【日本百名山 No.65】鳳凰三山 御座石鉱泉→鳳凰小屋をベースに周回
- GPS
- 12:17
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 2,264m
- 下り
- 2,249m
コースタイム
天候 | 一日目 晴れのち曇り 二日目 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全般的によく整備されていました。小屋のミナサマに感謝! |
その他周辺情報 | 道の駅の温泉施設が月曜日定休日だったので,武田之郷 白山温泉利用。700円。清潔でよかったです。 |
写真
感想
本当は5月の残雪期に行くつもりだった鳳凰三山。諸々あって実現できず、ようやく実現できた。夜叉神峠からのピストンを考えていが、行程が長くなるので、起点を御座石鉱泉と鳳凰小屋に定めてプランニング。なあにテン場まで標高差1000メートルちょいやしラクショーですわと舐めてかかり返り討ちに遭う。
土曜日はテン場予約いっぱいだったので月曜日を有給にして日曜日の予約を取る。京都を16時頃出発し、韮崎ICを21時頃降りる。幹線道路をしばらく進み、細い道に入り、物凄く細い道に入り、そのうちダートになり、泣きながら22時頃御座石鉱泉着。駐車場は1/4くらいしか埋まってなくてほっとした。そのまま就寝、翌日は5時頃起きて6時前に出発。
序盤は樹林帯の九十九折れ道。あっという間に汗が噴き出るも標高1500m位から空気が幾分涼しくなる。とはいえずっと続く急登に苦戦し休憩をこまめに取りつつ3時間ほどで燕頭山到着。この辺りから植生も変わって物凄くいい雰囲気になった。標高2000m超えるとやはり世界は変わりますね。
小屋までは標高差200メートルほどだしラクショーっしょ!と思ってたらアップダウンがそれなりにあってそんなに甘くなかった。フラフラになりつつ10時20分頃無事到着。受付を済ませて幕営準備し、今日中に地蔵岳まで行くかどうか悩むが、どうもガスが出ちまって展望は無さげなので、この日はここまでとし、適当に読書とかして時間をつぶす。18時パスタを食し19時過ぎ就寝。テン場は、予約した時点で残り12張りくらいだったのでゆとりあるだろうと思っていたのに、結局満杯になり、遅く着た方は結構苦労されていた。
二日目は3時過ぎ起床。棒ラーメンを食して4時出発、オベリスクを目指す。真っ暗な樹林帯、一度ルートを外して迷ったが何とか戻り、登り続ける。森林限界辺りで辺りが明るくなり、白浜地帯突入。オベリスクは見えているのになかなか届かない。フラフラになりつつ5時前に地蔵岳到着。雲海に浮かぶ甲斐駒やら富士山やらに狂喜乱舞し目の前に聳える白根三山に畏怖しながらアホみたいに写真撮りまくる。ひとしきり撮り終えて観音岳に向けて出発。ここからアカヌケ沢の頭を通って鳳凰小屋分岐に到るまでのアップダウンが結構応えた。1時間ほどかけて観音岳に到り、最終目的地の薬師岳には7時頃到着。アプリの地図では、デカい岩群が山頂になっていたが、至る道が見つけられず断念。登った人いるのかな?ひとしきり休んで稜線を鳳凰小屋分岐まで戻る。8時頃からガスが上がり始めて夜明けに見えていた悪沢の方はすでに見えなくなっていた。早起きは、この山では特に正義だったのではないかと思う。8時30分頃テン場に戻り、撤収。9時過ぎ、オーナーさんに簡単にご挨拶だけして下山開始。ワタクシは80歳過ぎてもヤマノボリできるのだろうか。
あとは下るだけ、とはいえ起床からすでに5時間ほど活動しているので、バルトロがずっしり身体にのしかかる。燕頭山辺りまではガスの中で涼しかったが、そこから下は気温も上がり、ワシはもうダメぢゃと何度もつぶやきながら下る。12時頃何とか下山。
鳳凰三山巡るには、短くて難しい場所も少ないルートでよかったと思う。ただ、いつか北沢峠から入山し、アサヨ峰を経て夜叉神峠までうねうね歩いてみたいという気もある。テント背負って縦走できるのであろうか。やってみたいなあ。
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