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Yamareco

記録ID: 5777417
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根)〜鋸岳(釜無川ゲート)縦走

2023年07月29日(土) ~ 2023年07月30日(日)
 - 拍手
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
37:11
距離
30.1km
登り
3,563m
下り
3,412m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:17
休憩
0:55
合計
7:12
7:28
7:28
137
9:45
9:53
107
11:40
12:02
24
12:26
12:28
42
13:10
13:25
2
13:27
13:35
61
14:36
2日目
山行
13:57
休憩
3:26
合計
17:23
4:00
69
5:09
5:09
63
6:12
6:13
7
6:20
6:41
83
8:04
8:27
42
9:09
9:10
69
10:19
10:38
48
11:26
11:51
55
12:46
13:30
13
13:43
13:56
25
14:21
14:28
33
15:01
15:03
81
16:24
16:29
13
16:42
16:57
28
17:25
17:32
30
18:02
18:08
28
18:36
18:46
106
20:32
20:32
5
20:37
20:41
25
21:06
21:06
13
21:19
21:22
1
21:23
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
予約できる山小屋
七丈小屋
甲斐駒ヶ岳山頂がスタート
甲斐駒ヶ岳山頂がスタート
注意には従いましょう。
注意には従いましょう。
目指す鋸岳。
最初の鎖、危険なし。
最初の鎖、危険なし。
行く先はGPSと踏跡とケルンが教えてくれる。登山者の”誰かを想う気持ち”に心から感謝できるほど充足していました。暗闇の釜無川の崩落林道も迷わずに歩けました。本当にありがとう。

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行く先はGPSと踏跡とケルンが教えてくれる。登山者の”誰かを想う気持ち”に心から感謝できるほど充足していました。暗闇の釜無川の崩落林道も迷わずに歩けました。本当にありがとう。

ここから先は行くな表示
その左に二つ目の鎖。
ここから先は行くな表示
その左に二つ目の鎖。
10m位の高さを鎖を使い下降、危険なし。
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10m位の高さを鎖を使い下降、危険なし。
至鋸岳方向左手にあるブッシュの中のこのケルンが六合石室の下降点目印。(至甲斐駒ヶ岳方向なら右手)
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至鋸岳方向左手にあるブッシュの中のこのケルンが六合石室の下降点目印。(至甲斐駒ヶ岳方向なら右手)
六合石室。
中はキレイでした。
2023年07月30日 08:08撮影 by  ASUS_X01AD, asus
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7/30 8:08
中はキレイでした。
三ツ頭。
中の川越の手間、右に緑のロープがある方向へ進む。左側も踏跡があるが行く先は崖。
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中の川越の手間、右に緑のロープがある方向へ進む。左側も踏跡があるが行く先は崖。
中の川越、ガレ場、鹿窓のザレ場よりマシだがそれでも落石に注意して下さい。右の岩壁伝いに登れる。
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中の川越、ガレ場、鹿窓のザレ場よりマシだがそれでも落石に注意して下さい。右の岩壁伝いに登れる。
第二高点。
大ギャップ、ルンゼの右横壁を伝いバンドへ、途中残置ロープがあり使用できる。
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大ギャップ、ルンゼの右横壁を伝いバンドへ、途中残置ロープがあり使用できる。
このルートの核心部、バンドに取りつく赤い部分、ザレ場+斜度があり、滑ればルンゼの底まで滑落する危険がある。ホールドとなる右横壁の岩壁も脆い。崩れないか確認しながら"必ず両手で!”ホールドを取って進んだ。この区間の残置ロープは岩角で表面被覆が剝けている部分もあるが一人分の耐荷重なら耐えれそう…気休めでもPAS+コードスリングでランヤードを延長してセルフ取りました。
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このルートの核心部、バンドに取りつく赤い部分、ザレ場+斜度があり、滑ればルンゼの底まで滑落する危険がある。ホールドとなる右横壁の岩壁も脆い。崩れないか確認しながら"必ず両手で!”ホールドを取って進んだ。この区間の残置ロープは岩角で表面被覆が剝けている部分もあるが一人分の耐荷重なら耐えれそう…気休めでもPAS+コードスリングでランヤードを延長してセルフ取りました。
鹿窓、左は草付き、右はザレ場、どちらも踏跡があるがザレ場は落石注意!実際私たちが登った時も”小さな落石から大きな落石”になりました。複数人で登るなら草付きの方をルーファイして下さい。
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鹿窓、左は草付き、右はザレ場、どちらも踏跡があるがザレ場は落石注意!実際私たちが登った時も”小さな落石から大きな落石”になりました。複数人で登るなら草付きの方をルーファイして下さい。
小ギャップ(甲斐駒側)、鎖があるが踏跡があり2/3は普通に下りれる。鎖を使ったのは最後5mくらい。
小ギャップ(甲斐駒側)、鎖があるが踏跡があり2/3は普通に下りれる。鎖を使ったのは最後5mくらい。
小ギャップ(鋸側)、オーバハングしている部分は左からまけば問題なく登れる。
小ギャップ(鋸側)、オーバハングしている部分は左からまけば問題なく登れる。
一年ぶりの鋸岳山頂。
どこを通っても来るのが大変でした。
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一年ぶりの鋸岳山頂。
どこを通っても来るのが大変でした。

装備

MYアイテム
ちゃんはま
重量:-kg

感想

黒戸尾根からの甲斐駒ヶ岳と釜無川ゲートからの鋸岳はどちらも登ったことがありました。

今回は甲斐駒ヶ岳と鋸岳の二座を繋ぐ縦走路を歩いてきました。

このルートは山梨百名山のグレードE(最高難度)であり、今回このルートを登ったことは、私にとって貴重な経験となりました。

暑かった…ホントに暑かった…
暑さでペースが上がらず、二日目は余裕を持ってCT1.2で予定を立てたが、実際はCT1.4かかってしまった。
ただでさえ長い山行がさらに長くなったことで、飲料、スマートフォンの電池、灯火類の電池が次々に喪失する事態となってしまった…

計画の立て方、エスケープの考え方、撤退の判断の仕方に”問題があった”と猛省しています。

パートナーと無事に下山できて本当に良かった。

今回はレコをあげるのも悩みましたが、誰かの一助になればと思いUPします。

最後に今回の安全確保のための装備品です。参考になれば…
・ダイナミックロープ50m
 ※補助ロープ20mで十分と思います。
・ハーネス
・PAS
・ビレイ器
・マイクロトラクション
・ダイニーマスリング120
・アラミドスリング30.60.120
・アルパインドロー2個
・安全環付カラビナ8個

以上です。

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