恒例の梅雨明け2週間山旅_白馬温泉巡り【鑓〜白馬〜雪倉〜朝日〜蓮華】
- GPS
- 27:01
- 距離
- 40.0km
- 登り
- 3,824m
- 下り
- 3,614m
コースタイム
- 山行
- 4:09
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 4:22
- 山行
- 5:32
- 休憩
- 1:53
- 合計
- 7:25
- 山行
- 6:32
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 7:29
- 山行
- 6:51
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 8:31
天候 | 7/24(月):晴れ 7/25(火):晴れ 7/26(水):朝ガス、その後晴れ 7/27(木):晴れ、夕方少し雨 7/28(金):晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
【復路】:蓮華温泉〜JR大糸線平岩駅〜松本〜新宿〜大船 |
コース状況/ 危険箇所等 |
鑓温泉付近の杓子沢で雪渓トラバースあり その他特記すべき内容無し |
その他周辺情報 | 【鑓温泉】 露営代5500円!(入浴料含む)、水場良好、トイレ大地解放(垂れ流し?) 【頂上宿舎】 露営代3000円、水場良好、トイレ普通 【朝日小屋】 露営代2000円、水場良好、トイレ綺麗 【蓮華温泉】 露営代1000円、水場良好(要煮沸)、トイレ水洗 |
写真
感想
【0日目】
今シーズンは南アルプス南部に行こうと思い、色々調べたが、椹島のバス予約が困難、やめた。
そうなると北アルプスとなるが、ゴリゴリの岩場以外は殆ど行ってしまっており、残るは北部の栂海新道周辺となる。まずは雪倉岳、朝日岳を歩くことにする。
大雪渓から三国境に行くと直ぐに終ってしまうので鑓温泉から蓮華温泉抜ける「白馬温泉巡り」とする。
更に最近体力が落ちてきたので露営地は、鑓、頂上宿舎、朝日、蓮華と各駅で繋いでいく。
アプローチはさわやか信州号で行こうとしたが、予約取れず断念。よって毎日アルペンで猿倉に入ることにした。
【1日目】
今日は鑓温泉までの4.5時間行程。新宿のファミマで買ったサンドイッチを食べて出発する。
分岐から鑓温泉に向かう。何もない樹林帯を抜け、杓子沢の雪渓を越える。更にガレ場を抜け小屋に到着する。4.5時間工程ではあるが、かなり消耗した。温泉に入り、何か食事でもと思ったがカップ麺しかないので予備食のパスタを食べてゆっくりした。温泉には何度も入りたかったが、ご婦人方が水着で入っていたので、結局2回しか入れなかった。夕方にご飯を食べて寝た。
【2日目】
今日は頂上宿舎までの6時間行程。刻んでいるのでだいぶ余裕がある。
朝3時起床の予定が3時30分となった。いつも初日は寝れないが、今回は比較的良く眠れた。
テントから出ると星空が見え、今日も天気は良さそうだ。今回新たに持ってきたカレーメシを食べる。お湯を入れすぎたと思ったが意外に大丈夫だった。CMにある「信じて混ぜろ」は本当だった。スーパーで230円だったので今後活躍が期待できる。
起床が遅れた分、出発も遅れた。5時30分に出発。
いきなり急登であるが、ゆっくりと上がる。2300位で森林限界を超え、視界が開ける。絶景。
更に登り主稜線に出る。白馬鑓手前で劔岳が見える。ここら辺の稜線は素晴らしい。だいぶ消耗したので白馬鑓で大休止。更に進む。杓子は巻く予定だったが、大休止で復活したので頂に進む。杓子を超え、登り返してテン場到着。サブザックで旭岳に向かう。手前で「旭岳登頂は許可必要」とあり、登口はロープが張られ、ザレザレなのでやめた。
頂上宿舎でビールをのみ、記録を打ったり、本を読んでのんびりした。
テン場に雷鳥親子が現れ、砂浴びをしていた。夕方になり、ご飯を食べて寝た。
【3日目】
今日も3時に起きる。今日はガスが出ており、星は見えない。朝食はアルファ米のじゃこ梅ご飯を雑炊で食べる。あまり美味しくなく、何とか食べきった。昨日のカレーメシの方がサイコーだ。テントを撤収して出発する。
主稜線に戻り、白馬山荘を越え、白馬岳頂上に到着する。ここには何回か来ているが何か様子が違う。よく見ると方位盤付近まで崩落が進んでおり、ロープで仕切られている。山頂は非常に狭くなっていた。あと数年で方位盤は崩落するだろう。
先に進む。しばらくするとガスが抜け、これから進む、雪倉、朝日岳の稜線が見えるようになった。
三国境を雪倉方面に進む。この先は歩いたことがない。
登山道は鉢ヶ岳を巻いて進む。ここら辺はお花畑となっており非常にきれいなところだ。鉱山道分岐を過ぎ、雪倉避難小屋に到着。雪倉に取り付く。ゆっくりと高度を上げ、山頂に到着。ここでコーヒーを淹れてゆっくりとする。
ここからは激下りとなり、シラビソの樹林帯に入る。熊笹のうざい登山道を抜け、朝日岳山頂への分岐に到着する。ここから山頂は400上がる。だいぶ消耗していること、明日山頂は踏むので、水平歩道で巻くことにする。巻き道とは言え、水平ではなく、多少のアップダウンを繰り返えす。
かなり消耗し、何とか水平歩道分岐に到着する。この先に見えるあの丘を越えればきっと小屋があると言い聞かせ、何とか歩く。
丘を越えたら小屋に到着した。受付をしてテントを張る。ビールを飲んでゆっくりする。夕方になると夕焼けになり、山が赤く染まった。
【4日目】
今日も3時に起きる。今日も天気が良い。今日の行程は蓮華温泉まで7時間の予定。
テントを撤収し、出発する。
水平歩道分岐を山頂に取り、山頂に向け、高度を上げる。
まだ朝で脚が元気なので、余裕で山頂を踏む。ここから下り、お花畑を抜け、木道に出る。木道は長く続いており、一気に下るようだ。先には今日の目的地である蓮華温泉ロッジが見えた。
感覚的には一気に下り、登り返してロッジかと思ったが、なかなか到着せず、かなり消耗している。途中のアヤメ平で大休止。更に進み、キャンプ場に到着。
テントを張り、ロッジに向かう。内湯に入り、ビールを飲んで、食事をする。
のんびりしてところで今回のメインである野天に向かう。野天の案内を見ると一周で4カ所の野天を回れるようになっており、とりあえず反時計回りに歩く。すると突然登山道脇に野天(黄金の湯)が現れる。屋根も脱衣場も無く完全に野天である。だれもこなそうなので取り合えず入る。湯はいい感じだ。しばらくするとご婦人が現れた。とりあえず隠すことは隠したが、見られてはいるだろう。私を写真に入れず、撮りたいといっていたが、何もないのは味気ないと思ったので足だけ撮ってもらった。
更に上がると仙気ノ湯に着く。このは眺めが良く、泉質の良い。更に上部には薬師ノ湯があるが、ここはご婦人優先で先ほどのご婦人が入っているので待っていたが、続々とご婦人が来るので、諦めて下山する。最後に三国一ノ湯の到着。ここが一番ワイルドな温泉だ。入るとかなりぬるい。しかし長く入るのは良い温度である。
ロッジでビールを飲んで、テン場に戻り、食事をして寝る。
【5日目】
朝5時に起きて昨日入れなかった薬師の湯に向かう。ご婦人が入っていたが、直ぐに出てきたので入ることが出来た。ここの湯は少し緑がかった湯である。
出てから、薬師の湯真下にある仙気の湯の入る。ここが一番良い。
テントに戻り、片付けを行い、8:10のバスで撤収する。
時間もタップリあるので平岩で下車、大糸線で松本まで行き、あずさで帰った。
【振り返り】
5日の行程であったが、一度も雨具を出すことなく、最高の天気だった。
今回6〜8時間/日の行程としてのは正解だった。だいぶ歩けなくなっている。
今回持参したカレーメシは最高に良い。カップから出して行けば嵩は取らず、何せ旨い。そういえばアルファ妹の白米も袋に出して行けばもっと嵩を減らせる。4泊でも45Lで行けるのでは無いかと思う。
今回歩いた、雪倉〜朝日岳周辺は非常に良いと感じた、花にあまり興味の無い私でも圧巻のお花畑である。
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