ペテガリ岳
- GPS
- 15:00
- 距離
- 33.3km
- 登り
- 2,782m
- 下り
- 2,794m
コースタイム
天候 | 1日目はれのちくもり 2日目くもり時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ペテカリ山荘まで 適切な場所、間隔でピンテあり。峠急登手前は左側に道があり、進むとしだいに不明瞭になり戻りました。巻き道でしょうか。正面の沢にピンテがあるのでそちらが正解です。ベッピリガイ沢渡渉点過ぎからはずっと林道。親子グマを見たという情報ありました。 ペテカリ山荘から山頂まで ピンテの数は山荘までより減る印象ですが、道は明瞭。1301Pを過ぎたあたりから薮が濃くなるが、足元ははっきりしているのでかき分ければ大丈夫。下りは足をひねらないよう特に足元をよく見て下りました。 |
写真
感想
数年前、武利岳に登ったときのことです。
武華山との間にある薮こぎに心折れつつ登頂し、帰りの薮こぎを前にお会いしたベテランと思われる男性とお話しました。
「やぶ、すごかったですねー」と話すと、
「ペテガリに比べたら大したことねェ~」とのお返事。いかにも山男な話しぶりにしびれつつ「ペテガリこぇぇ~」と思いました。
その後も登る機会がありませんでしたが、前々週におとなり神威岳に登ったことで、ようやくやってみようという気になりました。
初日にペテカリ山荘に泊まり、翌朝から登って駐車場まで下山する計画。最初の渡渉が深く、いきなり浸水して焦りましたが、その後は順調に山荘に到着。電波(au)は元浦川林道以前から通じず、強制的にデジタルデトックスなる状態になり、最初はすることがなくて戸惑いましたが、たまにはこういうのもいいかとなんだか思えました。ちなみに電波は西尾根の後半や山頂では通じました。
翌朝4時前に山行開始。すぐ雨が降り出し、長い登りで先が思いやられましたが、尾根に出ると雨はいったん止み、景色も見え出しました。尾根は標高を稼いでも何度も下るようだったので、目の前に集中しました。
1301Pを過ぎたコルから最後の登りで、笹かぶりが激しくなります。神威岳と同じぐらいでしょうか。山頂に近づくにつれハイマツなど灌木が増え、少しペースが落ちました。足元はずっと明瞭で、やぶが濃いところにはたいていピンテがありました。
下山開始後すぐにスマホの電源がひんぱんに落ちるようになり、下山までログが取れませんでした。下山のログは手書きです。神威岳で水没したのがまずかったみたいです。
全行程は駐車場~山荘間片道9キロ、山荘~山頂間片道8キロで、計34キロほど。「遥かなる山」と呼ばれるだけあって長かったです。でも道は明瞭だし、やぶは武利岳と比べると、長さはペテガリ、濃さは武利が上かなと思います。ペテガリは近くに登山者がいて、ともにピークを目指しているという心強さもあったので、その分は割り引かなければなりません。
というわけで、もし武利の自分に言葉を返すとするれば「大平山に比べたら大したことねェ~」です。たびたび名前を出して恐縮なんですが、自分にとっては大平山ほどの衝撃はありませんでした。
日帰りする強者も2人おりました。自分にはそれを実行する勇気はありません。山荘や山中でお会いした方たちは、200名山199座目、300名山296座目など道外ピークハンターな方が多かったです。「次はカムエク」「明日は神威岳」という方もいました。「す、少し休んでは?」と言いたくなりましたがみなさん健脚だし、遠方から来ていることもあって気合がすごかったです。大きなお世話でした。
折角苦労して登ったのに展望悪かったんですね お疲れさんでした ちなみに25枚目の写真は1839峰です
こんばんは♪
コメントありがとうございます😊
眺めは良くなかったです。前日もふもとは晴れていましたが、山頂はいまいちだったようです。
神威岳だと思って見ていた山が違ったりして残念ですが、1839峰が時折見えたので満足です。何より無事に帰ってこれてよかったなと思います。
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