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Yamareco

記録ID: 5828433
全員に公開
沢登り
槍・穂高・乗鞍

双六谷

2023年08月11日(金) ~ 2023年08月13日(日)
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
24:01
距離
47.8km
登り
2,844m
下り
2,507m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:50
休憩
0:39
合計
7:29
距離 16.7km 登り 1,020m 下り 284m
8:36
109
10:25
10:32
73
11:45
12:17
228
16:05
宿泊地
2日目
山行
7:48
休憩
0:10
合計
7:58
距離 9.0km 登り 794m 下り 148m
6:15
130
宿泊地
8:25
8:35
338
センズ谷
14:13
宿泊地
3日目
山行
7:54
休憩
0:40
合計
8:34
距離 22.2km 登り 1,046m 下り 2,087m
6:17
174
宿泊地
9:11
9:23
2
9:25
9:26
8
9:34
9:35
21
9:56
18
10:14
10:15
8
10:23
5
10:28
10:36
21
11:06
11:07
6
11:13
11:14
29
11:43
1
11:44
24
12:08
12:09
14
12:23
12:24
10
12:34
9
12:43
12:44
29
13:13
13:18
16
13:34
13:35
8
13:43
13:44
8
13:52
13:53
11
14:04
14:05
13
14:30
2
14:47
14:48
3
14:51
ゴール地点
天候 3日間とも晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新穂高側に1台デポ
コース状況/
危険箇所等
多分だけど水量少ない
その他周辺情報 登山者温泉
マムシ
2023年08月11日 08:52撮影 by  SO-52B, Sony
8/11 8:52
マムシ
隧道感あふれるトンネル
2023年08月11日 09:36撮影 by  SO-52B, Sony
8/11 9:36
隧道感あふれるトンネル
トンネルがふさがれてる
2023年08月11日 09:50撮影 by  HERO8 Black, GoPro
8/11 9:50
トンネルがふさがれてる
木の壁
2023年08月11日 10:23撮影 by  SO-52B, Sony
1
8/11 10:23
木の壁
カモシカと遭遇
2023年08月11日 10:42撮影 by  SO-52B, Sony
8/11 10:42
カモシカと遭遇
入渓直後の泳ぎ
2023年08月11日 12:25撮影 by  SO-52B, Sony
8/11 12:25
入渓直後の泳ぎ
白いデカい石
2023年08月11日 13:18撮影 by  HERO8 Black, GoPro
8/11 13:18
白いデカい石
デカい
2023年08月11日 13:25撮影 by  SO-52B, Sony
1
8/11 13:25
デカい
壊れた吊り橋
2023年08月11日 15:07撮影 by  SO-52B, Sony
8/11 15:07
壊れた吊り橋
日当たり良好
2023年08月11日 16:50撮影 by  HERO8 Black, GoPro
1
8/11 16:50
日当たり良好
ドライカレー
2023年08月11日 17:35撮影 by  SO-52B, Sony
8/11 17:35
ドライカレー
初日の火
2023年08月11日 18:32撮影 by  HERO8 Black, GoPro
1
8/11 18:32
初日の火
夕暮れ
この後雲はなくなった
2023年08月11日 18:57撮影 by  HERO8 Black, GoPro
8/11 18:57
夕暮れ
この後雲はなくなった
いいナメ
2023年08月12日 08:02撮影 by  SO-52B, Sony
8/12 8:02
いいナメ
トンボに太陽の光が当たってジブリの様だった
2023年08月12日 08:26撮影 by  HERO8 Black, GoPro
8/12 8:26
トンボに太陽の光が当たってジブリの様だった
休み1
2023年08月12日 08:30撮影 by  HERO8 Black, GoPro
8/12 8:30
休み1
上流になってきた
2023年08月12日 09:06撮影 by  SO-52B, Sony
1
8/12 9:06
上流になってきた
2023年08月12日 09:34撮影 by  SO-52B, Sony
8/12 9:34
2023年08月12日 09:36撮影 by  SO-52B, Sony
8/12 9:36
左岸の乗り込みがむずかった
2023年08月12日 09:57撮影 by  SO-52B, Sony
8/12 9:57
左岸の乗り込みがむずかった
2023年08月12日 09:58撮影 by  SO-52B, Sony
8/12 9:58
魚たくさん、10匹くらい
2023年08月12日 11:02撮影 by  SO-52B, Sony
1
8/12 11:02
魚たくさん、10匹くらい
テンバついて
2023年08月12日 15:11撮影 by  HERO8 Black, GoPro
2
8/12 15:11
テンバついて
なんかすごい良いところ
2023年08月13日 06:57撮影 by  SO-52B, Sony
1
8/13 6:57
なんかすごい良いところ
シシウド?センキュウ?
2023年08月13日 07:50撮影 by  SO-52B, Sony
8/13 7:50
シシウド?センキュウ?
源流の雰囲気
2023年08月13日 07:53撮影 by  SO-52B, Sony
1
8/13 7:53
源流の雰囲気
シャジン系?
2023年08月13日 08:33撮影 by  SO-52B, Sony
8/13 8:33
シャジン系?
笠方面
2023年08月13日 08:49撮影 by  SO-52B, Sony
8/13 8:49
笠方面
枝藪のツメ
2023年08月13日 08:50撮影 by  SO-52B, Sony
8/13 8:50
枝藪のツメ
最後の草原ツメ
2023年08月13日 08:56撮影 by  SO-52B, Sony
1
8/13 8:56
最後の草原ツメ
ハクサンフウロ?
2023年08月13日 08:56撮影 by  SO-52B, Sony
8/13 8:56
ハクサンフウロ?
脱渓!!
2023年08月13日 09:12撮影 by  HERO8 Black, GoPro
1
8/13 9:12
脱渓!!
いざ双六へ
2023年08月13日 09:42撮影 by  HERO8 Black, GoPro
1
8/13 9:42
いざ双六へ
山頂見えた
2023年08月13日 09:55撮影 by  HERO8 Black, GoPro
1
8/13 9:55
山頂見えた
ビクトリーロード
2023年08月13日 09:56撮影 by  HERO8 Black, GoPro
1
8/13 9:56
ビクトリーロード
北アらしい
2023年08月13日 10:00撮影 by  HERO8 Black, GoPro
1
8/13 10:00
北アらしい
三角点
2023年08月13日 10:05撮影 by  HERO8 Black, GoPro
8/13 10:05
三角点
鷲羽・水晶方面
2023年08月13日 10:07撮影 by  SO-52B, Sony
8/13 10:07
鷲羽・水晶方面
雑誌とかでよく見るやつ
2023年08月13日 10:07撮影 by  HERO8 Black, GoPro
8/13 10:07
雑誌とかでよく見るやつ
ウサギキク?
2023年08月13日 10:17撮影 by  HERO8 Black, GoPro
8/13 10:17
ウサギキク?
ミヤマリンドウ?
2023年08月13日 10:18撮影 by  HERO8 Black, GoPro
8/13 10:18
ミヤマリンドウ?
ミヤマリンドウ?
2023年08月13日 10:19撮影 by  HERO8 Black, GoPro
8/13 10:19
ミヤマリンドウ?
タテヤマリンドウ?
2023年08月13日 10:22撮影 by  HERO8 Black, GoPro
8/13 10:22
タテヤマリンドウ?
お花畑あたり
2023年08月13日 11:15撮影 by  HERO8 Black, GoPro
8/13 11:15
お花畑あたり
撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ ソフトシェル ズボン グローブ 雨具 日よけ帽子 着替え ザック 行動食 非常食 地図(地形図) トポ コンパス ヘッドランプ ファーストエイドキット 携帯 時計 タオル ナイフ ハーネス ヘルメット 確保機 ロックカラビナ スリング セルフビレイランヤード 渓流シューズ マット 寝袋 炊具

感想

今シーズンの目標だった双六谷。
水量多いと物凄くつらいと覚悟して入山したが、水量は想定ほどでもなく。今までの沢経験の中では一番の水量だったが、登攀要素もほとんど無くて結果的には気楽な山行になった。
水量が少なかったのは、今年の少雪によるものなのか?今後上の廊下を目指すにあたって水量と雪の関係はもう少し知っておく必要があると思った。

初日
朝着で新穂高を目指した。前夜着組が上に止めれず下の中尾高原口に6時着。すでに車は満車だった。パーティの一人がヘルメット忘れたとのことで、8時に新穂高ロープウェイのモンベルショップが空くというのでそれを待ってから登山口に移動。
予定から1時間ほど遅れて登山口到着して出発。
計画を立てるときに参考にしたログで林道4時間となっていたので覚悟して歩き始めるが3時間で小倉谷出合に到着。計画をほとんど巻き返し、入渓。
沢は冷たくデカい石が多い。
過去ログでは小倉谷から打込谷までの間でスクラム渡渉やロープ渡渉を練習したとあったので、それなりの水量を覚悟していたが実際には大したことはなく。それでも肩まで浸かって泳いで突破するところは何か所かあり今まであまり遭遇してこなかった水量の豊富さに驚いた。
何度か渡渉して打込沢出合に到着。良い幕営地を見つけ行動終了。
この日の食事はドライカレーだった。水が豊富な沢なのに、ドライカレー。水分を多く含む玉ねぎを持って行ったおかげで無水で作れた。献立を考えるときにはよく考えるべきであった。要反省。暗くなってくると、星空が広がった。ペルセウス流星群が近いこともあり期待していたが、全員で長い尾を引く流星を観測出来て歓声があがった。毎年流星群は何度か見るが、ここまで立派なのは久々だった。カメラをセットせずにただ星を見るのも楽しい。

2日目
この日はよく眠れ、5時に自然と目を覚ましゆっくり朝食をとってから出発した。
出発時間が近くなってくると青空が広がり始め、テンションが上がる。
センズ谷出会までくると谷底まで光が当たっていた。空を飛ぶトンボに光が当たってジブリのような景色だった。その先を進んでいくと黒部五郎岳が裏から見えてきて、なんて贅沢な場所を歩いているんだという気持ちになった。センズ谷から少し先の左岸をトラバースする箇所の取りつきで水から上がることができず、ザックを先に引っ張り上げてもらって突破した。その先の金チジミでも同様、空身で向かって右側のスラブ面から這い上がった。このあたりから上流の雰囲気になってきて快適な河原歩きが多くなってくる。それでもたまに腰上まで浸かる渡渉がたびたび発生して、スケールの大きさを感じさせられた。また、このあたりでも白と黒の魚影が見えて魚が多い沢だなと。魚止めの滝がないのでかなり上流までいるようだ。
以降は疲れは感じるものの、大きなことは何もなく抜戸沢出合まで到着。
その日の先頭で到着したこともあり、最適地をもらって幕を張った。
どうやらここまでくると魚もほとんどいないようである。
この日は炊き込みご飯とツルヤ製フリドラの豚汁。普段より水多め弱火からじっくりでうまく炊くことができた。この日も夕暮れは雲が多かったがだんだんと雲は少なくなってきて、星空を眺めることができた。いくつかの流れ星を見て21時前に就寝。

3日目
今までになく防寒対策をして寝ていたが、どうしても寒くて何度か起きてしまった。
この時着ていたのは、上下中厚手のジオラインに長ズボン・フリース・インサレジャケット。2時ごろからは1時間〜30分おきに起きて5時を待っていた。
朝は棒ラーメンと残りのソーセージを食べて行動開始。
30分も歩けば源流らしさが強くなってきて登るほどに双六と樅沢の稜線が近づいてきて長かった双六沢も終わりなんだなという気持ちが強くなってくる。
最後のツメは快適な草原歩きを期待していたが、少しだけ枝藪こぎ(レベル:初めての藪漕ぎ)があるなど思いのほか大変だったが、予定を大幅にまいて双六池まで到着。
沢装備を解除して濡れた服を干してから、一人山頂を目指した。
小屋から山頂往復の1時間チャレンジをこなし、干していた荷物をパッキングし直し下山。鏡平山荘で先行していたパーティに追いついて、以降は暑い暑い言いながら下山。車を取りに行って行動終了。

初めての2泊3日の沢だったが中日の丸一日遡行し続けるという満足度はとても高かった。つめあがったら北アの裏銀座の山々がドーンと広がっているのも達成感があってよい。下りが長いのだけはとてもつらいのでヘリ下山できるだけの財力を手にするのが最適解か

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