鈴鹿竜ヶ岳・・・ホワイトアウトで○○しかけた(・_・;)
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- GPS
- 08:35
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 975m
- 下り
- 966m
コースタイム
- 山行
- 8:35
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 8:35
道迷いしたあたりも想像で(違ってるかもしれませんが)入れてみました
天候 | 雪&風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道421号に雪はありませんでした |
コース状況/ 危険箇所等 |
金山尾根は下のほうは10センチ程度の積雪登りの時は柔らかく下山時はぐちゃぐちゃ。上のほうは深いところで40センチくらい。 稜線上は風の影響で積雪少なかったですが凍ってる箇所ありました。 南北との縦走路との視界不良の時は注意してください(私迷いましたので・・・) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
サブザック
輪カンジキ
アイゼン
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
---|
感想
隔週で山予定を入れてる私も2週間前の前回は仕事で登ることが出来ず気が付いたら1か月も間を空けてしまいました。
冬のセブンマウンテンも4つ制覇しあと3つ残ってます。
最後は雨乞岳を3/1に登ることに決めているので、とするとこの週末に未踏の竜と釈迦を登っておかないと計画が狂ってしまう・・・ということで強行プランで攻めました。問題はここ1週間寒波の影響で確実に積雪が増えてること。
スムーズに進めるためには先行者のトレース頼みとなります。
まずは竜ヶ岳へ朝6時過ぎに出発、駐車場の時点で雪が時折チラついたり、風が吹いたりしてました。主稜線までは順調なペースで進みましたが、静ヶ岳との分岐を越えたあたりで道を踏み外してしまいました。一応分岐で地図とコンパスで進路方向を確認したつもりなのですが若干の角度のズレがあったようです。この時点で視界は20m位?しかなくなかなか軌道修正できず山頂の手前を方角を変えて進んでは戻ってみたりでうろうろしてました。そして山頂はあきらめ来た道を戻ろうとしましたが吹雪で自分のトレースすらかき消されて、時間があるとはいえ焦りがではじめました。
風もかなり強さを増し、ポケットの中に入れていた地図も飛ばされ窮地に陥りました。
一旦ツエルトをかぶりビバーク、しかし風がまともに背中から吹き付け、風で飛んできた霧氷の欠片もビシビシと体突き当り手の感覚も寒さで失う中で低体温症を避けるため再び動き始めます。幸いにも体力は十分ありました。スマホのGPSとコンパスと自分の感を頼りにまず北へ進むことへしました。しかしどう考えても越えられない箇所があり、Uターン。すると別の方角に進めそうな道があり進んでみました。コンパスで確認すると南へ向かってます。先へ進むと。笹の葉の頭が出でいるところと出てないところがあり登山道であることが確認できました。徐々に上り坂になり、山頂に辿りつくことが出来ました。
下りは表道も頭を過りましたが、危険を感じ来た道を戻ることに。分岐の標識まで戻るのに少し迷いましたが、標識に着きプレッシャーから解放されました。
下山は登ってきた金山尾根を下って行きましたがここでも自分の踏み跡がなく少し違う方向に下りかけて、また登り返し余分な体力を使ってしまいました。
無事に3時前に下山し当然釈迦はお預け、ザックの中外、着ているものもべたべたになっていました。
一か月前にも行方不明になられた方がみえるので、今日冬山の怖さを感じた反省の多い1日でした。
コメント
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こんばんは syousanさん。
今日は風がすごかったんじゃないですか?
私も冬の7マウンテン目指してるんですが、あまり人が入ってなさそうな雨乞岳がネックだったんです。
3月1日に行かれるんですか? syousanの踏み跡に期待しています。
よろしくお願いいたします。
syousanこんばんは!
今日はこちらの方でも思ったよりは天気がよくならず、日差しの少ない中ひんやりとはしていました。
鈴鹿の方はなかなか大変だったみたいですね! ガスと吹雪に巻かれたら、万一のことも考えられますし、プレッシャー大きかったでしょうね
いやーなによりも無事でよかった
初めまして、コメントありがとうございます!
稜線上の1000m付近は予報でも15m/s位だったので実際にもそのくらいか、瞬間的にはそれ以上あったかもです。
さすがに登山者も2パーティしか見かけませんでした。
雨乞は旧料金所からの予定ですが、私も誰かの踏み跡があることを願ってます(^^)
お互い無事に登頂出来るといいですね!!
技術、知識は足りないものがあるなと、痛感じましたが、精神力と体力と運で切り抜けられた感じです。
今後のためにも良い経験になったと思います。
はじめまして、syousan 様
悪天候の竜ヶ岳、さぞかし大変だった事でしょう〜。
頂上の風はすごかったでしょうし。
写真で書いてらっしゃった、スノーシューの凸のトレース、
ひょっとしたら、私かも???
11日に行った時、上部で下りにトレースを外して歩いてました。
TSLの438というスノーシューなのですが、
かんじきとスノーシューを合体させたみたいな物で、
踵がフリーになるので、下りだとトレースが凸みたいになってしまいます。
私も1月登った時そうだったのですが、
竜ヶ岳のホワイトアウトですと、方向が分かりずらいし、
何より御無事で下山され良かったです。
miidpapaさん、コメントありがとうございます!!
11日は確か天気の良かった日ですね
凸トレースの謎も解ってスッキリしました。
今回竜ヶ岳は初めてだったので視界が良ければ迷うことが嘘のように思えるのでしょうね、きっと。またシロヤシオの満開の時期にでも登って、どこをどううろついていたのか確かめておきたいと思います。
大変な山行でしたね
無事に下山できて何よりです。
風で地図が吹き飛ばされるとか、パニックになっちゃいそうですが冷静な判断で山頂まで到達されたんですね
雨乞岳も良い登山日和になって欲しいですね♪
またまた山にゴミを増やしてしまいました
落としたのは物だけで済みました。
改めて山に入る上での自己責任の重さを痛感しました。
雨乞岳よろしくです
無事に下山よかったです。お疲れ様です。
竜ヶ岳は金山尾根分岐から山頂にかけて広い尾根になるので視界が悪いと迷いやすいですよね。遠足尾根も笹原区間は広い尾根なので迷いやすいので金山尾根を利用されたのは良かったと思います。
スマホをお持ちでしたら山と高原地図やFieldAccessというアプリをいれておくと便利ですよ。普段は紙地図を使って今回みたいに紛失してしまった時に役立つかと。
FieldAccessは国土地理院の等高線入りの地図を表示できますが難点は登山道は古いデータの破線なので山と高原地図との併用が望ましいです。ただGPSのログ(GPXなど)を取り込むと山と高原地図より正確な地図となります。もちろんそのログが正確である事が前提ですが(笑
ガーミンのGPSよりよっぽど見やすいです
コメントありがとうございます、というより返事遅くなりすみません
竜ヶ岳よく登られてるのですね
スマホの切り替えた当初は「ヤマナビ」というアプリを使ってたのですが、2か月もしないうちに使えなくなってしまい(ログが取れずに)その後「山旅ロガー」も試してみましたが結果は同じで、ログ取りは敬遠してました。
山と高原地図のアプリは山仲間も使っている方も見えて前々から気になっていました。
今回危ない思いもしたので、下山後の宇賀渓の駐車場で試しに鈴鹿の地図をダウンロードしたらログが取れたのでよかったです。
2週間後に釈迦ヶ岳に登りその効果を発揮しました
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