七倉岳・蓮華岳(七倉山荘in〜扇沢out)

2023年08月11日(金) ~ 2023年08月12日(土)

• GPS: 11:51
• 距離: 17.2km
• 登り: 2,500m
• 下り: 2,125m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:26
• 休憩: 5:05
• 合計: 9:31

距離 6.2km 登り 1,567m 下り 251m

8:13 七倉山荘
8:19 8:20 七倉登山口
9:12 9:18 唐沢ノゾキ
9:47 9:48 岩小屋
10:31 10:38 鼻突八丁（八合目）
11:34 11:35 天狗の庭
12:06 12:17 船窪小屋
12:27 七倉岳
12:34 17:11 船窪天場
17:20 七倉岳
17:28 17:32 船窪小屋
17:41 17:42 七倉岳
17:48 船窪天場

2日目

• 山行: 6:11
• 休憩: 0:31
• 合計: 6:42

距離 11.0km 登り 933m 下り 1,896m

17:48 船窪天場
4:53 5:02 七倉岳
5:37 5:43 七倉乗越
6:16 6:22 北葛岳
6:56 7:01 北葛乗越
8:30 蓮華岳
9:20 9:23 針ノ木小屋
10:48 大沢小屋
11:24 扇沢駅
11:26 ゴール地点

天候

両日とも最高の快晴

台風6号、7号のはざまでしたが、思いの外大気は安定していました。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

松本駅から大糸線の始発に乗ると、信濃大町駅で07:15発の裏銀座バスに接続している。

裏銀座バス
信濃大町-七倉山荘　1500円
https://uraginzabus.com/

帰りは、扇沢からアルピコのバス
扇沢-信濃大町駅　1650円
https://www.alpico.co.jp/traffic/local/hakuba/ogizawa/
扇沢からのバスと大糸線の接続時間は、もう少し調整の余地ありと感じました。

コース状況／危険箇所等

船窪新道
登山口から小屋まで1〜10の番号札が登山道沿いに設置されている。
登山口は、七倉山荘の前からトンネル方面に向かい七倉沢を渡ったところ。
朝イチというのもあるが3番までがシンドイ。
8番以降は、正に裏銀座の稜線歩きと言った感じで気持ちいい。

船窪小屋
天水を沸騰させて冷ました水　1L400円
ボトル飲料　500円

船窪小屋テン場
小屋から15分程度
10張り程度の広さ
水場への道が崩壊してるそうで利用出来ませんでした。

船窪小屋〜七倉岳
ハイキングと言った感じ。
僕は見なかったが、雷鳥が沢山いるらしい。

七倉岳〜蓮華岳
岩稜歩き。
鎖場の連続。ボルダリングの経験があると登りに有利。
行動時間に余裕を持って臨むべし。

針ノ木雪渓はすでになし。
夏道を行きます。

その他周辺情報

下山後は、松本の湯の華銭湯 瑞祥 松本館へ。
食事もできて便利です。
銭湯とは言え、湯船の一つには温泉が張ってあります。

http://zui.sakura.ne.jp/matsumoto/index.html

○ docomo電波状況
七倉山荘付近から船窪新道を登り始めて当分の間入ります。
船窪新道の途中不明はですが、天狗の庭から先は船窪小屋、テン場、七倉岳、北葛岳、蓮華岳、針ノ木小屋までずっとしっかり入ります。
さすが北アルプスの稜線です。

船窪テン場では、びっくりするほどサクサクでした。

針ノ木雪渓下部から扇沢手前までは、ほぼ入りません。

写真

8/11 5:23

早朝の松本駅
大糸線はPASMOは使えないのは承知なのだが、松本駅の券売機がモバイルPASMOでの決済に非対応なのは驚いた。

8/11 8:01

七倉山荘の水場。
登山届は向かいの小屋まで。

8/11 8:17

七倉山荘
いいお天気過ぎて暑い🥵

8/11 8:19

七倉沢
この沢を渡ると登山口

8/11 8:19

船窪新道登山口。
七倉沢の橋を渡ってトンネル手前右側です。

8/11 8:19

歩き始めはこんな感じ

8/11 8:24

ここから九十九折りの始まりです。

8/11 8:39

1番
だいたい高度150m登ると次の番号が現れます。

8/11 8:51

2番
ひたすらの九十九折り

8/11 9:12

3番

8/11 9:28

唐沢のぞき
特に何もありません。

8/11 9:42

4番
今日は意外と快調に歩いています

8/11 9:49

距離的には半分くらいかな

8/11 9:59

5番

8/11 10:03

だいぶ歩きやすくなりました

8/11 10:18

いい休憩場所です。
消えかかってるけど「七窪の森」って書いてあるのかな。

8/11 10:25

6番

8/11 10:28

八号目のようです

8/11 10:30

ここから鼻突八丁の始まり。
鼻の頭がつきそうなくらいの急登です。

8/11 10:34

木の階段が、何気に歩き難かったりする。

8/11 10:44

7番
結構辛いところ

8/11 11:03

8番
この辺りから、景色も良くなり快適な稜線歩きになる。

8/11 11:15

いいお天気。
贅沢を言えば、少し風が欲しい。

8/11 11:18

ここに来て視界が開けて気持ちも高ぶります。
槍ヶ岳もよく見えます。

8/11 11:21

天狗の庭
最高の休憩ポイントです。

8/11 11:40

9番

8/11 11:57

お花畑

8/11 12:07

船窪小屋
水場が使えなくなっており、水1L400円で販売。
500mmのペットボトルは500円

8/11 12:24

船窪岳と七倉岳の分岐

8/11 12:57

到着時のテン場
後々にあんなことになるとは・・・

8/11 16:27

夕方のテン場
キャパの2倍のテントが張られています。

8/11 17:26

夕食を外で食べている船窪小屋の方

8/11 17:32

参考
船窪小屋の冬季小屋

8/11 18:35

船窪テン場からの夕焼け
明日もいいお天気になりそうです。

8/12 5:03

七倉岳

8/12 5:03

今日の縦走路。
激しいアップダウンと鎖場、ハシゴの連続です。
山慣れしていない方には、お勧め出来ません。

8/12 5:04

朝焼けの中、遠くに富士山が見えます。

8/12 5:04

七倉岳山頂

8/12 5:10

8/12 5:10

美しい日の出

8/12 5:18

今日の縦走路はアップダウンが半端ないです。

8/12 5:22

薬師岳のモルゲンロート

8/12 5:33

七倉乗越から七倉沢

8/12 5:42

月末歩く予定の五色ヶ原をカメラのzoom機能で偵察。
サイバーショット凄し！

8/12 6:10

左下の鞍部(北葛乗越)まで降りて右上の蓮華岳へ登ります。

8/12 6:10

蓮華岳への道

8/12 6:18

北葛岳

8/12 6:25

針ノ木谷

8/12 6:43

チングルマの群生

8/12 6:44

夜露がキラキラしてとっても綺麗

8/12 6:54

北葛乗越

8/12 6:58

北葛乗越から蓮華岳へとりついた辺りから大町方面

8/12 6:59

蓮華岳への登りは半端ない

8/12 7:00

頑張りましょう

8/12 7:02

鎖があるので安心です。
なくても登れます。

8/12 7:03

8/12 7:11

蓮華岳までの長い道のり

8/12 7:17

ひたすら岩稜

8/12 7:41

コマクサ

8/12 8:05

蓮華岳から針ノ木方面は天国のような稜線です。

8/12 8:12

珍しい白いコマクサ

8/12 8:21

8/12 8:30

蓮華岳
山頂のポールは修理中

8/12 8:31

蓮華岳から北葛岳を振り返り

8/12 8:33

蓮華岳から針ノ木への稜線

8/12 8:33

8/12 8:40

扇沢、針ノ木雪渓(もう殆どありません)方面

8/12 8:45

針ノ木岳

8/12 8:54

8/12 9:20

針ノ木小屋の前にあった、新しい山頂標識

8/12 9:25

扇沢へ降ります

8/12 9:47

無茶苦茶冷たい北アルプスの天然水です。
ルート上にあるので、見逃すことはありません！

8/12 9:47

北アルプスの天然水

8/12 10:05

針ノ木雪渓の残骸

8/12 10:22

冷たい水が滴っています

8/12 10:31

途中2箇所の渡渉点には橋がかかっています。

8/12 10:48

休業となっていた大沢小屋。
雰囲気からは廃業って感じでした。

8/12 11:00

もうすぐ扇沢

8/12 11:14

ここで終わりではありません。
あと20分。

8/12 11:57

信濃大町駅

撮影機器：

DSC-WX500 SONY

iPhone 12 Apple

感想

sampei

1日目
松本から始発で信濃大町経由で七倉山荘に8時着。
山荘前で諸準備を行い8時半頃出発。
ゲートをくぐりトンネル手前の七倉沢を渡ったところから船窪新道の始まり。
船窪小屋まで10の番号札が設置されている。
3番辺りまで、最初の500mを登るのが無茶苦茶しんどかった。
小屋まで1500mと結構な高度を稼がないといけない。
全体的に急登の船窪新道だが、天狗の庭まで来ると、もう裏銀座の稜線の縦走路の様だ。
小屋でテント泊の申込をすると「水場は崩落して使えません」とのこと。
1L400円の天水と南アルプスの天然水(後でよく見たら北アルプス)を購入して遠く離れたテン場に向かう。
10張りで一杯になるテン場に、無理矢理20張り以上を張る。
やればできるんだ！
明日の行動に備えて19時就寝。

2日目
蓮華岳までは、梯子に鎖場の連続だ。
実際、ボルダリング5級くらいを軽くこなせないお年寄りには相当きついだろう。
針ノ木雪渓は、残骸があと少し残ってるだけ。
でも、キンキンに冷えた水場は健在で、疲れた体に命を再投入してくれる。

扇沢に着いたのが1123。
1125のバスの乗車口まで行くと「切符は買わなくていいので後で現金で払って。直ぐに乗って下さい」とのありがたいお言葉。

信濃大町駅での乗り継ぎ時間は5分の予定でしたが、3分早く着いたので余裕を持って1205の松本行きに乗れました。
あと10分あれば、駅そばを食べたかったなあ。