幌尻岳〜7年振りの新冠コース、🐻にも遭遇!
- GPS
- 49:07
- 距離
- 45.8km
- 登り
- 3,237m
- 下り
- 3,225m
コースタイム
- 山行
- 6:35
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 6:44
- 山行
- 9:14
- 休憩
- 2:47
- 合計
- 12:01
天候 | 雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
林道ゲートからイドンナップ山荘までのダートな道を約1時間半、更に北電ゲートから18.5キロを歩きます。 所々、昨年の雨で崩壊した箇所が無惨で眼下の沢も酷い状態ですが、何とか無事に山荘にたどり着けますが、岩壁の崩落がしばしば有るので気を付けて通行しましょう。 大理石沢の林道で10m位前方に子熊2頭と親熊に遭遇しました。 付近の林道には古い糞が落ちており、山側には獣道が幾筋か有りました。 周囲を十分注意して通行する必要が有ります。 その他に特段危険箇所は有りません。 |
その他周辺情報 | 下山後の入浴は新冠ならレコードの湯、門別の富川ならとねっこの湯ですね。 とねっこの湯の手前に国道沿いに『いずみ食堂』が有り、美味しい田舎そばを食べれます。(昼は激混みです。) |
写真
感想
7年振りの新冠コース、前回は強行スケジュールで一泊2日で帰路がどしゃ降りでダニにもやられるおまけ付きでした。
今回は、例年夏に来道する愛媛の山女Hさん、そして元同僚のNさんと二泊三日の余裕の日程でしたがスタート時から雨降り、スタート場所のイドンナップ山荘横には田中陽希氏を称えるモニュメントも新たに有ります。
いこい橋も開いており、回転扉を苦労してくぐることも無く18.5キロを歩き始めました。
途中の大理石沢付近で雨が上がり陽も射してきたのでレインウェアを脱いで歩いていた時、10m位前方の林道を右側の着れ落ちた沢から子熊2頭が登って林道を横断して山側にガサガサと駈け上がって行ったので、ホッとしました。
行ったと安心して二歩位進むと樹の陰にまだ黒い物が見え、アッと思うと親熊らいし1.5m以上ある真っ黒なヤツがノッソノッソと目の前を横切り、山側の斜面に取り付く前に首をこちらに向けジッと睨んできました。
数秒間睨み合いとなり、こちらに寄って来ない事を願っていると山側に登って行ってくれ事なきを得ました。
三人で胸を撫で下ろしていましたが、Hさんは羆に直に出会えた貴重な体験に興奮していましたが、付近を観察すると林道上には古い糞が落ちており、山側には獣道が幾筋か有りヤバいポイントかもしれません。
その後、再び雨が降ってきて奥新冠ダムを通過し、ようやく新冠ポロシリ山荘に到着しました。
翌早朝、小屋横の登山口から幌尻沢を登り急登の尾根に取付きました。
途中、大雨で沢沿いの登山道が崩壊したため、山側に笹刈りされた迂回路が設定されており、安心して歩け登山道自体も笹刈りされて歩き易かったです。
朝は下草も濡れいるのでレインウェアを着込みましたが、蒸れるし暑いし中間地点を過ぎる頃にはレインパンツだけになり登りました。
沢の源頭に着く頃には、上空も青空が広がり気持ちいい空模様です。水場で補給を済ませいよいよお花畑です。
目移りするような花達に癒されながら急登を登りますが、先に見える大岩がなかなか近くなりません。
それでも、時おり振り返りやイドンナップ山塊や幌尻湖を眺めたり、花々を撮影したりとのんびりと登り山頂に到着しました。
山頂で小休止しているとHさんが「七つ沼カールをこの眼で···」とのリクエスト、Nさんは少しお疲れモードなので山頂で休憩とのことで、二人で肩に向かいました。
私は肩の手前のピークで力尽き、休憩モードになりましたがHさんは軽快にガンガンと進みアッと言う間に肩に到着して、速攻でリターンして来ました。
山頂に再び着いてエネルギー補充して名残惜しですが下山です。
馬蹄形となった振内コースの尾根からまだまだ登って来る方々もいます。
新冠コースも私達の少し前に下山を始めた団体さんがおり、水場の手前で追い抜き快調に下山しました。
しかし、中間地点を過ぎて少しした頃遠くて雷鳴がして下山の速度をアップしましたが、ヤバそうなのでレインウェア上下を着込んでいるとあっという間降りだし、夕立のような雷雨となりました。
幌尻沢着く頃には雨も上がりましたが、なかなかの雨量で沢の水量も増えていましたが、無事に山荘に帰着しました。
着替えて無事に登頂した事を祝って祝杯を上げて、爆睡しました。
3日目早朝、朝から好天でお世話になった山小屋を掃除をして出立しましたが、天気が良いのでノンストップで行けそうな気分になり、ほとんど一人旅で歩き通して4時間15分でイドンナップ山荘に帰着しました。
二人よりかなり早く着いたので、ゆったりとコーヒー☕を淹れて到着を待ち、帰り道に富川のいずみ食堂に立ち寄り"ゴボウ天そば"を食べて大満足の山行となりました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する