釈迦ヶ岳(三重県・鈴鹿山脈)
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.3km
- 登り
- 677m
- 下り
- 689m
コースタイム
天候 | 快晴・ほぼ無風 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
公衆トイレ、登山ポストあり |
コース状況/ 危険箇所等 |
入っている人が少ないので、降雪直後や朝一は要ラッセル。 傾斜が急な所もありましたので、要ピッケル トレースが無いと道が分かりにくい。 |
その他周辺情報 | 駐車場からスグで三休の湯 http://www.sankyu-no-yu.jp/index.html 土日祝のみ営業。 四日市 大とんてき まつもとの来来憲 http://matumoto-rairaiken.com/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
ヘッドランプ
予備電池
GPS
日焼け止め
時計
ツェルト
ストック
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感想
天気がよく絶好の登山日和に鈴鹿山脈の釈迦ヶ岳へ行ってきました。
当日は土曜日、翌日の日曜が雨予報なので混雑するかと思いきや、すれ違ったのは2人のみ。
山頂も休憩時間独り占めと、とても静かな山でした。
私が登った時間のトレース(足跡)は1~2人分。
一部消えている場所もあり、コースは分かりにくい。
また足が深く沈み、体力・足の筋力を使う登りであった。
トレースが不明瞭だったので途中白毫の手前の岩壁を間違えて登ってしまい、
最上部手前で断念して引き返したのだが、坂がきつく危険であった。
慎重に下り無事登山道へ帰還。
ドキドキだったが、上手く戻れてしまえば楽しい思い出。
ただ怪我したり降りれなくなれば大変なことなので、判断ミスの危険を再認識した。
初めにくる頂上の最高点は見晴らしが良い。
釈迦ヶ岳の頂上は最高点ではなく三角点側。
歩いて10分ほどの距離だ。
三角点の方が見晴らしが悪く、人気がないのか静かな頂上。
本日はほぼ無風なので、頂上でも寒くなく、ゆったりと昼食をとる。
登りが当初の計画より大変だったので、下山は来た道を引き返そうと考えていたが、
最高地点で休憩中と出会い、話すことができ、「谷側の方が滑れて楽しいよ」
「シリセードとかも面白いかも」という話に乗って谷側へ下ることにした。
しかし、この日の装備はピッケル無し。(車の中に置いてきた)
「まあ、鈴鹿ならなんとかなるか」と思ったら甘かった。
おりしも好天で気温上昇により、雪が腐っておりアイゼンが効かない。
(雪が腐る:気温が上がると雪が融けて柔らかくなった状態)
踏ん張ろうとすると雪が崩れ、足が滑ってしまう。
傾斜の有る斜面なので、体ごと滑り始めてしまい、滑落状態。
しかもピッケルがないので、滑落停止姿勢を作れない。
体が滑り始めると、樹の枝を素早く掴み難を逃れる。
(ツルン、ズザザザザァ、チラッ、ガシ!、ビヨーーーーン)
こんな事を数回繰り返してました。
この状態では危険すぎるので、ストックの1本を使い、スノーバスケットを外し
短めの長さにして、ピッケルのシャフトのような効果になるようにした。
こうすると、柔らかい雪に刺さる為、体を支える支点になったり、
滑落した時に雪に埋め込み滑落停止することができる。
ピッケルと比べると氷には役に立たないが、今日の雪なら問題なし。
また強度が足りなく折れる可能性もあるが、そこまで力が掛からないように工夫しながら下山した。
結果は十分に役に立った。
必要な装備を持って行くことはとても大切なことだが、
装備がない場合には知恵を絞り、あるもので工夫することも登山の醍醐味の一つと感じた。
下山後は「三休の湯」に立ち寄った。
朝明の駐車場から車で1~2分程度と近い。
小さい温泉だが、余り知られていないのか混雑は無くのんびり湯につかれる。
休憩場には薪ストーブがあり、ソーセージやチーズを焼いて食べる事ができる(¥100)
登りの辛さあり、コース間違いあり、静かな山頂、下山時の滑落、それの対処など
いろいろあった登山だった。
知恵と体力を使いながら、山を1日楽しんでこれた、楽しい登山だった。
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