実川 前川本流 ビンカガクチ沢 〜 飯豊山
- GPS
- 21:28
- 距離
- 37.0km
- 登り
- 4,422m
- 下り
- 4,434m
コースタイム
- 山行
- 12:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 12:00
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
8月22日(晴れ)
弥平四郎からいきなりの急登で汗だく。上ノ越につく頃には水が無くなった。松ノ木穴沢は沢型がすぐに出るが、なかなか水があらわれなくて喉がカラカラ。水が出たらガブ飲みして下降を続ける。前川本流は大きく明るい渓で、泳ぎを交えて遡行していく。暑いので泳ぐととても気持ちがいい。残置ハーケンがある淵は難なく登れた。魚止滝は簡単に巻けそうだったので左岸より巻く。大きな淵を持った1m滝はショルダーであがった。御西沢を過ぎると水量は減る。虹吹ノ滝を巻き終わると、美しいゴルジュと滝が続き、歩いては冷却しながら進んでいく。冷却しないと倒れる。御鏡沢を過ぎたあとの大きな滝は「右から行けそうだね」と、二人共荷物を背負ったまま取り付くも、結構渋いということでクライムダウンして無難にロープを出す。空荷でケーシが登って荷揚げ。落ち口が悪かった。ケーシはここで攣りそうになっていた。次の滝を登ると吹上ノ滝。ケーシが大声で後ろから呼んでいて、何かと思ったらお腹が攣って動けなくなっていた。塩分と水分を取る。吹上ノ滝は登れそうだったが左岸から簡単に巻く。ケーシは暑さと筋肉痙攣で大変そうだった…。河原で泊。
8月23日(曇り)
眠すぎて、6時起き。すぐに上追流沢を過ぎる。登れる滝が多く楽しい。朝から暑く、今日も冷却しながら進んでいく。何回か高巻いたが全て懸垂無しで沢へ復帰できた。豊実沢手前の屈曲部に出てくる滝は中澤が空荷でトイ状を登って荷揚げ。豊実沢を過ぎて出てくる2段20mの滝を超えれば沢は落ち着き、ひたすら高度をあげる。曇っていてよかった。ときどき太陽が顔を出すと異常な暑さとなる。ツメは素晴らしい草原で、藪こぎなしで登山道へ。アカモノやブルーベリーをひたすら食べながら、身体に飯豊を取り込む。初めての飯豊本山を踏んでから下山。「稜線で晴れていたら、夜まで待機してからナイトハイクで下山しよう」なんて話していたが、曇っていてよかった。それでも暑かった。
飯豊最初の本流遡行となった前川は爽快で明るく、美しかった。次はスキーだろうか。
詳細記録: https://sawagurui.com/maekawahonryu
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