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Yamareco

記録ID: 5944828
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大雪山

石狩岳(シュナイダーコースをピストン)

2023年09月16日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:07
距離
11.8km
登り
1,281m
下り
1,275m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:16
休憩
0:49
合計
6:05
8:36
8:38
139
11:42
11:54
4
11:58
12:04
5
12:09
12:19
18
13:59
14:00
20
未明に家を出たものの北海道は広く、スタートが遅くなってしまった。
山頂でゆっくりしすぎていなければ、6時間切れたなぁ。。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
無舗装林道を車で30分強進む必要があります。通行止めの個所が多く、グーグルマップのナビどおりには行けません。詳細なルートは1枚目の写真のとおりです。
最新情報は十勝西武森林管理署に確認を。
コース状況/
危険箇所等
・登山口〜シュナイダー尾根下:ほぼ平坦な緩やかな林道歩き。一部徒渉あり。
・シュナイダー尾根:尾根への取り付きからなかなかの急登。尾根に出るとしばらく緩やかだが、段々と斜度が増していき、後半の1/3くらいはよじ登るような急登の連続。
・石狩の肩〜石狩岳山頂:尾根ほどではないが、なかなか急登。頂上から最高点までの稜線は両側切れ落ちているので、バランスを崩さぬよう。
その他周辺情報 北は層雲峡、南は糠平温泉郷まで行かないとほとんど何もありません。
石狩岳に至る林道のルートはこんな感じ。糠平川の林道(✖印の辺り)は通行止め、グーグルマップは南側からしかナビしてくれないのでご注意を。
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石狩岳に至る林道のルートはこんな感じ。糠平川の林道(✖印の辺り)は通行止め、グーグルマップは南側からしかナビしてくれないのでご注意を。
到着が遅れましたが、駐車場は広いので問題ありませんでした。準備中にも2台到着。
2023年09月16日 08:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/16 8:14
到着が遅れましたが、駐車場は広いので問題ありませんでした。準備中にも2台到着。
これから向かう稜線。見えているのは小石狩岳と川上岳で、石狩岳は中央右の木の奥。(この時は見えていると思っていました笑)
2023年09月16日 08:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
9/16 8:15
これから向かう稜線。見えているのは小石狩岳と川上岳で、石狩岳は中央右の木の奥。(この時は見えていると思っていました笑)
看板の右から登山開始。
2023年09月16日 08:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
9/16 8:15
看板の右から登山開始。
開始からしばらくは緩やかな森歩きです。
2023年09月16日 08:36撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
9/16 8:36
開始からしばらくは緩やかな森歩きです。
ちゃんとした徒渉箇所が1回。滑る石・木が多いので注意。
2023年09月16日 08:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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9/16 8:39
ちゃんとした徒渉箇所が1回。滑る石・木が多いので注意。
取り付きからの急登を登り、尾根上に到着。疲れましたが、急なのはまだまだこれからでした。
2023年09月16日 09:07撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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9/16 9:07
取り付きからの急登を登り、尾根上に到着。疲れましたが、急なのはまだまだこれからでした。
なんか見えたので、とりあえず。右が小石狩岳で、左が川上岳ですね。
2023年09月16日 09:32撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
9/16 9:32
なんか見えたので、とりあえず。右が小石狩岳で、左が川上岳ですね。
急登の本番が始まりました。上を先行者が歩いていますが、この斜度が連続します。
2023年09月16日 09:42撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
9/16 9:42
急登の本番が始まりました。上を先行者が歩いていますが、この斜度が連続します。
後ろを振り向くと西クマネシリ・ビリベツの双峰と南クマネシリ。
2023年09月16日 09:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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9/16 9:46
後ろを振り向くと西クマネシリ・ビリベツの双峰と南クマネシリ。
南を向くとニペソツの鋭鋒。
2023年09月16日 09:48撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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9/16 9:48
南を向くとニペソツの鋭鋒。
急登が続きます。さすが北海道三大急登。
2023年09月16日 09:58撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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9/16 9:58
急登が続きます。さすが北海道三大急登。
かくれんぼ岩。由来は何でしょう。
2023年09月16日 10:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
9/16 10:21
かくれんぼ岩。由来は何でしょう。
振り返って東側。ハイマツが増え、だいぶ視界が開けてきました。
2023年09月16日 10:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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9/16 10:27
振り返って東側。ハイマツが増え、だいぶ視界が開けてきました。
ずっと急登、2・3か所はロープもありました。登りの時は「まぁ、いらないかな」と思いましたが、下りはこのロープがありがたかった笑
2023年09月16日 10:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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9/16 10:38
ずっと急登、2・3か所はロープもありました。登りの時は「まぁ、いらないかな」と思いましたが、下りはこのロープがありがたかった笑
何とか登り切って、石狩の肩に到着。正面に大雪山!テンション上がった〜
2023年09月16日 10:58撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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9/16 10:58
何とか登り切って、石狩の肩に到着。正面に大雪山!テンション上がった〜
南を向くと目的地の石狩山頂。まだ結構あるなぁ。。
2023年09月16日 10:58撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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9/16 10:58
南を向くと目的地の石狩山頂。まだ結構あるなぁ。。
左にずらすと、小石狩岳、川上岳の奥に、ニペソツ山、ウペペサンケ山。
2023年09月16日 10:59撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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9/16 10:59
左にずらすと、小石狩岳、川上岳の奥に、ニペソツ山、ウペペサンケ山。
更に左に糠平湖。奥に見えているのは水平線・・・?
2023年09月16日 10:59撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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9/16 10:59
更に左に糠平湖。奥に見えているのは水平線・・・?
更に左、東面。西クマネシリの奥に、阿寒冨士、雌阿寒岳、雄阿寒岳も見えます。
2023年09月16日 10:59撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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9/16 10:59
更に左、東面。西クマネシリの奥に、阿寒冨士、雌阿寒岳、雄阿寒岳も見えます。
いやー最高。
2023年09月16日 11:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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9/16 11:00
いやー最高。
しっかり休憩し、最後の登りへ。
2023年09月16日 11:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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9/16 11:11
しっかり休憩し、最後の登りへ。
ちょっと歩いて、肩の方を振り返る。左に音更山。
2023年09月16日 11:16撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
9/16 11:16
ちょっと歩いて、肩の方を振り返る。左に音更山。
花の時期は過ぎていましたが、シラタマノキが咲いていてくれました。
2023年09月16日 11:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
9/16 11:23
花の時期は過ぎていましたが、シラタマノキが咲いていてくれました。
2023年09月16日 11:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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9/16 11:23
あれ、チングルマ!?
2023年09月16日 11:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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9/16 11:24
あれ、チングルマ!?
花穂は結構ありましたが、花が残っているとは。
2023年09月16日 11:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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9/16 11:25
花穂は結構ありましたが、花が残っているとは。
なかなかキツイですが、あとちょっと。
2023年09月16日 11:33撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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9/16 11:33
なかなかキツイですが、あとちょっと。
山頂に到着!
2023年09月16日 11:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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9/16 11:44
山頂に到着!
大雪山を一望。天気も最高!
2023年09月16日 11:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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9/16 11:49
大雪山を一望。天気も最高!
トムラウシまでの稜線がはっきり見えました。少し雲がかかっていますが、十勝の山々も。左の円錐は下ホロカメットク?
2023年09月16日 11:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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9/16 11:49
トムラウシまでの稜線がはっきり見えました。少し雲がかかっていますが、十勝の山々も。左の円錐は下ホロカメットク?
石狩岳の最高地点は少し南側。奥にニペソツ、ウペペサンケ。
2023年09月16日 11:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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9/16 11:49
石狩岳の最高地点は少し南側。奥にニペソツ、ウペペサンケ。
真北。右端に音更山、中央奥に大雪湖。その左奥にニセイカウシュッぺ山。
2023年09月16日 11:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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9/16 11:50
真北。右端に音更山、中央奥に大雪湖。その左奥にニセイカウシュッぺ山。
登ってきた道。左が音更山で、中央にユニ石狩岳。
2023年09月16日 11:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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9/16 11:50
登ってきた道。左が音更山で、中央にユニ石狩岳。
大雪〜トムラウシ〜ニペソツまでの大展望!
2023年09月16日 11:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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9/16 11:50
大雪〜トムラウシ〜ニペソツまでの大展望!
東のクマネシリの奥には阿寒の山々。
2023年09月16日 11:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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9/16 11:51
東のクマネシリの奥には阿寒の山々。
アップ。
2023年09月16日 11:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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9/16 11:52
アップ。
南東、糠平湖方面。
2023年09月16日 11:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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9/16 11:52
南東、糠平湖方面。
ニペソツアップ。
2023年09月16日 11:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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9/16 11:52
ニペソツアップ。
少し南に歩いて、石狩岳の最高地点(1m差)。標柱とかはありません。
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少し南に歩いて、石狩岳の最高地点(1m差)。標柱とかはありません。
二ぺの耳まで続く稜線と、ニペソツ・ウペペサンケ、左端にちょこっと糠平湖。
2023年09月16日 12:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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9/16 12:03
二ぺの耳まで続く稜線と、ニペソツ・ウペペサンケ、左端にちょこっと糠平湖。
糠平湖。
2023年09月16日 12:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
9/16 12:04
糠平湖。
最高点からの石狩岳山頂。
2023年09月16日 12:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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9/16 12:04
最高点からの石狩岳山頂。
いやー、有名な山が全方位にあって、眺望最高の山ですね。
2023年09月16日 12:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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9/16 12:04
いやー、有名な山が全方位にあって、眺望最高の山ですね。
気分良すぎで長居してしまいました。
2023年09月16日 12:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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9/16 12:05
気分良すぎで長居してしまいました。
肩の近くまで戻ってきて。紅葉も少しずつ始まっていますが、まだまだですね。
2023年09月16日 12:35撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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9/16 12:35
肩の近くまで戻ってきて。紅葉も少しずつ始まっていますが、まだまだですね。
肩に戻ってきました。このコースタイムなら周回コースで行けるかな?と迷いましたが、今日は帰って、日が長いときにしようっと。
2023年09月16日 12:37撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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9/16 12:37
肩に戻ってきました。このコースタイムなら周回コースで行けるかな?と迷いましたが、今日は帰って、日が長いときにしようっと。
尾根の激下りを始めて気づくと、ちょっと曇ってきてました。最高のタイミングでした。
2023年09月16日 12:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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9/16 12:52
尾根の激下りを始めて気づくと、ちょっと曇ってきてました。最高のタイミングでした。
ひたすら下って、徒渉地点まで戻ってきました。登りもキツかったけど、下りも怖いし膝に悪い。。
2023年09月16日 14:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
9/16 14:01
ひたすら下って、徒渉地点まで戻ってきました。登りもキツかったけど、下りも怖いし膝に悪い。。
更に黙々と、登山口へ帰還。
2023年09月16日 14:20撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
9/16 14:20
更に黙々と、登山口へ帰還。
今度はちゃんと石狩岳も。いい山でした!
2023年09月16日 14:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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9/16 14:23
今度はちゃんと石狩岳も。いい山でした!

装備

個人装備
消費水分:約1.8ℓ

感想

(この山行に至る経緯)
もっと早くとる予定だった夏季休暇。仕事の都合や天候との相談していたら結局日が短くなってきた9月下旬に。泊まりで行くなら旭岳〜トムラウシに行っておきたい。
ヤマレコで計画を立てると、頑張れば2日で行けそうだと思い、下山後の宿を手配。ただ山と高原地図(2021年版大雪山)では、コースタイムが全然違う。。皆さんのレコを見る限り山と高原がだいぶ緩いタイム設定っぽいが、最近は妻同伴の登山ばかりだったので、自分がどれだけ歩けるかわからない。
そのため、自分のテストすべく、適当な山を探し石狩岳に。シュナイダーコースは北海道三大急登の一つとのこと、山と高原だと10時間弱、分県ガイドだと8時間強。レコを見ると10時間かかってる人はかなり少ない。さて自分はどうか。。

結果、思いのほか速く登れました。
夏季休暇前で終バスまで仕事→それから山選びと準備で、睡眠不足からのスタート遅れで非常に不安でしたが、十分合格点だし、山と高原地図はかなり緩い設定だとわかりました。まぁ2年前の富良野岳・十勝岳も、妻同伴で、道誤りがあったのに、ほぼコースタイムだったしな。。これなら来週の大雪縦走も2日で行けそう。

グダグダ書きましたが、修行・テストにもなったし、北西に大雪山、西にトムラウシ、南にニペソツ、東には阿寒と、全方位素晴らしい眺望。是非晴れた日に登ってほしい山でした。
次は日の長い時期に、ユニとの周回や二ぺの耳まで歩いてみたい。アクセス的に、足が確保できないと縦走できないのが残念。。

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