若山〜十方山〜天王山
- GPS
- 06:22
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 732m
- 下り
- 729m
コースタイム
- 山行
- 5:18
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 6:22
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■高槻駅〜金龍寺跡〜若山〜若山神社 山道区間は太閤道として親しまれています。 特に危険な箇所はありませんが、路面が滑りやすい箇所が少なくないとの印象。 雨後などは特に注意して進みたいですね。 今回は部分的に太閤道から逸れて、寄り道しています。 ■若山神社〜尺代〜十方山〜天王山〜山崎駅 尺代までは歩きやすい山道で、その後は舗装路へ。 水無瀬の滝に寄り、はっきりとした道を辿ると、十方山山頂へ至ります。 縦走路に合流し、コースタイム把握のため、小倉神社分岐へ寄っています。 縦走路を辿り、天王山山頂へ。 来た道を少し引き返し、サントリー山と呼ばれている休憩所を経て、椎尾神社へと至る谷ルートへ。 ゆったりとした谷筋ですが、最後は少し高度感のある所もあります。 下り終えると椎尾神社で、サントリーの蒸留所の間を抜け、左折して山崎駅へ。 |
写真
感想
夏の暑さのせいか、どうも疲れが溜まっているような。
軽めの山行が良さそうで、近場の山を歩く事にします。
気にかけて観察していたミヤマウズラが花期を迎えつつあるはずで、無事に開花しているかを確認しておきたい。
予定より少し遅れて、高槻駅からスタートです。
しばらく黙々と歩いて行き、30分ほどで太閤道の登山口に到着。
いつものように三好大明神に寄り、その先へ。
丁石や石段などが残っており、消失した金龍寺の参道の雰囲気は残っています。
一登りすると、金龍寺跡に到着。
辺りを少し歩いて回り、休憩。
さらに登って行くと、期待通りに少し風が吹いてくれて、心地良さを運んでくれる。
いつものように太閤道から少し逸れ、展望所に寄って行きます。
分岐から少し進むと、何やら動物がおり、良く見てみると、ウリ坊です。
驚かせてしまったようで、群れは二手に分かれ、こちらの進行方向には3匹が逃げて行きます。
母親が近くにいるのではと気にしていたものの、見かけないまま。
結局、ウリ坊を写真には収められなかったけど、朝から良い出会いになりました。
展望所からは遠くまできれいに見えており、この時期としては空気が澄んでいるよう。
その先の展望所、北摂一番見晴所でも休憩。
風が吹いていて涼しく、とても心地良い。
そこはかとなく秋の空気を感じられたように思う。
若山山頂のピークハンターさんのプレートは低い位置に移動したような?
三川合流地点が見える展望所では、ユリが咲いている。
帰宅後に調べてみると、外来種のタカサゴユリのようで、駆除の対象と目されているようでもあり、ちょっと複雑な気分になりますね。
分岐の四ツ辻を経て、その先はゴルフ場に近い辺りを辿って行きます。
写真14に記したような事がありつつ、ツブラジイの群生する辺りへ至ると下りに転じ、若山神社へ降り立ちます。
お詣りして、少し休憩。
尺代へと続く道へ進みます。
久しぶりに尺代の集落内を通過、いくらか変化はあるものの、かつての雰囲気は残っており、昔日の事が思い起こされます。
水無瀬川沿いの舗装路歩きとなるのだけど、まだ9時を過ぎたばかりのせいか、思っていたほど暑くはなく、足取りは重くない。
きちんと記しませんが、7月の山行で苦い出来事があり、地面に注意しつつ歩いていたら、小ぶりなカブトムシのオスを発見。
件の出来事と直結するのだけど、このままだと車に轢かれてしまう可能性が十分にあり、放置するという選択肢は存在しません。
以前から気になっている登り口がすぐ近くにあり、そこを少しだけ登った所に立派な木があるので、カブトムシにはそちらへ移動してもらいました。
人間の勝手な思いによるお節介かも知れないけど、良い結果へと繋がっていて欲しい。
その後も舗装路を彷徨う虫がおり、それなりの対処で移動してもらいました。
温度計の表示があり、30℃との事だけど、体感的にはもう少し低い感じ。
名神高速の高架の下の辺りでは、水無瀬川で川遊びをしている家族連れで賑わっており、平和な夏の風景という感じです。
水無瀬の滝に到着、もう少し水量が多いかと期待していたけど、程々かなという感じで、いつも通りに近い。
日射しが強まる中、十方山の登山口から入山。
特に急ぐ必要もないし、それなりに暑いし、程々のペースで登って行きます。
メマトイ系の虫がまとわり付くようになり、ストレスを感じる。
辺りの様子を窺いつつ歩き、岩場の展望所に到着。
帰宅後に涼しい中での昼食にしようかと心が傾きかけていたのだけど、ここの木陰に入ると暑さは気にならず、メマトイもいつしか消えており、ここで昼食にします。
十方山の山頂を経て、気になる事がありつつ、小倉神社分岐へ。
普段よりも短い行程ではあるけど、日々の疲れのせいか、天王山への道程が長く感じられる。
最後の急な斜面を登り終え、天王山山頂に到着です。
この前後は蚊が多く、じっとしていると餌食になってしまう。
確認したい事があり、椎尾神社へと至る谷ルートへ進むべく、来た道を引き返して行きます。
確認を済ませ、谷ルートへ。
沢は期待していたほどには水量は多くなく、滝は見応えのある状態ではない。
最後は高度感のある所もあり、気を付けて進み、椎尾神社へ。
手水舎の先、ヤブランの開花状況を気にしていたのだけど、これから開花が進むっぽい?
少し肩透かしを食らったような気分のまま歩き、山崎駅にてゴールです。
この夏は頑張って歩こうと思っていましたが、何とか7月と8月は4回ずつの山行を達成でき、胸をなでおろしているような感じ。
義務的な感覚で歩いていた部分もあるように思うけど、設定していた目標を達成できたし、まずは良しとしたい。
この日は気にかけていたミヤマウズラの開花を確認できたし、小さいながらも印象的な出来事がいくつかあり、良い山行になったと思う。
序盤では秋の兆しも感じられたようにも思われ、今後も季節の移ろいに身を寄せて歩きたいですね。
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