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Yamareco

記録ID: 5877437
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍

槍ヶ岳・南岳縦走

2023年08月26日(土) ~ 2023年08月28日(月)
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
23:02
距離
49.0km
登り
2,714m
下り
2,655m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:56
休憩
0:46
合計
5:42
9:43
9:44
8
9:52
9:52
42
10:34
10:40
4
10:45
10:45
39
11:23
11:24
5
11:29
11:34
14
11:48
11:48
44
12:31
12:46
6
12:52
12:52
40
13:32
13:33
11
13:44
13:54
8
14:02
14:03
31
14:34
14:43
40
15:23
2日目
山行
9:47
休憩
2:09
合計
11:56
15:23
25
4:38
4:44
52
5:36
5:42
57
6:38
6:41
9
6:50
6:50
62
7:52
8:12
10
8:22
9:11
20
9:30
9:31
11
9:41
9:41
21
10:02
10:04
41
10:45
11:05
49
11:55
11:55
20
12:15
12:19
15
12:34
12:44
97
14:21
14:27
48
15:15
15:17
36
15:54
15:54
14
16:07
宿泊地
3日目
山行
4:12
休憩
0:37
合計
4:49
5:04
24
5:28
5:39
24
6:03
6:03
6
6:10
6:10
8
6:17
6:17
33
6:50
6:52
9
7:01
7:01
37
7:38
7:38
11
7:49
8:04
2
8:07
8:07
36
8:42
8:42
4
8:47
8:55
34
9:29
9:29
18
9:47
9:47
5
9:52
ゴール地点
天候 8/26晴れ後夜半一時雨
8/27晴れ後曇り時々晴れ一時雨後晴れ
8/28晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
松本IC、沢渡バスターミナル、上高地行きバス
コース状況/
危険箇所等
上高地〜横尾、ほぼ平坦、ハイカー多し
横尾〜ババ平、登山路になる、徐々に傾斜も出てくるがまだまだ緩やか。
ババ平〜大曲、沢に沿って緩やかに高度を上げて行く
大曲から先はゴツゴツとした岩をひたすら高度を上げて行く。
鑓ヶ岳山荘から鑓ヶ岳山頂。完全な岩登り、鎖場、梯子あり、落石などもあり得るためヘルメット装着すべきところ。
鑓ヶ岳山荘から南岳、気持ちよい縦走路が続く。中岳近く、梯子なども出てくるが、ゴロゴロとした岩場の上をマークを確認しながら浮き石に注意し進んで行く。
南岳の分岐から天狗原までは大きな岩の急な下りの連続となる。鎖場や梯子などもある。慎重に進む。
その他周辺情報 山形村 唐沢そば集落 信州手打ちそば そば幸
営業:11:00〜14:00
TEL:0263-98-2075
沢渡湯の郷公園の駐車場に駐車
共同装備を振り分けて、パッキング
公衆トイレで用を済ませて出発です。
2023年08月26日 08:45撮影 by  SOG03, Sony
8/26 8:45
沢渡湯の郷公園の駐車場に駐車
共同装備を振り分けて、パッキング
公衆トイレで用を済ませて出発です。
2023年08月26日 08:45撮影 by  SOG03, Sony
8/26 8:45
上高地行きの往復キップ(2,400円)を購入
次の出発は9:00ちょうど
2023年08月26日 08:49撮影 by  SOG03, Sony
8/26 8:49
上高地行きの往復キップ(2,400円)を購入
次の出発は9:00ちょうど
上高地行きバスのシート
回転させてボックス席にも出来そうなつくりになっています。
シート間隔が広く取ってあり、足元も余裕があります。
2023年08月26日 09:04撮影 by  SOG03, Sony
8/26 9:04
上高地行きバスのシート
回転させてボックス席にも出来そうなつくりになっています。
シート間隔が広く取ってあり、足元も余裕があります。
2023年08月26日 09:04撮影 by  SOG03, Sony
8/26 9:04
2023年08月26日 09:04撮影 by  SOG03, Sony
8/26 9:04
2023年08月26日 09:07撮影 by  SOG03, Sony
8/26 9:07
上高地に到着
いよいよ登山開始
2023年08月26日 09:38撮影 by  SOG03, Sony
8/26 9:38
上高地に到着
いよいよ登山開始
河童橋が見えてきました。
観光客がたくさんいます。
2023年08月26日 09:43撮影 by  SOG03, Sony
8/26 9:43
河童橋が見えてきました。
観光客がたくさんいます。
2023年08月26日 09:44撮影 by  SOG03, Sony
8/26 9:44
ここらあたりだと、登山客はマイナーな存在です。
2023年08月26日 09:44撮影 by  SOG03, Sony
8/26 9:44
ここらあたりだと、登山客はマイナーな存在です。
2023年08月26日 09:45撮影 by  SOG03, Sony
8/26 9:45
2023年08月26日 09:45撮影 by  SOG03, Sony
8/26 9:45
天気にも恵まれ、山頂までくっきり見えています。
2023年08月26日 10:21撮影 by  SOG03, Sony
8/26 10:21
天気にも恵まれ、山頂までくっきり見えています。
明神館手前の池
水面に映った景色はとても鮮やかです。
2023年08月26日 10:26撮影 by  SOG03, Sony
8/26 10:26
明神館手前の池
水面に映った景色はとても鮮やかです。
2023年08月26日 10:26撮影 by  SOG03, Sony
8/26 10:26
愛称、尊称として、全てを明神岳と呼ぶんですって。
2023年08月26日 10:27撮影 by  SOG03, Sony
8/26 10:27
愛称、尊称として、全てを明神岳と呼ぶんですって。
最初の小休止をここで取ります。
2023年08月26日 10:27撮影 by  SOG03, Sony
8/26 10:27
最初の小休止をここで取ります。
あんパンと一緒に飲もうかと、紅茶花伝のミルクティ(200円)を購入するつもりで、1000円札を入れて、中段左から5番目のボタンを押すと、アンバササワーホワイト(250円)が出て来た。
仕方なく、無理やりあんパンと一緒に飲み干した。
2023年08月26日 10:38撮影 by  SOG03, Sony
1
8/26 10:38
あんパンと一緒に飲もうかと、紅茶花伝のミルクティ(200円)を購入するつもりで、1000円札を入れて、中段左から5番目のボタンを押すと、アンバササワーホワイト(250円)が出て来た。
仕方なく、無理やりあんパンと一緒に飲み干した。
雨が少ないからなのか、暑くて雪解けが早いからなのか、大きな沢も水が涸れています。
2023年08月26日 10:44撮影 by  SOG03, Sony
8/26 10:44
雨が少ないからなのか、暑くて雪解けが早いからなのか、大きな沢も水が涸れています。
流れ込む支流もこんな感じで干上がっています。
2023年08月26日 10:44撮影 by  SOG03, Sony
8/26 10:44
流れ込む支流もこんな感じで干上がっています。
徳本峠・島々谷方面との分岐を通過
2023年08月26日 10:44撮影 by  SOG03, Sony
8/26 10:44
徳本峠・島々谷方面との分岐を通過
相変わらず、干上がっている。
2023年08月26日 11:17撮影 by  SOG03, Sony
8/26 11:17
相変わらず、干上がっている。
晴れているが、道は日陰となっているので涼しいまま歩くことが出来ている。
2023年08月26日 11:17撮影 by  SOG03, Sony
8/26 11:17
晴れているが、道は日陰となっているので涼しいまま歩くことが出来ている。
徳沢ロッヂの看板
2023年08月26日 11:21撮影 by  SOG03, Sony
8/26 11:21
徳沢ロッヂの看板
林の中を進んでいくと
2023年08月26日 11:21撮影 by  SOG03, Sony
8/26 11:21
林の中を進んでいくと
トイレが見えて来た
2023年08月26日 11:23撮影 by  SOG03, Sony
8/26 11:23
トイレが見えて来た
広い芝の天場が広がっている。
ここでのテント泊は快適そうです。
2023年08月26日 11:25撮影 by  SOG03, Sony
8/26 11:25
広い芝の天場が広がっている。
ここでのテント泊は快適そうです。
テント場向こうに徳澤園が見えて来た
2023年08月26日 11:25撮影 by  SOG03, Sony
8/26 11:25
テント場向こうに徳澤園が見えて来た
徳澤園前で2回目の小休止
2023年08月26日 11:31撮影 by  SOG03, Sony
8/26 11:31
徳澤園前で2回目の小休止
2023年08月26日 11:31撮影 by  SOG03, Sony
8/26 11:31
道の周りやへりに、サル達が現れました。
全く人間を気にする様子はありません。
慣れちゃっているみたいです。
2023年08月26日 12:13撮影 by  SOG03, Sony
8/26 12:13
道の周りやへりに、サル達が現れました。
全く人間を気にする様子はありません。
慣れちゃっているみたいです。
まるまるとしています。
2023年08月26日 12:14撮影 by  SOG03, Sony
8/26 12:14
まるまるとしています。
ここでは親子連れの3頭が毛繕いをしています。
2023年08月26日 12:15撮影 by  SOG03, Sony
8/26 12:15
ここでは親子連れの3頭が毛繕いをしています。
2023年08月26日 12:15撮影 by  SOG03, Sony
8/26 12:15
手前がお父さん、後ろにお母さん、お母さんの膝の上に赤ちゃんが
2023年08月26日 12:15撮影 by  SOG03, Sony
8/26 12:15
手前がお父さん、後ろにお母さん、お母さんの膝の上に赤ちゃんが
クライマーさん達に人気の屏風岩が見えています
2023年08月26日 12:25撮影 by  SOG03, Sony
8/26 12:25
クライマーさん達に人気の屏風岩が見えています
あんなところ、絶対無理そうに見える。
2023年08月26日 12:25撮影 by  SOG03, Sony
8/26 12:25
あんなところ、絶対無理そうに見える。
横尾山荘が見えて来ました。
2023年08月26日 12:30撮影 by  SOG03, Sony
8/26 12:30
横尾山荘が見えて来ました。
ハイキングで来れるのはここまでみたいです。
ここから先、いよいよ本格的な登山道に入ります。
ここまでなら関係者とかだと車で入ってこれそうな道でした。
2023年08月26日 12:30撮影 by  SOG03, Sony
8/26 12:30
ハイキングで来れるのはここまでみたいです。
ここから先、いよいよ本格的な登山道に入ります。
ここまでなら関係者とかだと車で入ってこれそうな道でした。
立派な吊り橋
2023年08月26日 12:31撮影 by  SOG03, Sony
8/26 12:31
立派な吊り橋
ここで昼食休憩を取ります。
2023年08月26日 12:32撮影 by  SOG03, Sony
8/26 12:32
ここで昼食休憩を取ります。
2023年08月26日 13:34撮影 by  SOG03, Sony
8/26 13:34
一の俣にて小休止
2023年08月26日 13:47撮影 by  SOG03, Sony
8/26 13:47
一の俣にて小休止
2023年08月26日 13:48撮影 by  SOG03, Sony
8/26 13:48
ここはまだ水が流れています。
2023年08月26日 13:53撮影 by  SOG03, Sony
8/26 13:53
ここはまだ水が流れています。
一ノ俣を出発
2023年08月26日 13:54撮影 by  SOG03, Sony
8/26 13:54
一ノ俣を出発
斜面の岩が崩れ落ちてるような箇所もありました。
2023年08月26日 13:57撮影 by  SOG03, Sony
8/26 13:57
斜面の岩が崩れ落ちてるような箇所もありました。
すぐに二ノ俣
2023年08月26日 14:02撮影 by  SOG03, Sony
8/26 14:02
すぐに二ノ俣
2023年08月26日 14:02撮影 by  SOG03, Sony
8/26 14:02
丈夫そうな吊り橋、ここも水は流れています。
2023年08月26日 14:02撮影 by  SOG03, Sony
8/26 14:02
丈夫そうな吊り橋、ここも水は流れています。
二の俣を通過
2023年08月26日 14:02撮影 by  SOG03, Sony
8/26 14:02
二の俣を通過
槍澤ロッヂ到着
ここでババ平テント場の受付を行おうとするが、週末は利用者が多い為、現地で受付を行っているということでした。
2023年08月26日 14:35撮影 by  SOG03, Sony
8/26 14:35
槍澤ロッヂ到着
ここでババ平テント場の受付を行おうとするが、週末は利用者が多い為、現地で受付を行っているということでした。
2023年08月26日 14:35撮影 by  SOG03, Sony
8/26 14:35
フィールドスコープが設置してあり覗きこむと、槍ヶ岳の山頂に設定されていました。
山頂の人影が見えるくらいです。
明日はいよいよあそこを目指す予定。
あんなに尖っているところに果たして立てるのでしょうか。
2023年08月26日 14:42撮影 by  SOG03, Sony
1
8/26 14:42
フィールドスコープが設置してあり覗きこむと、槍ヶ岳の山頂に設定されていました。
山頂の人影が見えるくらいです。
明日はいよいよあそこを目指す予定。
あんなに尖っているところに果たして立てるのでしょうか。
本日の目的地、ババ平テント場に到着しました。
受付を済ませます。
2023年08月26日 15:24撮影 by  SOG03, Sony
8/26 15:24
本日の目的地、ババ平テント場に到着しました。
受付を済ませます。
受付から少し沢に下ったあたりでテント設営
2023年08月26日 15:35撮影 by  SOG03, Sony
8/26 15:35
受付から少し沢に下ったあたりでテント設営
天気も良かったので、夕食はテントの外
この日のメニューは豚汁、炊き込みご飯
食料準備担当により食材の下準備が済んでおり、
あっという間に完成
ビール500ml3缶で乾杯
赤ワイン3Lも準備、抜かりなし
2023年08月26日 16:54撮影 by  DSC-HX99, SONY
8/26 16:54
天気も良かったので、夕食はテントの外
この日のメニューは豚汁、炊き込みご飯
食料準備担当により食材の下準備が済んでおり、
あっという間に完成
ビール500ml3缶で乾杯
赤ワイン3Lも準備、抜かりなし
テント場を出てしばらくは沢沿いを進むが、時折支流が合流する箇所を通過する
支流のはそれぞれ名称が目立つ岩に表記されています。
この支流、帰りに見ると、岩が赤くなっていました。
名前になる程と納得
2023年08月27日 04:25撮影 by  SOG03, Sony
8/27 4:25
テント場を出てしばらくは沢沿いを進むが、時折支流が合流する箇所を通過する
支流のはそれぞれ名称が目立つ岩に表記されています。
この支流、帰りに見ると、岩が赤くなっていました。
名前になる程と納得
水越沢
2023年08月27日 04:38撮影 by  SOG03, Sony
8/27 4:38
水越沢
槍沢大曲り(水俣乗越分岐)
2023年08月27日 04:38撮影 by  SOG03, Sony
8/27 4:38
槍沢大曲り(水俣乗越分岐)
空が徐々に白んで来ました。
2023年08月27日 04:47撮影 by  SOG03, Sony
8/27 4:47
空が徐々に白んで来ました。
天気もよく遠くまで見通せます
2023年08月27日 04:51撮影 by  SOG03, Sony
1
8/27 4:51
天気もよく遠くまで見通せます
曲沢にて小休止
2023年08月27日 05:01撮影 by  SOG03, Sony
8/27 5:01
曲沢にて小休止
2023年08月27日 05:03撮影 by  SOG03, Sony
8/27 5:03
日が昇り始め、山頂付近の岩肌が赤く照らされ始めました。よく聞くMorgenrotですね。写真だと赤みが薄れて見えますがもう少し赤く染まっていましたよ。
2023年08月27日 05:27撮影 by  SOG03, Sony
1
8/27 5:27
日が昇り始め、山頂付近の岩肌が赤く照らされ始めました。よく聞くMorgenrotですね。写真だと赤みが薄れて見えますがもう少し赤く染まっていましたよ。
見事な景色
2023年08月27日 05:27撮影 by  SOG03, Sony
8/27 5:27
見事な景色
中ノ沢
2023年08月27日 05:28撮影 by  SOG03, Sony
8/27 5:28
中ノ沢
大岩
2023年08月27日 05:34撮影 by  SOG03, Sony
1
8/27 5:34
大岩
槍沢、天狗原分岐
2023年08月27日 05:41撮影 by  SOG03, Sony
8/27 5:41
槍沢、天狗原分岐
2023年08月27日 05:41撮影 by  SOG03, Sony
8/27 5:41
2023年08月27日 06:00撮影 by  SOG03, Sony
8/27 6:00
2023年08月27日 06:08撮影 by  SOG03, Sony
1
8/27 6:08
2023年08月27日 06:43撮影 by  SOG03, Sony
8/27 6:43
播隆窟
2023年08月27日 06:48撮影 by  SOG03, Sony
8/27 6:48
播隆窟
2023年08月27日 06:48撮影 by  SOG03, Sony
8/27 6:48
遠方に富士山が見えています
2023年08月27日 06:48撮影 by  SOG03, Sony
1
8/27 6:48
遠方に富士山が見えています
2023年08月27日 06:49撮影 by  SOG03, Sony
8/27 6:49
2023年08月27日 06:57撮影 by  SOG03, Sony
8/27 6:57
左端遠くに写っている富士山の手前右側には南アルプスの山々が見えて来ました。
2023年08月27日 06:58撮影 by  SOG03, Sony
1
8/27 6:58
左端遠くに写っている富士山の手前右側には南アルプスの山々が見えて来ました。
2023年08月27日 06:58撮影 by  SOG03, Sony
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8/27 6:58
2023年08月27日 06:58撮影 by  SOG03, Sony
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8/27 6:58
殺生ヒュッテへの分岐
2023年08月27日 07:11撮影 by  SOG03, Sony
8/27 7:11
殺生ヒュッテへの分岐
殺生分岐
テント場もありますね。
2023年08月27日 07:17撮影 by  SOG03, Sony
8/27 7:17
殺生分岐
テント場もありますね。
2023年08月27日 07:17撮影 by  SOG03, Sony
8/27 7:17
2023年08月27日 07:18撮影 by  SOG03, Sony
8/27 7:18
小休止
2023年08月27日 07:23撮影 by  SOG03, Sony
8/27 7:23
小休止
槍ヶ岳山荘への距離が100m毎に表示されています。
あと600m
2023年08月27日 07:24撮影 by  SOG03, Sony
8/27 7:24
槍ヶ岳山荘への距離が100m毎に表示されています。
あと600m
高度を上げて行きます。
槍ヶ岳山頂も近くに迫って来ました。
2023年08月27日 07:32撮影 by  SOG03, Sony
1
8/27 7:32
高度を上げて行きます。
槍ヶ岳山頂も近くに迫って来ました。
あれを登るんだなぁ。
2023年08月27日 07:32撮影 by  SOG03, Sony
1
8/27 7:32
あれを登るんだなぁ。
槍ヶ岳分岐
2023年08月27日 07:55撮影 by  SOG03, Sony
8/27 7:55
槍ヶ岳分岐
槍ヶ岳山荘で小休止
雨具の上を着用、ヘルメットを装着し、
いよいよ山頂を目指します。
ガスが覆っている。
2023年08月27日 08:13撮影 by  SOG03, Sony
8/27 8:13
槍ヶ岳山荘で小休止
雨具の上を着用、ヘルメットを装着し、
いよいよ山頂を目指します。
ガスが覆っている。
取り付くと、事細かに進路の矢印や○、×などが岩肌にペイントしてあります。
2023年08月27日 08:15撮影 by  SOG03, Sony
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8/27 8:15
取り付くと、事細かに進路の矢印や○、×などが岩肌にペイントしてあります。
落石に気を使いながら3点支持にて慎重に登って行きます。
2023年08月27日 08:15撮影 by  SOG03, Sony
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8/27 8:15
落石に気を使いながら3点支持にて慎重に登って行きます。
山頂付近の岩は取り付いて見ると、手がかりも多く、登り易く感じる。岩は尖った箇所も多く、足場の石を落とさないように気をつけつつ進む。
2023年08月27日 08:22撮影 by  SOG03, Sony
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8/27 8:22
山頂付近の岩は取り付いて見ると、手がかりも多く、登り易く感じる。岩は尖った箇所も多く、足場の石を落とさないように気をつけつつ進む。
鎖場、梯子もかけてあります。
2023年08月27日 08:25撮影 by  SOG03, Sony
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8/27 8:25
鎖場、梯子もかけてあります。
急な箇所は、丈夫な梯子がかけてあり、安心して登っていけます。
2023年08月27日 08:27撮影 by  SOG03, Sony
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8/27 8:27
急な箇所は、丈夫な梯子がかけてあり、安心して登っていけます。
梯子や鎖場は登り用と、下り用と2つのルートが準備されています。
すれ違いでも渋滞せずにすみます。
2023年08月27日 08:28撮影 by  SOG03, Sony
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8/27 8:28
梯子や鎖場は登り用と、下り用と2つのルートが準備されています。
すれ違いでも渋滞せずにすみます。
最後の最後の梯子
2023年08月27日 08:33撮影 by  SOG03, Sony
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8/27 8:33
最後の最後の梯子
ここを登りきると山頂
2023年08月27日 08:34撮影 by  SOG03, Sony
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ここを登りきると山頂
山頂到達!
2023年08月27日 08:37撮影 by  SOG03, Sony
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山頂到達!
山頂は、それ程広くはありません。
それ程強風でもなく、寒くもないので、雨具はここでしまってしまいます。
2023年08月27日 08:38撮影 by  SOG03, Sony
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山頂は、それ程広くはありません。
それ程強風でもなく、寒くもないので、雨具はここでしまってしまいます。
山頂直下は切り立っており、遥か下まで見通せます。
2023年08月27日 08:43撮影 by  SOG03, Sony
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8/27 8:43
山頂直下は切り立っており、遥か下まで見通せます。
交代交代で記念撮影
2023年08月27日 08:43撮影 by  SOG03, Sony
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交代交代で記念撮影
自分も取ってもらいました。
2023年08月27日 08:45撮影 by  SOG03, Sony
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自分も取ってもらいました。
いぇーい!
2023年08月27日 08:45撮影 by  SOG03, Sony
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いぇーい!
2023年08月27日 08:46撮影 by  DSC-HX99, SONY
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2023年08月27日 08:46撮影 by  DSC-HX99, SONY
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2023年08月27日 08:46撮影 by  DSC-HX99, SONY
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槍ヶ岳山荘とその先に続く稜線、帰りはこの稜線を歩くことになっています。
2023年08月27日 08:49撮影 by  SOG03, Sony
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槍ヶ岳山荘とその先に続く稜線、帰りはこの稜線を歩くことになっています。
時折、雲が切れると、先の方まで見通せます。
2023年08月27日 08:50撮影 by  SOG03, Sony
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時折、雲が切れると、先の方まで見通せます。
下りを覗きこむとなかなかの高度感
これを下って行きます。
それにしても、槍ヶ岳山荘の規模の大きさよ。
2023年08月27日 08:52撮影 by  SOG03, Sony
8/27 8:52
下りを覗きこむとなかなかの高度感
これを下って行きます。
それにしても、槍ヶ岳山荘の規模の大きさよ。
あんなに奥までぎっしり建物が建っているんだなぁ。
かなりの定員を受け入れられそうです。
団体客ともたくさんすれ違うわけだ。
2023年08月27日 08:52撮影 by  SOG03, Sony
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あんなに奥までぎっしり建物が建っているんだなぁ。
かなりの定員を受け入れられそうです。
団体客ともたくさんすれ違うわけだ。
下山開始
2023年08月27日 08:53撮影 by  SOG03, Sony
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8/27 8:53
下山開始
1名ずつ慎重に降りて行きます。
2023年08月27日 08:54撮影 by  SOG03, Sony
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8/27 8:54
1名ずつ慎重に降りて行きます。
山頂直下は切り立っているため、梯子も連続して設置してあります。
2023年08月27日 08:54撮影 by  SOG03, Sony
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8/27 8:54
山頂直下は切り立っているため、梯子も連続して設置してあります。
横から見るとほぼ垂直の壁を降りて行きます。
梯子が無かったら絶対無理なところです。
2023年08月27日 08:54撮影 by  SOG03, Sony
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横から見るとほぼ垂直の壁を降りて行きます。
梯子が無かったら絶対無理なところです。
梯子の次は鎖場
2023年08月27日 09:08撮影 by  SOG03, Sony
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8/27 9:08
梯子の次は鎖場
降りて来ました。
2023年08月27日 09:16撮影 by  SOG03, Sony
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降りて来ました。
槍ヶ岳のテント場
登山道脇に番号を振った立て札が表示されています。
2023年08月27日 09:32撮影 by  SOG03, Sony
8/27 9:32
槍ヶ岳のテント場
登山道脇に番号を振った立て札が表示されています。
飛騨乗越の分岐
2023年08月27日 09:40撮影 by  SOG03, Sony
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飛騨乗越の分岐
2023年08月27日 09:58撮影 by  SOG03, Sony
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大喰岳(おおばみだけ)
2023年08月27日 10:01撮影 by  SOG03, Sony
8/27 10:01
大喰岳(おおばみだけ)
この後、下ることになっている天狗原に小さな池が見えてる。
2023年08月27日 10:06撮影 by  SOG03, Sony
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8/27 10:06
この後、下ることになっている天狗原に小さな池が見えてる。
池を拡大したつもりが、手前の雪渓の残りだったようだ。
2023年08月27日 10:06撮影 by  SOG03, Sony
8/27 10:06
池を拡大したつもりが、手前の雪渓の残りだったようだ。
サングラス越しだと、スマホの画面はよく見えないなぁ。
2023年08月27日 10:06撮影 by  SOG03, Sony
8/27 10:06
サングラス越しだと、スマホの画面はよく見えないなぁ。
あそこまで、ぐるっと回り込むような感じで降りて行きます。
2023年08月27日 10:06撮影 by  SOG03, Sony
8/27 10:06
あそこまで、ぐるっと回り込むような感じで降りて行きます。
気持ちいい稜線歩き
2023年08月27日 10:28撮影 by  SOG03, Sony
8/27 10:28
気持ちいい稜線歩き
所々、梯子もかけてあります。
2023年08月27日 10:39撮影 by  SOG03, Sony
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8/27 10:39
所々、梯子もかけてあります。
もうすぐ中岳
2023年08月27日 10:42撮影 by  SOG03, Sony
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8/27 10:42
もうすぐ中岳
2023年08月27日 10:44撮影 by  SOG03, Sony
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8/27 10:44
中岳到着
2023年08月27日 10:44撮影 by  SOG03, Sony
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中岳到着
2023年08月27日 10:53撮影 by  SOG03, Sony
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2023年08月27日 11:35撮影 by  SOG03, Sony
8/27 11:35
南岳への分岐
2023年08月27日 11:54撮影 by  SOG03, Sony
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8/27 11:54
南岳への分岐
南岳到着
2023年08月27日 12:17撮影 by  SOG03, Sony
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南岳到着
南岳山荘が見えました。
2023年08月27日 12:18撮影 by  SOG03, Sony
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南岳山荘が見えました。
天狗原に降りて行こうとすると、
ソロの方が登って来てました。
しんどそうだなぁ。
2023年08月27日 12:40撮影 by  SOG03, Sony
8/27 12:40
天狗原に降りて行こうとすると、
ソロの方が登って来てました。
しんどそうだなぁ。
2023年08月27日 12:40撮影 by  SOG03, Sony
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ここで昼食休憩
自分は少しお腹の調子が優れないので、ゆっくり先に降りさせてもらいました。
2023年08月27日 12:40撮影 by  SOG03, Sony
8/27 12:40
ここで昼食休憩
自分は少しお腹の調子が優れないので、ゆっくり先に降りさせてもらいました。
槍沢、南岳の道標
折れてしまっています。
2023年08月27日 14:21撮影 by  SOG03, Sony
8/27 14:21
槍沢、南岳の道標
折れてしまっています。
天狗池
2023年08月27日 14:21撮影 by  SOG03, Sony
8/27 14:21
天狗池
溜まったままになっているが、
流れ出しているところもあり、ゆっくりとだが循環しているみたいでした。
2023年08月27日 14:21撮影 by  SOG03, Sony
8/27 14:21
溜まったままになっているが、
流れ出しているところもあり、ゆっくりとだが循環しているみたいでした。
行きに見ていた屏風岩
2023年08月28日 06:44撮影 by  SOG03, Sony
8/28 6:44
行きに見ていた屏風岩
横尾山荘
2023年08月28日 07:00撮影 by  SOG03, Sony
8/28 7:00
横尾山荘
徳澤園
ソフトクリームをいただきました。
2023年08月28日 07:53撮影 by  SOG03, Sony
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徳澤園
ソフトクリームをいただきました。
沢渡行きバスに搭乗
2023年08月28日 10:02撮影 by  SOG03, Sony
8/28 10:02
沢渡行きバスに搭乗
2023年08月28日 10:30撮影 by  SOG03, Sony
8/28 10:30
信州手打ちそば そば幸
さんで、名物だという『やまっちそば』
をいただきました。
山芋をそばの麺のように細長く切ったものが乗っています。
つるっと、ぬるっと、面白い食感で美味しくいただきました。
ここは、お茶と一緒に提供される漬け物も美味しく、思わずおかわりしちゃいました。
また、食後にいただいた蕎麦湯も濃厚で、ほっとしました。
この後、近くのお風呂で汗を流してさっぱりした後帰路に着きました。
2023年08月28日 12:13撮影 by  SOG03, Sony
8/28 12:13
信州手打ちそば そば幸
さんで、名物だという『やまっちそば』
をいただきました。
山芋をそばの麺のように細長く切ったものが乗っています。
つるっと、ぬるっと、面白い食感で美味しくいただきました。
ここは、お茶と一緒に提供される漬け物も美味しく、思わずおかわりしちゃいました。
また、食後にいただいた蕎麦湯も濃厚で、ほっとしました。
この後、近くのお風呂で汗を流してさっぱりした後帰路に着きました。

感想

登山再開後3シーズン目にして、いよいよ北アルプスの3000m峰登頂の機会が巡って来た。山岳会の先輩方が企画いただいた山行計画に参加させてもらえることになった。何時も、どこからも目立つあの尖った先っちょに登るというのだ。期待に胸膨らまし、参加させていただいた。早朝4:00頃、地元を出発、沢渡9:00発上高地行きのバスに搭乗、9:30上高地バスターミナルに到着。9:40登山開始。この日のゴールはババ平テント場。スタート地点の上高地は全くの観光地、自分達テント泊装備の大きなザックを背負った登山客はマイナーな存在。なんか、不思議な感じである。暫くはすれ違う客も、ハイカーがメインとなる。車も通れるような整備された林道を進むことになる。天気もよく日差しもあるが、林に囲まれたルートは木陰になっており気持ちよく歩くことが出来る。前半は殆ど高度も上がらないまま続くことになる。
池に映った景色は、はっとするように鮮やかで美しい。明神館にて最初の小休止。あんパンと一緒にと自販機で紅茶花伝のミルクティを購入するも、何故かアンバササワーホワイトを購入することになってしまい、むりくり流し込む。その後も、順調に進み、徳澤園で2回目の小休止。横尾山荘までの道路脇に猿が出現。登山客がすぐそばを通過するが全く動じる様子もない。慣れきっているみたいだ。横尾山荘を過ぎると、やっと車は入れない登山道になり、傾斜も出て来た。ハイカーたちとは会うこともなくなる。昼食休憩、何時ものカップ麺&完全食カレーを食べる。登山再開、傾斜が出てくると、重量の付加がじわじわと実感される。呼吸を意識し、大量の汗を流しながら、それまであまり消費せずにすんでいた水分補給も消費が上がっていく。途中一ノ俣で小休止を挟み、14:35槍沢ロッヂ到着。テント場の受付を行う。予定だったが、週末で混雑するからか、現地で受付しているとのこと。先へ進む。15:24ババ平テント場に到着。
テント設営、夕食準備、テント場横の沢は枯れており、受付小屋横の水場の水でビールを冷やした。心配していた夕方の雨もなく、外での夕飯となった。ビール、ワインで乾杯、食料の準備を担当していたメンバーが、温めるだけの下準備をしてくれており、順調に食事の支度が整った。唐辛子をきかせた豚汁、炊き込みご飯と美味しくいただいた。というところだが、何故か自分は体調が優れず、あまり食べられずにいた。大好きなアルコールも乾杯程度で済ませた。どうしたものか。食事もすんで、片付けも終わり、翌日の予定を確認、出発の準備を整え、テント内にて、ワインやお茶を飲みながら暫く語らう。3:00起床予定となり、20:00前には就寝となった。
ふと目覚めて、もう明け方かとまどろんでいたが、時間を確認して驚いた。まだ20:30。全然寝てなかった。暫くうとうとしていると雷光が時折差している。21:30頃だろうか、1時間ほど激しい雨にみまわれた。雨が上がってのち、手足の指先に痺れを覚えた。どうやら水分補給が足りていなさそうだと、トイレに起きて、水場でがぶがぶと水を飲んだ。
うとうとしていると、2:50皆も動き始め、少しフライング気味に起床となる。寝具をかたし、朝食の味噌ラーメンを用意。しっかり食べてお茶を飲み、片付けたら出発。
4:14ヘッドランプを装着して、登山開始。沢沿いを登って行く。時折支流が合流する箇所を通過する。それぞれの沢の名称が目立つように岩にペイントで記されている。赤岩沢、水越沢、槍沢大曲り(水俣乗越分岐)を過ぎ、暫く進むと、徐々に空が白んで来る。雲も湧いておらず、遠くまで見通せる。5:30前には峰々の頂きを朝日が赤く照らし出して来た。モルゲンロートってやつですなぁ。中ノ沢、大岩、槍沢・天狗原分岐、水沢を通過、6:48播隆窟に到着。遠方に富士山が見えだした。更に高度を上げると、富士山の手前右側に南アルプスの山々が姿を表している。7:23殺生ヒュッテへの分岐を過ぎて小休止。槍ヶ岳山荘までの距離600mとなっている。8:13槍ヶ岳山荘で小休止。小屋で記念にバッヂを購入した。風除けに雨具の上を着て、ヘルメットを装着。いよいよ山頂へ取り付く。完全な岩登りコースである。しかし、ホールドは充分にあり、落石、脆弱なホールドを掴まないように注意しながら、慎重に登って行く。急なところにはしっかりした鎖や、いよいよ切り立った箇所には頑丈な梯子がかけてあり、順番に登って行く。梯子場は登り、下りでコースを分けて設置してあった。混雑時の渋滞を避けるためだろう。最後の2連梯子を登り終わると8:37山頂に到着。やはり尖って見えるだけあって山頂はそれ程広くはない。見下ろすと切り立った斜面が遥か下まで続いている。山頂標識で集合写真を撮ってもらい、その後もめいめい、記念撮影を取り合って、暫く山頂からの景色を楽しんだ。時折少し先までガスが切れる時もあり、この後、進む予定の稜線も確認出来た。山頂からみると槍ヶ岳山荘の規模の大きさに驚かされる。あの小屋泊の登山客が山頂を目指したら、それは混雑もしようものである。先を目指して8:53下山を開始。下山用の梯子を使い下りて行く。鎖場も何ヶ所か設置してある。急な箇所は岩に体を向けて登るようにしながら下りて行く箇所もある。20分程度で槍ヶ岳山荘まで下りて来た。時折ガスが切れて山頂が覗くので、写真におさめたり、皆で集合写真を撮ったりした後、9:30縦走路に進む。こちらも槍ヶ岳山荘からの距離が岩に100m置きにペイントされている。槍ヶ岳山荘のテント場は登山道脇に設定してある。すべてのサイトに番号を振った立て札が表示されている。9:40飛騨乗越分岐を過ぎ、10:01大喰岳(おおばみだけ)3,101m到着。登って来たルート、この後降りることになる天狗原も見渡せる。小さな池も見えている。気持ちよい稜線歩きを楽しみ、中岳手前で梯子を登る。10:44中岳3,084m到着、小休止。11:54南岳への分岐。体調が優れず、お腹が緩てくなっている。自分はここで荷物をデポして南岳に向かう。12:15南岳3,032.68m到着。3,000m峰4座の登頂を果たす。M先輩は、ここで3,000m峰の完登を達成なったとのこと。記念すべき喜びの場に一緒にいられることを嬉しく思いました。12:34天狗原分岐まで戻り、昼食休憩となる。自分はお腹を壊しており、ペースが出ず、また高度を下げたくもあり、リーダーに天狗池までとして、先に下山をさせてもらった。ここの下りは大きな岩が急な傾斜で続いており、マーカーを頼りに慎重にくだった。天狗池まで半分も下っていないところで、皆が追いついて来た。天狗池はずっと見えているのだか、なかなか近づいてこないなぁと不安にもなる。上からだとマーカーを探しづらいところもあり、探しながら下る。14:21天狗池は本当にこじんまりとした池で、なんで干上がったりしないのだろうと不思議に思っていたが、縁を回りこむように進むと、少しではあるが、水が流れ出ている箇所があった。注いだ分がそのまま流れ出ているみたいだ。淀んで見えたが、循環しているみたいだ。傾斜はゆるまったが、まだまだ岩の上を歩くようなルートが続いている。暫く傾斜こそ緩くなったが相変わらずゴロゴロとした岩稜帯を下っているとついに雨が落ちて来た。どうやら強くなりそう気配。雨具を上下装着し、アタックザックにもレインカバーをかけた。ただ着替えるだけなのだが、身体がしんどい。手間取っているうちに皆は出発の準備が出来ている。先に進んでもらい、後を追いかける。座って着替えていたが、出かけようと立ち上がったとき、今まで気合いで押さえつけていた便が漏れ出てしまった。直ぐに踏ん張ってこらえ直し、最小限の被害に留める。んー、やってしまった。コンプレッションタイツを着用しているから押さえつけてありズレ落ちて来る心配はなさそうである。このまま、我慢して先に進む。雨は降り止む気配を見せていたが、とにかく先を急ぐ。サブリーダーが残って待っていてくれる。私のペースが上がらないところ、後ろを気遣いながらつかず離れずの微妙な距離で先導してくれる。そのうち雨も激しくなって来た。足元が濡れているので、スリップに気をつけ進む。15:15槍沢・天狗原分岐の登りとの合流地点あたりで、先が小休止していたところになんとか追いついた。サブリーダーに事情を伝え最後から追いかけさせてもらう。もう一人、Fさんも膝の状態が悪いとのことで、2人で後から追いかけることになった。明け方登って来た沢沿いの道をひたすら下って行く。赤岩沢の石は本当に赤く染まっていた。15:54槍沢大曲り通過、16:07宿泊地のババ平テント場に到着。あんなに激しく降った雨もいつしか上がり、青空も覗いている。びしょ濡れの装備を乾かし、夕食準備にかかる。自分はトイレに駆け込み、用を足し、水を用意して河原で洗浄、着替える。今夜のメニューはカレーライス。ご飯もとても上手く炊け、皆で美味しくいただく。しかし、自分だけは、やはりお腹の調子が戻らず、軽くよそってもらい、なんとか食べるといった状況だった。明日も3:00起床と決まり、就寝となった。
3:00起床、寝具をかたし、朝食の餅入り塩ラーメンを準備。今日は上高地まで下るだけのルート。まだお腹の調子は上がらない。それでも、少しばかりは食べておく。お茶を飲み、片付けたら、荷物をテント外に出してテントの撤収。この日は快晴で、星空がすぐ近くに輝いていた。前日の雨などで、テントはかなり濡れている。ふけるだけタオルで拭いて、後は6名総出でテントを払い出来る限り水分をとばす。そのまま空中でたたみこんでしまった。最後のパッキング。消費した食料やアルコール、持たなくてもよい水などの分総量は減っているはずである。それぞれ計量後微調整して準備完了。自分は体調不良のため、かなり減らしてもらっている。往路より5kg以上軽くなっている。出発直前、最後のトイレにいかせてもらう。なんと、ここで溜まっていたものが、ズバッバッと出てしまう。すっきりさっぱり出発出来た。
体調不良の自分と、膝があやしいFさんと2人で後ろから着いて行くオーダーとなった。
5:04下山開始。5:28槍沢ロッヂ。衣服調整。フィールドスコープでもう一度槍ヶ岳の山頂部を眺める。自分は本当にあそこに立ったんだよなぁと感慨深い。5:39発。6:50横尾山荘6:52発、7:49徳澤園、名物だというソフトクリームを食べる。8:04発、8:47明神館。ここで行きに買い損なった紅茶花伝ミルクティを購入。どら焼きと一緒に食べる。出発直前に出せたからか、やたらお腹が減っている。8:55発、9:29小梨平。しまった。調子にのって食べていたら、激しい便意を催して来た。テントサイトにあるはずのトイレを探してさまよった。結局、ルートを直進したすぐ脇にあった。トイレで用を足して驚いた。個室の中に紙が無い。個室の外に用意してあった。誰もいないうちに、もそもそと個室外の紙をとり、個室に戻って済ますことが出来た。最後の最後、皆から遅れて9:47河童橋、9:51上高地バスターミナルに到着した。今日も多くの観光客で賑わっている。山頂を踏んで戻って来ると、なんだか晴れがましい気分になる。10:15沢渡行きバスに乗車、駐車場で共同装備を確認し、軽く着替え、唐沢そば集落の一つ、信州手打ちそば そば幸に立ち寄った。名物だという、山っちそばをいただく。蕎麦の麺のように細く刻んだ山芋が載せてある。面白い食感でさっぱり美味しい。ここはお茶と共に提供される漬け物もおいしかった。また、最後に出てくる蕎麦湯も濃厚で、ほっとする美味しさです。ゆったり食事を堪能した後、近くのお風呂で、山行の汚れを流す。すっきり、さっぱりして帰路についた。
今回、思いもかけず、槍ヶ岳登頂の機会を得、気合いたっぷり挑んだものの、思わず体調不良となり、食事も食べれず、飲みも出来ず、そして何より、みなの工程の足を引っ張る形となってしまったことが本当に情けない。気をつけてはいたつもりだが、体調管理を心がけなければといたく感じた。経験豊富な諸先輩方に頼ってばかりであった。もう少し、役にたてたらと思う。とにかく、いろいろ初めての経験を得ることが出来て皆さんに感謝です。

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コメント

初めての槍ヶ岳登頂いろいろありましたね。今回は、体調不良で3000m峰4座縦走も心から楽しめなかったことと思います。でも、これも貴重な経験になることと思います。体調不良にもかかわらず、20kgの装備を担いでもらい、ありがとうございました。
また、一緒にいろいろな山に登りたいと思っております。今後とも、よろしくお願いします。
2023/9/5 23:58
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