奥穂高岳、北穂高岳
- GPS
- 25:08
- 距離
- 38.7km
- 登り
- 2,647m
- 下り
- 2,774m
コースタイム
- 山行
- 2:38
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 2:45
- 山行
- 8:59
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 10:25
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 7:05
天候 | 快晴、夕方雷雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
上高地バスターミナル発15時発、新宿行 |
その他周辺情報 | 上高地温泉ホテルで日帰り入浴 |
写真
感想
約50年ぶりの穂高連峰
ここ数年、雨や地震に阻まれ撤退を繰り返してきた涸沢からの北穂、奥穂に三度目でようやく登れた。16歳の高一の夏以来、約50年ぶりな再訪だった。
高速バスで昼過ぎに上高地着。夕方に雷雨の予報だったので、テント泊地の横尾に急ぐ。受付を終えたら雨。結局、小降りの中でのテント張りとなった。三日間とも4時すぎから夕立だった。
翌日は快晴。涸沢は五年ぶり。荷物は重いが担ぎ慣れた。涸沢到早々ににテントを張って、登山開始。奥穂にするか、北穂にするか迷って標高の低い北穂にしたのだが失敗だった。
50年前は槍から大キレットを超え、北穂から涸沢へ降りたが、きつい印象は無かった。
しかし、ガレ場の急登が続き、息があがり、足が上がらない。歳のせいか。テントを担いだ若者はどんどん登っていく。眼下の涸沢、正面の前穂と豪快な眺めが癒しだった。
滝谷からガスが上がってきた。山頂からはガスの切れ目から大キレットと槍がちらっと見えた。北穂山荘は人でいっぱい。なぜか韓国語が飛び交っていた。大キレットは韓国の登山家にも人気なのか。
翌日は、モルゲンロートを楽しんで奥穂へ。
ザイテングラードを登りきると奥穂山荘。記憶より建物が大きくなっている。山荘直上のハシゴの岩場は昔のままだ。
神奈川県の高校のワンゲルのグループがしっかりした足どりで登って行く。昔の自分を見るようだ。
ジャンダルムが見えた。いつかあのてっぺんに立ちたい、と思ったことを思い出した。
山頂では、先生が、燕岳、後立山、薬師岳、富士山と360度の展望を説明していた。なぜか、懐かしかった。
昔は、「山は逃げない、いつかまた来ればいい」と言われた。今は、「山は逃げない、けど身体は逃げる」と言いたい。来年も登れるかは分からない。
次はどこに行こうか。
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