針ノ木サーキット
- GPS
- 15:52
- 距離
- 29.4km
- 登り
- 2,813m
- 下り
- 2,805m
コースタイム
- 山行
- 12:52
- 休憩
- 3:00
- 合計
- 15:52
天候 | 快晴 午後から一時曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
針ノ木雪渓は殆ど残っておらず、雪渓の上を歩く箇所はなかった。 水は豊富。 ズバリ岳から2494独標手前で登山道が一部崩落しており、ハイマツの根に支えられた細い道を渡る箇所がある。緊張しすぎず普通に歩けばよい。 新越山荘から岩小屋沢竹内の間で、体長2mくらいの熊1頭を目撃。こちらを見つつも盛んに餌を探している。 こちらとの距離は一定を保ちつつも徐々に登山道の先へ。30分くらい様子を見ながら先に進んだが、結局は小屋番さんが一斗缶を鳴らして追い払うまで1時間の足留め。見かけて先に進めない状況であればすぐに小屋に連絡して相談する方が安全で早い解決が望める。 |
その他周辺情報 | 新越山荘と種池山荘の水は、200円/1リットル 水筒に入れてもらう。 |
写真
感想
初めての針ノ木岳…それどころかぐるりと周回。
それなりの荷物を担いでこんなに歩いたのも初めて。
針ノ木雪渓は小さくなってて、夏道だけで通過できた。
あれだけ登ったのに涼しさのおかげで、思ったより楽に針ノ木峠に到着できた。そこからの景色がまた絶景。
富士山も大きくくっきり。
蓮華岳にも足を伸ばした。標高を上げるにつれ振り返ると剱岳や別山がみえてくる。
コマクサ、槍ヶ岳、大天井岳、
七倉、船窪へ降っていく人たち、
眼下には大町市、安曇野市が。遠く中央アルプス、南アルプス、富士山…
一旦の峠に降りて針ノ木岳へ、この辺りからちょっと疲れが…でも、その疲れを吹き飛ばす光景。
黒部湖を中心に北アルプスを見渡す大パノラマ。
高瀬ダム湖とその先に槍ヶ岳、普段目にする立山連峰は反対側から見ても、およそ同じように見えたけど、剱岳は違ってみえた。鋭さがなく少し優しくも見えた。
ただ、赤沢方面に進むにつれ次第に険しさを増していく。源次郎尾根の存在感がすごい。氷河群の白い帯がそれを際立たせている。立山もなんとも大きな山に見えた。富山側からはここまで大きく見えないのは、黒部湖の湖面からの高さと合わせてみるからだと思う。
あぁ、もう感動しかない。
歩き疲れも半端ない。
今回やけにのどが乾く。3リットル用意したけど、全然足りない。新越山荘て2リットル購入した。
二日前に酒を飲み過ぎたのか体内の水分量がそもそも少なくなってたのかなぁ
そして、熊。
初めて遭遇。
50mくらい離れてたし、盛んに餌を食べてる様子から、恐怖心はあまりなかった。
それでも、熊が稜線の向こう行ったので、様子を見に稜線まで行く時は、めちゃくちゃ怖かった。熊がもしいればこちらから近づていることがわかるように声を出しながら進んだ。もしいれば、熊の側から威嚇してもらえるように。とにかく至近距離になることだけは避けたかった。
結局、そこにはいなくて、もっと先の登山道付近にいた。
結局1時間足留めされた形だ。
後から反省したけど、すぐに近くに山小屋があるので助けを求めるべきだった。
この付近には熊が住み着いていて、熊も人馴れしており、熊の方も人の様子をり見ながら行動しているようだった。
小屋番さんが一斗缶を棒で叩きガンガン音をたてて追い払うというのが、今のところの人と熊の関係になってるようだった。とにかく至近距離でばったり出会わないよう、気をつけねば。
熊のこともあり、下山中に暗くなるのは確定。
種池山荘で念の為、水を1リットル追加(結果的に不要だった)
疲労も溜まってたけど、ここから1000mほど降る。
1.5時間かけてなんとか無事に下山できた。
今回も良い旅ができたことに感謝
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