熊野古道の雰囲気を満喫♪ 八鬼山・天狗倉山

2015年02月24日(火) [日帰り]

• GPS: 04:50
• 距離: 7.2km
• 登り: 876m
• 下り: 855m

コースタイム

【八鬼山】
10：55林道出合
12：05九鬼峠
12：25八鬼山山頂12：50
13：35林道出合

【天狗倉山】
14：00馬越公園登山口
14：35馬越峠14：40
15：10天狗倉山山頂15：25
16：10馬越公園登山口

天候

薄曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【八鬼山】
伊勢自動車道から紀勢自動車道を経て
終点の「尾鷲北IC」降車、
国道42号線を南下し「矢浜」の信号で左折、
向井バス停を目指します
道路に八鬼山登山道の標識が出ているので
標識に従って道なりに行きます
熊野古道と出会う「林道出合」には、
車が数台駐車できる余地があります

【天狗倉山】
国道42号線に戻り、北上
信号「坂場」を右折し直進すると
左側に馬越公園入口の細い道があり、急坂を登ると
行き止まりが10台程駐車できる駐車場
水洗トイレがあります

コース状況／危険箇所等

【八鬼山】
標識・案内板共に良く整備され
古道の石段が往時を偲ばせる、雰囲気のある登山道です
登山だけでなく、古道歩きそのものが楽しめました
特に危険箇所はありませんが、
植林帯の日影になる苔むした石段で、滑りやすい箇所がありますので
ご注意ください

【天狗倉山】
標識・案内板共に完備
八鬼山と同じく、熊野古道の雰囲気が良く残されている登山道です
馬越峠からは急坂の登山道になります
山頂は巨岩の上にあり、鉄梯子が掛けられています
高度感もあり、スリリング、滑落にご注意ください

写真

2/24 10:43

八鬼山（やきやま）トンネル。トンネルが出来ると古道が跡かたもなく消え去るケースが殆どなのに、世界遺産になったおかげで、丁寧に保存され、往時を忍ぶ縁となっていることが感動的。

2/24 10:43

木が伐採されたためか、白い岩だらけの斜面が剥き出しになった山

2/24 10:54

笹に覆われているのかと思ったら、シダ(*_*;

2/24 10:54

見おろした登山道
ここは登山口というより、「林道出合」と言った方が正確。駐車スペースが数台分あります。

2/24 10:55

いよいよ出発
綺麗に組まれた石段に、最初から古道の雰囲気が漂います(^^)/

2/24 10:55

左脇に詳細な案内板も

2/24 10:58

いきなり急坂(-_-;)

2/24 11:00

細かく刻まれた道程標
分母の63という数字は「三木里」迄を示しているのでしょうか？

2/24 11:01

沢に転がる岩に厚く苔が生えています。考えてみれば、大台ケ原に近いのですから、雨が多いのですね。石段も苔むして滑りやすくなっている箇所があり、下りは慎重に足を置きました。

2/24 11:11

七曲がりの始まり

2/24 11:11

ジグザグに付けられた石段を登ります。急坂ですが歩きやすくなっています。きっと牛馬も歩いたのでしょう。

2/24 11:18

石に生い茂る、葉の美しいシダ

2/24 11:20

急斜面の植林帯

2/24 11:23

植林帯を抜け、きつい登りもどうやら緩んで、明るい日差しにほっとします

2/24 11:24

振り返った尾鷲方面

2/24 11:25

シダの勢いに圧倒されます

2/24 11:36

桜茶屋一里塚
巡礼が通る道だった頃は、茶屋も繁盛して居たのでしょうね。今は石碑と石仏の静寂が残るのみで想像もつきませんが。

2/24 11:36

脇に詳しく書かれた案内板があります

2/24 11:38

標識完備

2/24 11:48

巨岩が二つある場所
カメラに収まりきれないので案内板を撮影しました

2/24 12:04

九鬼峠（九木峠）
着いたら目の下に林道？が見えました。車で来れるのかもしれません。こんな光景を目にすると気が抜けます(-_-;)

2/24 12:05

振り返った九鬼峠
直角に曲がりました

2/24 12:13

荒神堂

2/24 12:13

更地ですが、屋敷跡なのでしょうか？

2/24 12:23

まだ建てられたばかりのような東屋が建っています

2/24 12:23

三木峠
標識に従い、左の小道に入るとすぐ山頂でした。

2/24 12:24

大きな三角形の石が鎮座した山頂。「ゴトゴト石」というそうです。こっそりと動くのでしょうか？林の中の山頂は全く眺望がありません。

2/24 12:47

東屋まで戻り、お待ちかねのランチタイム♪

2/24 12:47

三木峠茶屋跡だそう

2/24 13:00

「九木峠」案内板

2/24 13:00

さようなら
広々として、去り難い思いにかられる場所でした。尾根から離れます。

2/24 13:37

出発地点に戻りました。次に登る天狗倉山（てんぐらさん）登山口に向かいます

2/24 14:01

馬越（まごせ）公園
天狗倉山登山口です。駐車場と水洗トイレがありました。駐車場までの車道は細く、すれ違い不可の急坂。

2/24 14:03

天狗倉山も、案内板・標識がしっかりしています

2/24 14:05

ここにも新しそうな東屋

2/24 14:09

急な石段から始まります

2/24 14:12

檜の植林帯の中、木製のベンチが先々にあり、休憩には困りませんが、休み過ぎると時間がなくなります(T_T)

2/24 14:16

渓流を挟んで、レンガ造りの祠

2/24 14:17

祠の案内板

2/24 14:34

馬越峠
標識を見るとつい「便石（びんし）山」にも寄りたくなりますが、往復する時間を計算すると、今日はとても無理。

2/24 14:35

天狗倉山に向かいます

2/24 15:02

山頂の周りが周回できるようですね

2/24 15:05

急坂を行く頭上に巨岩(*_*;

2/24 15:08

見晴らしの良い大岩
ちょっと立つのが怖いですが…

2/24 15:09

北を指す方位盤

2/24 15:10

尾鷲湾が一望に(^_^)

2/24 15:10

山頂に登る鉄梯子
糸瀬山を思い出してしまいました(*_*;

2/24 15:11

巨岩の下にひっそりと役行者を祀る祠

2/24 15:12

垂壁を持つ巨岩

2/24 15:14

里山とは思えない岩峰(*_*;

2/24 15:14

山頂が巨岩上にある山は滅多にないかもしれません。予想外の面白くて怖い山(*^^)v

2/24 15:14

銚子川？

2/24 15:25

鉄梯子は慎重に下りました

2/24 15:43

馬越峠まで帰還

2/24 15:56

古道と檜と岩を伝う清流

2/24 15:59

何の花でしょう？

2/24 16:00

近くで見ると

2/24 16:06

東屋近くまで戻りました。駐車場まで後僅か。

2/24 17:13

宿泊したホテルベランダから正に山際に隠れる寸前の夕日。ホテルの庭先はプライベートビーチのようで、ヤシの木が南国のリゾート地の雰囲気を醸しています。

撮影機器：

TG-835 OLYMPUS IMAGING CORP.