編笠山&西岳 〜 穏やかな冬の日、青空と八ヶ岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,281m
- 下り
- 1,263m
コースタイム
天候 | 晴れ のち 薄曇り (風は終日穏やか) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※ いくつか駐車場があるが ”登山者向け” の表示あり。6時半の段階で5台程度だったが、下山時(14時半)は満車に近い状態だった。 アクセス路(中央道・小淵沢インターより);橋の上など、所々でわずかに凍結していたが、この日はノーマルタイヤでも問題なかった。 ※ 富士見高原スキー場のHPで事前に路面状況を確認して冬タイヤでなくても問題なしと判断した。雪が降った後はしっかり除雪されるようで、晴れが続けば雪はなくなる可能性が高いが、天候によって各自の責任で。(参考HP)http://fujimikogen-ski.jp/access.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
○ 富士見高原リゾート〜編笠山 五叉路分岐までは登山道(散策コース)と林道のミックスで分岐が多いが、道標がしっかりしていて迷う心配はなし。以降も全般でよく整備されており、特に危険箇所はない。森林限界を越えた岩稜帯はガスだとルートミスしやすいだろうが、ペンキの矢印があり、視界があれば問題なし。 1/25 雪の状況; 盃流しのあたりからアイスバーン状態になっていたのでアイゼン装着。 山頂までトレースはしっかり踏まれており、踏み抜くことはなかった。 最後の岩稜帯は雪の状態がいいこと、風がないことからピッケルは使わず、ストックのままで行った。 ○ 編笠山〜青年小屋 1/25 雪の状況; トレースしっかりあり。雪質はフカフカだけど、トレース内であれば踏み抜くことはなかった。 ○ 青年小屋〜西岳 1/25 雪の状況;トレースしっかりあり。雪質は編笠山〜青年小屋よりもさらにフカフカで、一部で踏み抜く箇所も。また、小さな雪庇ができている場所もあったので注意。 |
その他周辺情報 | 日帰り温泉;富士見高原リゾート・鹿の湯(¥600) |
写真
感想
高気圧に覆われて、絶好の雪山日和が予想された日曜日。八ヶ岳の編笠山に行ってきました。晴れ予報とはいえ、厳冬期の2500メートル級は初めて。少し身構えていたけど、結果的には穏やかな気候に助けられ、最高の雪山を楽しむことができました。
計画は富士見高原リゾートから編笠山に登り、青年小屋、西岳と周回して戻ってくるルート。ただ、前週の中頃にかなりの雪が降ったようで、トレースの状態がちょっと心配(他力本願で申し訳ありません)。おそらく、前日の土曜も好天だったので、編笠山までは問題ないはず。そこから先は行ってみないとわからないので、状況を見て判断することに。ワカン、スノーシューは持ってないので、トレースがなかったら潔く引き返すことを決めて出発。
朝6時半の駐車場は5台ほどしか停まっておらず、もっと人が多いかと思っていたので拍子抜け。ただし、下山時には満車に近い状態だったので、みなさん初めから編笠山ピストンを決め込んで、遅めの出発だったのかな?
雪はスタートからしっかりあって、盃流しのあたりからアイスバーン状態になっていたのでアイゼン装着。薄暗い樹林帯の急登はとにかくしんどくて修行の時間。心折れそうになりながらなんとか進んで、ついに森林限界を超えたときはすべてが報われる思いがしました。背後に南アルプス、右手に富士山、左手には北アルプスを一望。風もほとんどなくて、快適そのもの。写真を撮るのに立ち止まってばかりでしたが、スタートから3時間45分で登頂。
山頂ではそれまで見えなかった八ヶ岳の核心部が目の前に広がり、なんという迫力。主峰の赤岳、阿弥陀岳、権現岳、それぞれに個性があって、ひとつの風景を作っている。なんかこう、色々書きたいんだけど、素直に感動した、とだけお伝えします。
十分に風景を楽しんだあと、青年小屋にはしっかりとトレースがあったので予定通りに進むことに。フカフカの雪を踏みながら下ります。この下りの展望も素晴らしかった。青い屋根の青年小屋を見下ろし、正面にはどっしりとした権現岳とギボシ。青年小屋の前で昼休憩。冬季小屋を使おうかと考えていたけど、ポカポカ太陽が暖かいので外で食べました。
西岳へのトレースもあったので予定通りに。さすがにこちらは雪が深かったけど、ほとんど踏み抜きはありませんでした。ただ、基本的には林の中で、細かなアップダウンもあって、ここで疲れが一気に溜まりました…。それでも時々、現れる展望を楽しみながら、1時間ちょっとで西岳に到着。予報では午後から雲が出るとなっていたけど、予報どおりに青空が消えていました。編笠山山頂で快晴の八ヶ岳を眺めることができたのは幸運でした。
西岳からの下りは単調で面白みはなく、淡々と下山。結構、疲れていた割には快調で、1時間半で駐車場に戻ることができました。
※ ブログもぜひ↓
http://blog.livedoor.jp/o_chiku/archives/42561692.html
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