奥多摩駅から東日原行きのバスに揺られ、川乗橋バス停で降車。
実に乗客の半数近くがこの場所で下車したように思う。残りの乗客は鷹ノ巣山目当てだろうか。バスを見送り、道標の前で身支度を整える。
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2/1 7:48
奥多摩駅から東日原行きのバスに揺られ、川乗橋バス停で降車。
実に乗客の半数近くがこの場所で下車したように思う。残りの乗客は鷹ノ巣山目当てだろうか。バスを見送り、道標の前で身支度を整える。
周囲の山々の、特に北側斜面にはだいぶ雪が付いているようだ。
本日の目的は百尋ノ滝に寄り道したうえで蕎麦粒山に登ること。とりあえずは長い林道(川乗線)歩きとなる。
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2/1 7:48
周囲の山々の、特に北側斜面にはだいぶ雪が付いているようだ。
本日の目的は百尋ノ滝に寄り道したうえで蕎麦粒山に登ること。とりあえずは長い林道(川乗線)歩きとなる。
本日は友人を連れていることもあり、普段よりゆっくりしたペースで細倉橋に到着。
本来はこの場所が登山口となるが、現在は落橋により通行止めとなっているので、ここは素通り。
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2/1 8:31
本日は友人を連れていることもあり、普段よりゆっくりしたペースで細倉橋に到着。
本来はこの場所が登山口となるが、現在は落橋により通行止めとなっているので、ここは素通り。
林道は除雪されているものの、溶けた雪が凍ってアイスバーン状態になっており、滑るので多少神経を使う。
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2/1 8:31
林道は除雪されているものの、溶けた雪が凍ってアイスバーン状態になっており、滑るので多少神経を使う。
登山口からさらに30分ほど歩くと、林道の右手に写真の道標が現れ、百尋ノ滝へはここから尾根を下って行けという指示が書かれている。
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2/1 9:06
登山口からさらに30分ほど歩くと、林道の右手に写真の道標が現れ、百尋ノ滝へはここから尾根を下って行けという指示が書かれている。
尾根を下りきると、ほどなく本来の登山道に合流する。
無論、細倉橋方面は通行禁止である。
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2/1 9:20
尾根を下りきると、ほどなく本来の登山道に合流する。
無論、細倉橋方面は通行禁止である。
ここの橋は修復されていた。以前のものより頑丈になった印象。
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2/1 9:24
ここの橋は修復されていた。以前のものより頑丈になった印象。
水が滞留するような場所は、すっかり凍りついていた。
夏には水遊びも出来る場所だが、冬は別世界の様相だ。
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2/1 9:32
水が滞留するような場所は、すっかり凍りついていた。
夏には水遊びも出来る場所だが、冬は別世界の様相だ。
百尋ノ滝に到着。凍り具合は今一つという感じだったが、なかなかに壮観な光景であった。
ちなみに「尋」は長さの単位で、1尋=約1.8メートルである。百尋は約180メートルということになるが、実際の落差は30メートルほどであるようだ。
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2/1 9:37
百尋ノ滝に到着。凍り具合は今一つという感じだったが、なかなかに壮観な光景であった。
ちなみに「尋」は長さの単位で、1尋=約1.8メートルである。百尋は約180メートルということになるが、実際の落差は30メートルほどであるようだ。
滝壺付近は分厚い氷が張っており、氷の上を慎重に歩けばもう少し近付けそうな雰囲気だったが、割れたらシャレにならないのでやめておいた。
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2/1 9:37
滝壺付近は分厚い氷が張っており、氷の上を慎重に歩けばもう少し近付けそうな雰囲気だったが、割れたらシャレにならないのでやめておいた。
往路を戻り、林道をさらに先へ進む。
途中の路肩から先ほどまで我々がいた場所を見下ろすことが出来た。こうして見ると結構な高さがある。
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2/1 10:05
往路を戻り、林道をさらに先へ進む。
途中の路肩から先ほどまで我々がいた場所を見下ろすことが出来た。こうして見ると結構な高さがある。
周囲の山々。川苔山や本仁田山の稜線が写っている、と思う。
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2/1 10:05
周囲の山々。川苔山や本仁田山の稜線が写っている、と思う。
林道を詰めていくと治山工事用のヘリポートがあった。
除雪車はここより少し先の林道日向沢線接続ポイントあたりで引き返した形跡があったので、治山工事のための除雪作業だったのかも知れない。
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2/1 10:41
林道を詰めていくと治山工事用のヘリポートがあった。
除雪車はここより少し先の林道日向沢線接続ポイントあたりで引き返した形跡があったので、治山工事のための除雪作業だったのかも知れない。
離岩尾根登山口には道標などは設置されていない。
斜面に付けられた階段を登っていくと間もなく尾根に上がり、急勾配の上り坂で高度を稼いでいく。
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2/1 10:56
離岩尾根登山口には道標などは設置されていない。
斜面に付けられた階段を登っていくと間もなく尾根に上がり、急勾配の上り坂で高度を稼いでいく。
尾根道には雪が付いているが、積雪はさほど深くない。
他の登山者のトレースも残っており、問題なく歩を進めることができた。
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2/1 11:09
尾根道には雪が付いているが、積雪はさほど深くない。
他の登山者のトレースも残っており、問題なく歩を進めることができた。
踊平方面への道標がある(らしい)尾根には上がらず、進行方向左手の山腹をトラバースする道に入る。
途端にトレースは消え、積雪は深いところで30cmほどに。道形も雪に隠されて不明瞭なので、慎重に進む。
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2/1 11:31
踊平方面への道標がある(らしい)尾根には上がらず、進行方向左手の山腹をトラバースする道に入る。
途端にトレースは消え、積雪は深いところで30cmほどに。道形も雪に隠されて不明瞭なので、慎重に進む。
尾根道とトラバース道の合流地点に、古めかしい道標があった。
ちなみに「桂谷林道」は林道川乗線の別称(旧称?)であるらしい。
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2/1 11:34
尾根道とトラバース道の合流地点に、古めかしい道標があった。
ちなみに「桂谷林道」は林道川乗線の別称(旧称?)であるらしい。
木々の合間から富士の姿が。拡大写真なのでちょっとぼやけているがご容赦を。
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2/1 11:37
木々の合間から富士の姿が。拡大写真なのでちょっとぼやけているがご容赦を。
道は蕎麦粒山のピークを目指して徐々に高度を上げていく。
斜面と一体化した道上の積雪は深く、徐々にペースが落ちるが、まあ、これはこれで楽しい。
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2/1 12:00
道は蕎麦粒山のピークを目指して徐々に高度を上げていく。
斜面と一体化した道上の積雪は深く、徐々にペースが落ちるが、まあ、これはこれで楽しい。
蕎麦粒山に到着。1,472.9メートルピークで、三等三角点(点名:仙還)が埋設されている。
なお、山名の由来としては、山頂の形が蕎麦の実の形に似ているからという、至極単純なものらしい。三角点名の「仙還」がちょっと気になるところだが…
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2/1 12:12
蕎麦粒山に到着。1,472.9メートルピークで、三等三角点(点名:仙還)が埋設されている。
なお、山名の由来としては、山頂の形が蕎麦の実の形に似ているからという、至極単純なものらしい。三角点名の「仙還」がちょっと気になるところだが…
山頂からは東側の展望が開けており、桂谷ノ峰や日向沢ノ峰、有馬峠方面に延びる尾根筋や棒ノ嶺へと続く山々を見渡すことができた。
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2/1 12:13
山頂からは東側の展望が開けており、桂谷ノ峰や日向沢ノ峰、有馬峠方面に延びる尾根筋や棒ノ嶺へと続く山々を見渡すことができた。
下りはヨコスズ尾根を使って東日原バス停へ向かうことにしていたので、仙元峠方面へ。
稜線上は風が非常に強く、肌が露出している部分は痛くなるほどだったので、1,444メートルピークは巻いてしまった。
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2/1 12:37
下りはヨコスズ尾根を使って東日原バス停へ向かうことにしていたので、仙元峠方面へ。
稜線上は風が非常に強く、肌が露出している部分は痛くなるほどだったので、1,444メートルピークは巻いてしまった。
この日はもともと風が強かったが、午後になってさらに強まったようだった。山を這い上がってくる風は、ゴウゴウと地鳴りのような音を響かせていた。
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2/1 12:42
この日はもともと風が強かったが、午後になってさらに強まったようだった。山を這い上がってくる風は、ゴウゴウと地鳴りのような音を響かせていた。
棒杭尾根との分岐に至ると、わずかに一人分だけついていたトレースが棒杭尾根方面に消え、ノートレースとなった。
登山道は吹き溜まりに覆い尽くされ歩きにくく、尾根に上がれば強風にさらされるという悪循環。
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2/1 13:14
棒杭尾根との分岐に至ると、わずかに一人分だけついていたトレースが棒杭尾根方面に消え、ノートレースとなった。
登山道は吹き溜まりに覆い尽くされ歩きにくく、尾根に上がれば強風にさらされるという悪循環。
一杯水に到着。
「水量が少なく、茶碗一杯の水を溜めるのがやっと」というのがこの水場の由来らしいが、この日は一滴の水も出ていなかった。
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2/1 13:47
一杯水に到着。
「水量が少なく、茶碗一杯の水を溜めるのがやっと」というのがこの水場の由来らしいが、この日は一滴の水も出ていなかった。
一杯水避難小屋に到着。
避難小屋利用者のものか、たくさんのトレースが残されていた。ここからはヨコスズ尾根を下る。
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2/1 13:52
一杯水避難小屋に到着。
避難小屋利用者のものか、たくさんのトレースが残されていた。ここからはヨコスズ尾根を下る。
尾根上から鳥屋戸尾根方面を見る。ひたすらに風が強く、写真を撮るのも一苦労である。
ところで、帰宅後に知ったのだがヨコスズ尾根には横篶山(よこすずやま)というピークが存在するらしい。次に来るときは是非踏んでおきたい。
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2/1 14:20
尾根上から鳥屋戸尾根方面を見る。ひたすらに風が強く、写真を撮るのも一苦労である。
ところで、帰宅後に知ったのだがヨコスズ尾根には横篶山(よこすずやま)というピークが存在するらしい。次に来るときは是非踏んでおきたい。
寒いのでほとんど立ち止まらずに黙々と尾根道を下っていく。
左右を杉の林に囲まれる頃には、ほとんど風は感じなくなった。
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2/1 15:15
寒いのでほとんど立ち止まらずに黙々と尾根道を下っていく。
左右を杉の林に囲まれる頃には、ほとんど風は感じなくなった。
バス停の写真を撮り忘れてしまったが、東日原バス停の観光者用トイレは相変わらず綺麗で、有難い限りである。
我々登山者はなるべく汚さないように気を付けて利用しなければと思う。
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2/1 15:41
バス停の写真を撮り忘れてしまったが、東日原バス停の観光者用トイレは相変わらず綺麗で、有難い限りである。
我々登山者はなるべく汚さないように気を付けて利用しなければと思う。
本当は近場の温泉施設にでも寄って冷え切った身体を温めたいところだったが、タイミングよくホリデー快速おくたま1号に乗れそうだったので、そのまま帰途についた。
なんと立川までわずか1時間!ぜひとも平日にも走らせてほしいものだ。(無理だろうな…)
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2/1 16:43
本当は近場の温泉施設にでも寄って冷え切った身体を温めたいところだったが、タイミングよくホリデー快速おくたま1号に乗れそうだったので、そのまま帰途についた。
なんと立川までわずか1時間!ぜひとも平日にも走らせてほしいものだ。(無理だろうな…)
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