コマクサに誘われて 桜平から硫黄岳へ

2023年07月30日(日) [日帰り]

• GPS: 07:29
• 距離: 12.1km
• 登り: 1,082m
• 下り: 1,064m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:45
• 休憩: 0:42
• 合計: 7:27

5:24 桜平駐車場（中）
5:35 桜平
6:06 6:07 夏沢鉱泉
7:13 オーレン小屋
7:39 7:40 夏沢峠
7:43 山びこ荘
8:52 9:04 硫黄岳
9:43 10:02 硫黄岳山荘
10:34 10:41 硫黄岳
11:31 赤岩の頭と峰の松目分岐
11:42 11:43 オーレン小屋
12:24 夏沢鉱泉
12:41 桜平駐車場（上）
12:50 12:51 桜平駐車場（中）
12:51 ゴール地点

　
5：25　桜平駐車場（中）発
5：35　桜平登山口
6：05　夏沢鉱泉（約5分休憩）
7：00　オーレン小屋（約15分休憩）
7：45　夏沢峠（約5分休憩）
8：50　硫黄岳山頂（約5分休憩）
9：45　硫黄岳山荘（約20分休憩）
10：35　硫黄岳山頂
11：40　オーレン小屋　
12：25　夏沢鉱泉（約5分休憩）
12：40　桜平登山口
12：50　桜平駐車場（中）着
　
※硫黄岳山頂でウロウロしたり、お花の写真多めのためペース遅め
※最近休憩ポイントのズレがあって休憩時間が正しく積算されていない
　

天候

晴れのち曇り
下山後ピーカン

アクセス

利用交通機関：

自家用車

　
桜平駐車場は登山口に近い方から（上）、（中）、（下）の3箇所あり
（上）は駐車可能な台数が少なく、（下）は登山口まで3.5キロあるので、皆さん（中）狙いです
この日は4時半頃で6割、5時半頃で9割埋まりました
下山後は、路駐もかなり多くみられました

桜平はナビ入力が不可だと思います
後からお伺いすると、山小屋の方の尽力で開通維持してる、いわゆる私道とのことです
ある程度土地勘のある方は、「三井の森の奥」とか、唐沢鉱泉目指して途中で分岐、で目指すとのこと

アクセス道路は、唐沢鉱泉の分岐からは未舗装
すれ違いの困難な箇所も多い道です
荒れ具合は、美濃戸よりマシ、程度かと

コース状況／危険箇所等

【コース状況】
桜平から夏沢鉱泉まではハイエースの送迎車が通れるぐらいの整備された舗装・未舗装道路
ところどころ急坂があるものの、特に問題な箇所はなし
オーレン小屋までは、途中治山工事の箇所までは未舗装林道、そこからは整備された登山道
オーレン小屋から夏沢峠、そして硫黄岳山頂までは整備された登山道
硫黄岳へ向かうコースは森林限界から上はザレた火山系のコース
足元は不安定な箇所もあるが、何よりも北アルプスから北八ヶ岳方面の眺望が素晴らしい
さらに、硫黄岳の爆裂火口！（笑）
硫黄岳山頂付近から硫黄岳山荘、赤岩の頭あたりはハイカーがかなり多いがザレ、ガレているので足元は要注意
さらに、霧が発生すると方向感覚を失う危険があるので、ケルンを目印に動いた方が良い
赤岩の頭からオーレン小屋は八ヶ岳らしい樹林帯の急坂
ハイマツなどの木々、針葉樹と苔のコースが続くが、上部は段差が大きいところもあって注意が必要
個人的には、今回のように時計回り周回がオススメ
　
【お花】
夏の花に移行中
夏沢鉱泉あたりはホタルブクロ、オダマキ、イチヤクソウが見頃
稜線は、ミヤマコゴメグサ、イワツメクサ、オトギリソウ、イワギキョウが見られた
コマクサは盛りを過ぎているので興味ある方はお早めに
　

その他周辺情報

　
【トイレ】
桜平駐車場（中）には新しい公衆トイレあり
水が確保されていないので、そのあたり注意が必要あり
このコースの各小屋（夏沢小屋、オーレン小屋、硫黄岳山荘）にはチップ式のキレイなトイレあり
夏沢小屋は仮設トイレ

【売店】
各山小屋は早朝から営業している
飲料は大丈夫だが、食事や軽食の提供は各施設によって異なる
コンビニは、メルヘン街道のセブンイレブンが最寄りだが、深夜〜早朝は営業していないので要注意
　

写真

7/30 5:23

桜平駐車場（中）からスタート

7/30 5:24

朝イチの舗装急坂はペースがあがらず

7/30 5:34

桜平の登山口ゲート
夏沢鉱泉にはハイエースの送迎ありらしい

7/30 5:35

ここからは舗装と未舗装が混在

7/30 5:36

ホタルブクロ
ニョキッとしていたけど写真映えせず

7/30 5:36

キバナオダマキも見頃

7/30 5:41

ここは一番の急坂

7/30 5:47

道路脇に鹿はけーん
人間慣れしているのか、音を立てずに通過すると

7/30 6:04

夏沢鉱泉手前
整備が進んでいます

7/30 6:06

夏沢鉱泉とうちゃこ
想像よりもコンパクトだった

7/30 6:07

ツアー出発準備中
ここは荷揚げが楽なのか、飲料の価格はちょっと抑えめ

7/30 6:17

斜度が増してところどころ小さな段差も

7/30 6:20

山側斜面のホタルブクロ畑

7/30 6:21

このあたりは治山工事のため道路拡幅＋未舗装

7/30 6:26

立派な設備あり
やはり八ヶ岳の山小屋は違うなぁ

7/30 6:34

そそくさ通り抜けが必要な場所（笑）

7/30 6:36

ようやく登山道スタート
少し登ると。。。

7/30 6:56

オーレン小屋とうちゃこ

7/30 7:11

オサレな施設

7/30 7:14

少し休憩してスタート
看板もオサレ

7/30 7:18

八ヶ岳っぽさが増します

7/30 7:21

登山道の整備も進んでいます

7/30 7:35

川になると思われる登山道も整備済み
なぜか赤い光が写ったが。。。

7/30 7:40

夏沢峠とうちゃこ
稜線はバーン！

7/30 7:42

東側の景色

7/30 7:47

稜線沿いに硫黄岳を目指します
ここはガレを避けるコースが整備済み

7/30 8:00

森林限界を超えると北アルがバーン
左から御嶽山、乗鞍岳、穂高・槍

7/30 8:05

ホツツジさん

7/30 8:06

ミヤマキンバイ

7/30 8:07

ここからは足元がガレガレ

7/30 8:08

峰の松目がバーン

7/30 8:17

少し雲が出てきた

7/30 8:28

ようやくケルンにたどりついた、、、まだまだ現れるケルン
ワンコケルン状態（笑）

7/30 8:32

振り返ると天狗岳と蓼科山が見えてきた

7/30 8:42

硫黄岳の爆裂火口

7/30 8:45

どんどん雲が上がってきた

7/30 8:48

そろそろピークに近づいてきた

7/30 8:52

硫黄岳山頂にとうちゃこ

7/30 8:53

この時点では赤岳も見えていました

7/30 8:55

ちょっとピークに寄り道

7/30 8:55

爆裂が荒々しい

7/30 8:58

厳重なルート整備（笑）

7/30 8:58

ピーク付近からの素晴らしい眺望

7/30 9:00

爆裂！��

7/30 9:00

爆裂！��

7/30 9:01

足元のイワギキョウは元気なし

7/30 9:05

ミヤマコゴメグサはあちこちで咲いていて見頃

7/30 9:06

オンタデさん

7/30 9:10

キバナシャクナゲは終了
ズームするとアレなので遠目から（笑）

7/30 9:16

硫黄岳山荘手前がコマクサゾーン
思ったよりも多かったですが、ピーク過ぎていました

7/30 9:24

硫黄岳と赤岩の頭

7/30 9:25

頑張って撮影してみた

7/30 9:25

硫黄岳山荘
ちょっと下りすぎたような。。。（泣）

7/30 9:27

ここのイワギキョウは元気

7/30 9:40

硫黄岳山荘とうちゃこ
空いているのでお気楽ランチ

7/30 10:04

ネバネノギランとのこと

7/30 10:04

硫黄岳への登り返し

7/30 10:34

戻ってくると赤岳は雲の中。。。

7/30 10:36

各所雲が湧いてきました

7/30 10:37

下山は赤岩の頭からオーレン小屋へ

7/30 10:40

謎のポーズ

7/30 10:44

こちらも人気のコース
ハイカーさんが多い

7/30 10:54

赤岩の頭
ツアーがランチ中

7/30 11:00

ゴゼンタチバナさん

7/30 11:01

雲の下になったら暑くなってきた

7/30 11:03

ハイマツ、ナナカマド、シャクナゲと敵が多い

7/30 11:04

バイケイソウ

7/30 11:08

赤岩の頭との分岐
こちらは正に破線ルート（笑）

7/30 11:08

樹林帯の中へ

7/30 11:31

峰の松目との分岐

7/30 11:31

八ヶ岳っぽい道
風なく蒸し蒸し

7/30 11:40

オーレン小屋のテン場
複数場所があって結構広い

7/30 11:41

オーレン小屋
ランチタイムはボルシチ祭り（笑）

7/30 11:50

八ヶ岳っぽい写真を撮ってみた

7/30 11:58

こちらも

7/30 12:04

イチヤクソウ
朝は綴じ気味、この時間は開いてきた

7/30 12:09

帰りは林道をガシガシと

7/30 12:27

帰りもみかけた鹿さん

7/30 12:34

たまたま写せた（笑）
後は、ガシガシ歩いて駐車場に無事とうちゃこ

撮影機器：

iPhone SE (3rd generation) Apple

感想

ふと

　
コマクサが再終盤とのことで、根石岳か硫黄岳山荘か迷ったあげく硫黄岳山荘へ
桜平からのアクセスは決まったものの、状況が良くわからず、とりあえず早朝に桜平駐車場（中）に到着することにして道の駅で前泊
午後から雲が出るとの予想もあったので、早めの出発、早めの下山を目標としました

コースは「さすが八ヶ岳！」と言われるぐらい、コース整備、山小屋、景色、そしてハイカーの数と全てが超一流でした（笑）
予想よりも早めに雲が出てきてしまったので、ちょっと残念な部分もありましたが、それでも朝イチの北アルプスも赤岳の眺望も見事のひとこと！
そして肝心のコマクサですが、皆さんのコメント通り盛りを過ぎていましたが、いくつか見頃なものが残っていました
白いコマクサも見つけましたが、スマホでは残念な写真になったので割愛（爆）

久しぶりの八ヶ岳、ちょっと赤線が増えて嬉しくなりましたが、アクセスの洗礼も受けてしまい、ちょっと残念でした（泣）

それにしても、硫黄岳山頂付近や桜平駐車場付近はアブも超一流
かなりヤラれてしまいました（泣）