軽あたりだと、こういった違いもあって、面白いですね。

あと、縄文と中世の遺跡自体はよかったのですが、その周辺の街並みや、今回泊まった青森市の中心部と弘前市の城東地区(弘前城と反対側)は、何の変哲もない街でつまらなかったです。ビジネスホテルだったせいかもしれません。そんな訳でやることもなく、珍しくTVを見てたんですが、NHKが東北限定の番組を多く流していたのが、意外でかつ面白かったです。十和田市と男鹿市のニュース映像による50年史を当の住民(映像に写っていた人など)に見せて思い出を語りあっていて、これはシリーズ番組のようでしたが、全国放映してほしいと思いました。でも旅先でTVは悲しいので、やはり雨であっても、山地、せめて山地の麓に行くべきだったと思います。

それにしても毎日暑いですね。首都圏だけ晴れているのも困りものです。北関東や甲信越の山地はだいぶ天気が不安定な模様。暑い首都圏を抜け出したいが、どこの山に行けばいいのやら。
2023/7/11 20:26
北国の森、縄文の時代、仏教、町の過去と未来と、どれも興味深いです。

きっかけは何であろうと、実際に行ってこの目で見るっていいことですね。

この1週間、ほんと、首都圏だけ晴れですよね。抜け出したいと思ってあちこちの山の天気を見てますが、どこも雨ばかりで断念しています。
2023/7/11 22:02
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たんぼりんさん。

この天気はホントに困りますね。とにかく暑すぎる休日を避けるため、雨でも何とかなりそうな信州の高原を狙っています。我ながら懲りませんね。
2023/7/11 23:47
小牧野遺跡は、大別内のバス停から歩きました、市営バスですね。
センターまでは徒歩30分くらいで、行く前は特に意識していなかったんですが、丁度荒川の橋を渡るんですよ(翔亀さんならこれで通じるはず(笑))
とはいえ、時刻の問題で、帰りは最寄りから乗りました。
あそこ、遠いのにバスが少ないですよね……。
弘前の大森勝山とか、外ヶ浜の大平山元とか思うと、よっぽど行きやすい方ですが、展示が盛りだくさんなので、昼食休憩含めて三時間を情報センターで費やしてしまい……遺跡までの道は走りました((
木々がわかればもっと楽しいんだろうなと思っていたら、やっばり翔亀さんはそんな楽しみを持っていたみたいで、少し羨ましいです(泣)

梵珠山も行きたくなりました……。
どっかで組んで行こうと思います。
霧はよく出ますね、この辺は毎日のように濃霧注意報がw
職場は標高100mに満たないので、前が見えないほどもろにかかることはないんですが、上の方は白く、微妙に仕事にも支障をきたします(笑)
雨の森も良いですね。

浪岡城は続100名城で、一応これのスタンプラリーもやっているので、ついででお盆の最終日に行く予定でした。
やっばり続100名城は縄張り遺構が立派ですね。
どれもこれもってことはないんでしょうが、100名城が建築物わかりやすく華やかで、続100名城は縄張りや遺構が立派、ってイメージです。
津城がそんなイメージかと言われると、住民票津市民としては、微妙な感じと言わざるを得ないですが……(笑)
これは行きたい。

しかし、合併騒動は知りませんでした。
実は浪岡出身だった友達がいたので、ちょっと振ってみようかな。

……ちなみに、弘前の東も歩いたことがあるんですが、「ふおあブックオフがある! マクドナルドが三件! やべえ丸亀製麺めっちゃ久々! あれもこれもある! 都市だ! なんか懐かしい、めちゃ落ち着く! 弘前都会って覚悟していたけどめっちゃ落ち着く!! 弘前すげえ!!」ってなって、直後に遺跡歩く予定なのに、ブックオフで買い溜めしました(笑)
野辺地の本屋はスーパーのテナントだけで、雑誌と漫画しか売ってない(そんなことはないけどそんな印象の)一件だけっぽいので、ブックオフには大感動ですよ!
飲食チェーンはかっぱ寿司オンリーですよ!
駅チカのガストでお昼食べました!
弘前すげえ! ふああ!(笑)←完全に田舎ナイズされたいくら丼

弘前凄かったけど、住むのは野辺地で良いです(笑)
2023/7/22 6:51
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いくら丼さん。青森の縄文遺跡は、どこもいいですね。ガイト施設もしっかりしているし、工夫を凝らしていますね。

城址の方は、私は山城中心で、まだ縄張り図もよくわからず、悪戦苦闘中ですが、その地域の中世の歴史が見えてくるのが、楽しいです。残されている山城の大抵が、その地域のかつての栄光(今は、打ち捨てられているのに)なんですね。中世にはそれぞれの地域が、個性をもって躍動している姿を感じます。

浪岡城は、ガイド施設「中世の館」が秀逸です。浪岡城についてはもちろんですが、旧浪岡町の歴史もよくわかります(合併の話は出てきませんが)。中世の青森って、ほとんど知らなかったけど、最先端だった縄文時代の伝統が中世までは続いていたのかも、と想像を逞しくしました。

ざっと観光した感覚だと、青森市より弘前市の方が活気がある感じですね。これも城下町だったことが大きいのかな。
2023/7/28 22:46
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