快晴の赤岳 〜あこがれの冬の赤岳に3年かかってようやく会えました〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 1,428m
- 下り
- 1,425m
コースタイム
- 山行
- 7:40
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 8:20
天候 | 快晴 風穏やか |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
2/21に、八ヶ岳の赤岳に行ってきました。ソロです。
冬の赤岳は、関東で山にのぼりはじめてから、ずっと憧れていた山で、3年かかってようやく到達(^^)
めっちゃうれしかったです(^^)
これまでは、経験であったり裝備であったり体調であったり天気であったり、なにか不安点があって、そのたびにやめとこうって判断をしてきたんですが、今回は、これらの不安点が全てなくなり、もう行くっきゃ無いっていう風に、お膳立てされたみたいです。
もちろん不安はありました。自宅で準備して一度寝て、朝の2時に起きた時は、さあ行くぞって感じではなく、不安が大きく、どうしようかなあって感じで二度寝してしまい、3時に再び起きた時には、ここで行かなきゃ後悔するって気持ちになることができて、しっかり起きて、3時半に自宅を出ました。
美濃戸口には、6時半頃についたのかな。
道路は、一部雪がありましたが、ノーマルタイヤのチェーン無しで来られました。
美濃戸まで車でいけたら楽なんだろけど、俺の車じゃ無理と判断し、美濃戸口に停めて歩き出しました。
空はきれいな済んだ空。
雪もたっぷりあって、二日くらい前に降ったばかりで、白くてきれい(^^)
気持ちは高ぶります。
美濃戸までの車道にも雪はたっぷり。しばらく歩いて行くと、車3台と人だかりが・・・
近づいてみると、どうやらスタックした模様。(パジェロとかデリカとかそんな感じの車でした)
人も10名以上いて、チェーンをつけようとしていたので、こりゃ、人手は足りてるなあと、判断して挨拶だけして後にしてしまいました。
思ってたより早く美濃戸までは辿り着いた〜
順調です。
美濃戸からは、いつものように南沢を選択。
っていうか、北沢歩いたことありません・・・
ここからがちゃんとした登山道、こころなしか空気も、シンとします。
登山者も思いのほか少ない。
着実に前に進みます。
途中から、日が差してきて、あかるくなってきた。
行者小屋の少し前くらいから、展望も開けてきて、横岳とかがバーンと見えてきます。
日差しも直接あたるようになり、とてもいい感じ(^^)
青い空、きらめく雪、そびえる山
最高です(^^)
行者小屋に到着したら、腹ごしらえとアイゼン装着、ピッケル準備、サングラス装着の
完全裝備で、文三郎尾根に向かいます。
文三郎は、夏は階段がひたすら続くところで、結構な急斜面なんですが、冬は初めて
どうなってるんだろうと期待しながらのぼります。
ま、予想通り、ガッツリの直登でしたね。
階段があるところに、雪がたっぷり載って階段を隠しているところをガシガシ登る感じ。
雪が締まってて、いい感じでのぼれました。
ちょっとのぼって振り返ると、思ってた以上にのぼっててびっくり。
絶景やん! でも下見るとこわいやん。
ッて感じでした。
ただ、この上りは、文三郎尾根の分岐の標識が、だいぶ手前から見えるけど、なかなかたどり着かないのがつらい。ちょっとずつ酸素も薄くなってきて、しんどい。でも楽しいんだよね〜
分岐についたら、権現岳とかその向こうに南アルプスの面々が勢揃いしてて、これまた感動(^^)
ここから見る、阿弥陀岳もかっこいい(^^)
で、ここからが、がんばりどころ
両側に岩があるところの間を登っていく感じです。まさに岩の要塞(^^)
路面が凍っていたり、鎖が埋まっていたりすることもある場所だし、トラバースもあるので慎重さが必要です。
ただ、この日は、特段難しいところはありませんでした。
雪の状態も調度良く、アイゼンを効かしながら、確実に歩けました。感謝です。
竜頭峰分岐まで、来たら今度は、東側斜面がみえて、富士山も見えた〜
ここまできたら、あとひとのぼりで山頂っす。
やっと、来られたぞ〜(^^)
山頂は、雲ひとつ無い空の上にぽつんと浮かんでる感じ。
周りも全部見える。
山頂も雪に覆われてる。
見たかった景色が、ここにありました(^^)
うれしかったなあ(^^)
先客は一人のみでした。
ご挨拶して、お参りして、三角点にタッチして、山頂標識撮って、動画とかとってたら、
急激にお腹が空いてきた。
展望に満足してから、頂上山荘の脇で昼ごはん。
って言っても菓子パンですけどね(^^)
腹ごしらえが済んだなら、下りです。
実は、上りはそんなに心配してなかったけど、下りは不安でした。
もともと苦手なところに、地蔵尾根はナイフリッジの上を歩かないといけないみたいだし、急斜面だし・・・
不安でいっぱいでした。
なので、知らない人に先行してもらって、様子をみながら続く作戦です。
地蔵尾根の分岐のお地蔵様に、無事を祈願して、さあ、ナイフリッジに!
ところが、先行者が、ナイフリッジの真ん中で、ナイフを崩しちゃって、ささっと渡って行っちゃった。
それを目の前で見て、ビビる・・・・ナイフリッジ細くなってるし・・・・
とは言っても、引くわけにも行かず、覚悟を決めて渡ってやりましたよ。
うん、こわかった。
でも、その後にずっと続く急斜面の下り坂の方が俺は苦手だったなあ
雪が、緩んできてるので、足元がズルズルな感じで、下からはどんどんのぼってきてるので、すれ違わないと行けないし、後ろからもガツガツ降りてきて、しかも滑って落ちてくるし・・・
ここが、俺的には一番の核心部でした。
樹林帯まで降りてくれば、あとは余裕。
写真を撮りながら、のんびり歩き、行者小屋に到着。
行者小屋前で、アイゼンを外し、腹ごしらえをして、再度景色を目に焼き付けて、また南沢を降ります。
目標を達成できた満足感と、いやいや帰るまでは気を抜いちゃダメだと思い直したり、でも、ニヤニヤしちゃったりしながら、心のなかは忙しく降りました。
ほぼ予定通り、美濃戸につき、そのまま歩いて美濃戸口まで
余韻にひたりながらの、平坦路は楽しかった(^^)
車に戻り、もみの湯で汗を流して高速に乗ると、渋滞なしだって〜
いや〜、一日、めっちゃ楽しみました。
念願だった冬の赤岳は、予想以上に楽しく、きれいで、最高な山でした。
やま最高(^^)!!!!!
おおっ!
冬赤岳登頂おめでとうございます!!
やっぱり雪のついた赤岳がかっこいいですよね。
私も来月赤岳にいってこようと思います。
快晴で凄く羨ましいです☆
ありがとう
ようやく冬の赤岳にのぼれました〜
とはいっても、この日は春みたいだったけどね
でも、景色はすごかった。
今でも余韻に浸れます(^^)v
来月行くんだね〜
気をつけて〜〜
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