櫛形山で、南アルプスの絶景と花を愛でる

2023年08月25日(金) [日帰り]

• GPS: 05:40
• 距離: 10.2km
• 登り: 666m
• 下り: 663m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:04
• 休憩: 1:32
• 合計: 5:36

7:51 池ノ茶屋登山口
8:14 8:20 南アルプス展望台
8:37 8:38 櫛形山
8:54 9:06 櫛形山
9:44 10:18 裸山
10:36 10:38 アヤメ平
10:41 10:43 アヤメ平避難小屋
11:24 11:25 裸山のコル
11:44 11:52 もみじ沢
12:18 12:19 休憩所
12:40 13:05 北岳展望デッキ
13:26 13:26 池ノ茶屋登山口
13:27 ゴール地点

暑くなりそうな日でしたが、樹林帯の中を歩いているときは気になりませんでした。斜度も緩やかなところや平坦路が多く、歩きやすい登山道です。帰りの西回りのルートは、途中で登りもあって思っていたよりも長く感じました。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

池の茶屋登山口の駐車場に到着したのは7時30分くらいでしたが、平日だったので2台目でした。下山時には6台くらいになっていました。途中の道は狭いところもあり、すれ違いが難しいので気を遣います。また、ナビを使っていたのに2度ほど分岐の道を間違えてUターンしました。

コース状況／危険箇所等

特に危険なところはありませんが、木の階段はぬれているとすべります。

その他周辺情報

下山後は、富士川町のかじかの湯で汗を流しました。町外の人は大人７３０円でしたが、JAF割引で６３０円になりました。露天やジャグジー、ジェット風呂などもあり、疲れがとれます。

写真

8/25 7:45

いろいろなところにルートの説明イラストがありました。

8/25 7:45

トイレもあります。

8/25 7:48

ここのゲートを開けてスタート

8/25 7:51

シシウド

8/25 7:51

バイケイソウは枯れているものがほとんどでした。

8/25 7:52

サルオガセが、いたるところにかかっています。霧が多いんでしょうね。

8/25 7:59

ルート表示がたくさんあるので、安心して歩けます。

8/25 7:59

雲をかぶっていない富士山が、ド〜ンと現れる。

8/25 8:00

逆光気味ですが、やはり富士山が見えると気分が上がります。

8/25 8:00

針葉樹林の枝にはサルオガセがいっぱい！

8/25 8:02

食害防止のゲートが何度もあります。

8/25 8:04

マルバダケブキ

8/25 8:04

ひっそりとカワラナデシコ

8/25 8:04

ホタルブクロ

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アキノキリンソウもたくさん咲いてます。

8/25 8:05

こちらの方が花びらがよく分かる。

8/25 8:06

ヨツバヒヨドリかフジバカマだと思うのですが…？

8/25 8:09

ソバナとオンタデ

8/25 8:10

悪沢岳と左奥に赤石岳みたいです。この後の南アルプス展望台の写真で確認しました。

8/25 8:13

マツムシソウが出てきました。

8/25 8:14

山座同定にありがたい写真

8/25 8:14

南アルプスの南の方の百名山を、こんなにしっかり確認できたのは初めてです。どれも手強い山なので、なかなか登れそうもありませんが…いつかは行ってみたいです。

8/25 8:16

塩見岳もちょこっと見えてるんですね。

8/25 8:17

真ん中の笹山の右奥に塩見岳で、左奥が名前だけ聞いたことがある蝙蝠岳

8/25 8:17

そして、こちらがお待ちかねの北岳方面

8/25 8:17

あこがれの北岳から間ノ岳、農鳥岳の縦走路！

8/25 8:18

さらに右側に見えるは甲斐駒か？

8/25 8:18

位置的には甲斐駒か鳳凰山だと思うのですが…

8/25 8:19

この展望台にもゲートがあります。

8/25 8:20

絶景を堪能したので、櫛形山山頂を目指しましょう。

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さすが原生林、所々に大きな木があります。

8/25 8:24

富士山方面に、だいぶ雲が上がってきました。

8/25 8:26

太陽が当たる登山道は暑い！

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この木もすごい立派です。

8/25 8:29

それにしてもサルオガセがすごい！

8/25 8:33

樹林帯に入ると涼しくなります。コケの感じもgoodです。

8/25 8:36

最初の表示のところに三角点有り

8/25 8:37

こんな説明が…

8/25 8:37

景色のよいところにはベンチが設置してあります。ありがたいです。

8/25 8:42

このオレンジ色は粘菌かと思ったら、ニカワホウキタケというキノコみたいです。

8/25 8:46

富士山が隠れそう…

8/25 8:52

櫛形山山頂到着！

8/25 8:55

2,052mあるけど、1時間ほどで登れるからお手軽です。

8/25 8:56

山梨百名山は20座目

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かわいいキノコ

8/25 9:10

櫛形山の山頂は眺望が良くないので、裸山を目指します。

8/25 9:15

今回は黄色い花が一番多かったと思います。

8/25 9:16

アキノキリンソウのアップ

8/25 9:17

裸山まで25分

8/25 9:18

地面の緑の絨毯はコケです。

8/25 9:19

コケに挟まれた登山道

8/25 9:19

スギゴケでしょうか、朝露が光ってきれいです。

8/25 9:29

あと15分

8/25 9:34

少しガスってきました。この様子だと北岳は見えないかも……。

8/25 9:36

歩いていると、原生林という感じがよく分かります。

8/25 9:36

あと7分

8/25 9:44

裸山山頂手前にお花畑

8/25 9:44

アザミみたいなタムラソウとマツムシソウがきれいでした。

8/25 9:45

蝶々も飛び交っています。

8/25 9:46

この蝶は見つかりませんでした。

8/25 9:46

もうひと頑張りで裸山の山頂

8/25 9:48

シモツケソウは終わってました。

8/25 9:51

裸山2,003m 到着！

8/25 9:51

北岳は残念ながら雲の中

8/25 9:51

三角点タッチ

8/25 10:11

少し待ってみたけど全然晴れそうもないので、写真を撮ってアヤメ平へ向かいます。

8/25 10:12

あれが櫛形山かな？

8/25 10:18

ここを左へ曲がってアヤメ平へ向かいますが…

8/25 10:19

その前に、少しお花畑を楽しみます。

8/25 10:20

立派に育ったサルオガセ

8/25 10:29

アヤメ平まで5分

8/25 10:30

熊さんの爪痕

8/25 10:35

ゲートをくぐります。

8/25 10:37

この木も太かった

8/25 10:38

ソバナ

8/25 10:39

ノコンギクか？それともヨメナ？

8/25 10:39

タムラソウは葉を見ると、アザミと見分けが付きます。

8/25 10:40

さらに先へ進むと丸山方面へ行けるようですが、私たちはここで引き返します。

8/25 10:40

いろいろなルートがあるんですね。

8/25 10:40

トイレもあるようですが、確認してません。

8/25 10:41

8/25 10:41

アヤメの季節にも来てみたいですね。

8/25 10:41

ヤマハハコ

8/25 10:42

1,900mまで下ったんですね。

8/25 10:42

これはアザミの仲間

8/25 10:42

避難小屋がありました。

8/25 10:42

霧が出てきて幻想的な木道を進みます。

8/25 10:44

調べてみたらハンゴンソウに似てるみたいだけど？

8/25 10:44

ムラサキがきれい

8/25 10:45

全体的に見ると、やっぱり黄色が多いかな

8/25 10:45

木の階段

8/25 10:46

これはトリカブトかな、白山で見た鮮やかな紫色ではないけれど。

8/25 10:47

こちらの黄色はアキノキリンソウ

8/25 10:49

さっきのより色が鮮やか

8/25 10:49

コウモリソウかな？

8/25 10:51

ヤマハハコがいっぱい

8/25 10:52

登山口まで2時間25分、けっこうかかりますね。

8/25 10:52

帰りは西側のルートで周回します。

8/25 10:54

アヤメ平のお花畑ともさよならです。

8/25 10:54

ゲートをくぐって樹林帯へ

8/25 11:01

気持ちの良い登山道

8/25 11:07

樹林帯の中に差し込む陽光

8/25 11:24

裸山のコルに到着。ここから裸山に直登できるようです。

8/25 11:36

九十九折りでいったん下ります。

8/25 11:41

もみじ沢にはベンチがありました。秋に来たら紅葉が楽しめそうです。

8/25 11:43

8/25 11:43

見上げるともみじの葉

8/25 11:45

足下にはトリカブト

8/25 12:00

いったん下ってしまったので、やはり登りがまってました。

8/25 12:17

休憩所に登っても景色は望めそうもないので、北岳展望台へ進みます。

8/25 12:30

斜面の黄色い花はアキノキリンソウ、たぶん。

8/25 12:34

登山道の左右にはシダがビッシリ生えてます。

8/25 12:42

北岳展望デッキに到着しましたが……

8/25 12:42

景色はこの通り

8/25 13:02

午前中に見た北岳を、思い出しなから記念撮影

8/25 13:03

少し雲が上がってきましたが、全体を見るのは無理そうなので先へ進みます。

8/25 13:16

ここからは歩きやすいのですが、無理に遠回りしている気分になります。

8/25 13:16

あと10分

8/25 13:23

駐車場が見えました。

8/25 13:24

ここをぐるっと、反時計回りで回ってきました。

8/25 13:24

車が増えた

8/25 13:41

下山途中の道路から甲府盆地の街が見えました。富士山は右奥の雲の向こう側です。

撮影機器：

EOS M100 ボディ CANON

装備

個人装備

ザック ザックカバー 長袖シャツ 雨具 昼ご飯 行動食 飲料 笛 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット タオル グローブ 携帯 バッテリー サングラス ストック ナイフ カメラ 双眼鏡

感想

bamuchan

　今週はまだまだ暑い日が続く予報でしたので、それほど難しくなく標高はそこそこ高い山を選び、山梨県の櫛形山に行ってきました。行くまでは、「気軽に涼しいところを楽しめればいいや」くらいに思っていたのですが、実際に登ってみると南アルプスの百名山が間近に見られて感動しました。
　途中からガスってきてしまい、裸山以降の景色は残念でしたが、登りの途中で北岳・間ノ岳や悪沢岳なども見られ、富士山ともご対面できたので、まあ良しとしましょう。また、所々にあったお花畑も様々な色の花が咲いていたのできれいでした。本当はもっと早い時期の方が花を見るのには良いのでしょうが、今日見られた色とりどりの花々も素晴らしかったです。
　さすが、新日本百名山や新花の百名山に選ばれている山だなと、改めて櫛形山の良さを知ることができました。自宅からはちょっと遠く感じる山梨県の百名山も、これで20座目です。
　今回の山行で、夏山はできるだけ早朝から登る方が、喜びも大きくなることを思い知りました。櫛形山には、違った季節にまた登ってみたいです。