美しい霧氷の金剛山（ツツジオ谷、水分道）

2015年01月18日(日) [日帰り]

• GPS: 05:30
• 距離: 14.2km
• 登り: 791m
• 下り: 1,171m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:32
• 休憩: 0:52
• 合計: 5:24

9:13 金剛登山口バス停
9:26 9:26 ツツジオ谷入り口
9:36 9:37 腰折滝
9:58 10:03 一の滝、二の滝
10:33 10:33 タカハタ道出合（尾根）
10:48 10:53 山頂広場
11:05 11:05 葛木神社
11:21 11:43 千早園地展望台（昼食）
12:10 12:17 大日岳
12:35 12:35 セト
12:43 12:45 青崩分岐
13:07 13:12 204鉄塔
13:54 13:54 休場（林道出合）
14:15 14:20 奉建塔・水仙
14:37 森屋バス停

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

近鉄富田林駅から金剛バス（千早ロープウェイ駅行）で金剛登山口下車(540円)
帰りは森屋へ下山し、同じルートのバスで富田林駅へ(280円)

コース状況／危険箇所等

前日に雪が降ったそうで登山口から薄らと雪が残っていました。
ツツジ尾谷では数cmの積雪でした。狭くて急なルート（大体、ロープなどが設置されている）が有りますので一の滝手前位からアイゼンを装着した方が良いかと思いました。
尾根へ上がって山頂まで、山頂周辺、水分道ともに特に問題ありません。ただ、水分道は要所に標識がありますが、分かりにくくて間違えそうな所が何か所かありました

その他周辺情報

この時期は、条件が整えば美しい樹氷が見られます
水分道を下山した千早赤阪村の道の駅の少し手前に大楠公６００年祭記念塔の立つ丘がありますが、その斜面に沢山の水仙が咲き乱れています・・規模は余り大きくないですが、一見の価値ありです

写真

1/18 9:13

金剛登山口で下車。この日も多くの登山者が降りました。天気も良く、霧氷が楽しみです

1/18 9:24

前日に雪が降ったらしく登山口から雪の上を歩くことになりました

1/18 9:25

ゲートのある橋の手前を右の道に進みます

1/18 9:26

今日のルートであるツツジオ谷は、曲がってすぐにある橋の手前を右に入ります。標識などは有りませんが、ガードレールにツツジオの書き込みがあります

1/18 9:34

暗い沢筋を登ります

1/18 9:36

岩場や狭い所にはロープがかかっていました。雪は凍ってなかったのでアイゼンはつけませんでした

1/18 9:37

沢の入り口から10分ほどにあるのが2段になった腰折滝でしょう

1/18 9:39

丸太の細い通路も有ります。雪もついているので慎重に通りました

1/18 9:42

御他聞に漏れずこの沢もかなり荒れているようです

1/18 9:58

約30分で右手に一の滝が見えました。

1/18 10:02

続いて二の滝だと思います（標識などが無いので）。思ったほど凍っていませんでした。週の中ごろ暖かかったせいでしょうか

1/18 10:03

流れの両側に小さなつららがかかっているだけです

1/18 10:04

滝を過ぎても急な登りが続きます。適当な場所を見つけられないままにこの上まで結局アイゼンを付けずに来てしまいました。少なくとも二の滝の下辺りで付けた方が良いでしょう

1/18 10:30

急な杉の植林帯を登って上に青い空が見え始めたらもう直ぐ尾根道です

1/18 10:34

尾根道に出たら視界が急に明るくなり、美しい霧氷が目に飛び込んできます

1/18 10:34

見上げると青空に霧氷が何とも言えないコントラストです

1/18 10:36

エビのしっぽ

1/18 10:43

霧氷を楽しみながら明るい尾根道を山頂めざします

1/18 10:44

六地蔵さんがお出迎え

1/18 10:45

太陽を反射させてキラキラ輝く霧氷は本当に綺麗でした

1/18 10:47

重みで垂れ下がって霧氷のトンネルのようになった場所も

1/18 10:48

山頂広場のすぐ下に飛び出しました

1/18 10:49

山頂広場は既に大勢の登山者で賑わっていました。ほら貝の音が聞こえたのは修験のグループが来ていたからですね

1/18 10:49

いつもの標識も青空と霧氷の中で見ると格別でした

1/18 10:50

大阪平野を見下ろします。六甲は薄ぼんやりとしか見えませんでした

1/18 10:59

転法輪寺にお参りをしました

1/18 11:03

雪の参道を葛木神社へ向かう

1/18 11:05

金剛山頂にある葛木神社

1/18 11:07

神社の北側が霧氷のビューポイント

1/18 11:08

隣の葛城山も雪化粧のようです

1/18 11:08

綺麗です

1/18 11:09

仁王杉の大木も雪をかぶって荘厳な雰囲気です

1/18 11:15

天気が良いので千早園地の展望台まで足を延ばすことにしました

1/18 11:21

展望台

1/18 11:23

展望台の上から。。左奥に来週予定している高見山のピラミッドが見えます。来週も天気が良いことを祈りました。正面付近は台高の明神岳、国見岳付近です。更に右側には大峰山脈が続きますが、ピークは雲の中でした

1/18 11:25

ダイトレの岩湧山方面。奥に暮れに登った三国山が見えてます

1/18 11:54

展望を楽しんだ後、再び神社へ戻ってきました

1/18 11:59

神社の北側の道を巻きます。この辺りの霧氷も穴場です

1/18 12:08

大日岳(1094m)にも寄り道しました

1/18 12:10

明るい山頂です

1/18 12:13

ここからも雪をかぶった台高や大峰の山々が展望できました

1/18 12:34

大日岳から水分道へショートカットしてセトへ出てきました

1/18 12:37

水分道は森屋まで8km、標高差1000mの長~い尾根道です

1/18 12:44

真っ直ぐ行くと青崩に降ります。水分道は左の土手上の道でかわいい女の子(家族連れ)がそちらからやってきました。よく頑張りましたね

1/18 12:59

殆ど樹林帯の中の道を行く水分道ですが、葛城山が間近に見えました

1/18 13:07

204鉄塔と呼ばれるポイントからも大阪湾方面が展望できます

1/18 13:32

その次の鉄塔の付近から北側の展望

1/18 13:48

山小屋のようには見えないですが、二河原辺小屋とありました

1/18 13:54

休場（やすんば）で林道と合流しました（左奥から出てきました）

1/18 14:05

しばらく歩くと集落が出てきます

1/18 14:16

楠公誕生地の近くの丘に水仙がいっぱい咲いています

1/18 14:18

以前通った時も少し咲いていたのですが、これほど咲き揃ったのを見たのは初めてです

1/18 14:21

そんなに規模は有りませんが、綺麗に手入れされていて楽しめました

1/18 14:26

楠公誕生地の碑です

1/18 14:37

朝のバスも通った森屋のバス停が今日の終点です

撮影機器：

LUMIX DMC-LX7 パナソニック

感想

ちゃむ

冬の金剛山。ほぼ毎年のようにこの時期に霧氷を楽しみにやってくる。今回の霧氷は天気にも恵まれて言う事なしの最高でした。。
ツツジオ谷を始めて通って、金剛山の滝も多分初めてだったのじゃないだろうか。。もう少し凍っていることを期待したのだが、前週の水曜日辺りから数日暖かったのが災いしたのかもしれない。
それでも暗い沢を詰めて飛び出した明るい霧氷輝く稜線とのあまりにも大きながコントラストが霧氷の美しさを倍加させたかもしれない。
山頂周辺の霧氷の中の散歩は素晴らしかった。来週も霧氷で有名な高見山を予定しているが、是非もう一度好天を期待したい。
下山は三度目の水分道。。ひたすら長い(8km余り)下りはかなり膝に堪える。すれ違う人は少ないのだが、どう見ても小学校低学年の女の子が同じ道を下から登ってきたのには少し驚いた。ひょっとすると鬼のようなお父さんの特訓だったのかも。。
下山した赤坂村の水仙公園？は初めて満開の時期にぴったしカンカン。。今回、温泉は無かったけど、霧氷と水仙を堪能し、ついでに安く美味しいミカンの直売を買って帰ることができ、今回も思い出に残る山歩きだった

　今回の歩行距離:14.4km　　　2015年の累積距離:　42.3km
　今回の累積標高:　931m　　　2015年の累積標高:　2,771m