まさかの緑の大江湿原…尾瀬ヶ原〜尾瀬沼
- GPS
- 12:07
- 距離
- 23.6km
- 登り
- 443m
- 下り
- 313m
コースタイム
- 山行
- 3:26
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 4:06
- 山行
- 3:37
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 4:31
天候 | 1日目 曇りのち雨(夕立っぽい本降り)のち曇り 2日目 曇り時々晴れ 3日目 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路 路線バス・東武特急 |
コース状況/ 危険箇所等 |
良好 |
その他周辺情報 | 鳩待峠休憩所 燧小屋 長蔵小屋 長蔵小屋別館喫茶室 長蔵小屋売店 アルザ尾瀬の郷 |
写真
感想
夏の尾瀬。
今回は友人と二人での山行です。
高速バスは事故渋滞があり約40分の遅れて戸倉に到着。乗合タクシーで鳩待峠へ。
鳩待峠休憩所はそれほど混雑していませんでした。天気は曇り。山の鼻へと下ります。半月前とはすっかり様子が変わり、花は少なくなり緑の葉がいっそう生い茂っています。
山の鼻で小雨?と思ったらあっという間にドシャドシャと降ってきました。バス遅延の影響で出発が遅れたので山の鼻も早く出発したかったのですが、山小屋売店の方から雷になったら危険なので様子を見てはとアドバイスされ少し待機。雨足は相変わらずなもののその時点で雷は鳴り出しておらず出発。夏の午後は要注意ですね…。
尾瀬ヶ原ではキンコウカ、ヒツジクザが花盛り。写真を撮りたいですが雷が鳴り出すかもしれないですし足早に通り過ぎます。龍宮十字路を過ぎたあたりで雨は小止みになり一安心。アザミが咲きトンボが飛び交います。
16時過ぎに燧小屋に到着。美味しい夕食をいただきました。また、かき氷🍧があり、これも美味しくいただきました。部屋の窓からはツバメが飛び交う様子が。
翌日は白砂峠を越えて尾瀬沼東岸へ。天気は晴れたり曇ったり。緑の中をトレッキングです。やはり花は随分少なくなっていました。白砂湿原ではモウセンゴケの赤い絨毯が広がっていました。
沼尻平からの池塘群〜尾瀬沼の眺めは美しく、蛙の声、青いトンボ、ヒツジクザ…最高でした。
尾瀬沼北岸を歩き、いよいよ大江湿原!ニッコウキスゲ!と思ったら、大江湿原が緑色です。え?どういうこと?今年はニッコウキスゲが少ないようなことは尾瀬保護財団のホームページに書いてあったけれど…。少ないではなくほぼ全滅でした。そう書いておいてほしかった。
12時半から約30分の尾瀬沼ビジターセンターの自然観察ツアーに参加。福島側と群馬側の木道の組み方の違い、以前も聞いたことがあるはずですがすっかり忘れていました。
宿泊は長蔵小屋。食堂の様子からしてほぼ満員。食事は洋風。食後には前回は混雑で諦めたコーヒーをいただきました。
夜はビジターセンターの星空観察会に参加。職員の方のギターで歌という趣向あり。星空は「尾瀬」の看板のあたりで待機したのですが残念ながら雲が邪魔をしました。三日月がチラッと。星も微妙に一瞬チラッと?ただし足元にホタル発見。光が弱いので源氏蛍?ビジターセンターの方は尾瀬沼側でホタルを見たのは初めてだとおっしゃっていました。
3日目は快晴です。朝霧を期待して早朝5時に周辺散策。霧がかかっていて幻想的。残念ながら白い虹は無し。太陽周辺にちょっと雲がかかっていたからだと思われます。三本カラマツを見下ろせる場所(北岸ルートから大江湿原に出る場所)で山裾からの日の出待機。太陽が出てくるとあっという間に霧は晴れ、三本カラマツの長い影が。朝露に濡れた湿原は昼間とは違った顔で、早起きはするものだなーと思いました。
三平下まで往復し、長蔵小屋別館でノンビリ🍵をして、ヤナギランの丘に寄ってニッコウキスゲの少なさにショックを受けつつも、コバギボウシやワレモコウを見ながら大江湿原に別れを告げ、沼山峠から下山しました。途中、アカモノが本当に真っ赤な実?を付けていて、なるほどだからアカモノなのかと感心しました。
檜枝岐村で途中下車、温泉でサッパリして軽食を取りました。お土産は檜枝岐村の栃みつ。月曜だったから?檜枝岐村からのバスはガラガラ。会津高原尾瀬口駅の売店はお休みでした。
ニッコウキスゲ無しはショッキングでしたが、なんだかんだ楽しい尾瀬でした。
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