釈迦ヶ岳 人生初滑落!急な予定変更は注意が必要でした!


- GPS
- 04:23
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 821m
- 下り
- 818m
コースタイム
天候 | 曇り(山頂付近は強風。下りの途中より霧雨。) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登り-中尾根登山道 下り-庵座谷登山道 中尾根は最初は雪も少なめで普通に歩けます。途中からちょっと雪が深くなったのでチェーンスパイク装着。岩場の巻き道からはトレースも無く、途中ではチェーンスパイクではかなり厳しいところもあり。アイゼン・ピッケルの方が多分良かったと思います。 庵座谷は最初は下りる道が分からずにスマホの地図ロイドの過去ログを頼りに下りましたが、登山道は途中まで外していたと思います。 (今回のGPSは参考にしないで下さい。) |
写真
この先で先行者さん軽アイゼンの為、苦戦中。先に登りますが、岩場に結局突入。何とかよじ登ります。
(とても写真を撮る余裕無し。)
戻るのも難しいのでそのまま進軍。結構危険地帯でした。
途中はラッセル。チェーンスパイクでは滑る所もあり。4本足と木に掴まりながら何とか登ります。
(途中でアイゼンに換えれる場所無し。)
登りきってもまだ尾根の途中。最後は尾根から外れて雪の中進軍。
感想
今日は鈴鹿は午前中は何とか天気が持ちそう。
で、藤原岳を孫太尾根から登って、スノーシューで袴腰まで行く計画です。
ところが家を出てから登山口に着くまで雨が降ってます。
ちょっと悩みましたが、確か伊吹方面は午前中天気予報が悪かったし、
南の方なら多少ましかもと車を走らせました。
宇賀渓から竜ヶ岳。でも曲がり角に着いても雨は止みそうでない。
朝明に向かって止まないのなら、戻って午後から金華山にするか。
朝明に着く前に段々小降りに、駐車場に着いた時は止んでました。
スタートも遅れたので、釈迦ヶ岳にします。
前に庵座谷は登った事があったので、中尾根にしましょう。
尾根道の為か、思ったよりは雪が少ない感じです。
でも登るに連れて風が強くなってきます。
途中で、先行者さんが軽アイゼンをつけてみえましたので、
チェーンスパイク装着。(これが苦労の種?でした。)
岩場と迂回路の案内板があり、トレースがその先に向かってます。
何も考えずにたどって行くと、もはや道といった感じはなくなってきます。
先行者さんが四本爪の軽アイゼンで尾根に向かって登ってみえましたが、
急坂で、雪が少なく凍っているのでキックステップしても苦戦中のご様子。
チェーンスパイクは前の方も刃があるので、何とか登れるので先行させていただきました。
尾根っぽいところに出ると、完全な岩場で強風。
これを登るのはかなりヤバイ。
左に少し回って、岩の間をよじ登ります。
登りきっても切れ落ち気味の所を何とか通って進みました。
強風の中、風に飛ばされないように身を屈めて歩く所や、
チェーンスパイクでは滑ってなかなか登れない所や、
トレースが無くなり、ラッセルしながらよじ登る所もありましたが、
同じところを戻る方がもっと難しい気がして何とか進むと、
最高点の案内板の裏側にやっと出ました。
(この間、苦労してたので中々写真は撮れませんでした。)
三角点(山頂)に着いても、強風は止みません。
猫や鳩に向かう元気も出てこなかったので、一番早く戻れるのは庵座谷からかな。
で、最高点に戻って庵座谷から下ります。
でも、道が分からない。
案内板も印も分からない。
GPSの昔のトラックログを使おうとしたら、何故か釈迦ヶ岳の物が無い。
(あの時、何かGPSは失敗してたのかな?)
スマホの方に、SUUNTO AMBITのログが入れてあったので、それに沿って下ります。
雪は多少は深めですが、気持ちよく下っていました。
途中で足を滑らしたのかズルッとしりもち。
体が滑り出しました。滑落だ!しまったアイゼンに換えておけば良かった!
何て考えながらも斜度はそんなにきつくは無かったし、まだ疎らですが林の中で
木も生えていたので何とかなるでしょうとパニックにはなりませんでした。
多少尻セード気分で、何とか上手く木のところで止まりました。
多分10Mくらいでしょうか。(気分的には20M位は滑った気がしますが。)
その後も谷まで下りても道が分からず、沢から出来るだけ離れて雪の中を進んで
何とか登山道のトレースのところまでたどり着きました、
はぁ、これで帰れる。ほっとしました。
いつもは登るルートをGPSに入れておくのですが、今日は急遽の変更の為、
もちろん入ってません。
安易に前に登った事があるからと、注意が足らなかったと思います。
(まして、登山ルートも違うし雪山だし。)
今から考えると、結構やばそうな所も多かったです。
反省しております。
雪山は準備をしっかりして、安全に登らないと。
(準備といえば、今日は帽子を持って出るの忘れちゃいました。)
でも、今日は落し物はありませんでした。
(当たり前か!)
お疲れ様でした。
雪山での急な予定変更はやめましょう。
危険です。
4/4(土) 仙ヶ岳-御所平-長坂の頭-鬼ヶ牙周回予定してます。
予定に入れておいてください。
隊長様のご指示、身にしみてお受けします。
最近、天気予報が上手く当たってないのでちょっと自粛しないといけないのかな?
でも、雪がのった鬼が牙も面白そうと思うのが怖い!
こんにちは。
kei-jiharaさんだったんですね。
奥方様とのレコ、いつも楽しく拝見しております。
昨日はお疲れ様でした。あの岩場はかなり危険でしたね。
あの状況では自分の土踏まずの爪は無いのと一緒でした。
実はあれから途中で完全に進めなくなってしまい、
あそこを戻る選択を選ばざるを得ない状況に陥ってしまいました
何とか巻道に復帰し、山頂ピストンで下山できました。
(あの装備では巻道もかなり辛かったんですが
擦れ違わないので、少し気にしていましたが、
下山後の駐車場に車がなかったので安心していました。
別ルートを下りられたんですね。
が、復路で滑落されたのを今知って驚いています。
お怪我はなかったでしょうか?
昨日の歩きは反省しています。
自分の実力と装備に見合っていませんでした。
帽子。自分の方は下山時になくしてしまいました
そういえば…、スノーシュー。
無事にお手元に戻っていましたね。良かったです
hiroCさんでしたか。
いつも楽しく拝見させていただいてます。
私も反省しております。
雪山は楽しいのですが、危険もいっぱいなのを改めて感じました。
装備の付け替えを億劫に感じているようなのは駄目ですね。
hiroCさんも無事ピストンされてよかったです。
私も車が残ってたので、少しながら心配しておりました。
滑落といっても、結果的には尻セードを自発的にではなく行った程度だったので
怪我などはありませんでしたが、ひとつ間違っていたらと思うと。
伊吹山に置いてきたスノーシューは、結局出てきておりません。
今回もって行ったのは、別の物です。
また、他の山でお会いしたら宜しくお願いします。
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