両神山/雨の八丁尾根(東岳までのピストン)
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.0km
- 登り
- 737m
- 下り
- 740m
コースタイム
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
ファイル |
非公開
5758.xls
計画書
(更新時刻:2012/06/04 14:00) |
写真
感想
今夏、北アの岩稜縦走に挑むメンバーと、トレーニングも兼ねて
両神山の八丁尾根を歩いてきた。
三ツ峠でロープワークやって、谷川で本チャンデビューしたとしても、
岩稜縦走には岩稜縦走の難しさがある。なので、こんなトレーニングも
決してムダではない。
かぶーとヒロシは歩荷用に水を追加して20kg前後を背負っている。
私は水とガチャで15kgくらい。はるさんは...日帰り装備だ。
前泊の道の駅は雨が防げる場所が豊富で快適。到着は1時を回ったが、
結局3時くらいまで楽しく盛り上がった。
起床は4:50。ヒロシが辛そうだ。二日酔いが酷いらしい。
愛車を汚されると困るので道の駅に捨てて行こうかと思ったが、
本人はやる気らしいので、仕方なく連れて行くことに。
道の駅から登山口となる上落合橋は舗装路。途中、鉱山跡?をとおるが、
とても鄙びている。
登山口の天気は雨。だが、雨脚は弱い。
とりあえず八丁峠までは行ってみようと、7時スタート。
最初、八丁沢のナメに癒されるが、その後は急登。雨具着用で暑いうえに
抜けきらない酒が汗となって、顔中を滴ってくる。不快だ。
これも経験。最近みんな雨具着けて山歩いてる?雨降ったら中止多いでしょ。
雨降ったときの調節って、実感的に分かっとかないと、イザって時に痛い目に
あう。事実、最初は暑くて暑くてしんどかったが、八丁峠について休憩したら
途端に体が冷えてくる。そんなことを感じたり、話したりしながら真面目?に
トレーニング山行は進む。ヒロシは今にも吐きそうだが、この急登で酒は
ドンドン分解されているように見える。
八丁峠に到着。雨は依然小降り。西岳まで向かうこととする。
ここからは、噂通りの岩場(しかもヌレヌレ)、鎖場の連続。地形図には現れない
10m弱の小ピークが連続する。
皆には、「原則として鎖を使わず」指令で、濡れた岩と戯れてもらった。
が、15〜20kg背負って、そうでなくても磨かれた岩が雨で滑るので、
なかなか緊張する。沢靴、アプローチシューズに交換したい。。。
途中、実践想定で、補助ロープを出して、フィックスで登ってもらった。
岩稜縦走で簡易ハーネスを着用する、ロープを出す、フィックスで通過する
そんな機会もないかもしれないが、いざというときにスピーディに対応できるか
試してみたかったので、良い機会になった。当然だが、時間がかかる。
ロープワークはもちろんだが、
滑落等のリスクと時間経過のリスクを、どうバランスとって判断するか、
通過する場所のレベルの判断と、参加メンバーの能力、状態の的確な判断が、
重要になると実感できた。
そんなこんなで、沢山の岩場、鎖場を経て、予想以上に時間がかかったが、
西岳に到着。天候は雨も小康状態。時間経過も踏まえ、東岳までで引き返す
こととした。
が、この西岳〜東岳は更に岩場の連続。
繰り返される岩場のアップダウンに一同閉口。正直かなり飽きる。
これが例えば、相応のグレードを携えたマルチピッチクライミングであれば、
「よーし次は核心ピッチだ、頑張ろう」とか思えるのだが、せいぜい機銑卦
程度の岩場がアップダウンをともなって連続するだけの岩場では、風景が
変わらない、展望もないとなると、飽きてくるのも仕方ない。
と、途中で引き返そうかとも思ったが、そこはひと踏ん張り。何とか東岳までは
やってきた。
帰りは、時間経過の問題もあったので、歩荷用の水は処分。身軽にして下山した。
アップダウンのコースなので、下りも相応に時間がかかるルートだったが、
やや身軽になれたことや、さすがに岩慣れしてきたこともあって、(下りは鎖使用
OKに変更)登りよりは時間短縮できた。
そんなこんな飽き飽きするほどの岩場の連続だったが、スタートから9時間かけて
ようやく登山口に戻ってきた。最後は鎖の錆ですっかり赤茶けてしまった手を
八丁沢のお水で洗い、無事に終了。
自称岩場苦手のはるさん、2年目になり、高いモチベーションのかぶー&ヒロシ。
すげーやる気に感動した。ジャンダルムって、登った人からすればナンテこと
ないのかもしれないのだが、人をその気にさせる何かがあるんだろうなぁ。
そんな風に感じる。
帰りは、ドラゴンボールトークで盛り上がり、雁坂トンネル〜中央道経由で
帰路。渋滞なくスムーズに帰宅できた。
〆は登戸「ソウルガーデン」で焼肉大会。熱くて暑い話に花咲いた。
「みんな」、翌日は読図で丹沢へ。
ホントお疲れさまです。
なお、八丁尾根のコースは、岩場通過の経験が少ない人が岩慣れするには
大変良い場所と思うが、左右がキレたアルプス的高度感はないので、
そういった緊張感には身を置けない。逆に高尾山しか行ったことのない初心者が
最初からここに来ると多分辛い。エスケープもないし。私も鎖場は当面いいかな。
しかし、一緒にいった3人は本当に楽しいメンバー、本当にありがとうございます。
雨予報のため、すっかりジム転進気分で行った八丁尾根。
そのせいってわけでもないですが、
飲めないくせに飲みすぎた。(いつもですが)
2時間しか寝てないので、完全に酒が残った状態。
起き抜けはまっすぐに歩けない体たらく(苦笑)
頭フラフラ、体ヨレヨレ。
それでも行ってきましたよ八丁尾根。
岩岩岩岩岩岩鎖鎖鎖鎖鎖鎖。
これでもかってくらい続く。
乾いてれば大したことないんでしょうが、
とにかく濡れてるしヌメってるしツルツルだったりで
ひたすら「滑りそう」な状態が続いて気が抜けない。
ヘロヘロなのにボッカ用の水を捨てようとしない自分に
珍しく優しいCLが「自分の荷物重くしたいから、水分けて」なんて言ってくれました。
岩場のアップダウンを繰り返すので
地図見ても「これだけ時間かかってるんだから、だいぶ進んでるでしょ!」という先入観で
実際よりもかなり先にいると錯覚。
時間の割には距離が進まず、現在地を知るたびにがっくりくる。
下りは鎖使用が解禁になったのでスムーズに行きましたが、
トータルでかなり時間かかった。
フィックスで登るときはタイブロックあった方が便利だなーと思いました。
滑る岩場でプルージックだと、スリングずらす時が結構怖かった。
そこまでの装備を持っていく必要があるか、ってところが問題ですかね。
すっかり行くつもりなかった自分ですが、
雨でも行けてよかった。
打ち上げで焼肉をしこたま食べ、満足な1日。
ビールにワインに日本酒に、また飲みすぎたかもですが…
はるさんに「飲めないのに飲みすぎるから心配!」と言われ
(お酒弱いの)バレてたんだ〜〜、、よくわかってるなぁ、、とびっくり。
はい、雰囲気に飲まれて酒にも飲まれるタイプです。
翌日の読図も朝が非常にキツかったですが、
充実した山行となりました。
ちゃんとした岩だったでしょ?
濡れてたら、自分なら帰ります!
予想以上に「ちゃんとした」岩場でした。
油断したら大怪我しますね。
雨で岩も鎖も滑るのでなおさらでした。
しかし、ここまで岩場が連続するとは...
この尾根、何度も歩きたくはないっす。
事前情報ありがとうございました!
スラブ、トラバース、途中のやや難しいけど鎖が細くて持ちにくいところ、とか今でも覚えてるから、自分の中では感慨深い山のひとつになってるみたいっす。
今登ったらまた印象が違うもんだろうか。
ジャンダルム行ったらここと比較してどんなだったか、教えて〜
かえるよ!!
かえろう!かえろうぜ!!
やっさんに付き合ってたら、いつか死んじゃうよ
マジで行ったんだね。
お疲れさん!
自分も一回だけ、ソコを往復した事有るよ。
結構長いよね。
mjunさん、余り悪い印象を広げるの
やめてくださいよー!募集に誰も
来なくなっちゃうじゃないですか〜
私だって前日まではまったく行く気なかった
のですが、皆のモチが高くて・・・
kenzoさん
貴方を見習ってみましたよ
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