北アルプス 笠ヶ岳(笠新道 IN/OUT)


- GPS
- 18:05
- 距離
- 24.6km
- 登り
- 2,203m
- 下り
- 2,295m
コースタイム
- 山行
- 9:13
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 9:36
- 山行
- 8:47
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 10:07
天候 | Day1:曇り Day2:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 新穂高ロープウェイ 第1ロープウェイ(新穂高温泉⇒鍋平) 500円 +荷物料(6kg以上)100円 |
写真
感想
天気予報とにらめっこ
ジャンダルムに登ろう。そう決めて、準備してきたが、天気予報がなかなかGOサインを出してくれない。
諦めがつくほどの悪天候というわけではないが、岩場が濡れて滑りやすい状態ならば避けたいし、、、
直前の予報では、土曜日夕刻から24:00まで雨。一旦止むものの日曜日正午あたりからまた雨夕刻は強めに降る。
というわけで、万全を期すということで、今回は見送り。そして、岩稜帯での滑落リスクがない笠ヶ岳へ。
笠ヶ岳へ
過去に下山ルートとして使い、登りルートとしては使いたくないなあと思っていた笠新道からアプローチ。
案の定、序盤はひたすら眺望のない九十九折り。笠新道1350mから杓子平2450mまで1100m時折振り返ると、穂高連峰が顔を覗かせる。ただし山頂部稜線はガスがありスッキリしない。
安心してください。生きてますよ^ ^
深夜移動が絡み、寝不足で登山を開始したので眠気も酷い。杓子平手前の手頃な大岩で、薄曇りの中で程よい日差しを浴びながら昼寝。通り過ぎる人は「え!?倒れてる?」って心配だったかも^^
杓子平のお花畑
杓子平はハクサンイチゲ、チングルマ等沢山の花が一面に広がる。遠方はガスで見えないが、心の眼では笠ヶ岳がドーン^^。
杓子平の美しさは槍・穂高エリアでは屈指の素晴らしさだと思う。
笠ヶ岳山荘へ
笠新道分岐2800mまで登ると、そこからは稜線を辿り、笠ヶ岳山荘へ。笠ヶ岳山頂が2898m、テント場が恐らく2750mあたりなので、ここからは大きなUP/DOWNもなく気持ちの良い稜線歩き。
これで、ガスが抜けていれば最高だが。
それでも時々覗かせる足元の杓子平、播隆平や双六につながる稜線が美しい。
笠ヶ岳山荘テント場にて
この日の笠ヶ岳は盛況。テント場に16:00頃到着した人はテント場探しに苦労している感じ。
水場は枯れている。小屋で天水を分けてもらえるが、1L/人限定で200円。水が不安な人はペットボトルジュースなどを買って水分を確保するしかない状態。
それにしても、テント場と小屋の距離、標高差60mはかなり不便。改善のしようがないが、敬遠される主因はこのあたりか?
笠ヶ岳から錫杖岳側へ下るルートの整備が十分にできていないために周回ルートが組めないことも原因の一つ。
水場がないことも大きい。
良い山なのに残念だ。
朝の笠ヶ岳
朝4時ごろから動き出し、笠ヶ岳山頂へ。昨日のガスも抜け、山頂までよく見える。眼下には雲海が広がる。
昨晩は19時ごろから朝までほぼ爆睡。夜間に少し降ったようだが、全く気づかなかった。テントは朝露でしっかり結露している。
山頂でご来光を待ち構えるも、槍ヶ岳までよく見えるが遠方の雲が厚い。そのうち、笠山頂もガスに包まれてきたので、ご来光は諦めて下山。
テントを撤収し、朝食をとっていたら日差しが出てきた。見渡すと、青空に笠ヶ岳。穂高連峰もくっきり。北西側には黒部五郎岳、薬師岳がしっかり見える。日曜日は最高の景色が見られそうだ。
下山開始
下山は弓折岳まで周回することも考えたが、笠新道から下山することに決めた。
景色を堪能しながらゆっくりゆっくり下山する。
素晴らしい景色が見られる時はこの贅沢な時間の使い方が良い^ ^
わさび平小屋へ
笠新道登山口まで下山したあと、わさび平小屋まで逆走。
きゅうりとトマトを食べに行く^ ^
美味かった。
お目当てのジャンダルムは登らなかったが、笠ヶ岳を満喫できたので、結果的には満足^ ^
ジャンダルムはまたあらためてチャレンジしよう^ ^
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する