大朝日岳 猛暑の登山になりました

2023年07月29日(土) [日帰り]

• GPS: 11:30
• 距離: 18.8km
• 登り: 1,729m
• 下り: 1,718m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:28
• 休憩: 1:59
• 合計: 11:27

距離 18.8km 登り 1,732m 下り 1,732m

5:01 大江町朝日連峰古寺案内センター
5:06 5:09 古寺鉱泉跡
5:40 合体の樹
6:26 6:35 一服清水
6:42 ハナヌキ峰分岐
7:22 7:26 三沢清水
7:52 8:01 古寺山
8:25 小朝日岳巻道分岐（北側）
8:38 8:45 小朝日岳
9:06 9:12 小朝日岳巻道分岐（南側）
10:05 10:19 銀玉水
10:50 大朝日岳山頂避難小屋
11:08 11:38 大朝日岳
12:01 大朝日岳山頂避難小屋
12:28 12:34 銀玉水
13:16 13:17 小朝日岳巻道分岐（南側）
13:38 小朝日岳巻道分岐（北側）
14:06 14:13 古寺山
14:30 14:37 三沢清水
15:00 ハナヌキ峰分岐
15:04 15:17 一服清水
15:55 合体の樹
16:20 16:23 古寺鉱泉跡
16:27 大江町朝日連峰古寺案内センター
16:28 ゴール地点

天候

晴天、猛暑

アクセス

利用交通機関：

自家用車

古寺案内センター前の駐車場に。簡易トイレあり。1000円。登山届も。
駐車場はアブがたくさんいました。油断しているとすぐに刺されます。
車のエンジンをかけるとたくさんよってきますよ。帰りは特に要注意。

コース状況／危険箇所等

古寺川の木橋は完全復旧しました。大江町、山形県当局の皆様ありがとうございました。
水場は登山道脇に一服清水、三沢清水、銀玉水。どれも冷たい水が出ています。
片斜面のザレ場等ありますが、気をつけていれば大丈夫。帰り道、小朝日の巻き道の途中、左足を踏み外して慌てました。笹藪の急斜面なので落ちていたら大変でした。ぼーっとして歩いてはいけません。

写真

7/29 5:00

さあ出発。このときはまだ涼しい。

7/29 5:05

完璧整備完了。

7/29 5:18

ここから尾根に入ります。私はここをヒメコマツの門と呼んでいます。ヒメコマツ主体の尾根です。

7/29 5:36

合体の樹。ここから先はブナ主体の森になります。

7/29 6:31

一服清水。みなさん口々に水がおいしいと。
しばらく一服休憩。

7/29 6:39

少ないながら花が咲いていました。
イワオトギリのような。こんな場所に咲いているのか？

7/29 6:40

ミヤマコウゾリナ。

7/29 6:41

ハナヌキ峰分岐。標識が大分傾きましたね。

7/29 6:43

ツルアリドオシ。

7/29 6:51

エゾアジサイ。

7/29 6:52

アップ。

7/29 6:55

隣に白いヤマアジサイ。

7/29 7:00

恐竜のようなブナ。これも私にとってはランドマーク。

7/29 7:02

上を見上げると緑の重なり。ナナカマドかな？

7/29 7:20

三沢清水。木陰で冷たい水がどんどん出ていました。一服清水とはちょっと味が違います。飲み比べも楽しい。パイプが新しくなりましたね。写真は暗くなりすぎ。

7/29 7:37

古寺山への稜線。早くあそこまで行きたい。

7/29 7:37

振り返ると葉山。

7/29 7:40

これはモミジカラマツ。葉っぱが写っていませんが。

7/29 7:47

ようやく古寺山に着きました。狭い山頂が混雑。ここまでどれだけ汗をかいたか分かりません。

7/29 7:59

これから登る小朝日岳と大朝日岳。すばらしい眺め。

7/29 8:00

大朝日岳と中岳。

7/29 8:04

紅葉したナナカマドにカメムシ。

7/29 8:06

ダケカンバの林。この雰囲気が好きです。

7/29 8:25

ミヤマカラマツ。

7/29 8:38

小朝日岳山頂から、月山。その左に鳥海山。両方とも雪が少なくなりました。

7/29 8:39

大朝日岳。いい姿ですね。

7/29 8:44

イワオトギリ。

7/29 8:49

小朝日岳から一旦下って大朝日へ。

7/29 8:50

以東岳に連なる主稜線。

7/29 9:13

紅葉しているナナカマドを所々で見つけました。今年はナナカマドの葉っぱが赤く色づくのか？

7/29 9:37

以東岳。手前はユーフン山から竜門岳への稜線。

7/29 9:37

大朝日岳が大分近づいて来ました。早く銀玉水の水が飲みたい。

7/29 9:40

タカネマツムシソウ。

7/29 9:54

ハクサンボウフウ。

7/29 9:56

ミヤマアキノキリンソウ。

7/29 9:57

ヤマハハコ。

7/29 10:03

ハクサンシャジン。

7/29 10:04

銀玉水。あまりに暑くて、水場にカメラを持っていくのを忘れました。いやー、おいしかった。ここの水は癖がなくて特においしいと思いますよ。ただ冷たいだけじゃない。みなさん味わってください。

7/29 10:14

ヤマハハコの群落。

7/29 10:14

大朝日が近づいて来た。

7/29 10:15

マルバシモツケ。

7/29 10:16

ウサギギク。

7/29 10:18

コバイケイソウ。

7/29 10:28

ミヤマクルマバナ。

7/29 10:32

シラネニンジン。

7/29 10:33

山頂稜線に来ました。暑くて、ヘトヘトですが、この景色を見ると元気が出ますね。

7/29 10:34

中岳から以東岳への稜線。いい景色だ。

7/29 10:38

ミヤマリンドウ。

7/29 10:41

天空への道。
この眺めも大好き。

7/29 10:43

ヒナザクラ。とても花が小さい。

7/29 10:46

中岳もいいですね。

7/29 10:48

小屋に着くとお庭が花畑。

7/29 10:48

ハクサンフウロとクルマユリ。

7/29 10:48

ハクサンフウロ。

7/29 10:49

きれいです。

7/29 10:49

ハクサンボウフウかな？

7/29 10:52

山頂に向かいます。振り返って、大朝日避難小屋。

7/29 11:05

とうとう山頂へ。

7/29 11:06

すごい達成感。よくここまで来ました。

7/29 11:08

祝瓶山。
こちら側の景色を見ながらお昼休憩。

7/29 11:38

小朝日に向かう稜線。
下山します。

7/29 11:39

中岳の向こうに以東岳。

7/29 12:01

大朝日、避難小屋。前に座っている方からスイカをごちそうになりました。おいしかったです。

7/29 12:03

この景色、名残惜しい。

7/29 12:21

小朝日と古寺山を越えて、ちゃんと下山できるのか？
暑さと汗で体力を奪われてます。

7/29 12:30

銀玉水のミヤマシシウド。ミツバチがたくさん付いていました。

7/29 12:31

ミヤマキンポウゲ。これも銀玉水の水場の近くにありました。
銀玉水のおいしい水で、ほてった体を冷やしました。

7/29 13:00

小朝日は大きい。途中から巻き道を行きます。これが長かった。

7/29 14:59

古寺山を過ぎてハナヌキ峰分岐。

7/29 15:55

合体の樹。ここから約30分か？

7/29 16:11

ヒメコマツの門。へとへと。ようやくここまで来た、という感じ。

7/29 16:22

無事下山。川に入りたかった。

7/29 16:26

終着点。
今日は大変な登山でした。熱中症にならず、無事下山できてよかった。

撮影機器：

Canon EOS Kiss X70 Canon

感想

yukky3

　猛暑予想の天気予報でしたが、古寺鉱泉の橋が完成したとの新聞記事もあり、登りたいとの欲求が勝りました。
　涼しいうちに登ろうと5:00発にしましたが、朝から雲一つない青空でしかも風がない。ちょっと歩いただけで汗が噴き出る状況に。
　今日は日本全国からたくさんの人が登っていました。みんな暑い暑いと口をついて文句が出てきます。
　今日みたいに暑い日は何か工夫が必要だということが身にしみて分かりました。うちの奥さんはゼリーを2つ持って行きましたが、もっとあれば良かったと言っていました。山頂避難小屋でお世話になった方は、スイカを保冷バッグに入れて持って行っていました。この登山道は水場が豊富なので水は少なくてもいいからその代わりにこういう物を持ってくるのだとおっしゃっていました。山頂では、ミカン？の缶詰を食べている人がいました。我々はアイスコーヒーを水筒に入れて持って行きましたが、どれだけ気持ちよかったか分かりません。
　私が今回不安になったのは、塩分不足です。塩レモン飴と塩分チャージを合わせて10個持って行きましたが、登りで7個消費してしまい、下山中に塩分不足にならないかと不安になってしまいました。
　暑い日は暑い日なりの準備が必要だということを実感しました。
　下山したときはヘトヘトでしたが、11時間かかって無事登って降りてくることができました。可憐な花々や雄大な景色、山の上でお会いしたみなさんとの会話など、楽しむことができました。人気の山、大朝日岳のおかげです。
　次はどこに行くか、また楽しみです。