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Yamareco

記録ID: 5854317
全員に公開
ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜

針ノ木岳(扇沢〜種池テント泊〜サーキット反時計回り)

2023年08月19日(土) ~ 2023年08月20日(日)
情報量の目安: A
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
32:20
距離
30.4km
登り
2,816m
下り
2,810m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:13
休憩
1:07
合計
6:20
距離 12.1km 登り 1,630m 下り 577m
5:40
9
スタート地点
5:49
5:50
54
6:53
6:54
43
7:37
36
8:13
30
8:43
9:23
39
10:02
10:07
13
10:20
10:34
15
10:49
10:54
16
11:10
11:11
11
11:22
38
12:00
2日目
山行
8:20
休憩
1:48
合計
10:08
距離 18.3km 登り 1,187m 下り 2,226m
3:52
64
4:56
5:21
6
5:27
23
5:50
5:57
37
6:34
6:38
48
7:26
7:31
88
8:59
9:18
4
9:22
9:23
38
10:01
10:10
38
10:48
11:26
101
13:07
53
14:00
0
14:00
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
扇沢第一駐車場。21時半着で2割程度。
扇沢の駐車場。
駐車場から徒歩10分弱。
駐車場から徒歩10分弱。
歩きやすい道が続く。
歩きやすい道が続く。
柏原新道からの針木岳。
柏原新道からの針木岳。
明日歩く気持ちよさそうな稜線が見える。(そんなに優しいもんじゃないと翌日思い知らされる)
明日歩く気持ちよさそうな稜線が見える。(そんなに優しいもんじゃないと翌日思い知らされる)
ケルン。
天気が良いが、登山道はほぼずっと日陰。
天気が良いが、登山道はほぼずっと日陰。
ここから扇沢駅がよく見えた。
ここから扇沢駅がよく見えた。
今日のお宿が見えた..!遠っ!
今日のお宿が見えた..!遠っ!
風情のある石畳。
風情のある石畳。
黄色い花。(山の黄色い花覚えられない問題)
黄色い花。(山の黄色い花覚えられない問題)
水平最高。(すぐ終わる)
水平最高。(すぐ終わる)
名所っぽい場所をいくつも超えて..
名所っぽい場所をいくつも超えて..
山荘とうちゃこ。
山荘とうちゃこ。
風情があって可愛い。
風情があって可愛い。
テント場一番乗り。
テント場一番乗り。
我が家完成。横に大きくて区画をはみ出てます。すみませんすみません。
我が家完成。横に大きくて区画をはみ出てます。すみませんすみません。
綿毛のチングルマが群生。
綿毛のチングルマが群生。
爺ヶ岳へ続く稜線から見えた鹿島槍。
爺ヶ岳へ続く稜線から見えた鹿島槍。
ガスが渡る稜線。
ガスが渡る稜線。
お爺様。
恒例のタイマー自撮り。
恒例のタイマー自撮り。
大きな沢は、棒小屋沢というらしい。
大きな沢は、棒小屋沢というらしい。
お爺様手持ち看板あります。
お爺様手持ち看板あります。
撮ってもらいました。アリガト。
撮ってもらいました。アリガト。
昼前には雲に隠れてしまいました。
昼前には雲に隠れてしまいました。
雷鳥のこどもさん。
雷鳥のこどもさん。
かわいい。
小屋の周りそこらじゅうに咲いている。
小屋の周りそこらじゅうに咲いている。
昼カレー。
夜ラーメン。
四方八方から雷鳴が轟きますが、不思議と種池には雨がほとんど降りませんでした。ラッキーとしか。
四方八方から雷鳴が轟きますが、不思議と種池には雨がほとんど降りませんでした。ラッキーとしか。
日没後間もなく、ガスが晴れました。小屋の人も驚いてた。
日没後間もなく、ガスが晴れました。小屋の人も驚いてた。
三角の共演。
テントに戻ろう。
テントに戻ろう。
3時に起きると、満天。
3時に起きると、満天。
人様のテント。
最初のピークでモルゲン待ち。
最初のピークでモルゲン待ち。
モルってきた!
モルった立山。
サーキットもいい色。
サーキットもいい色。
早朝はガスがなくて最高。
早朝はガスがなくて最高。
陰影がカッコイイ。
陰影がカッコイイ。
そして明らかになる、サーキットの険しさ..。
そして明らかになる、サーキットの険しさ..。
よく見ると、あれは槍の穂先では..?
よく見ると、あれは槍の穂先では..?
同じような写真すみません。
同じような写真すみません。
サーキットの向こうにさらに脈々と。
サーキットの向こうにさらに脈々と。
ここの手前の登りとかツラかった。
ここの手前の登りとかツラかった。
ここまで来れてよかったっす。
ここまで来れてよかったっす。
「もう二度と来ないぞ!」
「もう二度と来ないぞ!」
美しい黒部湖。人工湖だ。
美しい黒部湖。人工湖だ。
ガスが切れるのを待つ登山者さん。
ガスが切れるのを待つ登山者さん。
はい、ガス。
ここにも雷鳥。
さー、降りよう。
さー、降りよう。
エネルギー補給!
エネルギー補給!
おせわになりました!
おせわになりました!
軽くしたつもりでまだまだ重いテント泊装備。見直し必至。
軽くしたつもりでまだまだ重いテント泊装備。見直し必至。
さーあと3時間..!
さーあと3時間..!
ガレガレジャリジャリトキドキイワイワ。結構怖い。
ガレガレジャリジャリトキドキイワイワ。結構怖い。
雪渓の名残。
大沢小屋前のレリーフ。
大沢小屋前のレリーフ。
電気バスに追い抜かれた。乗せて..。
電気バスに追い抜かれた。乗せて..。
お疲れ様でした..!!
お疲れ様でした..!!

感想

最初に選んだのは爺ヶ岳。そこから針ノ木サーキットなるものを知り、種池を拠点にいっぺんに行ってみようと画策。扇沢の駐車場で車中泊し、一日目は柏原新道を登り詰めます。尾根の西側に拓いた登山道は、午前中はほぼ日陰。整備も完璧で、テント泊装備で重い荷物のハイカーにやさしい。唯一、崩れた沢をトラバースする箇所だけは要注意。種池山荘のテント場にテントを張って、爺ヶ岳へ。ガスの切れ目から立山や劔をチラ見しつつ、南峰、中峰、北峰(ここだけ植生回復で頂上には入れない)を踏む。スッキリとガスが抜けそうもないので、のんびり山荘へ戻ろうとすると、雷鳥の親子が登山道を散歩しているところに遭遇。じっとカメラを構えてたら、なんと私の足元を優雅に通り過ぎていった。そんなに安パイな人間に見えますかね、私..。
翌朝は3時起き。3時半には出発する予定が、あまりの星空にカメラを向けてしまい、4時前になってしまった。日の出までの1時間はナイトハイク。クマの気配にビビリまくりながら進む。サーキット反時計回りの最初のピーク岩小屋沢岳まではハイマツと熊笹が登山道を覆っていて、朝露でパンツが腰から下全部びしょ濡れに。風がなくて寒くはなかったけど、朝のうちは長ズボン、できればレインパンツ推奨です。日の出とともに立山や劔のモルゲンロートをゲットして、さてとサーキットを振り向けば、そこは険しい連続アップダウンの稜線。今日のゴール針ノ木までの遥かな道のりに気圧され、疲労と寝不足を感じつつ、岩場とガレ場の連続をひた進む。黒部の絶景と高山植物に励まされ、幾度となく休憩し、大量の発汗と水分補給を繰り返して、なんとか針ノ木岳の頂上を踏めた時は、ちょっと泣くかと思いました。峠の小屋でお昼をいただき、下山道へ。雪渓が消えた谷は、ガレ場、砂利場、時々岩場の、気の抜けない道。疲労困憊で扇沢に辿り着いた時は、心底ホッとしました。
絶景続きの稜線歩きが楽しめる贅沢コースでしたが、ちょっと中級者向きかもしれません。扇沢〜爺ヶ岳は、のんびり歩けば初心者でも楽しめます。が、サーキットは体力と技術、経験を積んで、ある程度覚悟して臨んだほうが良さそうです。新越か針ノ木の小屋に宿泊できると、だいぶ安心です。

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利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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