ダイレクト尾根から笹山(黒河内岳)〜広河内岳周回
- GPS
- 16:38
- 距離
- 25.4km
- 登り
- 2,756m
- 下り
- 2,769m
コースタイム
- 山行
- 6:59
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 7:27
- 山行
- 7:53
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 9:04
天候 | 晴れ時々曇り、ほぼ無風(下界は両日とも猛暑日) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
奈良田〜笹山(黒河内岳) 『笹山ダイレクト尾根』とは良く言ったもので、序盤から結構な急登が続く。破線ルートだが明瞭で、ほぼ道迷いの可能性は低いと思われる。 笹山南峰までアップダウンは無いが、奈良田から標高差約1900mほとんど眺望も無く、ひたすら我慢の登り。 笹山南峰に登頂するとようやく農鳥岳・北岳方面の眺望。一旦樹林帯をくぐり北峰に抜けると更に一気に眺望が開ける。 白河内岳〜大籠岳〜広河内岳 所々で綺麗な花が咲いており、気持ちの良い稜線歩き。 大門沢下降点〜大門沢小屋 鎖場ならぬロープ場が何ヵ所かあり、激下りで一気に標高を下げる。ザレてる箇所も多いため要注意。 大門沢小屋〜奈良田 横移動や登り返しが続き、なかなか標高が下げられず長く感じる。何回か渡る沢が癒し。 【ルート上の水場】 ・ダイレクト尾根:1600m付近の水場のみ。枯れることはなさそうな雰囲気で豊富に流れています ・大門沢下降点〜奈良田間:大門沢小屋で汲める。小屋から下部には沢が多数有り |
その他周辺情報 | 町営 奈良田の里温泉 女帝の湯(700円) https://www.hayakawa-zaidan.net |
写真
感想
これぞ南アルプス!
奈良田(830m)から笹山(2718m)までほぼ眺望無し、ほぼ樹林帯、ほぼ無風で体感はほぼ亜熱帯、そして標高差1900mを登り上げてもなお樹林帯(笹山山頂は人の手で刈り払ってあるが)という、The 南アルプス!の醍醐味を堪能しに笹山ダイレクト尾根を歩いてきた。
苦行のご褒美はこれまたスペシャルで、夏山トップシーズンの好天の週末にもかかわらず笹山から広河内岳までの白根南嶺(の一部)の稜線上にはほとんど人がいなく、我々だけで独占出来るという贅沢な時間を存分に楽しめた。
これまで南下することの多かった山域だが、北上することで南アルプスの新たな表情を発見出来た印象に残る山行となった。
それにしても、このメンバーでの重荷の下りはキツいっす…
久々に中央アルプスからフィールドを変えて南アルプスへ。
テント泊は何年ぶりだろう。最年少Oちゃんがオッサン2人を気遣ってテント担いでくれるというので、せめてOちゃんが飲むビールくらいは担がねば(^^)
さすがに百名山の北岳・間ノ岳エリアだけあって、奈良田の駐車場は予想通り前夜未明で既に満車。しかしその駐車台数とは反比例するかのように笹山ダイレクト尾根は登山者が少ない。まさに『ダイレクト尾根』、序盤から結構な急登続きで心が折れそう。しかも頂上まで標高差約1900mアップの間、ほぼ眺望が無いという・・・
広河内岳までは気持ちの良い稜線歩き、大門沢下降点まではとにかく登山者が少なくて快適でした。
CTや累積標高的には日帰りでも行けそうだけど、せっかく久々に高速道路使ってここまで来たらゆっくり楽しむのが◎。笹山ダイレクト尾根はきついけど、リピ必至のコースになりました。
下山して奈良田温泉まで来ると突然私の名前を呼ぶ声が。みどりんさん&きよっちさんご夫妻と偶然の再会!びっくりしたけど嬉しかったです(^^)
今回の山行で『○○河内岳』コンプリートしたかも。上河内岳・前小河内岳・小河内岳・黒河内岳(笹山)・白河内岳・広河内岳。他にもあるのかな?
かなり久しぶりに北岳グループ?三人テント泊で南アルプスを歩きました。
笹山まで標高を上げ続けるこの直接的な尾根は泊まり装備となるとこの時期本当に暑くて厳しく、身が悶えるばかりでした。
初日は笹山までで二日目はその2倍の距離をまた歩くのですがここも灼熱でした。
みるみる飲み水は減っていき、しょんべも朝したきり下山まで出ませんでした。
しかしながら、眺望と、人がほとんどいない稜線歩きは快く、しっかりと南アルプスでした。
次は伝付峠方面から歩きたいと思う良好な尾根でした。
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