稲村岩尾根で鷹ノ巣山
- GPS
- 07:52
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 1,594m
- 下り
- 1,659m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:西東京バス鴨沢(16:03発)-奥多摩駅、JR奥多摩(16:57発) |
コース状況/ 危険箇所等 |
東日原-鷹ノ巣山:稲村岩までは少し雪がついているところもありますが、凍結箇所はなく、アイゼンなしで問題ありませんでした。稲村岩から一つ目のタワを過ぎたあたりから雪が出始め、二つ目のタワからはほぼ雪道が続きます。我々はヒルメシクイノタワからチェーンスパイクを使いました。 鷹ノ巣山-七ツ石小屋:雪道と土の道(所々泥濘)を延々繰り返します。盍飮海悗竜淌个論磴融けてドロドロで足場が悪く、注意を要します。七ツ石小屋への分岐から先も雪があります。特に東面のトラバース部分(木橋があるところ)は凍結した個所があったので慎重に進みました。チェーンスパイクは七ツ石小屋まで履きっぱなしでした。 七ツ石小屋-鴨沢:雪はほとんどありませんが、所々凍結しておりスリッピーな箇所がありました。下山を急ぎ小走りになる場合要注意です(こけました)。 |
写真
感想
約2年ぶりの稲村岩尾根で2015年の登り初め。2013年2月、3月に登っていますが、その時はコースタイムにも遠く及ばず苦しい山行でした。それでも山頂に出た瞬間に目に入る山頂標越しの眺望に心動かされた、あの感じをもう一度味わってみたく再びチャレンジです。
意気揚々とスタートしたものの、のっけからペースをつかめず、つづら折りに心を折られ、稲村岩コルに着くまでに膝から下はパンパンに。2年前同様フラフラになりながら山頂にたどり着く自分の姿が頭を過りました。しかしながら、稲村岩からはペースが安定し、またある程度行程を記憶していたので、過去に泣かされた偽ピークにも動じず、消耗することなく山頂へ。2年前の絶景が再び目に飛び込んできます。
鷹ノ巣山の山頂へは、ヒルメシクイノタワから急登をやり過ごし、緩く右に巻きながら山頂に出た記憶でしたが、今回はほぼまっすぐに直登。また自分の都合の良いように記憶違いをしていたかとも思いましたが、山頂で間違いではなかったことを確認で来ました。ボケてなくてよかったです。
当初は、帰りの時間を気にせず下山できる奥多摩への石尾根縦走コースを予定していましたが、まだ余力があるということで、これまで未踏の日陰名栗峰、盍飮海鯑Г鵑任こうと、石尾根を西に向かいます。鷹ノ巣山避難小屋から正面に聳える日陰名栗を眺め峰谷への撤退が頭を過りましたが、気を取り直してひたすら足を運びます。山頂へはほぼ雪道で地面の凹凸をそれほど気にする必要はありませんでしたが、稲村岩尾根で削られた体力は如何ともし難く、休み休みでなんとか山頂に。山頂は噂に違わぬ眺望ですね。左右(東西)に石尾根縦走路を一望できます。
これで気を良くし、また、山頂から眺める盍飮海呂修貭大した上りに見えなかったため、盍飮海睛縦蠶未蠧Г爐海箸法しかしながら、やや進んだところで日陰名栗以上の絶望感に襲われます。あれは登山道なのでしょうか?すごい傾斜です。巻き道を行くべきですが、先ほど挨拶をした外国人の御二方にすごすごと尻尾を巻いて逃げ戻ってきたことを気取られたくないので、登ります。登った感満点で眺望に目がいかず、山頂標を撮ってすぐ下ります。
千本ツツジを巻き、当然七ツ石山にも向かわず、東面のトラバースに少し肝を冷やしながら七ツ石小屋へ。小屋の壁に貼られたバスの時刻表(ありがとうございます。大変助かります)を確認して鴨沢へ下山。ここからは緩い下りなので何とか16時台のバスに間に合うだろうと高を括っていましたが、鷹ノ巣、日陰名栗、盍飮海蚤領呂鬚瓦辰修蟶錣蕕譴討い燭燭瓠⊇止小走りにも拘らず思うように足が進まず。しかもバスの時刻(16:03)を確認したにもかかわらず、16:08と間違って記憶していたため、余裕ができたはずの駐車場-バス停間も全力で(見た目は早歩き)で駆け下り、無事間に合いました。
何とも慌ただしい山行となりましたが、天気に恵まれ、また鷹ノ巣山以降ほとんど人に会わない貴重な石尾根・鴨沢コースを体験でき、幸先の良い登り初めとなりました。
初めまして。
もしかして、鴨沢への下りの途中(1時間5分の標識の少し下)で「4時3分のバスですか?お互いがんばりましょう!」と声かけさせていただいたお二人連れ様ですか?
私も、もう間に合わないかもと諦めかけていたところで同じ志(?)のお二人に遭遇し、一気に勇気百倍、その後の行程をがんばり通すことが出来ました。
あらためてありがとうございました。
ルートと時間を拝見すると、実は行きも同じバスだったようですね。
日陰名栗手前の展望には私も感動しました。
では、またどこかの山でお会いした際はよろしく御願いいたします!
namifujiさん
初めまして。コメントありがとうございます!
そうです、そうです。あの時お声掛けいただいた者です。
あっという間に遥か彼方に駆け降りていかれたので、二人で「あの人は大丈夫だろう」と他人事のように話していました。
おかげさまで、我々も間に合いました!
雲取まで行かれたのですね!
我々なら、とてもではないですが18時台のバスにも間に合っていないと思います。
我々も奥秩父を緩くウロウロしておりますので、お会いした際にはよろしくお願いいたします!
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