蔵王山の御釜はシークレットキャラ
- GPS
- 08:09
- 距離
- 28.6km
- 登り
- 1,673m
- 下り
- 1,658m
コースタイム
- 山行
- 7:34
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 8:09
天候 | 曇ときどき雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大雨のあとは澄川の渡渉に注意。 仮設橋は屏風岳側にロープ繋いでいるので、聖山平側からアクセスすると橋で渡れないことがある。 倉石・秋山沢コース分岐からろうずめ平はかなり急坂。 |
感想
今回は日本百名山の蔵王連峰と、宮城県最高峰の屏風岳へ登ろうと計画を立てました。
天気予報は雨がちの曇り。
それでも晴れ間もありそうということで、蔵王の御釜が見られるか期待していました。
私は雨だろうが関係なく登るのです。
もちろん嵐の日は控えますが、危なくない雨ならば、降っている方が自然。
今でこそ年に数えるほどしか登れていませんが、5年も前は毎週山に入るような生活でした。
毎週登るなら、それは晴れの日もあるし雨の日もあるのがあたりまえ。
霧がかっていて幻想的な山も、それは良い景色ではあるのです。
ただ、今回の場合、蔵王の見どころといえば御釜です。
御釜が見られない蔵王とはなんなのか。
蔵王に何度も登る身分ならいいですよ。いろんな蔵王がある。
私は蔵王に十数回も来れるほど蔵王馴染みではないわけです。
1回きりの蔵王かもしれないなら、御釜は見られた方がいい。
という期待を裏切って、ずーっと霧でした。
避難小屋で30分以上待機して天気が好転しないかと期待していましたが、どうもダメそうだしその先の行程も長いので進みました。
その日の空はいつもよりよく観察していましたが、蔵王の山頂は15時ごろに一瞬晴れたかもしれません。
「仕方ない。こういうこともある。御釜は、いつか家族旅行にでも来て、見ることにしよう。」
諦めた先は南蔵王の稜線コース。
こちらは冬季にアオモリトドマツのモンスターが見られる道なのでしょう、意外と整備されています。
アオモリトドマツは虫害で枯死が進んでいます。
でも全てが全滅レベルというわけではなくて、枯死している中にも生き残っているものもあるし、割とまだら状に残っている地域もあります。標高が低い箇所には生命力のあるものが残っています。
地域のアオモリトドマツが全滅しそうな感じではないなと思いました。ただ再生するには百年ぐらいかかりそう。稜線上のものは成長に時間がかかりますから。
歩きやすい道を進んで、屏風岳まで進みます。
蔵王の山頂が山形県側にあるため、この屏風岳が宮城県最高峰です。
本当は蔵王の肩のほうが標高が高かったりしないでしょうか?微妙なところです。
どのみち、最高「峰」としては屏風岳しかないのですが。
下山路、急坂注意、ここは慎重に行けばよし。
澄川の渡渉だけは大雨のときは本当の難所。
適当な迂回路がないため、大雨のときは避けたほうが良いでしょう。
急坂を登り返して大きく遠回りするのは現実的ではなく、無理して渡ることになります。
聖山平からはスキー場の林道を下りました。
少し晴れ間がみえていたので、速く戻って車でエコーラインを登り返せば、蔵王の御釜を見にいけるかもと思って走って下ったのですが…
林道が終わり、蔵王古道へ入る直前から雨が強くなりました。
車へ戻り、この日はここでゲームセット。
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