白馬岳<白馬三山> 唐松岳(猿倉から八方尾根)
- GPS
- 18:09
- 距離
- 21.9km
- 登り
- 2,702m
- 下り
- 2,109m
コースタイム
- 山行
- 6:43
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 7:08
- 山行
- 4:25
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 5:13
- 山行
- 7:24
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 8:51
天候 | 3日間とも…午前中は晴れ〜ガス〜夕方から雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
八方バスセンター6時(始発バス)…ほぼ満席 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口にて:雪渓は状態悪いとの情報アリ、思ったよりアイスバーンが固くて軽アイゼン利用 不帰2峰は危険個所あり、天狗の大下りも要注意 |
その他周辺情報 | 八方の湯 ※登山客で混んでました |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
|
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感想
今回2年越しの初・白馬三山でしたが、私にとってはなかなかハードな山旅となりました。
1日目:大雪渓から白馬山荘
雪渓はかなり溶けて規模は小さいとのことでしたが、雪は硬くてアイスバーン状態、想像よりもキツかったです。アイゼン不要かと思っていましたが念のため猿倉にて軽アイゼンをレンタル(借りてよかった…)皆さんほぼアイゼン持参されてました。チェーンアイゼンの方は滑って歩きにくそうでした。雪渓の中はガスガスで真っ白、サングラスも曇って視界不良です。雪渓をぬけて2時間ほどで頂上宿舎に到着。泊りは白馬山荘ですが小休止しておやつタイム、プリンがとても美味しかったです(コーヒーはイマイチ…ごめんなさい)。この山行で一番の収穫=白馬山荘手前で雷鳥さんの親子を発見!お母さん雷鳥がヒナを見張るように首を長くしてこちらを見ていました。何年振りかな〜?久しぶりの雷鳥さんで大満足です。14時頃到着しましたが、同時に雨がぽつぽつと…夕方からはかなり本降りになりました。早朝はお天気よく9時くらいには長野県側はガスが上がってきて午後からは雨。ここ3週間ずっとこんなお天気と…天狗山荘のお兄さんが教えてくれました。
2日目:白馬三山から天狗山荘
5時間くらいの山行ですが、午後からはお天気期待できそうにないので朝食をとって早めに出発、といっても朝食会場はほぼ誰もおらず…皆さん早いですね。朝食ご一緒いただいたお母さまと娘さんありがとうございました。白馬岳山頂まで空身で往復、写真撮影をすませ天狗山荘へ向けて出発。杓子岳は足元悪くて(ザレてて)登りづらいです。白馬鑓ヶ岳からは久しぶりの絶景〜劔はもちろん鹿島槍、槍、穂高と素晴らしい景色を堪能できました。ほとんどの方はこの後、鑓温泉に宿泊されるみたいです。
雪渓から何となくご一緒だったお父さまと息子さんも温泉へ。親子で登っておられる方も多いようです。不帰方面への方には会わず、若干不安zzz。12時前には山荘に到着。お昼ご飯にカレーと牛丼をいただきます。この日の山荘宿泊は4組5名、テントは2名。天狗山荘に泊って唐松方面へ行くのは7名でした。一応当方の2名以外に5名のかたいらっしゃってちょっと安心。お部屋は個室状態で広々利用できました。夕食にいただいた“天狗鍋”がとても美味しかったです。お野菜、きのこ、エビなど入っており、お出汁が絶品。個人的に山小屋のお味噌汁が苦手な私にとって嬉しいお食事でした。
3日目:天狗の大下りから不帰の峰・唐松岳を経由八方尾根
4時には出発予定でしたが寝坊して結局45分遅れにて。ちょうど2名の方が同じ位に出ていかれたのでつかず離れず唐松岳を目指します。最終、置いてかれましたが。
休憩をとりつつ天狗の大下りは何とかやり過ごし、不帰一峰もなんとか大丈夫!
が…二峰(北峰)の取り付きを見て後悔の念がzzzこれ登るの⁉…先行の方が岩壁に張り付いているのを見てさらに不安感が増幅。戻ったほうがましかも…と考えつつ、相方さんが二峰(北峰)登攀開始。行くしかないですね( ;∀;)。後続の方には道をお譲りしつつ、ビビりながらなんとか二峰(北峰)ピークに到達。後はそれほどでもないとの情報をいただき安堵。3年前は八峰キレットから五竜岳に行きましたが、全然こっちのほうが難易度高い!と個人的な感想です。南峰から唐松岳はガスガスでしたが危険個所はもうないので気持ちは軽く、足取りも軽く(注意は払いながら)八方尾根を下山します。唐松山荘でポカリ購入、持参の軽食をとりました。唐松山荘、五竜山荘、キレット小屋も今年は雨が降っておらずかなり深刻な水不足とのこと。山ではお水は貴重とあらためて実感。不帰の峰で反対方向からすれ違ったのは5名ほど皆さんソロでした。内女性もソロ2名。八方尾根からの下山は遠見尾根よりアップダウン少ないので後は楽勝かと思いつつ、後半右ひざが痛みだし普通に歩けず…かなりペースを落としつつゆっくり歩行。どこか泊まって帰ろうかと考えましたが、お金もかかるし、自分のベッドで寝たいと思いなおし、八方の湯にて汗を流してから帰宅の途につきました。生きて無事生還できて良かったです。我ながら頑張りました。
来年以降、大キレットもいけるかも⁉
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