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Yamareco

記録ID: 593034
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

快晴の赤岳 〜あこがれの冬の赤岳に3年かかってようやく会えました〜

2015年02月21日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
16.2km
登り
1,428m
下り
1,425m

コースタイム

日帰り
山行
7:40
休憩
0:40
合計
8:20
6:50
50
美濃戸口
7:40
7:40
120
美濃戸山荘
9:40
9:40
60
行者小屋
10:40
10:40
30
文三郎尾根分岐
11:10
11:40
30
赤岳山頂
12:10
12:10
50
地蔵尾根分岐
13:00
13:10
70
行者小屋
14:20
14:20
50
美濃戸山荘
15:10
美濃戸口
天候 快晴 風穏やか
過去天気図(気象庁) 2015年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
美濃戸口まで自家用車(ノーマルタイヤ、FF)
さあ、スタート。
やっぱりめっちゃいい天気やん
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さあ、スタート。
やっぱりめっちゃいい天気やん
美濃戸山荘まで来た〜
林道歩きは、意外と短く感じた。
美濃戸山荘まで来た〜
林道歩きは、意外と短く感じた。
今日も南沢から

って、こっちしか歩いたこと無い・・・
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今日も南沢から

って、こっちしか歩いたこと無い・・・
ゆきたっぷり、青空も広がってきた。
ゆきたっぷり、青空も広がってきた。
山も見えてきたよ
山も見えてきたよ
日差しもバーンと(^^)
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日差しもバーンと(^^)
ウキウキっす。
横岳がバーンと
行者小屋について、アイゼン装着。
文三郎尾根からのぼります。
行者小屋について、アイゼン装着。
文三郎尾根からのぼります。
キラキラきれい。
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キラキラきれい。
文三郎も坂がきついけど、少しのぼるだけでこの展望(^^)
文三郎も坂がきついけど、少しのぼるだけでこの展望(^^)
でも、きついっす。
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でも、きついっす。
階段の手すりが見えてました。
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階段の手すりが見えてました。
尾根を直登やん
北アルプスも見えてきた。
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北アルプスも見えてきた。
も〜、たまりません
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も〜、たまりません
横岳もかっこいい
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横岳もかっこいい
中岳と阿弥陀岳のツーショット

男前やなあ
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中岳と阿弥陀岳のツーショット

男前やなあ
蓼科山までくっきり
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蓼科山までくっきり
文三郎分岐が見えてるんだけど、なかなか着かない。
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文三郎分岐が見えてるんだけど、なかなか着かない。
やっと分岐に着いた。
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やっと分岐に着いた。
御嶽山
噴煙があがってますね
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御嶽山
噴煙があがってますね
中央アルプス
権現岳の向こうに南アルプス
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権現岳の向こうに南アルプス
この分岐までは長く楽しい登りでした。
きつかったけどね。
この分岐までは長く楽しい登りでした。
きつかったけどね。
さてここからは、どうかな?
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さてここからは、どうかな?
ひこうき雲が、ぴか〜んと光ってた。
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ひこうき雲が、ぴか〜んと光ってた。
雪モフモフで、ひともいないし、めっちゃ楽しい。
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雪モフモフで、ひともいないし、めっちゃ楽しい。
振り返るとこんな感じ
振り返るとこんな感じ
もうちょっとなんだけど、長いんだよね~
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もうちょっとなんだけど、長いんだよね~
竜頭峰分岐まで来た(^^)
竜頭峰分岐まで来た(^^)
富士山も見えた(^^)
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富士山も見えた(^^)
ちょっとアップ
権現岳だ。
南アルプスだ(^^)
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権現岳だ。
南アルプスだ(^^)
とうとう到着。
冬の時期に登りたいと思いはじめてから3年かかりました。
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とうとう到着。
冬の時期に登りたいと思いはじめてから3年かかりました。
三角点もぽちっと
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三角点もぽちっと
赤岳標識と富士山
赤岳標識と富士山
すごい景色だ〜
遠くに富士山(^^)
富士山アップ(^^)
阿弥陀岳方面
蓼科山方面
奥には北アルプス
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蓼科山方面
奥には北アルプス
頂上山荘の方から、山頂
頂上山荘の方から、山頂
さて、降りますか
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さて、降りますか
横岳とその奥に、浅間山
横岳とその奥に、浅間山
蓼科山(^^)
ちょっと降りてきて振り返ってみた
ちょっと降りてきて振り返ってみた
展望荘まで降りてきたよ。
展望荘と赤岳
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展望荘まで降りてきたよ。
展望荘と赤岳
阿弥陀岳と、眼下に行者小屋
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阿弥陀岳と、眼下に行者小屋
正面の尾根を人が歩いてる。
あれが、有名なナイフリッジだな。
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正面の尾根を人が歩いてる。
あれが、有名なナイフリッジだな。
お地蔵様に山行の無事を祈って
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お地蔵様に山行の無事を祈って
さあ、いくぜナイフリッジ
でもその先の方が気になる。
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さあ、いくぜナイフリッジ
でもその先の方が気になる。
渡ってすぐに振り返ったところ。
怖かったけど、なんとかなる感じでした。
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渡ってすぐに振り返ったところ。
怖かったけど、なんとかなる感じでした。
雪がモフモフ過ぎて、うまく下れない。
雪がモフモフ過ぎて、うまく下れない。
阿弥陀と枝
木々の影
お〜、行者小屋についた(^^)
お〜、行者小屋についた(^^)
日差し全開
暑かった。
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日差し全開
暑かった。
横岳も難易度高そうだなあ
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横岳も難易度高そうだなあ
テントもだいぶんと残ってます。
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テントもだいぶんと残ってます。
下りもいい天気
青空+雪、最高
ゆき、モフモフです。
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ゆき、モフモフです。
橋にもこんもり
あ、美濃戸山荘についた(^^)
あ、美濃戸山荘についた(^^)
林道歩きの写真はなかった。

いきなりのゴール。
林道歩きの写真はなかった。

いきなりのゴール。
温泉に入ってスッキリしてからの道路沿いからの八ヶ岳
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温泉に入ってスッキリしてからの道路沿いからの八ヶ岳
これは、甲斐駒
左が鳳凰かな
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これは、甲斐駒
左が鳳凰かな
富士山もみえてました(^^)
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富士山もみえてました(^^)

感想

2/21に、八ヶ岳の赤岳に行ってきました。ソロです。

冬の赤岳は、関東で山にのぼりはじめてから、ずっと憧れていた山で、3年かかってようやく到達(^^) 
めっちゃうれしかったです(^^)

これまでは、経験であったり裝備であったり体調であったり天気であったり、なにか不安点があって、そのたびにやめとこうって判断をしてきたんですが、今回は、これらの不安点が全てなくなり、もう行くっきゃ無いっていう風に、お膳立てされたみたいです。

もちろん不安はありました。自宅で準備して一度寝て、朝の2時に起きた時は、さあ行くぞって感じではなく、不安が大きく、どうしようかなあって感じで二度寝してしまい、3時に再び起きた時には、ここで行かなきゃ後悔するって気持ちになることができて、しっかり起きて、3時半に自宅を出ました。

美濃戸口には、6時半頃についたのかな。
道路は、一部雪がありましたが、ノーマルタイヤのチェーン無しで来られました。
美濃戸まで車でいけたら楽なんだろけど、俺の車じゃ無理と判断し、美濃戸口に停めて歩き出しました。

空はきれいな済んだ空。
雪もたっぷりあって、二日くらい前に降ったばかりで、白くてきれい(^^)
気持ちは高ぶります。

美濃戸までの車道にも雪はたっぷり。しばらく歩いて行くと、車3台と人だかりが・・・

近づいてみると、どうやらスタックした模様。(パジェロとかデリカとかそんな感じの車でした)
人も10名以上いて、チェーンをつけようとしていたので、こりゃ、人手は足りてるなあと、判断して挨拶だけして後にしてしまいました。

思ってたより早く美濃戸までは辿り着いた〜
順調です。

美濃戸からは、いつものように南沢を選択。
っていうか、北沢歩いたことありません・・・

ここからがちゃんとした登山道、こころなしか空気も、シンとします。
登山者も思いのほか少ない。

着実に前に進みます。
途中から、日が差してきて、あかるくなってきた。

行者小屋の少し前くらいから、展望も開けてきて、横岳とかがバーンと見えてきます。
日差しも直接あたるようになり、とてもいい感じ(^^)

青い空、きらめく雪、そびえる山

最高です(^^)

行者小屋に到着したら、腹ごしらえとアイゼン装着、ピッケル準備、サングラス装着の
完全裝備で、文三郎尾根に向かいます。

文三郎は、夏は階段がひたすら続くところで、結構な急斜面なんですが、冬は初めて
どうなってるんだろうと期待しながらのぼります。

ま、予想通り、ガッツリの直登でしたね。
階段があるところに、雪がたっぷり載って階段を隠しているところをガシガシ登る感じ。
雪が締まってて、いい感じでのぼれました。
ちょっとのぼって振り返ると、思ってた以上にのぼっててびっくり。

絶景やん! でも下見るとこわいやん。

ッて感じでした。

ただ、この上りは、文三郎尾根の分岐の標識が、だいぶ手前から見えるけど、なかなかたどり着かないのがつらい。ちょっとずつ酸素も薄くなってきて、しんどい。でも楽しいんだよね〜

分岐についたら、権現岳とかその向こうに南アルプスの面々が勢揃いしてて、これまた感動(^^)
ここから見る、阿弥陀岳もかっこいい(^^)

で、ここからが、がんばりどころ

両側に岩があるところの間を登っていく感じです。まさに岩の要塞(^^)
路面が凍っていたり、鎖が埋まっていたりすることもある場所だし、トラバースもあるので慎重さが必要です。
ただ、この日は、特段難しいところはありませんでした。
雪の状態も調度良く、アイゼンを効かしながら、確実に歩けました。感謝です。

竜頭峰分岐まで、来たら今度は、東側斜面がみえて、富士山も見えた〜

ここまできたら、あとひとのぼりで山頂っす。

 やっと、来られたぞ〜(^^)
 山頂は、雲ひとつ無い空の上にぽつんと浮かんでる感じ。
 周りも全部見える。
 山頂も雪に覆われてる。

 見たかった景色が、ここにありました(^^)

 うれしかったなあ(^^) 
 
 先客は一人のみでした。
 ご挨拶して、お参りして、三角点にタッチして、山頂標識撮って、動画とかとってたら、
急激にお腹が空いてきた。

展望に満足してから、頂上山荘の脇で昼ごはん。
って言っても菓子パンですけどね(^^)

腹ごしらえが済んだなら、下りです。
実は、上りはそんなに心配してなかったけど、下りは不安でした。
もともと苦手なところに、地蔵尾根はナイフリッジの上を歩かないといけないみたいだし、急斜面だし・・・
 
不安でいっぱいでした。
なので、知らない人に先行してもらって、様子をみながら続く作戦です。

地蔵尾根の分岐のお地蔵様に、無事を祈願して、さあ、ナイフリッジに!
ところが、先行者が、ナイフリッジの真ん中で、ナイフを崩しちゃって、ささっと渡って行っちゃった。
それを目の前で見て、ビビる・・・・ナイフリッジ細くなってるし・・・・

とは言っても、引くわけにも行かず、覚悟を決めて渡ってやりましたよ。
うん、こわかった。

でも、その後にずっと続く急斜面の下り坂の方が俺は苦手だったなあ
雪が、緩んできてるので、足元がズルズルな感じで、下からはどんどんのぼってきてるので、すれ違わないと行けないし、後ろからもガツガツ降りてきて、しかも滑って落ちてくるし・・・

ここが、俺的には一番の核心部でした。

樹林帯まで降りてくれば、あとは余裕。
写真を撮りながら、のんびり歩き、行者小屋に到着。

行者小屋前で、アイゼンを外し、腹ごしらえをして、再度景色を目に焼き付けて、また南沢を降ります。

目標を達成できた満足感と、いやいや帰るまでは気を抜いちゃダメだと思い直したり、でも、ニヤニヤしちゃったりしながら、心のなかは忙しく降りました。

ほぼ予定通り、美濃戸につき、そのまま歩いて美濃戸口まで
余韻にひたりながらの、平坦路は楽しかった(^^)


車に戻り、もみの湯で汗を流して高速に乗ると、渋滞なしだって〜
いや〜、一日、めっちゃ楽しみました。

念願だった冬の赤岳は、予想以上に楽しく、きれいで、最高な山でした。

やま最高(^^)!!!!!

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コメント

ついに赤岳ですね!
おおっ!
冬赤岳登頂おめでとうございます!!
やっぱり雪のついた赤岳がかっこいいですよね。
私も来月赤岳にいってこようと思います。
快晴で凄く羨ましいです☆
2015/2/22 22:06
ashinuさん(^^)
ありがとう
ようやく冬の赤岳にのぼれました〜
とはいっても、この日は春みたいだったけどね
でも、景色はすごかった。
今でも余韻に浸れます(^^)v

来月行くんだね〜
気をつけて〜〜
2015/2/25 8:36
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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権現岳→キレット→赤岳→美濃戸
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
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