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Yamareco

記録ID: 57050
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積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

雨乞岳

2010年02月14日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:53
距離
18.6km
登り
1,584m
下り
1,584m

コースタイム

08:00 雨乞岳登山口
09:55 ホクギノ平
11:00 水晶ナギ
11:55 雨乞岳山頂
13:30 遊歩道分岐
14:05 林道合流
14:55 雨乞岳登山口
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2010年02月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
石尊神社の鳥居の前にも駐車スペースがありましたが、登山口の路肩にも5台
ほど駐車できるスペースがあります。

雨乞岳登山口からホクギノ平までは幅1m以上はありそうな登山道を登っていき
ます。大きくえぐられてU字状になっていますので、道を外れてしまう事はまず
ないと思います。

先週の木曜日に甲府盆地でも冷たい雨が強く降った影響でしょうか、雨氷の
影響で樹木の枝が見事に氷結していました。登山道も重みで頭を垂れた枝が
覆い被さっているところがあります。

ホクギノ平の三角点は登山道から少し離れたところにありますが、特に眺望の
良い場所ではありません。ホクギノ平から先は一端鞍部に下る所もありますし、
1cmほど積もった新雪の下は凍結していますのでアイゼンを付けたほうが良い
でしょう。

水晶ナギへ向かう道の両端は一部切れ落ちている所がありますので滑って転落
しないように注意が必要です。今日の水晶ナギは陽あたりが良く表面は緩んで
いましたが、意外と斜度のあるところですので凍結している日にはスリップ
して滑落する恐れもありますので、アイゼンは付けておいたほうが良いです。

雨乞岳山頂直下の笹原の登りはこのルートで唯一の厳しい登りですが、陽あたり
が良いこともあって積雪は殆どありませんでした。

雨乞岳山頂からは甲斐駒、地蔵岳、富士山方面の眺望が見事です。

ヴィレッヂ白州方面へ下る登山道は北斜面という事もあって深いところでは
50cmほどの積雪がありました。表面は締まっていましたので踏みぬく事は殆ど
なかったです。

笹ノ平周辺は平坦な地形で登山道が分かりづらいです。誤った尾根に入らない
ように注意が必要です。笹ノ平からの下りは急な上に凍結していますので、
アイゼンがないと厳しいと思います。

石尊神社方面に戻るためにはヴィレッヂ白州方面に降りる分岐の所で遊歩道方面
に曲がれば多少距離を短縮できます。林道まで出てしまえばあとはひたすら登山
口に向かって歩いていきますが、つづら折れの林道はショートカットすることで
歩行距離を縮める事ができました。
雨乞岳登山口。登山口の前には5台ほど駐車可能です。
2010年02月14日 08:01撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
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2/14 8:01
雨乞岳登山口。登山口の前には5台ほど駐車可能です。
迷いようのない幅の広い道が続きます。
2010年02月14日 08:11撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
2/14 8:11
迷いようのない幅の広い道が続きます。
急斜面はありません。緩斜面を距離をかけて登っていく感じです。
2010年02月14日 08:25撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
2/14 8:25
急斜面はありません。緩斜面を距離をかけて登っていく感じです。
暫くすると周囲の樹木が雨氷で凍結していました。
2010年02月14日 09:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
2/14 9:03
暫くすると周囲の樹木が雨氷で凍結していました。
まるでガラスの森の中を歩いているよう。
2010年02月14日 09:10撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
2/14 9:10
まるでガラスの森の中を歩いているよう。
ホクギノ平。三角点まではすぐ。
2010年02月14日 09:53撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
2/14 9:53
ホクギノ平。三角点まではすぐ。
雨乞岳山頂まで相変わらず緩斜面が続く。
2010年02月14日 10:43撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
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雨乞岳山頂まで相変わらず緩斜面が続く。
水晶ナギ方面との分岐点。ちょっと寄り道。
2010年02月14日 10:50撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
2/14 10:50
水晶ナギ方面との分岐点。ちょっと寄り道。
水晶ナギへ向かう途中で振り返ると雨乞岳山頂が見えました。
2010年02月14日 10:57撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
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2/14 10:57
水晶ナギへ向かう途中で振り返ると雨乞岳山頂が見えました。
このあたりも雨氷で凍結しています。
2010年02月14日 10:59撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
2/14 10:59
このあたりも雨氷で凍結しています。
水晶ナギから鋸岳方面。木々が美しい。
2010年02月14日 11:01撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
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水晶ナギから鋸岳方面。木々が美しい。
水晶ナギから日向山方面。
2010年02月14日 11:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
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水晶ナギから日向山方面。
岩も木々も水晶のように凍結しています。
2010年02月14日 11:04撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
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岩も木々も水晶のように凍結しています。
水晶ナギからはこれまで登ってきた雨乞岳の尾根が見えます。緩斜面だが距離のある尾根。
2010年02月14日 11:05撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
2/14 11:05
水晶ナギからはこれまで登ってきた雨乞岳の尾根が見えます。緩斜面だが距離のある尾根。
雨乞岳山頂に向かう道に戻る。これまでと違って急な斜面を登る。
2010年02月14日 11:43撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
2/14 11:43
雨乞岳山頂に向かう道に戻る。これまでと違って急な斜面を登る。
雨乞岳山頂直下の最後の苦しい急な登り。
2010年02月14日 11:50撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
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雨乞岳山頂直下の最後の苦しい急な登り。
雨乞岳山頂。正午の気温は-5℃でした。
2010年02月14日 11:58撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
2/14 11:58
雨乞岳山頂。正午の気温は-5℃でした。
山頂から。雲海の上に浮かぶ甲斐駒ヶ岳と地蔵岳。
2010年02月14日 11:59撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
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山頂から。雲海の上に浮かぶ甲斐駒ヶ岳と地蔵岳。
山頂から。雲海の上に浮かぶ地蔵岳と富士山。
2010年02月14日 12:10撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
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山頂から。雲海の上に浮かぶ地蔵岳と富士山。
ヴィレッヂ白州方面に向かって下山開始。
2010年02月14日 12:24撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
2/14 12:24
ヴィレッヂ白州方面に向かって下山開始。
このあたりも凍っています。
2010年02月14日 12:38撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
2/14 12:38
このあたりも凍っています。
陽あたりの良いところは積雪少なめ。
2010年02月14日 12:39撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
2/14 12:39
陽あたりの良いところは積雪少なめ。
雨氷に包まれた枝。あちこちで倒木していました。
2010年02月14日 13:19撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
2/14 13:19
雨氷に包まれた枝。あちこちで倒木していました。
ここで遊歩道方面に下ると若干近道。
2010年02月14日 13:31撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
2/14 13:31
ここで遊歩道方面に下ると若干近道。
重みで折れたカラマツ。時々パリパリと木が折れる音が聞こえる。身近で突然折れないことを祈るばかり。
2010年02月14日 13:33撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
2/14 13:33
重みで折れたカラマツ。時々パリパリと木が折れる音が聞こえる。身近で突然折れないことを祈るばかり。
遊歩道という割には荒廃気味です。
2010年02月14日 13:48撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
2/14 13:48
遊歩道という割には荒廃気味です。
林道まで出てきました。
2010年02月14日 14:05撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
2/14 14:05
林道まで出てきました。
林道を下っていく。車道歩きはかなり距離があるのでつづら折れの個所で眼下に林道が見える場合はショートカットした。
2010年02月14日 14:15撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
2/14 14:15
林道を下っていく。車道歩きはかなり距離があるのでつづら折れの個所で眼下に林道が見える場合はショートカットした。
石尊神社前を通過すればもうすぐ。
2010年02月14日 14:53撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
2/14 14:53
石尊神社前を通過すればもうすぐ。
登山口に停めていた車が見えてきた。
2010年02月14日 14:55撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
2/14 14:55
登山口に停めていた車が見えてきた。
撮影機器:

感想

久しぶりに青空が見えたので甲斐駒ヶ岳の展望の良い雨乞岳に行ってきました。

雨乞岳は登山道からの標高差は約1300m。結構な標高差があるのですが、ルート
の序盤はかなりゆっくりと高度を上げていくような道ですので、非常に長く感
じられました。ただ先週の雨氷の影響で木々が凍結しており、まるでガラスの森
の中を歩いているようで退屈せずにすみました。

水晶ナギあたりでは薄雲がひっきりなしに通過するような状態ですっきりと
周辺の山々を見る事はできませんでしたが、山頂に到達すると雲海の上に出た
ようで雲海の上に甲斐駒や地蔵岳、遠くには富士山も見る事ができ、快晴とは
いかなかったものの、十分景色を楽しむことができました。

今日は一日を通して他の登山者と出会う事がありませんでした。雨乞岳は登り
応えのある山ですし、山頂からの眺望も悪くないのですが。。。

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コメント

トレース的には、、。
teriさん

良い感じですね、、、

雪はそれほどないようですが、、トレース的には、どんな感じでしたか、、、。

Y-chan
2010/2/14 23:19
Y-chanさん

石尊神社から山頂に向かうルートにはこの日は全くトレースは
ありませんでした。登山口からホクギノ平までは積雪は少ない
ですが、吹き溜まりでは1m近い雪の段差を乗り越える所があった
程度です。
ホクギノ平から山頂までは登山道が不明瞭な所がある上に、動物
さんたちのトーレスが沢山ありました。ケモノ道なのか本当の
登山道なのか考え込むくらい、ある意味立派なトレースでした。

山頂からヴィレッヂ白州方面に下るルートには当日のものでは
ありませんでしたがスノーシューのトレースがありました。
2本くらいのトレースがありましたので、こちら側からの方が
人気があるのかもしれませんね。山頂から笹ノ平の間はトレース
が無ければかなりルートファインディングに苦労したと思います。
なだらかな尾根が多い山でしたので冬季は注意が必要かもしれま
せんね。また、スノーシューは沈まないぶん、風の吹き抜ける
ところではトレースが消えていました。
2010/2/15 20:37
プロフィール画像
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