ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 5820924
全員に公開
ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜

針ノ木サーキット

2023年08月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
げん その他2人
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
15:52
距離
29.4km
登り
2,813m
下り
2,805m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
12:52
休憩
3:00
合計
15:52
4:07
5
スタート地点
4:12
4:12
19
4:31
4:32
64
5:37
5:39
121
7:40
8:04
46
8:50
8:57
35
9:32
9:48
40
10:28
11:07
24
11:30
11:30
4
11:35
11:51
95
13:26
13:38
45
14:22
14:29
25
14:54
15:17
75
16:32
16:33
7
16:40
16:48
50
17:39
17:58
15
18:13
18:15
21
18:35
18:36
31
19:06
19:10
4
19:14
19:14
41
19:55
19:55
5
20:00
ゴール地点
天候 快晴
午後から一時曇り
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
3:40ごろ、柏原新道手前の洞門と洞門の間の🅿️に停める。どこもほぼ満車
コース状況/
危険箇所等
針ノ木雪渓は殆ど残っておらず、雪渓の上を歩く箇所はなかった。
水は豊富。

ズバリ岳から2494独標手前で登山道が一部崩落しており、ハイマツの根に支えられた細い道を渡る箇所がある。緊張しすぎず普通に歩けばよい。

新越山荘から岩小屋沢竹内の間で、体長2mくらいの熊1頭を目撃。こちらを見つつも盛んに餌を探している。
こちらとの距離は一定を保ちつつも徐々に登山道の先へ。30分くらい様子を見ながら先に進んだが、結局は小屋番さんが一斗缶を鳴らして追い払うまで1時間の足留め。見かけて先に進めない状況であればすぐに小屋に連絡して相談する方が安全で早い解決が望める。
その他周辺情報 新越山荘と種池山荘の水は、200円/1リットル
水筒に入れてもらう。
振り返ると爺ケ岳
2023年08月11日 06:21撮影 by  Canon EOS 9000D, Canon
8/11 6:21
振り返ると爺ケ岳
雪渓はこれだけ。
2023年08月11日 06:40撮影 by  iPhone XR, Apple
8/11 6:40
雪渓はこれだけ。
朝日をふんだんに浴びるイワキキョウ
2023年08月11日 07:41撮影 by  Canon EOS 9000D, Canon
8/11 7:41
朝日をふんだんに浴びるイワキキョウ
針ノ木峠から富士山
2023年08月11日 07:43撮影 by  Canon EOS 9000D, Canon
8/11 7:43
針ノ木峠から富士山
針ノ木峠
奥、右からか鹿島槍ヶ岳(南峰、北峰)、
2023年08月11日 07:46撮影 by  Canon EOS 9000D, Canon
8/11 7:46
針ノ木峠
奥、右からか鹿島槍ヶ岳(南峰、北峰)、
中央のつくんつくんは、右から槍ケ岳、奥穂高岳、前穂高岳
一番左は燕岳、その右、一つ奥の大天井岳
湖は、高瀬ダム調整池
巨大ロックフィルの高瀬ダムは手前にあり見えない
奥に見える白いのはダムに流れ込む土砂
2023年08月11日 10:19撮影 by  Canon EOS 9000D, Canon
8/11 10:19
中央のつくんつくんは、右から槍ケ岳、奥穂高岳、前穂高岳
一番左は燕岳、その右、一つ奥の大天井岳
湖は、高瀬ダム調整池
巨大ロックフィルの高瀬ダムは手前にあり見えない
奥に見える白いのはダムに流れ込む土砂
針ノ木岳から蓮華岳
2023年08月11日 10:28撮影 by  iPhone XR, Apple
8/11 10:28
針ノ木岳から蓮華岳
黒部湖
剱岳、立山連峰、
写真の外だけど、五色ヶ原、薬師岳、素晴らしい見晴らし!
2023年08月11日 10:33撮影 by  Canon EOS 9000D, Canon
8/11 10:33
黒部湖
剱岳、立山連峰、
写真の外だけど、五色ヶ原、薬師岳、素晴らしい見晴らし!
2023年08月11日 12:21撮影 by  Canon EOS 9000D, Canon
8/11 12:21
熊に遭遇
この辺によくいるらしい。

稜線に上がる50m手前のところで存在に気づく
斜面でしばらく餌をあさっていたが、稜線の奥へと消えた。
反対側にいるかも知れないと、恐るおそる声を出しながら先に進んだら、さらに先の登山道付近にいた。
見かけた時点で、新越山荘に連絡すべきだった。
2023年08月11日 15:25撮影 by  Canon EOS 9000D, Canon
8/11 15:25
熊に遭遇
この辺によくいるらしい。

稜線に上がる50m手前のところで存在に気づく
斜面でしばらく餌をあさっていたが、稜線の奥へと消えた。
反対側にいるかも知れないと、恐るおそる声を出しながら先に進んだら、さらに先の登山道付近にいた。
見かけた時点で、新越山荘に連絡すべきだった。
なかなか立ち退いてくれない。
熊は少しずつ登山道の先の方へと移動。我々も距離を保ちながら進む。
30分過ぎたところで誰かが山荘に連絡してくれた。
小屋番さんは一旦引き返し一斗缶で音を出して追い払ってくれた。結局1時間停滞。

やかましいくらいの金属音でないと熊を追い払うには至らないとのこと。
この熊は、人との距離は保ちつつ餌を探し、人の威嚇行為に対しては危険を犯してまで、その場を死守しようとはしないようだ。ちなみにどうやら石をひっくり返して、その下にいる虫を食べてると思われる。
2023年08月11日 15:38撮影 by  Canon EOS 9000D, Canon
8/11 15:38
なかなか立ち退いてくれない。
熊は少しずつ登山道の先の方へと移動。我々も距離を保ちながら進む。
30分過ぎたところで誰かが山荘に連絡してくれた。
小屋番さんは一旦引き返し一斗缶で音を出して追い払ってくれた。結局1時間停滞。

やかましいくらいの金属音でないと熊を追い払うには至らないとのこと。
この熊は、人との距離は保ちつつ餌を探し、人の威嚇行為に対しては危険を犯してまで、その場を死守しようとはしないようだ。ちなみにどうやら石をひっくり返して、その下にいる虫を食べてると思われる。
ひたすら地面を嗅ぎながら石をひっくり返している。
時々こちらもチラ見している。
2023年08月11日 15:38撮影 by  Canon EOS 9000D, Canon
8/11 15:38
ひたすら地面を嗅ぎながら石をひっくり返している。
時々こちらもチラ見している。
稜線の中程まで移動して行った。
この後、一斗缶でさらに追い払う。
2023年08月11日 16:20撮影 by  Canon EOS 9000D, Canon
8/11 16:20
稜線の中程まで移動して行った。
この後、一斗缶でさらに追い払う。
立ち退いた所に大量の糞が。
繊維っぽいものが沢山あり、小さい種のようなものが沢山ついている。
種池山荘の手前でも量は少ないが同じような糞があった。
2023年08月11日 16:28撮影 by  Canon EOS 9000D, Canon
8/11 16:28
立ち退いた所に大量の糞が。
繊維っぽいものが沢山あり、小さい種のようなものが沢山ついている。
種池山荘の手前でも量は少ないが同じような糞があった。

感想

初めての針ノ木岳…それどころかぐるりと周回。
それなりの荷物を担いでこんなに歩いたのも初めて。

針ノ木雪渓は小さくなってて、夏道だけで通過できた。
あれだけ登ったのに涼しさのおかげで、思ったより楽に針ノ木峠に到着できた。そこからの景色がまた絶景。
富士山も大きくくっきり。

蓮華岳にも足を伸ばした。標高を上げるにつれ振り返ると剱岳や別山がみえてくる。
コマクサ、槍ヶ岳、大天井岳、
七倉、船窪へ降っていく人たち、
眼下には大町市、安曇野市が。遠く中央アルプス、南アルプス、富士山…

一旦の峠に降りて針ノ木岳へ、この辺りからちょっと疲れが…でも、その疲れを吹き飛ばす光景。
黒部湖を中心に北アルプスを見渡す大パノラマ。
高瀬ダム湖とその先に槍ヶ岳、普段目にする立山連峰は反対側から見ても、およそ同じように見えたけど、剱岳は違ってみえた。鋭さがなく少し優しくも見えた。
ただ、赤沢方面に進むにつれ次第に険しさを増していく。源次郎尾根の存在感がすごい。氷河群の白い帯がそれを際立たせている。立山もなんとも大きな山に見えた。富山側からはここまで大きく見えないのは、黒部湖の湖面からの高さと合わせてみるからだと思う。

あぁ、もう感動しかない。
歩き疲れも半端ない。

今回やけにのどが乾く。3リットル用意したけど、全然足りない。新越山荘て2リットル購入した。
二日前に酒を飲み過ぎたのか体内の水分量がそもそも少なくなってたのかなぁ

そして、熊。
初めて遭遇。
50mくらい離れてたし、盛んに餌を食べてる様子から、恐怖心はあまりなかった。
それでも、熊が稜線の向こう行ったので、様子を見に稜線まで行く時は、めちゃくちゃ怖かった。熊がもしいればこちらから近づていることがわかるように声を出しながら進んだ。もしいれば、熊の側から威嚇してもらえるように。とにかく至近距離になることだけは避けたかった。
結局、そこにはいなくて、もっと先の登山道付近にいた。

結局1時間足留めされた形だ。
後から反省したけど、すぐに近くに山小屋があるので助けを求めるべきだった。
この付近には熊が住み着いていて、熊も人馴れしており、熊の方も人の様子をり見ながら行動しているようだった。
小屋番さんが一斗缶を棒で叩きガンガン音をたてて追い払うというのが、今のところの人と熊の関係になってるようだった。とにかく至近距離でばったり出会わないよう、気をつけねば。

熊のこともあり、下山中に暗くなるのは確定。
種池山荘で念の為、水を1リットル追加(結果的に不要だった)
疲労も溜まってたけど、ここから1000mほど降る。
1.5時間かけてなんとか無事に下山できた。

今回も良い旅ができたことに感謝

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:222人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら