【天狗岳】天狗岳経由でにゅうを目指すも、たどり着けず敗退
- GPS
- 11:09
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,225m
- 下り
- 1,224m
コースタイム
- 山行
- 10:11
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 11:01
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■渋の湯ー黒百合ヒュッテ トレース明瞭、危険個所無し ■黒百合ヒュッテー天狗岳 見ていると皆黒百合ヒュッテでアイゼンとピッケルに換装しています。 自分もそうしました。急なところもあるのでアイゼンがいります。 どんな快晴でも風は強いので暴風対策はしっかりと。 ■天狗岳ー天狗の奥庭ー黒百合ヒュッテ 踏み抜き多発。安全性を考えるとワカンかスノーシューがあったほうがいいです。自分はスノーシューを使いました。 ■中山峠ーにゅう トレースなし。ワカンかスノーシューいります。雪深く赤テープも不明瞭。ルーファイできないと厳しいと思われます。 倒木や雪で垂れた木が多く歩くのに難儀します。 ■中山峠ー中山 降雪で木がアーチ状になっており大変狭い箇所が続きます。 薄手のウインドシェル等では破れてしまうかもしれません。 ■中山ー高見石小屋 トレース明瞭、下りなら尻が使える個所も何個か。 高見石小屋ー渋の湯 トレース明瞭。問題個所はありませんでした。 |
その他周辺情報 | 渋御殿湯の日帰り入浴は15時まで@800 宿泊者専用のお風呂は2000円払うと入れてくれます。休憩付 珍しい足下湧出で(男湯のみ)硫黄臭半端ないです。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
靴
ザック
アイゼン
スノーシュー
昼ご飯
行動食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
携帯
時計
サングラス
ストック
カメラ
|
---|---|
備考 | スノーシューは重い。食べないご飯とクッカーが無駄無駄URYYYYY |
感想
今回は初心者らしく天狗岳へ行く事にしました。
ただし、天狗岳の後は中山峠からにゅうを目指し、白駒池へ降り、高見石を経由して帰る…そんな予定でした。
天狗の奥庭も状況によっては経由したい、そしてにゅうへの道はトレースが無い、という事で先日購入したスノーシューを持っていきました。
ドッペルギャンガーのSW−27です。MSRなんか高くて買えねえよ!という訳ではないんですよ。
予定通り起床は30分ほど遅刻し、渋御殿湯を目指します。
渋辰野館を過ぎたあたりから車内がおなら臭くなりました。
『あれ、俺屁したかな…?』と思ったのですが、これは硫黄の臭いですね。
奥蓼科温泉郷は温泉マニアにとっては桃源郷のようなものです。
とても濃い硫黄泉で、一度入るとその時着てた服の臭いが何度洗っても消えません。オススメ。
到着までの道に不安があったのですが、実際には何の問題なく到着。
バスも通るので除雪車が走っていますね。
さて駐車場に着きました、ここが本日の核心部。
渋御殿湯のBBAは相当な因業BBA、との噂をネットでよく聞くので
かなり慎重に、そして駐車場を貸して頂く雰囲気全開で望みます。
しかし実際には普通のやり取りで駐車スペースまで案内してくれました。
『そこだと出づらいから奥の方がいいよ』なんて他の人には声を掛けてました。
おばちゃん的には、ちゃんと受付をしてから停めてほしい、という感じのようで
先に駐車場に停めている人がよく怒られているそうです。
駐車場にもまず受付してくださいと書いてありますのでルールを守りましょう。
その後はサクサクと黒百合ヒュッテまで到着…人が多い!
仕事の都合上平日の休みが多く静かな山行ばかりなのですが
たまにはこんなのもいいですね。山仲間と行く人や、ツアーの人たちが多かったです。私は常にボッチです。
ここから装備換装。
この換装時が毎回時間が掛かってしまうな…同行者がいたとしたらさぞムカつく事であろう。括りつけたスノーシューが気づくと緩む→締める→緩む
という謎の行為を繰り返し、気づいたら1時間ほど経過していました。
アイゼンを装着し、天狗岳を目指します。
天気も良く、踏み固められている路面は、コンディションが良ければ
無雪期より楽ですね。風がそこそこありますが、今日はおそらく弱い方でしょう。登頂し、きれいだなーとつぶやきながら、風が少ないと思われる西天狗へさっさと行きます。
西天狗は真っ白!キレイ、楽しい!雪山っていいなぁと満喫。
西尾根はトレースがありませんでした。山頂付近は急登で難しそうですが
冬の間に一度行ってみたい。
山頂付近の風がない所で少し休憩。代わり映えの無い写真を撮りまくり
黒百合ヒュッテまで戻ります。
来た道を戻るのはあまり好きではないので、もう一方の天狗の奥庭を
覗いてみます。
…うっすらとトレースがある。降りかけている人もいる。
以前通った地形を推測するに踏み抜き地獄に違いないが、スノーシューを
使うにはいい機会なので行ってみることにしました。
坂道を下り、ルートを見ますが、うっすらついたトレースはスノーシューのもののようです。少し歩いてみるがやはり腰まで抜けます。
アイゼンを脱ぎスノーシューに換装。超絶快適でサクサク進みます。
楽しい時間はあっという間に終わりヒュッテの上まで来ました。
滑落停止訓練をしている人達を尻目に尻で降りました。
ここで一度シューを片付け、中山峠へ向かいます。
20分ほどでにゅう分岐へ到着。予想通りトレースなし。
数か月前に通った道だから大丈夫であろう、と安易な気持ちで
スノーシューを再び履き、突っ込みます。
開けていたと思われる通路は、雪の自重で木が垂れ進路を阻み、迂回を繰り返してるうちに正常なルートから外れているのではないかという錯覚に陥ります。木々の間隔が狭くスノーシューの取り回しに難儀します。
尾根沿いをゆっくりと下っていくのですが、ここで失敗。
『以前ここで少し曲がったよな…』と見当違いの間違いを冒し、ルートミス。
気付いたら一周し、自分のトレースを発見。
頭の中が『???』となりながらもう一度進むもさらに外れた方向へ。
携帯のGPSを確認するが調子が悪く強制終了。or…
急登っぽい場所を少し降りてしまい、復帰に苦労。藪と雪に阻まれながら進むも、時間オーバー。4時間近く歩き続け、自分のトレースを頼りに元の場所へ帰りました。
家に帰ってから確認し、そのまま進めばよかったこと、半分しか進んでなかったこと、グーグルアースでツアーしたらクルクル回って面白かったこと、
ルーファイ能力を磨かないといけないと実感。今回の大いなる反省。感覚というものは当てにならないものですね。
近日中にリベンジすると心の中で誓うのであった。完
さいごに
これを読んだ方へお願いです。
近日中にもし中山峠からにゅうへ行かれる方は、私のトレースを追い続けないようにして下さい。本当に申し訳ないです。
途中から左へ曲がっているのですが進まないようにお願いします。
お恥ずかしい話ですがよろしくお願いします…
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