餓鬼岳
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- GPS
- 10:24
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,825m
- 下り
- 1,828m
コースタイム
- 山行
- 9:29
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 10:24
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
※下りはじめのログが飛んでますが往復同じ道を歩いています。 |
その他周辺情報 | 下山後の温泉:しゃくなげの湯(700円) |
写真
感想
一昨日の霞沢岳で足の痙攣で思うように歩けなかったこともあり、今日はスタート直後から、足の異変(痙攣の兆候)が出たり、張りを感じたらそこで立ち止まり、少しずつ水分補給をし、呼吸を整えてから歩きだすこと。時間は6時間かかるので、急がず、特に前半は慎重に体を痛めないようにペース配分をしっかりやろうって感じで臨んだ。そう、久しぶりの日帰りロング歩行である。2年前だったか、似たようなシチュエーション、八海山の翌日に中ノ岳のピストンを決行した時よりも今日の方が慎重なんだよな〜。いつまでも若いと思ってたらあかんからね。前日は登山口で車中泊、21時から4時までぐっすり眠った。4時半出発の予定で準備したけど、まだ暗かったので5時出発に変更して車内でぼーっと過ごした。要体力!の案内板を見て、よし行くぜ!って思えた自分が若くて素敵☆。今年もオニヤンマさんを10個ぐらい作ったので、内2個を持ってきて帽子と胸元に付けて出発。ずっと思ってたけど、このオニヤンマ、ブヨとか小さなアブ、ハエ系は寄ってこなくなるけど、大きなアブは挑戦的にぐるぐると取り囲むように寄ってくるんだよな〜。(結果、この先で外すことにしました)スタートから林道を少し進むと登山口があり、ここからいよいよ山道に入る。餓鬼岳まで6時間半ですか。了解で〜す。沢へ下って橋を渡り、沢の右岸の道を歩きます。小さなアップダウンもたまにあったりしながら、沢に降りたり、渡渉したり、へつったり、沢沿いを歩くのも大好物なので、魚止めの滝、最終水場までの行程が結構楽しかった。無理せず、河原で大休止、上を一枚脱いで風にあたりながらおにぎりを1個食べてゆっくり休んだ。水がすごい綺麗なんよな〜、いいとこだよ。梅おにぎりを食べながら、登山者も少ないから帰りはここで水浴びしようかな…とか思いながらも、せっかくのハイキングで裸のおっさんが沢でぷかぷか泳いでる姿を見てしまった日には…どうなんよ。もちろんやめましたけどね。魚止めの滝の上部にも滝があって、ここもなかなかいい感じ。朽ちた橋を下に降りて渡渉して上がると最終水場の案内板があった。まだまだ先は長いけど、休憩しながらもいいペースで歩けてることも分かった。ここから大凪山まではずっと急坂が続くのである。ここが一番きついとこだと思うので、時間たっぷり使って休みながらゆっくり上った。写真を撮る余裕もなく急坂に向き合っていると今日初めてハイカーとすれ違った。もうそこが大凪山だよって教えてもらってほっとした。大凪山を過ぎるとしばらくゆるいアップダウン程度の快適な道で、すでに上り行程の半分を過ぎている。そして前方に餓鬼岳が見れるようになった。百曲がり入り口からいよいよ山頂稜線へ向かって登っていく。暑くなければぐいぐい上っていけるんだろけど、ここも足の様子を見ながら休みながら上った。急坂だけどジグザクと歩きやすいいい道である。小屋まであと30分の案内板を確認しても決して焦るでない!ほんま鬼さんの言う通りや。のこり30分を30分かけて登って餓鬼岳小屋へ。ちょうど布団を干していた小屋の方にあいさつをして山頂へ。山頂へ向かう道で北アルプスに来てるのを実感、ガスでちらちらしか見えなかったけど、高瀬ダムの向こうの山々や餓鬼のこぶ、東沢岳へ続く稜線の景色がとても綺麗だった。そして出発から約5時間半で餓鬼岳の山頂に到着。この山も数年前からずっと先送りしてきたのもあり、やっと登れた!っていう達成感がこみあげてくる。白沢登山口で車中泊し当日の朝に小雨を理由にやめて神戸に帰ったこともあった。山頂でおにぎり2個を食べて休憩、ガスが切れてすっきりと見えることはなかったのは残念だけど、雨降らないだけましだよな。最後に青空と餓鬼岳の山頂標を一枚撮って下山します。下山も足悪腰悪なので慎重に。ロング行程ピストンあるあるだけどやっぱり大凪山から最終水場までの急坂の下りがとても長く感じた。沢に出て頭から水をかぶりさっぱり!最終水場から残り5か所の水場を確認しながら、ゆっくりと下った。魚止めの滝から登山口まで1時間になっていたけど、とてもじゃないけど1時間では歩けなかった。でも気にしていた熱中症対策、水分はスポーツドリンク4Lとお茶0.5Lすべてをピッタリ消費(最後はがぶ飲みしたけど)、歩くペースに気を使ったおかげで足の痙攣もなく、無事明るいうちに下山することができた。ほんと歩きごたえたっぷりの行程で充実の山行であった。これで日本二百名山もあと3座、明日元気だったら佐武流山にいこうかと思ったけど、また秋でいいや!って、迫りくる台風7号を理由にまた先送りしてしまうのであった。次のロングはテント2泊で南アルプスの予定だけど、行けるといいな〜。
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