針ノ木峠～蓮華岳～北葛岳～船窪小屋～七倉ダム

2023年08月04日(金) ~ 2023年08月06日(日)

• GPS: 21:01
• 距離: 16.3km
• 登り: 1,995m
• 下り: 2,363m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:56
• 休憩: 0:05
• 合計: 6:01

距離 5.5km 登り 1,200m 下り 87m

11:01 扇沢駅
12:53 12:58 大沢小屋
17:10 針ノ木小屋

2日目

• 山行: 8:01
• 休憩: 0:43
• 合計: 8:44

距離 6.3km 登り 768m 下り 846m

17:10 針ノ木小屋
7:46 7:57 蓮華岳
10:01 10:09 北葛乗越
11:35 11:48 北葛岳
12:41 12:49 七倉乗越
14:25 14:28 七倉岳
14:45 船窪小屋

3日目

• 山行: 5:10
• 休憩: 0:28
• 合計: 5:38

距離 4.6km 登り 40m 下り 1,435m

14:45 船窪小屋
6:43 6:49 天狗の庭
7:38 7:54 鼻突八丁（八合目）
9:03 9:10 岩小屋
10:02 10:03 唐沢ノゾキ
11:35 11:35 七倉登山口
11:37 ゴール地点

天候

1日目晴れ。夕方から雷と雨。夜に雨上がる。
2日目晴れ。午前中が勝負と言われていたが午後も天気は概ね持った。15時ごろ雨。17時雨上がり虹、夕焼け。下界は高瀬ダムから七倉までの道路が増水で通行止めになるくらい酷い雷雨だったそうだ。月が煌々と照らしていた。
3日目晴れ。朝焼け、雲海、ブロッケン現象。6時下山時はガス、下界は晴れ。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

・長野駅から扇沢行き9:00発バスは補助席も使って満席。60席弱。予約できないので、長野に着いたらダッシュして東口25番バス停に並ぶ。ザックはバスの荷台に積む。3,100円現金先払い、チケット売りの人が順番に回ってくる。バス停の側にトイレあり。8:15発は増発があったらしいが、9:00発はあぶれたら次の10:30のバスまで待つしかない。
・七倉温泉でタクシーを呼ぶ。七倉温泉から信濃大町駅まで約30分。7,000円強くらい。4名で1台。
・信濃大町駅から13:52発あずさ(車両は3両)に乗るが、松本駅でスライド乗り換えをした。満席。

コース状況／危険箇所等

・針ノ木雪渓は溶けていたため夏道を巻く。
・針ノ木から船窪まではマイナールート。
険しい。ロープ、クサリ、ハシゴ、ザレ、崖、急なアップダウンの連続。エスケープが無い。天気が崩れたら、最悪。
・七倉尾根の急坂は最後の最後まで気が抜けない。木の根が露出し滑りやすい。木のハシゴ多数。

その他周辺情報

・針ノ木小屋一泊二食12,000円。お弁当(おむすび2個プラスα)1,000円。宿泊者は水1リットル無料券が渡される。
・船窪小屋一泊二食11,000円。水500ml200円。ペットボトルは500円。手拭いは売り切れ。テント場の水は出ないので小屋に買いに行くようだ。
・七倉山荘の日帰り温泉。大型の荷物はテラスに置く。リンスインシャンプー、ボディソープ、ドライヤー1台あり。
テラスで食事可能。ダムカレーもあるらしい。
・信濃大町駅に立ち食いそばあり。
・お土産は雷鳥の里

写真

8/4 11:12

扇沢バス停で下車し、建物に向かって左端へ進むと白いテント脇に登山道入口があった

8/4 11:13

看板

8/4 11:40

看板

8/4 12:50

大沢小屋。開いてなかった。

8/4 13:24

もう急。

8/4 13:30

諸先輩がたは植物に詳しいので聞き取り。
はいおとぎり
オトギリソウ

8/4 13:31

赤石沢の雪渓

8/4 13:36

序盤戦

8/4 13:36

雪渓が無い

8/4 13:37

プレート

8/4 13:52

何度か沢を渡る

8/4 14:41

雪渓は溶けて、あれだけ。雪渓の側は涼しい。先輩方は雪渓を歩くほうが楽だ、と。

8/4 14:54

山の規模が違う

8/4 15:23

うさぎぎく

8/4 15:56

この上のほうに最後の水場がある。水はとても美味しい。

8/4 17:05

写真は明るいが、だいぶ夕方。針ノ木小屋の屋根が見える。

8/4 17:57

夕食2回転目。ご飯おかわり自由。

8/4 19:34

雨は上がるが雷

8/5 4:29

針ノ木小屋外観。

8/5 5:48

槍ヶ岳を腕に。

8/5 6:09

針ノ木岳と針ノ木小屋

8/5 7:00

リンドウ

8/5 7:04

富士山が視線より低い

8/5 7:06

コマクサのお花畑。針ノ木峠から蓮華岳までピストンの方も多い

8/5 7:21

蓮華岳へ

8/5 7:25

いわぎきょう

8/5 7:26

みやまだいこんそう。チングルマのように綿毛ができる

8/5 7:33

ハイマツ
ごよう5枚の葉っぱ
森林限界2500メートル
10度以下

8/5 7:37

コマクサ

8/5 7:39

しおがま

8/5 7:40

つめくさ

8/5 7:45

蓮華岳

8/5 7:49

はるかなる山道

8/5 7:50

ヘルメット着用

8/5 8:09

白いコマクサ

8/5 8:16

こんなザレ道で急

8/5 9:18

蓮華の大下り。あそこから降りてきた

8/5 9:31

急坂を下る

8/5 9:38

下る

8/5 9:59

今回も顔を刺されてしまった。右まぶたが落ちて見えないのでサングラスを外す

8/5 10:17

こんなとこよう降りてきたわ

8/5 10:53

分け入る

8/5 11:03

登り返す。延々と。

8/5 11:36

北葛岳。直してあげてっ

8/5 12:40

七倉乗越も大変

8/5 13:29

古いワイヤーとロープ。でも無いと難しい

8/5 14:36

もう少し

8/5 17:10

今回の当初の計画は3泊4日の烏帽子岳経由ブナ立尾根下山だった。ムリゲー

8/5 17:31

雨上がり、虹

8/5 17:33

船窪小屋外観

8/5 18:37

ビーフシチューとご飯はおかわり自由。外に持ち出して良いとのことだったので、外で食べた。クオリティ高い夕食。

8/5 18:59

小屋の上から立山三山。次はあそこだなぁ

到着時にはお茶を振る舞っていただき、出発時には小屋番さんが景気付けに鳴らしてくれた。感謝

8/5 19:34

ランプ小屋

8/5 19:35

寝床の二段ベッド

8/6 4:29

早い人たちは2時3時台に出発とのこと、4時で半分は出発していた。周りの峰にはそこかしこヘッドライトが光る。

8/6 4:58

朝食。うまい。お茶を2杯飲む。

8/6 5:37

槍ヶ岳と雲海。船風呂

8/6 5:56

ブロッケーん

8/6 5:57

小屋の隅にかわいいヤツ

8/6 6:46

6時出発。ガス。
オトギリソウ、チングルマなどのお花畑だったようだ

8/6 6:52

眼下に七倉ダム

8/6 7:01

カウントの標識があります

8/6 7:34

ハシゴ多数。急坂を下る。

8/6 9:12

4から3が長い

8/6 9:13

木の根が張り出し、非常にめんどくさい。これがずーっと続く。

8/6 10:03

10分の3

8/6 10:26

まだまだ急坂

8/6 10:59

長い長い下山道

8/6 11:29

やっと下山

8/6 11:35

トンネル左へ進む

8/6 11:36

ちょっぴりダム

8/6 11:37

あそこから来た

8/6 11:37

七倉温泉の七倉山荘

8/6 17:39

ジオグラフィカのトラック画像

撮影機器：

iPhone 12 mini Apple

iPhone Apple

感想

すぎあきら

北アルプスに行ってきました。
諸先輩がたに船窪小屋に行こうと誘われるがまま来ましたが、針ノ木サーキットでもなく、裏銀座でもないかなりマイナーな場所らしく、道中は厳しく、脳みそが痺れまくりでした。
越えてきた山道を振り返りながら、何やってんだかと呆れながらも、景色の素晴らしさにクラクラしながら無事に下山することができました。
感謝。
　扇沢では知ってる団体と遭遇し、針ノ木小屋では山のパイセンと邂逅し、船窪小屋では集う山屋さんたちとの会話を楽しみました。

コメント

勝五郎

憧れのルートなので参考になりました。
目の上お大事に。

すぎあきら

勝五郎さんの山行の参考になれば幸いです。まだ山行帰りのぼーっとした感じが残ってます。。。