チンネ左稜線（剱沢キャンプ場から本峰経由で）

2023年07月20日(木) ~ 2023年07月22日(土)

• GPS: 16:55
• 距離: 18.8km
• 登り: 3,632m
• 下り: 3,623m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:39
• 休憩: 7:16
• 合計: 16:55

0:48 剱沢キャンプ場
0:54 0:55 剱澤小屋
1:10 1:13 剣山荘
1:27 1:37 一服剱
2:10 2:28 前剱
2:32 2:38 前劔の門
2:58 3:01 平蔵の頭
3:06 3:14 カニの縦バイ
3:20 カニのヨコバイ
3:25 3:35 カニのハサミ
3:40 3:48 剱岳
4:06 4:08 長次郎のコル
4:11 4:26 長次郎ノ頭
4:42 4:54 池ノ谷乗越
4:58 5:03 チンネ
5:04 5:16 池ノ谷ガリー
5:17 5:43 三ノ窓
9:52 12:51 チンネ
12:51 13:10 池ノ谷乗越
13:29 13:36 長次郎ノ頭
13:41 14:01 長次郎のコル
14:17 14:31 剱岳
14:39 14:44 カニのハサミ
14:53 15:00 カニのヨコバイ
15:06 カニの縦バイ
15:11 15:19 平蔵の頭
15:29 15:52 前劔の門
15:56 16:04 前剱
16:46 16:49 一服剱
17:07 17:09 剣山荘
17:29 17:31 剱澤小屋
17:40 剱沢キャンプ場
17:43 ゴール地点

天候

晴れ＋ガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

7/21 5:13

池ノ谷ガリーは下の人へ落石を起こさぬよう注意が必要です。三ノ窓雪渓へはショートカットできる踏み跡がありました。

7/21 5:20

三ノ窓雪渓とチンネ左稜線の全貌

7/21 6:45

取り付きからの1P目

7/21 7:54

これは4P目だったかな？

7/21 9:18

核心の「鼻」と奥にはクレオパトラニードル

7/21 9:41

この角度から見ると「鼻」というよりニワトリのクチバシにも見えます(^^)

7/21 11:19

チンネの頭の最高点♬

撮影機器：

FinePix XP120 XP121 XP125 FUJIFILM

SH-RM12 SHARP

装備

共同装備

7.1mmダブルロープ50m キャメロットウルトラライト＃2・3 リンクカム#0.5〜#1 エイリアンの青と緑

感想

めざせ200イレブン

何年前からか計画しては天候不良等で白紙になったりと、ずっと温めていたチンネ左稜線へやっと赴くことができました。
長次郎谷の状態がどんなだかわからなかったので、剱沢キャンプ場をベースにして確実に取り付ける本峰経由でのアプローチで計画しました。
全体的なドM度は長次郎谷から行くより上だと思いますが、ついでに本峰踏んで北方稜線もエンジョイしたいという欲張りさんにはお勧めプランです♬

概ねの行動時間は
剱沢キャンプ場〜取り付き：6時間
取り付き〜チンネの頭：4時間30分
チンネの頭〜剱沢キャンプ場：6時間20分
と1日の中で登攀時間よりアプローチの方が時間がかかっていますが、こんな山行は後にも先にも私の人生の中でこれくらいでしょう(笑)

チンネ左稜線は白山書房の日本の岩場のトポ通りのピッチ数で登りましたが、このルートはペツルハンガーなどの明瞭な終了点はなく、残置ハーケンなどが数本打ってある所で適当に切ったので、日本の岩場通りの場所で切ったかは不明です。
核心の「鼻」はパッと見威圧的ですが、大きなハングに右側から乗って、その上の小ハングを上手く左に巻くように登ればホールドも豊富で難しくはありません。残置ハーケンがかなりあって、すべてにプロテクションを取ると玉切れになる危険が大なので、適当に間引いた方がいいと思います。
日本の岩場の5P目にあたる�亀蕕離團奪舛魯灰鵐討琶發�ました。
チンネの頭からはハイマツに懸垂支点があったので、それで懸垂下降をしました。次の懸垂支点からはやや右側に折れるように懸垂下降をすると池ノ谷乗越側へトラバースして池ノ谷ガリーへ下りれる踏み跡がありました。