中世日光修験 夏峯 温泉ヶ岳
- GPS
- 06:12
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 858m
- 下り
- 495m
コースタイム
- 山行
- 5:40
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 6:12
天候 | 晴れ のち 雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
温泉ヶ岳登頂後、金精峠からバスで日光湯元温泉に移動。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
薮のバリエーションルート。蓼ノ湖からpeak2061を経由し、温泉ヶ岳。危険な岩場はない。マークはないに等しい。 標高2000までは急坂ではあるが、薮は膝程度で踏み跡はしっかりしている。 標高2000からAlt 2061 peakを超え標高2100までの間は傾斜が緩やかになるが、薮が背丈を越えるほど深く、迷う。 その後、Alt 2200までは膝程度の薮。そこから一般登山道との合流までは薮が深く、目標物がなく、迷いやすい。 |
写真
装備
個人装備 |
バリエーションなので
日帰り装備に加え
ツェルト
寝袋
ダウンジャケット
テントマット
多めの行動食など
ビバークに備えた装備を追加。
熊よけに持鈴と法螺貝も持って歩いた。 |
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感想
中世日光修験の夏峯の道を辿っています。
2022年にも温泉ヶ岳に登りましたが、刈込湖に下る道があまりにも迷いやすく、薮も酷く、本当にこの道を修験者が通っていたのだろうかと疑問を持ちました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4435970.html
また、古文書にある竜池宿(りゅうのいけのしゅく)の場所がわかっていません。一節では刈込湖の西にあるPeak2207のコルにある池と言われているのですが、水たまり程度なのでこちらにも疑問を感じています。
そこで、竜池は刈込湖か蓼ノ湖(たでのうみ)ではないかと考え、この登山の前日に温泉ヶ岳からの下山口を偵察するため、刈込湖、小峠、蓼ノ湖周辺を歩きました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5869840.html
その結果、どの尾根筋もとても薮が深く、岩場が多く、斜面が急でほとんど登れないことがわかりました。唯一残った選択肢として、本日登った登山道は歩けそうであると考え、本日の登山となりました。
偵察のお陰で登山口周辺は薮が薄く登りやすいです。
しかし、標高2000〜2100mの緩斜面が背丈を越える酷い笹薮でとても迷いやすい道でした。マークはほとんどなく、踏み跡を探しながら、方位磁石とGPSを頼りに方向を決めていく感じでした。
標高2200m付近のシャクナゲの薮は巻くことができます。
温泉ヶ岳の登山道との合流点付近は目印がなく迷いやすいです。
温泉ヶ岳山頂の噴火口周辺は笹薮が酷く、見に行くのを諦めました。
金精峠から湯元温泉まではバスで移動しました。バスに乗るまでは晴天だったのに、バスに乗ってしばらくすると大雨になり、夏の日光の天候の不安定さを感じさせられました。
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