日本一旨い天然水(自分比)と鳳凰山


- GPS
- 12:22
- 距離
- 24.3km
- 登り
- 2,037m
- 下り
- 2,037m
コースタイム
- 山行
- 10:37
- 休憩
- 1:37
- 合計
- 12:14
天候 | 晴れ 稜線の東側はガスってた |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
前夜20:30ごろ着で4割程度停まってました トイレあり。自販機あり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース全般によく整備されていて道も明瞭。リボンも多く岩場のマーキングも解りやすいです。 ザレガレのスリップ、浮き石に気を付ければ、特に難しい場所はありません。 ただ距離が長い上に苺平、杖立峠、夜叉神峠は登り返しになり、特に苺平の登り返しはけっこうな距離なので日帰りピストンは健脚、体力ないとお勧めしません。1泊推奨です。 【夜叉神登山口〜夜叉神峠】 つづら折れの林道?と思うほど幅の広い砂利道。降りはずるっといくのでけっこうストレス。 【夜叉神峠〜杖立峠】 最初は笹原の細い道。笹が伸びてきてるのでヘッデンだと少し道が分かりづらかったです。昼間は明瞭。笹原を過ぎるとザレ降り。程なく平坦になりしばらくすると杖立峠への長い登り。この平坦な辺りがこの長いコース唯一の細尾根で、下山時にフラフラして滑落リスクがあるとするとこの箇所でしょうか。 【杖立峠〜苺平】 最初下ってその後緩やかな登り。北岳間ノ岳がよく見える火事場跡の少し先、苺平への登りはガレ場の急登、こちらも下山時は浮き石やスリップに注意しましょう。 【苺平〜南御室小屋】 苺平から下って下って下って南御室小屋です。なので、下山時は登って登って登ります。美味しい至高のお水を頂くのに楽は出来ません。 【南御室小屋〜薬師岳小屋】 自分がこの長いコースで一番苦手なのが南御室小屋からすぐ上への登り口の角のないまあるい花こう岩が砂に覆われていて特に降りはよく滑る所。ほんのちょっとの区間ですが、ここホントに嫌。 その後、そろそろ稜線を感じさせるハイマツの中を登って行くと砂払岳の手前で突然白いビーチのような光景が広がります。花こう岩の奇岩をよじ登り降りして砂払岳を越えますが、マーキングが分かりやすいのでそんなに難しくはないと思います。 砂払岳を越えるとすぐ薬師岳小屋です。 【薬師岳小屋〜薬師岳】 薬師岳小屋からハイマツとしゃくなげの茂みを抜けるとすぐ薬師岳の広い山頂と白砂青松ビーチが待っています。 腰を掛ける岩もあり、西に北岳、間ノ岳、東に富士の絶景見つつ日光浴?とランチにうってつけの場所です。 【薬師岳〜観音岳】 気持ちのよい稜線歩き。 観音岳の山頂は岩が積み上がって広くないですが、岩に登れば360度の絶景。この日は混んでてゆっくり出来ませんでした。 【その他】 SoftBankですが登山口は圏外、各山小屋も圏外、杖立峠は通じました。山中、所々繋がるところがありました。夜叉神峠でdocomoは繋がるようです。 薬師岳小屋は水場ありません。 |
その他周辺情報 | 広河原行きバス乗り場のある芦安の白峰会館の温泉で汗流して帰りました。ぬるくていい湯です♨️日帰り入浴750円 https://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/sisetsu/shisetsu/lodge/ |
写真
感想
今年も至高の南アルプスの天然水、南御室小屋の水が飲みたくて行って来ました、鳳凰山。本当は一泊した方がいいロングコース、しかし来週は北アルプスの小屋泊だし、台風も近づきつつあるので頑張って日帰りピストン。そして今回は意を決して!?26Lの日帰りザックに空の2Lペットボトル2本、サイドポケットに1Lボトルで天然水お持ち帰りすることとしました。
前日18時に家を出発。20時半には夜叉神駐車場に着き即、車内にマット、寝袋ひいて就寝。
しかし先々週の仙流荘駐車場同様、暑くて寝苦しい。仙流荘より500mは標高高いのにこの暑さ(~_~;)
2時半に起きて3時登山スタート。
暗い涼しいうちに出来るだけ進もうとしたが、明るいときは安牌の夜叉神峠の先の笹原の道が、笹が伸びて暗いと道が分かりづらくペースダウン。
杖立峠への中間点位、2000m越えた辺りで明るくなって苺平への急登らへんで気温がどんどん上がってきた。あ、暑い(>_<)
南御室小屋に到着。ザックを下ろし、水場に急行。マグカップでまず一杯、旨い〜この一杯のために生きてるな😍
もはやここで水汲んで下山してもいいかな気分がよぎりましたが、ここまで来て登頂しないのは失格と思い直し、山頂行ってここに戻ってくるまでの分として1Lボトルと登りで空いたペットボトル1本に水を補充。
ベンチで朝食をとっていると、小屋番の方が「どちらまで行かれます?」と。観音までピストンですと答えると、「午後は天候急変しそうなのでお気をつけて(`・ω・´)b」と。
その懸念は念頭にあったので昼までにはここに戻ってくるスケジュールにしてました。稜線でピカッゴロゴロはヤバイので。
その後、小屋番さんは到着する皆さんに声掛けしてました。
登山再開し、薬師岳小屋に到着、小屋の方に聞くとここ数日午後はゴロゴロドーンだったと。
それにしても2,700m越えてるのに空気がぬるい。小屋の方も今年は異常とおっしゃってました。
でも鳳凰山は周りの山の景色だけではなく、この山自体の白砂の景色が爽快で魅力ですね。
稜線歩きと山飯堪能後、南御室小屋に戻り、今度は持って帰る水汲み。2Lペットボトル×2+1Lボトル+空いた500mlペット×2の計6L、なかなかの重さではある。ザックトータルで10kgあるか、ないか位か。
これで登り返し満載の下山、テン泊でもないのにつくづく自分はドMだなあ(´・ω・`)
正午を回り気温はさらに上昇。木陰はまだ涼しいが苺平の先のガレ下り日差しゾーンが一番暑くてキツかった。
いくら美味しい水といっても、半日掛けてしかも2,500m越えでこんな暑くて、重くてもうしばらく来ないぞ!
下山後、白峰会館に立ち寄り湯、ぬるめの露天風呂に浸かりながら、今年もう一回汲みに来てもいいかな、今度はお泊まり用ザックにもう少しペットボトル増やすかと思ってしまった根っからのドMなワタクシでした。
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