飯豊山 川入から本山と大日岳へ

2023年07月16日(日) ~ 2023年07月18日(火)

• GPS: 17:20
• 距離: 36.2km
• 登り: 2,838m
• 下り: 2,831m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:22
• 休憩: 0:16
• 合計: 4:38

距離 8.3km 登り 1,382m 下り 176m

9:04 御沢野営場
9:13 御沢登山口
9:39 9:47 下十五里
9:59 中十五里
10:16 上十五里
10:39 10:40 笹平
10:59 横峰
11:12 峰秀水
11:25 地蔵山西分岐
12:01 剣ヶ峰
12:11 12:16 剣ヶ峰の水場
12:27 三国岳避難小屋(三国小屋)
13:06 13:07 七森
13:25 種蒔山
13:36 13:37 切合・種蒔山分れ
13:42 切合小屋

2日目

• 山行: 7:33
• 休憩: 1:25
• 合計: 8:58

距離 19.6km 登り 1,276m 下り 1,278m

5:15 切合小屋
5:44 草履塚
5:54 姥権現
5:58 5:59 御秘所
6:11 御前坂下
6:30 一ノ王子
6:35 6:36 本山小屋
6:49 6:54 飯豊山
7:06 駒形山
7:17 玄山道分岐
7:28 草月平
7:43 御西岳
7:50 御西岳避難小屋
8:16 文平ノ池上
8:56 9:05 大日岳
10:03 文平ノ池上
10:36 御西岳避難小屋
10:41 御西岳
10:53 草月平
11:09 玄山道分岐
11:21 11:26 駒形山
11:44 12:23 飯豊山
12:38 12:44 本山小屋
12:49 一ノ王子
13:04 御前坂下
13:21 13:26 御秘所
13:29 姥権現
13:41 13:55 草履塚
14:13 切合小屋

3日目

• 山行: 3:04
• 休憩: 0:32
• 合計: 3:36

距離 8.4km 登り 184m 下り 1,389m

6:38 切合小屋
6:41 6:43 切合・種蒔山分れ
6:59 種蒔山
7:13 7:14 七森
7:45 8:01 三国岳避難小屋(三国小屋)
8:03 8:06 剣ヶ峰の水場
8:15 8:16 剣ヶ峰
8:42 地蔵山西分岐
8:48 8:54 峰秀水
9:05 横峰
9:18 笹平
9:30 上十五里
9:40 中十五里
9:49 9:52 下十五里
10:07 御沢登山口
10:14 御沢野営場
10:14 ゴール地点

天候

1日目は昼前から激しい雨　　2日目昼から天候回復　　3日目は曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

7/16 9:03

登山届を出してスタート

7/16 10:51

ここまで急登

7/16 11:12

おいしい

7/16 11:23

初めての人間にはちょっとわかりずらかった

7/16 11:51

剣ヶ峰　雨の中を登ります

7/16 12:00

早く小屋に行きたい

7/16 12:11

まだ厳しい

7/16 12:13

ほっとしました

7/16 12:17

三国小屋　休憩できました

7/16 12:38

センジュガンピ？

7/16 12:40

雨が本格化　早く通過したい

7/16 12:51

今年もキスゲを見ることができた

7/16 13:09

キンバイ？　キンポウゲ？

7/16 13:09

千鳥

7/16 13:10

アカモノ？

7/16 13:23

雨で道が川状に

7/16 13:26

ヒメサユリ　優しい色合い

7/16 13:42

切合小屋　ようやく着いた

7/16 14:13

テント泊は無理　小屋に泊めさせてもらいます

7/16 14:15

この後、たくさんの人が入りました

7/17 4:41

朝焼け　大気は安定していないが美しい

7/17 5:17

松虫草　この紫がいいね

7/17 5:25

雪渓からモヤが

7/17 5:43

草履塚　展望なし

7/17 5:44

？

7/17 5:56

御秘所

7/17 5:58

これか〜

7/17 6:00

右側が切れている　でも皆さん「御秘所より剣ヶ峰のほうが厳しい」と言ってました

7/17 6:08

ハクサンフウロ

7/17 6:10

キキョウ

7/17 6:34

本山小屋まで来た

7/17 6:35

一瞬、青空が

7/17 6:36

本山に向かってます

7/17 6:46

着いた〜　5年ぶり2度目の飯豊本山

7/17 6:46

立派な三角点

7/17 6:51

視界なし　GPSで尾西方向を確認　かなり迷うが「まずは少し進んでみよう」

7/17 6:54

ダイグラ尾根　雲がすごい

7/17 6:55

駒形山に向かってます　ガスがとれた

7/17 7:15

駒形山を振り返る

7/17 7:26

キスゲの楽園とケルン

7/17 7:29

ヨツバシオガマの白・ピンク混合版

7/17 7:33

アオノツガザクラ

7/17 7:40

チングルマ　コイワカガミ

7/17 7:43

天気悪いけど大日まで3キロ…　行けるだろう

7/17 7:50

尾西小屋　ここから先は未知の領域

7/17 7:55

サラサドウダン　気品ある紫

7/17 8:29

コバイケイソウ群落

7/17 8:47

悪天・急登　でも大日にはきっと行ける！

7/17 8:48

ウサギギク

7/17 8:49

これは珍しいか…　葉がキンバイ類と異なる

7/17 8:50

雪渓上部の草付きを進みました

7/17 8:53

コザクラ　ピンクに癒やされる

7/17 8:58

着いた！　初めての大日岳

7/17 9:00

2,128m　ガスと強風だがうれしい！

7/17 9:11

お花畑　風が弱いので休憩

7/17 9:56

これは立派だね

7/17 10:33

尾西小屋に戻ってきた

7/17 10:34

これがこの地方特有の「雪割り」屋根だと思います　“おぼっちゃまくん”を連想するのは私だけか？

7/17 10:54

花の楽園が広がります

7/17 10:54

ネバリノギラン　渋い花

7/17 11:07

駒形山と本山　飯豊は　“でかい　深い　長い”　ね

7/17 11:07

大雪田　切合小屋からも確認できました

7/17 11:21

ヘリ　けがされた方の救助だったよう

7/17 11:21

本山に戻ってます　ガスが取れてきた

7/17 11:22

左に本山小屋

7/17 11:22

その右側の稜線　切合小屋方面

7/17 11:27

ウスユキソウの大群落　行きでは気づかなかった

7/17 11:28

早池峰より小さい　かわいい

7/17 11:37

振り返って大雪田と駒形山

7/17 11:41

ダイグラ尾根

7/17 11:45

切合小屋で同宿した福島の方に撮っていただきました

7/17 11:56

日差しも出てきた

7/17 11:59

ガスが切れてダイグラ尾根の全貌が

7/17 12:01

本山小屋に向かいます

7/17 12:02

気持ちのいいお天気になりラッキー

7/17 12:20

見つけた！　イイデリンドウ　淡い紫がなんともきれい！

7/17 12:25

ダイグラ尾根を横から見る

7/17 12:25

手前が宝珠山、向こうが休場ノ峰か

7/17 12:26

なんとも美しい

7/17 12:48

振り返ります

7/17 12:51

ますます晴れてきた

7/17 13:10

ホシガラスも気持ちよさそう

7/17 13:14

御秘所を上から見る

7/17 13:41

展望できるお天気に

7/17 13:41

大日岳はまだ雲の中

7/17 13:54

広大な会津盆地

7/17 13:54

磐梯山もうっすらと

7/17 13:57

切合小屋が見えた

7/17 14:05

朝は硬く緊張したが、緩んできた雪渓

7/17 15:27

飯豊だけど朝日で祝杯じゃ〜

7/17 16:54

外での自炊場所を設営しているそうです

7/17 17:59

貧しくともおいしい夕食

7/17 18:37

6張でした

7/17 18:38

自分としては田園調布のつもり

7/17 18:57

大日への尾根を夕日が照らす

7/17 19:02

美しい

7/17 19:19

初めて大日岳の頂上が見えた！

7/17 19:21

迷ったけど来てよかった

7/17 19:31

米沢の灯り

7/18 7:06

まずまずのお天気　ゆっくり下ろう

7/18 7:35

三国小屋が近づく

7/18 7:51

三国小屋から剣ヶ峰を見る

7/18 8:04

確実に下ろう

7/18 8:14

見上げる　乾いていてよかった

7/18 10:12

初日は厳しかったけど楽しい3日間でした

撮影機器：

Canon PowerShot G9 X Mark II Canon

感想

mametan3

　3年ほど前からこの3連休で出かけようと考えていた飯豊山。昨年も一昨年も雨で、早池峰でお茶を濁していました。今年は気象庁予報で2日目に晴天確度Aが出たので思い切って出発。磐梯山SAで5時間ほど睡眠後、川入の登山口に到着。30台ほど止まっておりびっくり。

　急登から稜線にかかる頃から雨となり、剣ヶ峰で大粒に。恐る恐る岩場を進みます。ずぶ濡れで切合小屋に到着。後続も多数。30人くらいの人が宿泊したようです。雨風ひどくテント泊はもちろん無理で小屋泊に変更。就寝中「この天候が続くなら御秘所通過は難しいから、最悪ここから撤退もあるかも」と思案します。翌朝、ガスはあるものの雨は上がっていたので出発。ガスと強風の中、5年ぶり2度目の本山頂上へ。今回の目的は5年前に行けなかった大日岳。時間はあるので思い切って大日・尾西方面に歩を進めますが、めがねに水滴がついて前が見えない。強風で低体温症が頭をよぎる。200mほど進み「やめよう。戻ろう」と決め頂上に戻ります。100mほど歩き振り返ると、一瞬ガスが晴れこちらに来る人、尾西方面に向かう人が数人見えました。「こんな中でも歩いている人はいるんだ」と勇気づけられ、再び尾西方面に歩き始めました。

　何人かの人と出会いますが、みなさん「本山小屋泊で大日岳まで行きたかったが悪天で尾西小屋まで」と言います。ただ「おじさんが大日に向かったよ」という人も。同類の私も覚悟を決め大日に向かうことに。尾西小屋を過ぎるとトレランの男性。梶川尾根から40キロを周回するという。さらに川入〜大日岳を16時間程で往復するという男性。いやはやトンデモナイおじさんたちがいたもんだ。「青年は荒野をめざす（五木寛之）」、でも「おじさんは大日をめざす…何故に？」　そんなこんな考えながら歩くうちに、ついに大日岳頂上へ。本日3人目のおじさんです。5年間の目標達成。帰路、大阪からのお二人、新潟の男性とお若い方々と出会います。新潟の方とは先ほどすれ違ったのですが、「やっぱり大日に向かうことにして荷物を尾西小屋に置いてきました」といかにも若者らしい大胆な行動。

　本山へ向かううちに天候が回復。頂上では同宿した福島の方と再会。5年前も天候悪く、頂上からの展望は今回が初めて。その時に登った長大なダイグラ尾根が姿を見せ「よくこんな所を登ってきたな〜」としみじみ。絶景を目に焼き付けます。切合小屋に戻り、福島の方と祝杯。お話を伺ううち新潟の男性も到着。3人ともテント泊で、いろいろお話させてもらいました。顔がじりじりと焼けるくらいに天候も回復。夕焼けの大日岳を堪能。夜は天の川と流れ☆3個。

　尾西小屋に向かう時にお話した方々からの情報がなければあきらめていたかもしれない大日岳。お花も堪能でき、大満足の三日間でした。どの小屋の管理人さんも親切でありがたかったです。

コメント

jaka2022

飯豊山ではお世話になりました！福島市の者です。山の厳しさ楽しさを思い知らされました😅ビール美味かったなぁ😁またご一緒しましょう

mametan3

jaka2022さん
先日はありがとうございました。いろいろお話させていただき、楽しさが何倍にもなりました。
初日はこの先どうなるものやら…と思いましたけど、翌日は展望も開けダイグラ尾根の全貌を見ることができ満足でした。
jakaさんのザックはやっぱり重かったです。　カメラも合わせ、重かったことでしょう。私はさらに軽量化に挑戦したいと思います。
5月の福島はすでに暑いでしょうね。ハーフマラソン、考えてみたいと思います。

jaka2022

mametan3さん、ザックは修行にしても重すぎで剣が峰を前にした時、マジで帰りたくなりました💦持ち物は精査が必要でした(毎回なんですけどね)。それがあったので視界が開けた時、夕方の風景見た時の感動は何倍にもなりました。
ヤマップに私の記録載せましたのでよろしければご覧くださいね
https://yamap.com/activities/25556117

※ハーフマラソン良かったらエントリーよろしくお願いします。秋にはエントリー開始になると思いますので
大会はR6年5月19日です。吾妻?安達太良山とセットで😅

mametan3

jaka2022さん
ヤマップ拝見しましたよ。写真はきれいだし私のテントや姿などもちょこちょこ映り込んでいるので、楽しませてもらいました。jakaさんテントと天の川が秀逸ですね。
軽量化は自分が楽ですし、安全につながるとも思っています。台所のはかりを持ってきて計ります。乾燥凍み豆腐が、安い軽いタンパク質もとれる腹が膨れるので、カレーメシやラーメンに入れて食べてます。😲
山とセットでのレースか〜。ちょっと時間ないかもですね。jakaさんも運営大変だと思いますが、頑張ってください。😀