西吾野を起点に奥武蔵の峠を周回(西吾野駅〜関八州見晴台〜刈場坂峠〜正丸峠〜伊豆ヶ岳〜子の権現〜西吾野駅)
- GPS
- 09:52
- 距離
- 30.1km
- 登り
- 2,167m
- 下り
- 2,176m
コースタイム
- 山行
- 7:45
- 休憩
- 2:02
- 合計
- 9:47
天候 | 終日晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
池袋発05:39発飯能行で飯能へ。飯能には06:32着、飯能駅で向かいに止まっている西武秩父行き06:34発の電車に乗り換え。西吾野駅には06:59着。 この時間だと、そんなに混んでいるわけでもなく、ノンビリ座って行くことができました。 西吾野駅は、駅前にトイレも、靴を洗うことができる水道もあります。 ■帰り 西吾野発17:13池袋行き急行で池袋へ。乗り換えもないので、この電車は便利。 全車ボックス席の車両で、ザックが席を占有していることもあってかなり混んでおり、一番、秩父よりの車両まで行かないと、空いている席がありませんでした。座ってしまえば、後はノンビリ帰れました。 なお、元々は1本前の西吾野発16:59を狙って下山を急ぎ、16:57に西吾野駅に到着。 「間に合った!」と喜んでいたら、電車が来ない・・・ 時刻表を見てみたら、この電車は平日のみだったという、初歩的なミスを犯しております。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■西吾野駅〜関八州見晴台 よく整備されたハイキングコースです。 高山不動までは多少の凍結はありますが、凍結箇所を避けていけば問題なし。 高山不動から関八州見晴台は、林道を中心に凍結箇所あり。どノーマルタイヤの車もケツを振りながら通っており、自分自身の転倒はもちろん、脇を通る車にも注意が必要でした。 ■関八州見晴台〜伊豆ヶ岳 関八州見晴台を超えると、すぐに雪道です。林道は凍結箇所も多し。 感覚的ではありますが、この区間は7〜8割が雪道、または凍結でした。もっとも積もっていたのは、ツツジ山山頂近辺で、40〜50僂論僂發辰討い燭と。 この日はトレース(2名分?)もしっかりついており、迷うこともなく行けました。トレースがなくても、標識やテープはかなり多いので、ちょっと迷ったとしても冷静に周りを見渡せば道は見つかると思います。 私はずっと、意味もなく(最後の方は意地・・・)ノーアイゼンで頑張ってしましましたが、結局、伊豆ヶ岳に向かう最後、女坂で滑って登るのに危険を感じたため、チェーンアイゼンを装着しました。 後から振り返ってみると、凍結箇所も多かったため、関八州見晴台を過ぎたあたりでアイゼンを装着しておくのがよかったのではないかと思います。アイゼンを装着していない区間は、滑るのに気を使って、歩くのもかなり遅かったですし・・・ 雪のないところを歩くこともありますので、軽アイゼンよりは着脱しないでもなんとかなるチェーンアイゼンがお勧めです。 ■伊豆ヶ岳〜西吾野駅 伊豆ヶ岳を越えると、積雪は少なくなります。私はすぐにアイゼンを外しました。 ただし、ツルツルの凍結箇所は多いので注意は必要。一回、思いっきり滑ってコケました。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック(40L)
ザックカバー
クッカー
ガスボンベ
コッヘル
昼ご飯
非常食
水
レインウェア
ジャケット
防寒着
アンダーウェア(着替え)
帽子
手袋
ストック
ヘッドランプ
ライター
サングラス
地図
スマホ
カメラ
ロールペーパー
救急用品
サバイバルシート
予備靴ひも
携帯簡易トイレ
保険証
タオル
アイゼン
水筒(保温性)
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感想
先週時点では2/11(祝)の天気はイマイチ。それがいつの間にやら冬型で、太平洋側は晴天予報に。
であれば、関東近辺の雪山を攻めに行こうかと思ったのですが、ちょうど車検のため、車が出払っております。代車は来ているのですが、ノーマルタイヤのため、積雪・凍結の可能性がある場所は怖くて行けません。
先週、南岸低気圧が来ていたので、秩父あたりでも雪山歩きができるかなあ、ということで、秩父を歩くことに。
最近のレコを山行に、伊豆ヶ岳であれば雪山歩きが楽しめそうだとターゲットを定め、それだけだと物足りないので、関八州見晴台〜正丸峠を経るロングコースに。
西吾野駅での下車は、わたし一人だけ、ボッチでの登山スタートでした。前半は静かな山歩きを想定はしていましが、やっぱり、なんか寂しい・・・
高山不動までは多少の凍結はありつつも、歩きやすい道です。
高山不動でお参りを済ませて道を進み、林道に出ると急に凍結しています。ここは車(しかもどノーマル)がケツを振りながら来たので、怖くてしょうがありません。
この先、刈場坂峠までの区間の林道、やはりノーマルタイヤっぽい踏み跡が見られたのですが、運転している側も怖くないのですかね。
関八州見晴台は、名前に違わぬ展望の良さ。
多少、水蒸気が多かったらしく、遠くの方の展望はイマイチでしたが、それでも遠くはうっすらと男体山までのぞむことができました。
この時点で満足して、帰ってもいいかな、と思ったくらいでした。
が、当初の予定通りに足を進めます。
関八州見晴台を過ぎると、雪道歩きです。林道歩きが多いのですが、車に踏み固められた箇所が凍結しており、雪の部分を選んで進みます。
数か所の峠を越えると、この日の最高地点のツツジ山へ。
この近辺は40〜50僉▲侫フカの雪が積もっています。先行者も少ないため、誰も歩いていない雪道を楽しむことができます。ただし、そうすると必要以上に時間は要します。
正丸峠まではアップダウンを繰り返しながら。
正丸峠まで、意味もなくノーアイゼンで頑張りました。後から振り返っても、自分でも意味がわかりません(意味がないですし・・・)。
あ、考えてみたら、どノーマルで雪道運転している人のことを言えないかも・・・
正丸峠を過ぎて、伊豆ヶ岳に向かう道に入ると、さすが人気の山だけあって、急に踏み後も、すれ違う人も多くなります。
伊豆ヶ岳に向かう途中、女坂で滑って登るのがしんどくなり、ようやくチェーンアイゼンを装着。どうせつけるのなら、とっとと装着しておけばよかった、そうすればもっと早かっただろうにと、ちょっとだけ後悔。
伊豆ヶ岳を過ぎると、積雪はなくなりますが、凍結箇所は多し。
中ノ沢ノ頭を過ぎた下りの凍結箇所で、足を滑らせてコケました。凍結していて危ないな、気をつけないとと思っていたのにも関わらずでした。
滑ってしまうとどうしようもありません。極力、滑らない箇所を選んでの歩行が大事です(とはいえ、足の踏み場がなかったのですが・・・)。
下りきると子の権現までは登り返し。
見た感じでは大した登りではないような気もしますが、これだけ歩いてきた後だと、かなり堪えます。後からGPSログを見ると、なんだかんだで200m登り返していたとわかり、ツラいのも納得ではあります。
子の権現では今後の山行の無事を祈り、西吾野駅に下ります。
もう、陽が長くなってきたとはいえ、山は16:30で暗くなり始めます。老眼で暗いのがツライのと、電車の時間もみながら先を急ぎます。
が、16:59の電車をターゲットに下山して、間に合ったと思ったら平日のみの電車だったというオチ・・・
しょうがないので、西吾野駅を下ったところにあるお店でビールを買って、一杯入れながら待ちます。
電車に乗ると、西吾野までの乗客者(ほとんど登山客)が多く、座れない状態。吾野駅で最後部の車両まで移動して、座って帰ります。
ここからはビールの続き(2本目)をいただき、いい気分になった後はグッスリでした。
全体を通して、個人的には人気の伊豆ヶ岳より、関八州見晴台から正丸峠までの雪道が楽しかった区間です。
東京近辺の低山での雪山歩きにはいいコースだな、と思いました。
なんといっても、池袋からの往復で、約1,200円ですしね。
dai_tさんはじめまして。
pisai5と申します。
石割山のレコを参考にさせて頂いてたのでコメントしちゃいました。
私が諦めた天目指峠までのコースを達成してますね!しかも速い!
なんか悔しい!笑
pisai5さん、はじめまして。コメントありがとうございます。
石割のレコ、参考にしていただいたということで、お役に立ったようでうれしいです。
私は、このコースに行く前に同じようなコースを歩いた人を探して、その中でpisai5さんのレコを参考にさせていただいておりました。
今年に入ってから、タイミングは違えど同じようなところを歩いてますね。
山と渓谷社の「埼玉県の山」、私も重宝しており、冬場は秩父の山をガッツリ歩いていることが多いです。
どこかでお会いするかもですね。
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