北海道山行9日目 10旭岳周回
- GPS
- 04:20
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 896m
- 下り
- 888m
コースタイム
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
無し |
写真
感想
北海道山行9日目(最終日)
いよいよ 北海道山行も今日で最終日、昨年付近の散策だけで終わった旭岳に登る。
5時過ぎにロープウェイ駅前の公共の駐車場に車を止める、すでにたくさんの人が来て支度をしていた。
5時半過ぎにロープウェイ駅に並ぶ、6時に出発かと思っていたのだが6時半の出発のためだいぶ待たされた。おかげで始発に乗ることができ予定通りに出発した。
ロープウェイ駅から旭岳山頂までは、しばらくハイキングコースを歩いてから一気に700mぐらいを登っていく急登だ。 睡眠不足もあって最初は調子が出なかったが、 そのうちに体も慣れてどんどん登っていくことができた。先行者もいたので追いつこうと気合いを入れた。
山頂からは360度見渡せたが、少し靄がかかっているような感じだった。すぐに山頂から反対側の斜面を降りて行く、最初はジグザグに降りて行ったのだが、その後が急でさらにまっすぐ下っていくため砂地で滑る滑る、なんとかこけないように慎重に降りてきた。下った先には雪渓が結構残っていた。せっかくチェーンスパイクを持ってきたので使おうと装着し、少し腐り出した雪を滑るように下って行った。
ここからは高山植物の宝庫、メアカンキンバイなどが目を楽しませてくれた 。裏旭岳の姿を振り返り見ながら穏やかな傾斜を登ったり下ったりして行く。その後 少し下って中岳分岐、さらに穏やかに下って行って中岳温泉に出た。
ところがここで若い男性が全裸で浸かっていた、近くにテントもあって何もこの時間にと思って過ごしたが、手前ですれ違った父娘の登山者はだいぶ憤慨していた。足湯を楽しみにしていたのに躊躇してやめたそうだ、マナーを考えてもらいたいものだ。
その先裾平までは楽しみにしていたお花畑だ。リュウキンカやマルバシモツケの群落の後、チングルマの草原が見えてきた。広い山の斜面に白い帯のように いくつも見え、その景観は圧巻だった 。チングルマの最盛期は少し遅かったが充分満喫できた。
裾平からが長かった 何回もアップダウンしながらもなかなか姿見駅までつかない。
時々小雨も感じたので 早足で戻ってきた。ロープウェイ下の駅で食事をとった後、睡眠不足のため 近くのキャンプ場で早々昼寝をしようと向かった 。
しかし旭川は29°cもあり、暑くてなかなか寝かせてくれなかった。
振り返って、今回予定していた山は1座、天塩岳を除いては全て登る事が出来た。
全部で10座登る事が出来た。
一人故、いろんな人と出会い話をし、楽しい時間を過ごすことが出来た。
北海道は広い、とにかく移動が大変だった。レンタカーが小さく5日間の車中泊はとにかく苦痛だった。晴れていればテントを張ったのだが前半が雨ばかりでそれもできなかった。それと知床の山頂からの眺望を楽しめなかった事が残念だった。
ほとんど毎日山に登って、ナキウサギやリシリヒナゲシ、北海道独自の花それにヒグマも見れて充分満足した山行だった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する