北岳バットレス第四尾根主稜（ソロ)

2023年07月15日(土) ~ 2023年07月17日(月)

• GPS: 26:05
• 距離: 17.5km
• 登り: 2,822m
• 下り: 2,788m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:21
• 休憩: 0:27
• 合計: 8:48

7:11 広河原インフォメーションセンター
7:15 7:16 広河原・吊り橋分岐
7:20 7:21 広河原山荘
7:53 7:55 白根御池分岐
8:24 8:24 第一ベンチ(1880ｍ)
8:41 8:42 第二ベンチ(2059ｍ)
9:38 9:59 白根御池小屋
10:42 10:42 大樺沢二俣
15:28 15:29 大樺沢二俣
15:59 白根御池小屋

2日目

• 山行: 9:58
• 休憩: 4:15
• 合計: 14:13

1:31 白根御池小屋
1:52 1:52 大樺沢二俣
4:54 7:45 第四尾根主稜取付
11:58 12:47 北岳
13:00 13:06 両俣分岐
13:18 13:37 北岳肩ノ小屋
14:03 14:12 小太郎尾根分岐
14:25 14:26 草すべり分岐
15:44 白根御池小屋

3日目

• 山行: 1:25
• 休憩: 0:09
• 合計: 1:34

7:15 白根御池小屋
7:45 7:51 第二ベンチ(2059ｍ)
8:03 8:04 第一ベンチ(1880ｍ)
8:26 8:26 白根御池分岐
8:39 8:41 広河原山荘
8:43 8:43 広河原・吊り橋分岐
8:49 広河原インフォメーションセンター

写真

下部岸壁アプローチ絵地図風

★以下が分かりにくいです。
B沢の大岩通過後のBC間尾根のブッシュへの侵入ポイント
C沢渡渉後のCD間尾根のブッシュへの侵入ポイント

下部岸壁アプローチ概念図風

7/15 0:53

7/15 3:55

広河原行きのバス待ちの列。

7/15 6:51

広河原着。

7/15 7:13

7/15 7:15

7/15 7:48

小雨ながらさすがの渋滞。

7/15 8:58

7/15 9:15

白根御池小屋着

7/15 9:28

7/15 9:37

そのままチェックインし巣作り。

7/15 10:17

7/15 10:35

7/15 11:18

B沢（バットレス沢）出合。顕著な大岩が目印。

7/15 11:24

謎の黄色岩が見えるところは下がりすぎです。
上にあるふみ跡をたどってB沢ーC沢の中間尾根を登り
ブッシュを通過するのが正解です。

7/15 11:34

B沢ーC沢のブッシュを抜けると
C沢の渡渉ポイントのケルンがあります。

7/15 11:34

C沢はまあまあの水量です。

7/15 11:39

C沢ーD沢間の尾根を登れるふみ跡を見落としD沢を詰めることに。※C沢越えてからD沢は数十秒レベルの近さです。

7/15 11:58

D沢を詰めると巨石に突き当たるためここから右手の
C沢ーD沢間の尾根へ。

7/15 12:08

尾根には顕著なふみ跡があるらしいが見当たらず
強引に薮漕ぎ。

7/15 12:13

薮を抜けますが真っ白

7/15 12:19

7/15 12:40

バットレス基部着。1PT登攀準備中。

7/15 12:57

Dガリー大滝に取付いています。
見物してると2PT目もやってきました。
第四尾根取付でビバークとのこと。そういうのもあるのか。

7/15 13:41

7/15 14:01

登攀具をツェルトで巻いて岩陰にデポ。

7/15 14:15

7/15 14:52

7/15 15:50

白根御池小屋着

7/15 17:47

美味しい小屋食

7/15 18:16

7/15 18:16

7/16 0:53

7/16 1:32

7/16 1:51

二俣

7/16 2:32

渡渉ケルン

7/16 3:10

下部岸壁着（1時間40分）
なんと既に1PTいます。

7/16 3:12

7/16 3:51

まだ全然暗いですが先行PTがスタート。

7/16 4:15

7/16 4:16

Dガリー大滝左ランペ �掘．侫蝓�
ランペを左上するとすぐ終了点です。
先行PTが次のピッチをビレイしてました。

7/16 4:28

7/16 4:38

7/16 4:45

第5尾根支稜　�掘．侫蝓�
ビレイ点から直上。濡れ濡れで悪いです。

7/16 4:49

第5尾根支稜終了点。

7/16 4:53

Dガリー大滝の真上のテラスにでます。

7/16 4:56

3P目　ルンゼ状？　�掘．侫蝓�
詰めると横断バンド横のテラスにでます。

7/16 5:12

7/16 5:20

7/16 5:22

横断バンド　歩き
そのまま歩き続けるとガレ場のCガリーにつきます。

7/16 5:38

ヒドゥンスラブ　�掘．侫蝓�

7/16 5:38

ヒドゥンスラブ取り付きから見下ろしたところ。

7/16 5:40

7/16 5:45

おっとあれは、、

7/16 5:48

1P目　つるりとしたクラック〜やさしいスラブ　��+　
ロープ使用

びしゃびしゃ。
離陸核心です。 1ピン目のハーケンにクリップした後に#3をクラックに突っ込み確保します。
左壁の割れ目に手を掛けたり足を掛けたりした記憶。

7/16 6:56

2P目　土のバンド〜階段状の岩場　�供．侫蝓�

7/16 7:05

3P目　白い岩のクラック　�掘．侫蝓�

7/16 7:29

3P終了点・ピラミッドフェースの頭
お兄さんPTが登攀中。

7/16 7:33

5P目　三角形の垂壁〜緩傾斜のリッジ ��+ ロープ使用
離陸核心です。
左足をスラビーなスタンスに乗っけて立つのが恐怖。
その後右手のフレークをとって右に回り込みました。

7/16 8:22

緩傾斜のリッジの途中。

7/16 8:30

7/16 8:30

マッチ箱の懸垂支点

7/16 8:30

マッチ箱の上から次のピッチの眺め

7/16 8:37

懸垂下降直後。

7/16 8:48

6P目　右のコーナー〜カンテ上のクラック　IV ロープ使用
スタンスが意外とありますが、濡れ濡れなので怖い

7/16 9:20

途中カムが残置されてます。

7/16 9:25

終了点から7P目を見上げる。お兄さんPTが登攀中。

7/16 9:25

終了点からのマッチ箱を見下ろす。

7/16 9:32

7P目　カンテまたは左のルンゼ状　��+　フリー

7/16 9:34

落ちても死ななそうなルンゼを選択

7/16 9:39

松の木テラス

7/16 10:16

8P目　ナイフリッジのトラバース �掘棔�　ロープ使用
フリーでもいけそうだがつまらないとこ死にたくない、

7/16 10:22

ナイフリッジを渡り終えて。

7/16 10:53

9P目　城塞ハング　�検棔．蹇璽彁藩�
びしょびしょで辛い。
チョックストーンを抱えるよう登ればよいらしいが時間もないのでカムでA0。
登り返しは疲弊しすぎてロープを握ってしまった。

7/16 11:16

トップアウト！

7/16 11:38

ラララライチョウ！

7/16 12:02

北岳バットレスから来ただけ！

7/16 12:37

7/16 13:01

7/16 13:21

7/16 13:21

7/16 13:22

7/16 13:41

7/16 14:25

7/16 15:13

7/16 16:54

ダラダラ降りてテント設営。

7/16 17:02

17時にはねて12時間近く寝てしまう。

7/17 4:51

7/17 4:56

7/17 5:22

7/17 5:32

7/17 7:00

7/17 7:05

さらば！

7/17 7:54

7/17 8:03

7/17 8:42

7/17 8:45

7/17 12:12

7/17 12:38

撮影機器：

iPhone 11 Pro 256GB au Apple

感想

omutuxa

直前になって決めたので1泊目の白根御池が取れず。
1泊目広河原、2泊目白根御池は抑えたがこのままだと
広河原からバットレスまでダイレクトアタックをするはめに、、

■0日目
東京→甲府駅へ最終のかいじで0:30甲府駅着。
甲府駅近くにはネカフェもないので駅寝。
と、寝付けず予約サイトをチェックすると
なんと1泊目の白根御池小屋泊がとれたのでした！

■1日目
0430　甲府駅発　4時ころにはもう大分列ができていた。
0650 広河原着、0715広河原発。小雨ながらさすがの渋滞。
0915　白根御池小屋着。そのままチェックインし巣作り。
1015 取付の偵察へ
1035 二俣
1120 バットレス沢出合。顕著な大岩が目印。
　C沢渡渉後、C沢ーD沢間の尾根を登れる踏み跡を
　見落としD沢を詰めることに。
　尾根には顕著なふみ跡があるらしいが見当たらず強引に薮漕ぎ。
1215 薮を抜けますが真っ白。
1240 バットレス基部着。1PT登攀準備中。
　　　Dガリー大滝に取付いています。
　　　見物してると2PTもやってきました。
　　　第四尾根取付でビバークとのこと。そういうのもあるのか。
1415 登攀具をツェルトで巻いて岩陰にデポして戻ります。
1550 白根御池小屋着。
1740 美味しい小屋食。

■2日目
0030起床
0130発　0150二俣 0230 渡渉ケルン
0310下部岸壁着（1時間40分）。なんと既に1PTいます。
0350 まだ全然暗いですが先行PTがスタート。
0415 20分程待機しやや明るくなってきたので登攀開始。

★第5尾根支稜登攀
　●1P目　Dガリー大滝左ランペ �掘．侫蝓�
　　ランペを左上するとすぐ終了点です。
　　先行PTが次のピッチをビレイしてました。
　●2P目　第5尾根支稜　�掘．侫蝓�
　　ビレイ点から直上。濡れ濡れで悪いです。
　　Dガリー大滝の真上のテラスにでます。
　●3P目　ルンゼ状　�掘．侫蝓�
　　詰めると横断バンド横のテラスにでます。

0520 横断バンド　歩き
　そのまま歩き続けるとガレ場のCガリーにつきます。
　Cガリーを上に詰めると雪渓があらわれムムムとなりますが
　左手にヒドンスラブあることが分かります。
0540 ヒドンスラブ　�掘．侫蝓�
0550 第4尾根取り付き着。
　昨日偵察時にあったお兄さんPTが丁度1ピッチ目スタートしたところです。
　0620頃登攀開始。

★第4尾根主稜登攀
0620頃
　　●1P目　つるりとしたクラック〜やさしいスラブ　��+　ロープ使用
　　　びしゃびしゃ。
　　　離陸核心です。 1ピン目のハーケンにクリップした後に
　　　#3をクラックに突っ込み確保します。
　　　左壁の割れ目に手を掛けたり足を掛けたりした記憶。
0700頃　
　　●2P目　土のバンド〜階段状の岩場　�供．侫蝓�
　　●3P目　白い岩のクラック　�掘．侫蝓�
　　　　あまりクラッククラックしてないので終わってから気が付くやつ。
0730頃　3P終了点・ピラミッドフェースの頭
　　　　　お兄さんPTが登攀中。
　　●4P目　フェースからリッジ　�掘．侫蝓�
　　●5P目　三角形の垂壁〜緩傾斜のリッジ ��+ ロープ使用
　　　　離陸核心です。
　　　　左足をスラビーなスタンスに乗っけて立つのが恐怖。
　　　　その後右手のフレークをとって右に回り込みました。
0830 マッチ箱の懸垂支点から懸垂下降
　　●6P目　右のコーナー〜カンテ上のクラック　IV ロープ使用
　　　　スタンスが意外とありますが、濡れ濡れなので怖い
　　●7P目　カンテまたは左のルンゼ状　��+　フリー
　　　　落ちても死ななそうなルンゼを選択
　　●8P目　ナイフリッジのトラバース �掘棔�　ロープ使用
　　　　フリーでもいけそうだがつまらないとこ死にたくない、、
1050　●9P目　城塞ハング　�検棔．蹇璽彁藩�
　　　　　びしょびしょで辛い。
　　　　　チョックストーンを抱えるよう登ればよいらしいが時間もないので
　　　　　カムでA0。
　　　　　登り返しは疲弊しすぎてロープを握ってしまった。
1115 トップアウト！
1200 北岳山頂！
1300 北岳山頂発　→1320 肩の小屋→1340 肩の小屋発
1540 白根御池小屋着。
テントを張ってぶったおれる

■3日目
　0500 起床
　0710 白根御池小屋発→0830 広河原着
　1000 広河原発（バス）→1200 甲府駅着
　1230 甲府駅発→1500 新宿着