蓮華（三百）針ノ木（二百）スバリ（百高山）赤沢（百高山）新越まで

2023年08月21日(月) [日帰り]

• GPS: 09:08
• 距離: 15.2km
• 登り: 2,249m
• 下り: 1,203m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:09
• 休憩: 1:00
• 合計: 9:09

距離 15.2km 登り 2,249m 下り 1,211m

5:38 扇沢駅
6:35 大沢小屋
8:45 8:51 針ノ木小屋
9:34 9:39 蓮華岳
10:16 10:34 針ノ木小屋
11:21 11:39 針ノ木岳
12:04 小スバリ岳
12:10 12:17 スバリ岳
13:40 赤沢岳
14:16 14:22 鳴沢岳
14:47 新越山荘
14:47 ゴール地点

天候

晴だけどガスガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

20日夕方出発し、モンベルあずみの店でトレッキングポールを買い、ツルヤ穂高店で食料調達し、トイレなどの都合で道の駅安曇野松川で車中泊（暑かった）
扇沢の市営無料駐車場に朝5時ごろ到着（トイレや水は扇沢駅まで行かないとならない）
お盆時期の過ぎた平日なので第1にも空きがあった

コース状況／危険箇所等

針ノ木雪渓はすべて夏道、整備され目印豊富だけど渡渉や高巻などややこしいから、雪渓がある方が歩きやすいのかな？知らないけど。
雪渓からの道と合流後はとても歩きやすい
蓮華岳は穏やかな道
針ノ木の登りは問題ない
その先から険しい。マークを見落とさないように浮石だらけ、ザレザレの急降下を慎重に下った。スバリへの登り、赤沢岳、鳴沢岳までの間もイワイワゴロゴロ、崩壊地の横の狭い道など。気を付けて歩くしかないから危険や恐怖は感じなかったけど、はかどらないし疲れる。
鳴沢からの下りはロープのない岩場が2か所。足場手がかりがしっかりあるので大丈夫。
新越山荘直前から平和な花畑が広がった

その他周辺情報

ワンデイでサーキット一回りできても（自信ない）蓮華に出直し、爺が岳・鹿島槍のワンデイはリスキー。だったら新越に1泊するのが効率的。こじんまりした小屋、稜線で水は貴重。運営が大変と思うけどスタッフの方々は親切で有難かった。
カフェでは、沢水で淹れたコーヒー500円、餅入りぜんざい450円など
食事の時、ごはん味噌汁お茶はお代わり自由

写真

8/21 5:40

巨大な扇沢駅有料駐車場の道向かいに針ノ木登山口

8/21 5:49

何回か車道を横切る

8/21 5:52

ゴロゴロも横切る
向かい側の山道入口にピンテ

8/21 6:32

草が時々かぶさって濡れるけど、そのうち乾くだろう

8/21 6:35

大沢小屋
ずっと休業なのかな

8/21 6:56

樹林帯を抜けて、針ノ木雪渓を高巻く道になる
ロープで岩を登ったり

8/21 7:06

どこを通るかややこしいけど、ピンテが豊富だし、ふみ跡もはっきりしてるので大丈夫
上に見えるのが目指す稜線かな？

8/21 7:07

この仮設橋は手すりもあり渡りやすい

8/21 7:29

ここの渡渉は水流が激しく。ピンテ沿いはムリ
右のハシゴ、たった2歩だけど上を歩くのは滑りそうで這いつくばって渡った

8/21 7:31

このロープは立ち入り禁止との境目かと思ったら

8/21 7:32

捕まってよじ登るモノだった

8/21 7:48

レコによく出てくる雪渓の名残
また痩せた

8/21 8:10

誰も飲みたがらない水場

8/21 8:21

あとであそこを歩くのかな

8/21 8:40

稜線が近づくと、ジグザグに整備されたとても歩きやすい道になった

8/21 8:46

針ノ木小屋に到着
右側に針ノ木岳への道があるのに覚えておかなかった

8/21 9:00

蓮華、を撮ったんだよね？

8/21 9:01

峠の反対側を見おろした図、だったと思う
レコを見かけないけど、黒部湖・平ノ渡への標識があった。通れるのかな。

8/21 9:08

蓮華へ向かう、緩やかな登り

8/21 9:17

コマクサがまだ残っている！

8/21 9:24

ミヤマリンドウ？
リンドウの種類はいろいろでわからない

8/21 9:32

でもこれはわかる、トウヤクリンドウ

8/21 9:33

コマクサ、けっこういっぱいあった

8/21 9:33

8/21 9:33

いくつかニセモノを過ぎ、蓮華岳に到着

8/21 9:35

二等三角点　蓮華岳
標高＝2798.61 m

8/21 9:39

三百名山、百高山、信州百、甲信越百など　蓮華岳獲った

8/21 9:53

戻ります

8/21 10:28

小屋の左側に玄関やベンチが見えたのでそちら側を通って行った
そのまま先へ進んだら、正規の登山道との間が変な道になった

8/21 10:44

針ノ木岳まではきれいに整備されている

8/21 11:01

目印も豊富

8/21 11:22

二百名山、百高山、信州百、甲信越百など　針ノ木岳獲った
山頂ウロウロしたけど、三角点を見落とした。1等じゃないからまあいいや
三等三角点　野口
標高＝2820.6 m

8/21 11:28

こっちに下る路がある

8/21 11:48

黒部湖が見えた

8/21 11:49

マークを見落として道を外れると危険
慎重に

8/21 11:55

直進は×
左に赤ペンキがあった。登りも慎重に

8/21 12:11

百高山　スバリ岳（ズバリじゃないよ）獲った

8/21 12:29

その先もずっと、険しく細い道が続く
片側にハイマツがあるから安心感大

8/21 12:34

見た目より歩きやすく道ができているから大丈夫

8/21 12:57

奥のとんでもないトンガリはコースじゃないし

8/21 13:09

やっと赤沢岳の山頂が見えた
スバリの山頂票に、赤沢まで1.5�劼箸△辰燭韻病腑Ε�
2.5�劼�

8/21 13:37

百高山　赤沢岳獲った

8/21 13:38

山頂から黒部湖

8/21 13:51

デカい四角い岩があったけど、特に意味はない
稜線そのものはとても険しいけど、巻きながら進んでいく

8/21 13:53

ここら辺の下を、扇沢〜黒部湖のバスのトンネルが通っている
ガスが少し取れて？近づいたから？立山が見えて
奥に霞んでいるのは劔の一部？

8/21 14:15

これを登れば、今日のラスボス鳴沢岳

8/21 14:17

鳴沢岳　「日本の山岳標高1003山」って、よほど長生きしても足りないし「日本2500m峰」は狙ったら長生きできなくなりそうだからやめとく

8/21 14:20

あとはユルユル下ってと思い込んでいたら、おい！

8/21 14:25

こんなトコが
これにロープがあると「無くても大丈夫」とエラそうにいうけど、無いと下るの必死だった

8/21 14:30

また出た
この2か所とも岩場の下は平で、両側に立ち木もあって高度感がないし、手掛かり足場があるので問題ない
って誰も問題にしてないから、みんな全然へっちゃらなのかな？

8/21 14:33

崩落地の縁を通る
こういうところはたくさんあった

8/21 14:41

お花畑
スリルよりこういうところの方が好きだな

8/21 14:42

ハクサンフウロ
ほか、名前を調べるのが面倒だから削除したのがいろいろ

8/21 14:47

新越山荘に到着
この先は平和そうだな

8/21 14:48

今日歩いて来た稜線

8/21 14:48

下界が見えた
夜景も見えるかな？下界からここが見えるのかな？

8/21 14:48

こじんまりした小屋
でも平年だと定員80名、そんなに入れるのかな
今年は35名
今日はお盆時期を過ぎた平日なので空いていて、3人部屋を一人で占領

8/21 15:12

スイーツ大好きだしメニューの中でコスパも良いので餅入りぜんざい
水が貴重で、宿泊者には1リットルだけ無料で支給、歯磨きもそれで
だからお茶が嬉しい

8/21 16:52

夕食
ごはん、みそ汁、お茶はお代わり自由。疲れたせいか完食できなかった。お茶だけ何杯もお代わり

8/21 18:49

ずっとガスガスだったけど夕暮れ時に晴れた
アーベンロートの劔が見れた！感動！

撮影機器：

FinePix XP70 XP71 XP75 FUJIFILM

SH-M15 SHARP

感想

旅がらす

＊3年前は針ノ木・蓮華のワンデイを考えていた。が、コロナで山小屋閉鎖、登山禁止。その後、百高山も意識するようになったのと、大昔登ったつもりの山を獲りなおすことにして、あれこれ作戦を練り直し、新越山荘泊（翌日に続く）となった。下界と違い不自由な環境、費用、荷物、天候や体調の変化などでなるべくワンデイにしたい。山の上で一晩過ごすのを嫌がるなんて、山が好きじゃないのかな？
＊稜線で夕暮れと夜明けを迎えられるだけでも小屋泊の価値大ありだった。
＊針ノ木から先のコースはレコをいろいろ見て険しそうでビビッていたけど、大丈夫ではあった。でもサクサク歩くことはできない。ワンデイの人に抜かれたあと、ルートが分かるようにしばらくついて行こうとしたけどあっという間に見失った。モタモタ、1歩1歩進むしかなく、ものすごく時間がかかった。いつも関東の低山で易しい土の道がほとんどだから、山らしい道に慣れていない。それに子どもの頃からバランスが（柔軟も敏捷も瞬発も、要するに持久力以外すべて）全然ダメな運痴で、歳とってますますヨロヨロして転びそう。だから前夜慌てて転ばぬ先の杖を買った。でも使いこなせず、そこらにつかまる方が歩きやすくて出番がなかった。
＊キツかったしガスガスで展望もなかったけど、懸案が片付いたし充実感たっぷり。明日もガンバロー。