富士山(須走) 日本最高所で朝ごパン
- GPS
- 07:49
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,899m
- 下り
- 1,902m
コースタイム
- 山行
- 5:42
- 休憩
- 2:04
- 合計
- 7:46
天候 | 上は快晴 雲海から下はガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【須走五合目〜吉田・須走ルート頂上】 ・E2750辺りで森林限界を超える。 ・風が強い時は森林限界手前で防風、防寒装備に換装した方が良い。 ・七合過ぎから登山道に砂礫が出てくる。 ・八合目手前から登山道ザクザク。結構脚力使う。 【吉田・須走ルート頂上〜剣ヶ峰〜須走下山口】 ・剣ヶ峰山頂は意外と狭い。 ・山頂標柱から奥のお釜側は崖なので転落注意。 ・剣ヶ峰直下の降りはザクザク。 【須走下山口〜本七合目】 ・八合手前から見晴館まで下山道と登行路を交えて降る。 ・ザクザクは加速するので、登行者がいる際は上で待つかゆっくりと。 【本七合目〜須走口五合目】 ・七合手前から太陽館まで登行路。その先は下山路の砂走り。 ・砂走りはグングン加速してしまう。 ・砂礫の中にある握り拳以上の石を利用して減速した。 ・斜度が急なところはジグった。 ・ゲイタ―を使用していないが、靴の中に砂礫は入らなかった。 |
写真
感想
閉山して登山者も減ったであろう富士山へ。「安全確保のためのガイドライン」を遵守し須走五合目から計画した。
0時過ぎでは第二、第三駐車場共に駐車車両は3割程度か。2時40分頃準備を済ませヘッデンを点灯し元気よくスタート。
車道を少し降り須走五合目登山口から樹林帯を歩く。シラビソがあるのか鼻にツーンとくる匂いが爽快だ。
六合過ぎから少し斜度が増し、E2750辺りで森林限界となる。高度障害を起こさないように約20分毎に水を飲む。
本六合過ぎで少し寒くなりミドルを着こむ。振り返ると湘南方面の夜景が奇麗だった。
七合辺りから後方が徐々に明るくなってきたので、予定通り本七合の見晴館でご来光が見られそうだ。
本七合に到着しエネ補給をしながらのんびりご来光を堪能する。下界は一面の雲海で太陽がゆっくり登ってくる素敵な時間帯だ。
太陽が昇ってくると暖かいので若干の風はあるがミドルを解除して汗をかかないように登る。江戸屋を過ぎると登山道の砂礫が深くなりザクザクで歩き難い。
八合から吉田・須走ルート頂上まで一気に370m登る。登り上げたら富士山頂浅間大社奥宮の標柱を右手に進み反時計回りでお鉢巡りに向かう
剣ヶ峰は河口の対岸になるのでグルっと半周する。大沢崩れの辺りで影富士と北中南アをパシャる。北アは立山剱まではばっちり。後立は見えてはいるが少し霞む。
富士山登頂〜。
山頂標柱の撮影待ちの渋滞もなく居合わせた登山者さんに撮影してもらいました。ありがとうとうございました。
景色はほぼ雲海のみ。
標柱奥の岩の上で日本最高所での朝ごパンを食べる。同日同時刻で日本の陸地で自分よりも高所にいる人はいない。唯一無二の人となり、のんびり休憩したら帰ろう。
山頂直下もザクザクで踵を沈めブレーキをかけながら降る。
スキーでのお釜滑走の下降点を下見して残り半周のお鉢巡りをする。浅間大社奥宮の天空都市を抜けて須走下山口から降る。
本七合まではほぼ登行路での下山となり、まだ多くの登山者が登ってくる。スピードを出し過ぎないようにし、所々で待機して登行者をやり過ごす。
本七合で水分補給をしたらザクザクを七合の太陽館手前まで降る。その先で再び下山路(砂走り)は分岐して砂走となりE2930からE2230まで一気に降る。ザクザクの砂走りはグングン加速していく。やや後傾を意識して踵から着地するようにする。走っている感覚はないが、ストライドが大きくなるのでガンガン落ちていき、標高差−700mを30分程度で降る。
砂払五合の鳥居をくぐると樹林帯となり景色が一変する。少しだけザクザクを降り再び樹林帯を降ると登行路と合流し暫く歩けば古御岳神社の脇に出る。
参道のような階段を降ると登山口の山荘売店には多くの人がいた。よく見るコーラだけの自販機をパシャったら車道を少し登って駐車場へ無事下山。
今回はガスを抜ければ快晴だったが景色はほぼ雲海のみ。富士山は登るよりも見てよしの山だな。お疲れ様でした。
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