仙丈ヶ岳(北沢峠〜仙丈ケ岳〜地蔵尾根〜市野瀬)
- GPS
- 07:04
- 距離
- 23.0km
- 登り
- 1,381m
- 下り
- 2,546m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
柏木駐車場(無料) 10台程度 |
コース状況/ 危険箇所等 |
*地蔵尾根(下り) 【地蔵尾根分岐〜地蔵岳の手前】 破線ルートとは思えない快適な登山道。 トレイルランナーなら気持ちよく走れるふかふかな膝に優しい道もあります。 高度も確か600~700mくらいぐんぐん下がったかと思います。 【地蔵岳手前〜林道最終交点】 前半の快適な登山道とは打って変わってアップダウンの繰り返しが続きます。 高度がなかなか下がらない区間で、時間の経過とともに長さを実感します。 途中、シダ、マルバダケブキに癒されますが、谷側の路盤が脆弱な細いトラバースに気を遣います。 夜間は通りたくない道です。 今年はTJAR開催の年ではないので、草払いはされてないので隠れた木の根に注意が必要です。 【林道最終交点〜柏木駐車場】 ここからは足元を気にせず会話しながら歩ける区間となりほっとしました。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
前日までの天気予報は大気の状態が不安定で午後は雷雨の可能性が大ということで、熊ノ平小屋までのテント泊縦走は断念しました。
実際、前夜は激しい雷雨もありました。
泣く泣く早めに下山できる今回のコースに変更。
当日、柏木駐車場に1台をデポし、仙流荘駐車場に移動するうちに夜が明け、すると雲ひとつない晴天に!
スマホで天気を確認すると昨夜の予報と打って変わって晴れ予報に。
あちゃー、テント泊できたかも。
バスは始発の5時30分より早く臨時便が出ました。
私たちは5時30分は過ぎたころの最後のバスのジャスト最後の1人!
ラッキーが重なり、バスに揺られているうちに気分は上がっていきました。
北沢峠を最後尾からスタートし稜線に出ると、甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山、富士山、北岳、間ノ岳などのスーパークリアな眺めに何度も立ち止まっては写真を撮り合いました。
3,000m峰の仙丈ヶ岳に手軽に来られて、こんな素晴らしい景色を眺められるなんて♪
人気の山なのも頷けます。
さて、地蔵尾根の下山ですが、一言で言うと長い!
さらに言うと中盤がきつい。
基本下りだと思っていたらさにあらず(汗)
展望のないアップダウンの繰り返しのうえ、中々高度が下がらないので嫌気がさす。
逆に言うと前半はマイナールートとは思えない快適な道。
後半も林道が出てきてからは歩きやすい道。
地蔵尾根を上りで利用しなくてよかったとつくづく思いました。
最後は後々、南アルプスと中央アルプスを結ぶこともあろうかと柏木駐車場を越えて県道でゴール。
地蔵尾根を下りで使う楽ちんプランと思っていたのは大間違い。
ルート図、累積標高、距離では想定できなかった登り応えのある山行でした。
ちなみに地蔵尾根は、樹林帯のおかげで、暑さはさほど感じず歩けたのはよかったです。
まずは、北沢峠行きの仙流荘のバス乗り場が混雑していて長蛇の列になっていたのにびっくり!
今回登ってみて、その理由が本当によくわかりました。仙丈ヶ岳はもちろんのこと甲斐駒ヶ岳など3000メートル級の高山にこんなにアクセス良く登れるなんて!登山道もよく整備されているし、縦走の拠点にもなるし、割りと手軽に大絶景を見られる等の様々な条件が揃っていると感じました。
そして、今回は前日までの天気予報を見事に裏切ってくれて、最高にいい天候となってくれました。おかげで全行程中、大絶景の連続で南アルプスの良さを充分に堪能することができました!
今度はゆっくりテント泊で大縦走もしてみたいなぁ。
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